ニセコ町議会 平成27年第1回定例会 2015年3月16日
簡易型ガンマ線スペクトロメータの利用状況について
2015年3月16日、ニセコ町議会の一般質問で、斉藤うめ子議員が「簡易型ガンマ線スペクトロメータの利用状況について」質問し、教育長 菊地博、学校給食センター長 高田生二、商工観光課長 前原功治が答弁しました。
- 質問者
- 斉藤うめ子 議員
- 答弁者
- 教育長 菊地博、学校給食センター長 高田生二、商工観光課長 前原功治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 2番 斉藤うめ子
3件目、簡易型ガンマ線スペクトロメータの利用状況について。食品中のセシウムを測定するこの検査機器は、幼児センターと給食センターそれぞれにおいて、これまで何回利用されてきたか伺います。また、一般町民への利用開放の予定についても伺いたいと思います。よろしくお願いします。
答弁 教育長 菊地博(教育長は2020年9月まで)
それでは、私のほうからただいまの斉藤議員の質問にお答えをしたいというふうに思います。2012 年 10 月に消費者庁より貸与を受けている簡易型ガンマ線スペクトロメータについては、幼児センターと給食センターにおいて利用しており、幼児センターがこれまでに1回、給食センターが7回の利用となっております。また、この測定器については、幼児センター及び給食センターの給食利用のために導入したということでありますので、一般町民への利用開放の予定はありませんということでご理解をお願いしたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。
議員の質問 2番 斉藤うめ子
今の教育長の答弁ですが、合計で8回です、この2年余りの間に。前回おっしゃっていたのは、何か5のつく日ですか、5日、15 日、25 日にしていることと1都 16 県は避けているということですが、なぜこんなに少ない回数しか利用されていないのかということをちょっと疑問に思っているのですけれども、と申しますのは倶知安町は毎日1日2回検査しているとおっしゃっていました、ちょっと見学させていただいたのですけれども。倶知安町の場合は、1つは消費者庁から借りている分はニセコ町と全く同じタイプのものです。もう一つは、倶知安町自身が買った大体 300 万円ぐらいのもので、しかもそれを両方ではかって、だから2回はかるわけです。双方の機械ではかって、そしてそれを毎日続けているというのです。なぜニセコ町はこの回数しか利用していないのでしょうか。それと、設置されている場所です。私も見学してきましたけれども、写真にも撮ってきましたけれども、教育委員会に置かれているのですけれども、ああいう検査するものというのは環境、あたりの環境というのは非常に大事だというふうに聞いております。ニセコ町の場合は、教育委員会の奥の洗い物とかいろんな食器を置いたり、書類などを置いている場所に置いてあるわけです。隣に掃除機が置いてあったりする環境なのです。ところが、倶知安町の場合はちゃんと別棟があって、そして別室があって、鍵がかかっていて、しっかり管理されていて、エアコンで室温と湿度がきちっと保たれている。それでなければ正確にはかれないということで、非常にきちっと検査して、そしてしかもその検査する対象がここの地元産のもの、例えば地元のジャガイモも、それから留寿都産の豚肉だとか、本当に何でも海外から輸入している肉も含めて毎日検査しているわけです。前回おっしゃったようにその朝搬入されるので、それを検査するには時間がない、どうしても2時間、3時間かかるということなのですけれども、搬入する業者は決まっていますので、前日から業者が検査をするということはできないものでしょうか。できないことはないと思っているのですけれども、そしてその食材をはかった上で、その朝給食センターあるいは幼児センターに食材を搬入するということができるのではないかなと思うのですけれども、いかがですか。
答弁 学校給食センター長 高田生二(学校給食センター長は2017年6月まで)
今斉藤議員のことにつきまして私のほうからご説明をしたいというふうに思います。議員指摘のように、確かに回数的には少ないということであります。これにつきましては、当初のほうではそれなりに1都 16 県の関係があったということから行っております。最近におきましては、その1都 16 県を避けることを目的として業者からの仕入れを中心に行っているところです。あわせてサーベイメータも使用はしておりますが、最近ではそれを利用する物件がかなり減ってきているという部分です。さらに、議員が申しておりましたとおり、1回はかるのには確かに2時間から3時間程度の時間を要します。ほとんどの食材につきましては、当日の搬入というところであります。その中で、来たときにすぐ動けるかどうかというのは非常に困難という状況もあります。その関係から、極力1都 16 県のものにつきましては入れないようにということで業者さんのほうにも指導をしながら対応をしていると。次に、倶知安町さんのほうでは、私の知っている限りでは専門の臨時さんですか、を配置しながら行っているという体制だというふうに思います。次、うちのその場所につきましても、ここに配置されるときに町としてもいろいろと検討をいたしました。余り遠い場所ということにもならない。さらに、幼児センター、給食センターとの位置関係、その中で場所としてどこができるだろうかという中で検討した結果、今の設置場所というようなところになったところです。確かに環境的には倶知安町さんのほうがもちろんベターではありますが、今のうちの町で置ける中では今の状況でやむを得ないのではないかというふうに考えております。以上です。
答弁 教育長 菊地博(教育長は2020年9月まで)
ちょっと重複する答えにはなるかというふうに思いますが、今もセンター長からも申し上げましたとおりにこの測定器の使用については物理的な課題もあるということから、この利用を大いに進めるというよりは、私どもとしましてはより安全、安心ということを考えると地元の食材を多く入れていくということで、前にも申し上げましたが、ニセコ産、ニセコ産で賄い切れないものは羊蹄山麓産ということで、そちらのほうの仕入れに力を入れていこうということでやっておりますので、そのかいあって、1都 16 県が入っているときには検査をしていたわけですけれども、現在の状況ではほとんど1都 16 県のものは入ってこないという状況でありますので、検査の回数も少なくなっているということをご理解願いたいなというふうに思います。よろしくお願いいたします。
議員の質問 2番 斉藤うめ子
今の教育長の答弁の中で3点、まず今ニセコ町の検査機はあの場所でいいのでしょうか。ああいう環境の中で設置して、果たして正確というか、許されるものなのでしょうか。1点。それから、1都 16 県は入れないようにしているので、ほとんど地元だということですけれども、地元産といってもこれからのこと、前後、これからのこともありますから、やはり今の現在の数値がどうかということを検査していく必要はあるのではないかと思います。食の安全というのは、放射能というのはどういうふうに回ってくるかわからない。ですから、1都 16 県でなければ、ほとんど地元産だから大丈夫だろうというふうに検査から外されるというのもこれはもう一度検討し直していただきたいなと思っています。それと、もう一点です。この検査機器は、町から教育委員会が委託されてしているわけです。それで、その目的は給食センターと幼児センターの給食をはかるということですけれども、今聞きましたらたった8回しか使っていないということなのですけれども、まず貸与している町のほうに、これ一般町民の方も利用できるように、せっかくそれだけの機械があるのにもったいないと思うのです。まず、それをできないかということを町が検討していただきたいなというふうに思っています。それから、先ほど申しおくれましたけれども、その日の朝の検査では間に合わない、ですから業者、搬入する業者は決まっているわけですから、ほぼ決まっていますね、その前に、朝の前に。ですから、その前日にまず一部検体すべきものを検査機で検査するということはできると思うのですが、なぜされないのか、そこを伺いたいと思います。3点です。これは非常に重要なことなのですけれども、ニセコ町はきちっとされていないと思います。お願いします。
答弁 学校給食センター長 高田生二(学校給食センター長は2017年6月まで)
まず、場所につきましても先ほど申し上げましたようにそれ専用の場所となったらかなり財源的にも立地的にも非常に難しいというふうに考えております。確かにそのような環境でできるのが一番望ましいということは理解しておりますけれども、今の現状では難しいというふうに理解をしております。次に、当日の搬入というのはほとんどそのようになります。市場でその場で買って持ってくる、それから地元産については当初から地元産で搬入が予定されています。それで、全てが当日でという形にはなっております。全てとは言いませんが、一応厚生労働省の基準の中でも 24 時間以内の調理でなければだめだとかいろんな規定があります、衛生上の観点から。それで、ほとんどが当日の納品という形、調味料とかそういうのは別としましても生鮮については当日という形がほとんどのパターンが多いということになっております。さらに、1回にはかるのが 500 ミリリットルの容器ということで、例えばコマツナとかでいくとかなりの量になります。これらの量をというようにすると、事前にかなり多目に量も用意しておかなければならないという側面もありますので、その辺も理解していただきたいというふうに思います。一般のほうというのは、私のほうの教育委員会としては、今現在では利用は給食センターと幼児センターということでご理解を願いたいということであります。以上です。
答弁 商工観光課長 前原功治(商工観光課長は2019年3月まで)
一般の利用についてでございますが、今高田課長のほうが申し上げたとおり、この機械で使う場合についてはそれなりの量のものを粉砕して機械にかけなければいけないということで、そうなりますと一般の料理に使えないのです。それが今言うように 500 ミリの容器ということで、800 グラムぐらいの野菜とか使うということになりますと、それをただ砕いて終わってしまうということで、一般利用については正直ニーズがそういう形ではなかなか厳しいのではなかろうかというふうに思います。それと、この機器につきましては、先ほど申し上げたとおり、給食等の測定ということを目的として導入させていただいておりますので、現時点においては町民の皆さんに開放するというような考えは持っておりません。以上です。
議員の質問 2番 斉藤うめ子
議長、もう一つだけ質問させてください。お願いします。簡単ですから。
議員の質問 2番 斉藤うめ子
今の高田センター長と、それから前原課長のお話を聞いていますと、まず高田給食センター長、私はその場でするのは時間がないから、業者が決まっているから前日に業者から搬入してもらって検査をして、安全かどうか確かめた上で調理して出すということをなぜここはできないかなということなのです。それから、前原課長がおっしゃった量が多いというけれども、物によると思うのです。例えばお米でもいろんなものがあると思うのですけれども、ただそういうニーズがあったときに今までたった8回しか利用していないというようなものをもっと活用しなければ、ただ置いてあるだけでいけないと思うのです。それと、財源のせいだからここに置かざるを得ないという、そういう環境、私は規定に反しているのではないかなという思いがあって、もうちょっとそこのところしっかり調べてほしいと思っています。以上です。