ニセコ町議会 平成27年第1回定例会 2015年3月16日
役場庁舎再整備事業について
2015年3月16日、ニセコ町議会の一般質問で、三谷典久議員が「役場庁舎再整備事業について」質問し、町長 片山健也、総務課長 高瀬達矢、総務課参事 佐藤寛樹、保健福祉課長 折内光洋が答弁しました。
- 質問者
- 三谷典久 議員
- 答弁者
- 町長 片山健也、総務課長 高瀬達矢、総務課参事 佐藤寛樹、保健福祉課長 折内光洋
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 5番 三谷典久
通告に従いまして、2件質問します。まず初めに、役場庁舎再整備事業についてです。役場庁舎の再整備事業は、大型事業の一つであり、町民の関心も高いところです。この間に役場庁舎の再整備から始まった議論が現在は防災センター建設の議論に重点が移っていると思われます。そこで、これまでの役場庁舎の再整備事業の議論がどのように進んできたか明らかにすべきと考えました。1、役場庁舎再整備事業の現在までの議論の経過を時系列的に説明してほしい。また、現時点でどのような結論に到達しているのか。2、現在の防災センターの整備計画の中で、役場庁舎の整備はどのように考えているか。また、財政シミュレーションの性格と内容及びその評価について説明を求めます。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
ただいまの三谷議員のご質問にお答えを申し上げます。1点目のご質問ですが、平成 23 年度に役場庁舎の耐震調査を実施し、その結果耐震性の一部に問題があることが判明いたしました。建設から 45 年の年月が経過し、老朽化も著しいことから、有事の際の防災活動拠点としての機能を果たせないことが懸念され、庁舎の再整備が喫緊の課題となりました。そこで、町の安全、安心を守ることができる役場庁舎としての再整備を進めるため、平成 24 年度に役場庁舎再整備基本構想をまとめたところでございます。平成 25 年3月にはニセコ町議会役場庁舎整備特別委員会が設置され、基本構想の内容について議論を重ねてきましたが、さらなる検討が必要であると考え、前年度にまとめた基本構想をもとに新たに国の支援を受けることができる防災センター整備の観点を加えて、役場庁舎再整備に関する再検討を進めてきております。また、庁舎の建設に要する経費の財源に充てるため、平成 26 年 10 月には庁舎建設基金条例を設置したところでございます。現時点では、補助制度のある防災センターを先行して整備を進めてまいりたいと考えております。2点目のご質問でございますが、防災センターの基本設計を新年度において策定いたしますが、役場庁舎再整備構想を踏まえた中で設計を進めてまいりたいと考えております。財政シミュレーションにつきましては、整備には多額の起債を借り入れる必要があることから、将来の財政状況を把握する必要があり、公債費の比率、将来負担比率などについて推計をしているところでございます。推計の内容につきましては、建設に要する費用を 15 億円と仮定し、自己資金3億円、借入金 12 億円とした場合、償還額が年間 6,600 万円、償還期間が 20 年となります。現在子育て支援施設の充実など多くの行政課題が山積しておりますが、安全、安心なまちづくりを進めるため、引き続き庁舎の再整備について検討を進めてまいりますので、ご理解をお願い申し上げます。
議員の質問 5番 三谷典久
まず、1つ確認したいのですが、庁舎を新築する考えはなくなったということなのか確認したいと思います。それから、今回の防災センターの基本設計なのですけれども、本来基本構想によって内容を検討した後で基本設計に移るということだと思うのですけれども、この防災センターの場合は基本構想がどこでなされたのか、どういう形でなされたのかよくわからないので、そこを明らかにしてほしいと思います。それから、防災センターの基本設計というのは、内容的にどのようなものを考えているのか。それから、平成 23 年に耐震の調査をしたということなのですけれども、庁舎内で働く職員と、それから来庁する町民ということから考えれば、地震によるそういった被害というのを考えなければなりません。そういう意味では現庁舎の耐震補強は非常に重要であるし、緊急性がある問題だと思うのです。この役場庁舎の耐震改修ということに関する整備の議論、あるいは耐震改修の整備の財政シミュレーションといったものがなされてきているのかどうかお聞きしたいと思います。
答弁 総務課長 高瀬達矢(総務課長は2016年3月まで)
今4点ほどご質問がありまして、私の答えれるところだけ答えさせてもらいますが、庁舎の新築の考えがあるかないかというのについては、新築がいいのか、大規模な改修がいいのかは引き続き今後の検討になるのかなというふうに思っております。それから、構想から基本計画へということで、基本構想がどこでされたかというご質問ですけれども、防災センターにつきましてはある程度国のほうの考え方とか、後ほど参事のほうからもお答えしてもらおうと思いますけれども、どういう機能を持たすべきかというのがある程度決まっておりますので、今回は基本構想というより基本設計のほうから入りたいというような予算提案をしていくというような形をしてございます。それから、3点目の防災センターのどのような中身なのかというのについては、参事のほうからお答えさせていただきます。それから、4点目の 23 年度の耐震調査を実施したということで、その辺の財政シミュレーションの件ですが、正確には耐震補強にどのぐらいの費用がかかるのかというのは現段階では出しておりません。24 年、25 年に基本構想を役場庁舎の改修という視点から出しているのですけれども、その中で大まかに 6,000 万円を超えるものがかかるのではないかと。内訳としては、半分、約 3,000 万円が直接耐震性を高めるための工事と。それと、残りの額が、その耐震をするためには今電算室というのが役場にあるのですけれども、あそこの壁を強度を上げなければならないというふうに今見ております。そのためには電算室を一時的に移設をして、また戻すという経費がこれは 3,000 万円近くかかるのではないかという構想の中での概算の設計でございます。それから、シミュレーションにつきましては、緊急防災・減災事業債というのが国のほうで用意されております。事業の内容について認められるかというのは今後のものになりますけれども、仮に 6,000 万円を認めていただいたとすれば 100%起債で充当するのですが、70%交付税で措置されるということになっております。それを基本的には 30 年間、5年据え置きの 30 年間償還というようなルールになっておりまして、交付税に7割はなるのですけれども、実際うちのほうの財源というのですか、財政力指数が 24.数%ございますので、大ざっぱに言って約半分ぐらい、6,000 万円の半分ぐらい、3,000 万円弱はニセコ町の純然たる税金だとかのご負担になるというようなシミュレーションは現在組んでおります。以上でございます。
答弁 総務課参事 佐藤寛樹(総務課参事は2017年3月まで)
今想定しています防災センターの仕様といいますか、コンセプトについて、あくまでも素案ということなのですけれども、説明いたしたいと思います。昨今災害への対応ということがかなり重要な課題としてクローズアップされているのはご存じだと思いますけれども、役場機能の維持ということがやっぱり何より前提ということになると思います。それで、その中では、役場機能の維持という中では防災機能の強化という中で電算室、電算機能の維持、それと役場の電源確保の重要性ということ、それと一時避難をしていただく場合も想定した避難対策についての仕様も完備するということで、今喫緊の課題ということで災害、防災対策ということでの位置づけでその庁舎といいますか、そういった建物を先行して建設させていただいて、その中として役場機能の維持ということを重要というようなポイントで押さえているところです。それで、来年度委託を認めていただければ、基本設計という部分なのですけれども、先ほどの説明もありましたけれども、役場庁舎の維持、維持といいますか、今後の整備検討、それと周辺の役場を含めた敷地のレイアウト等の検討もあわせて進めて、今後の方向性を具体化していきたいという考えでいるところでございます。ここの割りつけはどのぐらいの面積とかという具体的なものについては、基本設計の中で詰めていくのですけれども、一定程度の先ほどの目的を達するための施設整備についての大枠は、腹案として持っているところでございます。
議員の質問 5番 三谷典久
そうすると、新築に関しては、まだ今後の検討ということだったのですけれども、これまでのシミュレーションとかを見れば、実質公債費比率が現在 14.6 が 17.8 になると。地方債の許可団体が 18%である。それからあと、将来負担比率も 85%が 153.1 だったかな、とにかく財政的に非常に厳しいのだということは明らかになっているわけで、ことしの予算だって基金3億円取り崩すと言っている。それから、いろいろな問題がまだまだ出てくるだろうという中で、まだまだこれからの課題だと言っていられるのかなと思うのです。その辺が非常に物事がはっきりしないままにただ進んでいるような気がしてしまうのですけれども、例えば今回の整備計画なのですけれども、耐震の調査して、これはまずいと。基本構想でもって、これは基本的に理想的なものをつくるということでやっているわけです。それで、新築にするか、増築にするかという最終的に2つの提案に絞られたわけです。さらに、次は財政的なものはどうかということで、そこまでやったわけです。そこまで非常に明確な進め方だと思うのです。ところが、いつの間にか、先ほどの町長の説明もありましたけれども、いつの間にか防災のところが表に出てきて、確かに大事なのはわかります。わかるのだけれども、今度防災センターになってしまっているのです。防災センターをつくりますということで、これから基本計画つくる。同時に役場庁舎をどうするのかなと思って聞いていたのですけれども、電源確保だとか、それからいろんな機能とか維持とかというお話ししていましたけれども、それは今言葉で言っているだけで具体的な、今まで基本構想で新築に関してはあれだけ一生懸命やっていたのに、そこの部分、防災センターをつくるときに役場の庁舎をどのような形にするかという議論が非常に不明確ではないかと思うのです。そこは非常に物事を進める中で問題があるのではないかと思うのです。今回の場合、新築を考えていたのが計画が変わろうとしているわけです。こういった特に大型予算である事業について計画のもともとの中心が変更になってきていると思うのです。この場合にはやっぱりきちんとした説明をきちんとした場ですることが必要ではないかと思う。それが今余りなされてこなかったのが問題ではないかと思うわけです。結局基本設計した後は実施設計ということになってしまうわけなのですけれども、十分な議論がなされた上で基本設計だということだと思うのですけれども、緊急防災・減災事業の起債が平成 27 年までという制約から、拙速に進められているのではないかというふうな不安があるのです。その辺大丈夫でしょうか。要するにそういう 28 年でもう早いところやらなければいけないのだというようなことで、拙速に進められているのであればやっぱりまずいと思います。それで、確認なのですけれども、防災センターをつくると。そのときの役場に関しての役場庁舎そのものの設計というのが具体的にあるのかどうか。
答弁 総務課長 高瀬達矢(総務課長は2016年3月まで)
最後の確認事項ですけれども、今回の基本設計の中に役場庁舎のいわゆる設計に近いものは含まれておりません。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
基本的な考え方につきましては、庁舎についてはどうあれ将来的にやらなくてはならない、それでこれまでずっと議論もしてきました。東北大震災をきっかけとして、国としてこの防災センターについてはきちっと応援をしますという枠、今スキームができておりまして、それが 10 年先あるかどうかはちょっとわからない。そういう中で、国が防災センターをつくるのであれば応援しますよと言っているときに、庁舎機能を向上させる上で防災センターを先行実施したらどうかというのが今の基本的な考えです。ですから、先ほど参事が申し上げましたとおり、防災センターの構想の中で例えば庁舎を将来そこにかぶせるイメージでつくっていくのか、全く離れたところに独立してやるのか、それは今回この議論を深める中で行っていきたいというようなイメージでございます。だから、庁舎とこの防災センターが別々のものとして動くというものではなくて、将来的には1つのものとすれば一体になりますし、別なものとすればそれぞれの機能を有した形で別に設置されるというようなことでございます。よろしくお願いいたします。
議員の質問 5番 三谷典久
次は介護保険の改正についてです。平成 26 年の介護保険法の改正は、町民への影響が大きい重大な問題です。特に要支援者に対する介護サービスの介護保険からの切り捨てと特別養護老人ホームへの入所基準の変更は身近な問題であり、町民に対しこれを明らかにすると同時に町の考えを伺いたいと思います。1、ニセコ町における要支援者1、2の認定者数の推移と現在の認定者数は幾らか。現在その中で介護保険による予防サービスを受けている人数は幾らか。また、予防サービスのうち訪問介護、通所介護を受けている人数は幾らでしょう。要支援者に対する訪問介護と通所介護のサービス内容は何か。2、要支援者に対する介護保険による介護予防サービスのうち、訪問介護、通所介護は町の地域支援事業へ移行しますが、それによって何が変わり、また問題は何か。また、それらに対する対応はどのように考えているか。3、基本チェックリストの活用で要支援者の介護認定を省略し、総合事業サービスを提供することが今後行われるのか。4、特別養護老人ホームへの入所基準が変わることについて。ニセコ町における要介護1、2の認定者数の推移と現在の認定者数は幾らか。現在のニセコハイツの入居者の要介護度、ニセコハイツの待機者数とその中で要介護1、2の待機者数は幾らか。今後の要介護1、2の認定者に対する介護のあり方をどのように考えているか。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
ただいまの三谷議員のご質問にお答え申し上げます。1点目のご質問ですが、要支援1及び2の認定者の推移は、平成 22 年度は要支援1が 22 名、要支援2が 25 名、平成 23 年度は、それぞれ要支援1と要支援2順番に年度ごと言わせていただきたいと思いますが、平成 23 年度は 19 名と 34 名、平成 24 年度は 32 名と 28 名、平成 25 年度は 42 名と 35名となっており、要支援1については増加の傾向が見られ、要支援2については認定調査やその更新により増減を繰り返しているというような状況になってございます。平成 27 年1月末の認定者数は、要支援1は 40 名、要支援2のほうは 34 名となっております。その中で介護保険による予防サービスを受けている人数は、要支援1では 18 名、要支援2では 22名おり、訪問介護の利用者では要支援1が4名、要支援2が3名の計7名、通所介護の利用者は要支援1が 14 名、要支援2が 17 名の計 31 名となっております。ニセコ町での要支援者に対する現在のサービス内容は、デイサービスセンターを利用する通所介護、デイケア、通所リハビリと一般的に言われておりますが、それと訪問介護、訪問看護、特別養護老人ホーム等を利用するショートステイがございます。また、福祉用具につきましては、腰かけ便座、入浴補助用具、簡易浴槽、移動用リフトのつり具の購入や工事を伴わない手すり、スロープ、または歩行器、歩行補助づえなどを借りることができます。また、社会福祉協議会のホームヘルパーによる身体介護として排せつ介護、食事介護や入浴介護、身体整容、更衣介助があり、生活援助として清掃、ごみ出し、ベッドメークや調理、洗濯などがあります。2点目のご質問につきましては、ご指摘のとおり、要支援者の訪問介護と通所介護が新しい総合事業の介護予防生活支援サービス事業と一般介護予防事業の2つとなります。ニセコ町では、円滑な移行期間が考慮されている平成 29 年4月に開始を予定しているところでございます。ご質問は、移行したときの問題点とのことでございますが、介護予防生活支援サービス事業には1つとして訪問サービスとして既存の訪問介護事業者による身体介護や生活援助の訪問介護、民間事業者等による清掃、洗濯などの支援サービスが受けられます。2つ目としては、通所型サービスは既存の訪問介護事業者による機能訓練等の通所介護、民間事業者等によるコミュニティーサロンや運動交流の場、リハビリ、口腔のケア教室の実施があります。3点目としては、生活支援サービスとして配食サービスや見守りサービスの提供がございます。4つ目としては、介護予防支援としてケアプランの作成を行い、介護予防を行うということの4項目の事業があり、一般介護予防事業では生活機能が低下している高齢者の心身の状態の悪化を防ぐため、全ての高齢者が利用する体操教室等の事業が予定されているところでございます。これらの新事業に移行されましても、現在までのサービスが特段変わることなく受けることができるものと現在判断をしているところでございます。ただ、現在は介護保険においてサービスを受けておりますが、2年後から実施主体は町となり、サービス量などを決定していくこととなります。ニセコ町として独自に行っている高齢者の生きがい活動支援通所、外出支援サービスは、介護保険に該当しないと判断された人でもデイサービスセンターの利用ができるよう配慮しておりますが、料金や支援体制など今後後志広域連合と協議を行いながら、検討を進めてまいりたいと考えております。次に、3点目のご質問でございますが、ご質問のとおり基本チェックリストを活用し、明らかに介護生活支援サービスの事業の対象と判断できる場合、介護認定を省略して総合事業サービスの一般介護予防事業のサービスを受けることができます。身体等の状況に応じては、いろいろなサービスを選択できるよう支援するため、介護認定を実施することも必要であるというふうに考えております。4つ目のご質問でございますが、特別養護老人ホームの入所基準で要介護1及び2の方が特別な理由がない場合入所することができなくなります。要介護1及び2の認定者数の推移は、平成 22 年度は要介護1が 38 名、要介護2が 40 名、平成 23 年度は、同じく要介護1と2の順番で申し上げますが、平成 23 年度は 42 名と 32 名、平成 24 年度は 47 名と 39 名、平成 25 年度は 57 名と 33 名となっており、要介護1については増加傾向が見られ、要介護2については認定調査やその更新によって増減を繰り返している、要支援者と同じように推移をしているというような状況でございます。平成 27 年1月末の認定者数は、要介護1は 69 名、2の方が 42 名となっております。ニセコハイツの入居者の要介護度は、介護度1が2名、2が7名、3が 22 名、4が9名、5が 10 名となっております。また、要介護1の待機者は6名、2が 15 名おります。今後の要介護1及び2の方については、介護保険の制度上居宅介護となりますが、特別養護老人ホームの入所以外の全てのサービスを利用することができることや近隣町村に開設される特定施設などを利用していただくなど、そういった細かい相談支援をしてまいりたいというように考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。
議員の質問 5番 三谷典久
今回問題になっているまず初めの要支援1、2の予防介護サービスなのですけれども、先ほどの町長の答弁から大体わかるように結構使われているサービスと言えると思うのです。人数的にそれはわかりづらい部分もあるかと思うので、人数に関しては町長のほうからお聞きしましたが、これを予防給付費ということで見ますと、平成 25 年の実績として訪問介護が 130 万円、通所介護が 830 万円なのです。全体が 1,400 万円であると。この問題になっている訪問介護と通所介護が予防介護サービスの中でかなりの部分を占めているのがわかると思います。予防介護サービスというのは、先ほども町長のほうから出ましたけれども、たくさんのものがあって、その中の2つが今回外されるのだけれども、その2つが非常に重要な意味を持っているのです。また、中身に関してもおっしゃいましたけれども、ここでちょっと触れていないということがあるので、私指摘しておきたいのですけれども、例えば訪問介護の場合は今ヘルパーさんがやっているわけです。例えば買い物だとか掃除、健康チェック、調理、ごみ出しとかいろんなのあるのですけれども、一見手伝いみたいなことやっているように見えるかもしれませんけれども、実際は利用者の人が支援1から2に進まないようにですとか、それから要支援が要介護に進まないようにとか、そういった非常に観察しながら、それに対しての対処しながら行っている支援なのです。非常にそういう意味では専門性が高いのです。そういう専門的な知識とか観察、経験が非常に必要な今のサービスだということをまず初めに念頭に置いておかなければいけないと思います。まず、その点を言いたいのですけれども、それからもう一つ、基本チェックリストなのですけれども、今の現状ではまず町村の窓口に申請に行ったら、結局専門家がまじった中で介護認定という形を受けるわけです。それを外してしまうことになるわけです。本来専門家がそういう介護の必要性を認定するところをそれを外してしまうということは、ちょっと問題があるのではないかと思うのです。そこが非常に問題があると思います。それで、再質問したいのですが、まず初めに先ほどの要支援者の推移を聞いていましたら、大体四十数名で推移していたのが 77 名だか 74 名だかにぽんと上がっているのです。これは、平成 25 年度から6年だったかな、26 年から7年かな、その辺ちょっとあれでしたけれども、急に要支援者が多くなっている理由というのは何かあるのか、その理由がわかれば教えてください。それから、もう一つは、この要支援に対する訪問介護、通所介護が非常に専門性が高いのだということを言いました。それで、先ほどの答弁の中では既存の訪問サービス受けられるような話だったのです。ここの部分私一番心配しているのですけれども、今ヘルパーさんによって事業所からサービス提供されています。この専門性のあるサービスを今後も存続することができるのかどうか確認したい。それから、チェックリストの問題なのですけれども、その辺がちょっと答弁の中ではっきり判断できなかったのですけれども、こういうチェックリストをこれから使わなければいけないのかどうか。ニセコ町は、今までとおり介護認定のやり方全部受けて、それから考えますというやり方でできるのかどうか、それを確認したいということです。とりあえずその3つです。
答弁 保健福祉課長 折内光洋(保健福祉課長は2018年12月まで)
三谷議員からのご質問で3点ほどございます。要支援、要支援2、この部分が急激にふえているというご質問ですけれども、私のほうの数字では平成 25 年、26 年で申しますと、要支援、要支援2を 25 年度足しますと 77、26 年度が 74 ということで、急激なということではないのですが、要支援の部分は少しずつふえてきていると。先ほど町長の答弁ありましたけれども、要支援2のほうにつきましては、そのときにいきなり要支援の2の認定もございますが、認定更新、それらの部分で若干上下にずれたりするということでばらばらに推移してきているというふうに考えております。それと、2番目の要支援1、2に対してのサービスの部分でございますが、私ども現在判断しているところでは今までのサービスは受けられるというふうに考えております。ただ、1点問題といいますか、今後検討していかなければならない部分につきましては、サービス料金、これらをどのようにしていくか、これらの問題が出てきますので、それは後志広域連合のほうともちょっと協議をしながら設定なんかを考えていきたいと思います。それと、3番目の基本チェックリストでございますが、このチェックリストにつきましては現在も保健師のほうでといいますか、窓口の対応のほうで使ってはおりますが、ある一定の判定といいますか、基準までには使われてはおりません。といいますのは、現在私どもの保健師のほうがこういう例えば認定の部分ですとかそういう部分には、家庭訪問ですとかいろいろな部分で訪問しておりまして、高齢者の方の情報というのはかなりつかんでおります。窓口に相談に来た場合は、今までの収集しております情報から判断しまして、認定のほうに進める、またはもう少し待ってこういう一般の予防教室のほうに誘うというような判断をしていますので、100%この基本チェックリストに基づいて認定をする、しないという判断には使っておりません。以上です。
議員の質問 5番 三谷典久
ちょっと課長が理解されていなかったのかと思うのですけれども、要支援者の数は平成 22 年から4年ぐらいは 45 人前後で推移しているのです。それが先ほど課長の言った 70 名になるというのは、45 人ぐらいから 70 名台にぽんと上がってしまっているのです。そこをお聞きしたのです。もし今その辺のデータなくてわからないのであればそれはそれでいいです。そこがちょっと聞きたかったということを言っておきます。それから、結局現在のサービス受けられるよということで理解したのですけれども、そうするとやはりこれは介護報酬とかそういうのが入るから事業所が成り立っていたわけです。その部分の町としての今後そういう財源とかそういうことも考えてやっていけるということで理解していいのか。今回の介護保険の影響というのは、利用者もそうですけれども、事業者もそうなのです、この分減るわけですから。その辺もひっくるめた中で考えているということだと思うのですけれども、こういう事業者に対しての今回のそういう影響を町として何らかの形で手当てするとか考えているかどうか伺いたいということ1つ。それから、チェックリストのところがよくわからなかったのですけれども、基本的には全て本来チェックリストを使わずに認定すべきなのです。それができるか、できないのかということをお聞きしたいのです。それから、もう一つ、特別養護老人ホームへの入所の基準が1、2がもう外されてしまうということなのです。これ非常に大きな問題でして、要するに要介護1、2までの人は軽度なのだと、だから施設なんか利用しなくても居宅でいいのだという考えです。だけれども、施設に入るというのは何かというと、在宅の生活が困難だからなのです。その理由なのです。だから、在宅の生活が困難かどうかということと要介護とは必ずしも一致しないわけです。考えてみればわかるのです。例えば高齢者の世帯で、2人いたのだけれども、連れ合いがぐあい悪くなってしまったと。もう一人の人介護できませんよね。要介護1だってこれは施設に入らなければいけないということになるわけです。そういう問題がこれにはあるのです。ところが、結局国は施設介護の費用が膨らむから、入所制限してそれを下げましょうという、そういうことなのです。だから、実際の利用者の状況とは全く違うそういった状況が考慮されていない中で進められているということなのです。だから、やはりここは地方自治体の原点といいますか、住民の暮らしを守る、福祉を守るというところを徹底してやっていきたいということが一番大事なところではないかと思うのです。その意味で既存のサービスを続けられるようお願いしたいのですけれども、先ほど質問したことについてお願いします。
答弁 保健福祉課長 折内光洋(保健福祉課長は2018年12月まで)
最初の質問で 22 年度から比べて 25 年はというのは、大変失礼しました。確かに 47 名からふえているということで、その資料に関しましてはというか、分析につきましては、ちょっとこの場ではわかりませんので、申しわけございません。それとまず、要支援の部分、介護報酬が入らない場合、町としてやっていけるかというようなご質問ですけれども、この部分につきましても今後この金額等につきましてもある一定の基準が示されてきまして、町の負担の割合、これらも明らかになってくるというふうに考えております。先ほどちらっと私のほうで言いましたのは、この介護保険といいますか、支援する金額、料金等につきましてはニセコ町一つの問題ではないというふうに捉えておりまして、ニセコ町のほうは後志広域連合というものに入っておりますので、そちらのほうとも情報交換をしながら、できれば均一の料金といいますか、ニセコでも倶知安でも同じような形の料金設定をして、その支援に対しての料金設定なりをしていきたいというふうに考えているということでございます。それと、もう一つ、介護保険の変更によりまして業者のほうに何らかの手当てを考えているかというご質問でございましたけれども、現在のところニセコであれば福祉会のほうの関係でどれくらい例えば介護保険の改正によりまして影響が出ているかというのも調べてもらってはございます。ただ、そのことにつきましてもすぐに福祉会に対しての援助、手当て、それらをするかというのは、現在のところまだ考えてはございません。それと、もう一点の三谷議員が一番懸念しておりました確かに介護1、2の方がハイツのほうに、福祉会のほうに入れなくなると、特別養護老人ホームのほうに入れなくなるということがございます。この部分につきましても確かに在宅という部分に移りますが、決して最終的に1、2がだめということではなく、事情ですとか認知の関係ですとかそういう部分がございましたら全くだめというふうには考えておりませんので、町としましても福祉会、または福祉会のほうには入所判定委員会等もございますが、いろいろ情報交換等を行いながら進めていきたいと思っております。以上です。(何事か声あり)大変申しわけありません。基本チェックリストがなくてもできるのではないかという部分でございますけれども、この部分につきましては、保健師とも相談しておりますが、あくまでもチェックリストは目安ということで、ニセコ町におきましてはこのチェックリストを重要視しているわけではございません。ただ一定のチェックをするという部分で使っているにすぎませんので、やはり現場に合った部分の介護認定進めるそれらのことを重要視していきたいと思っております。以上です。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
ちょっと全体の枠組みだけでいいますと、いろんな面で介護1、要支援の1、2とかいろんな仕組みが変わって、制度として変わっています。ただ、それを補うものを一つの枠組みとしては国はつくっています。ただ、三谷議員さんおっしゃるように入りたい人が入れなくなるというのは間違いない事実で、それについてもいろいろ国のお金が変わってきたり、特に今回介護報酬につきましては相当厳しいということで、例えば一つの例として一般的に特別養護老人ホームは 70 人いれば経営は十分成り立つと。だけれども、50 人だったらちょっと苦しいねと言われていましたけれども、今度その人数が例えば 90 とか 100 人いないとそもそも運営が難しいというふうに変わっていくような懸念はあります。現在それらについて、詳細の影響についてお互いに情報交換をしようということにしております。ただ、将来のこの仕組みが動いたときに間違いなく一つとして言えるのは、地元自治体の負担がふえていくと。それは、相当数の量を自治体が覚悟してやらなければならないということになりますので、今後後志広域連合全体の中で連携をとって、できるだけそういう皆さんの負担がふえ、あるいは町の負担が単純にふえていくということではない工夫を知恵を出してしていきたいと、そのように考えております。以上でございます。