新冠町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月13日
ラーケーションの導入について
2024年9月13日、新冠町議会の一般質問で、長浜謙太郎議員が「ラーケーションの導入について」質問し、教育長 奥村尚久が答弁しました。
- 質問者
- 長浜謙太郎 議員
- 答弁者
- 教育長 奥村尚久
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 長浜謙太郎
引き続き、議長より発言の許可を頂きましたので、通告に従い、ラーケーションの導入についての一般質問いたします。ラーケーションとは、ラーニング「学習」とバケーション「休暇」を組合せた造語で、休み方改革プロジェクトの一環として、2023年3月に、ラーケーションの日が全国で初めて愛知県で創設されました。公立学校に通う子どもが学校を休み、保護者と保護者などとともに、家庭や地域で探究の学びや体験活動を自ら考え企画実行できる制度です。年3日まで取得が可能で、休んでも欠席扱いとはなりません。ラーケーションを導入する自治体は、先陣を切った愛知県を皮切りに、2024年度は茨城県、栃木県、大分県、沖縄県が挙げられます。いずれも観光産業を主とする地域事情がありますが、一次産業を含め、自営業にも重なる部分が大きく、当町の産業構造にも当てはまると考えます。平日の家族旅行を推奨し、休むことに後ろめたさを感じずに家族で過ごす時間を確保するのが目的で17すが、世間の繁忙期を避け、それぞれの閑散期を家族の思い出づくりに活用し、ゆとりある時間の尊さを知ることは情操教育につながり、ふるさと愛を育むはずです。ワークライフバランスが重視され、正解がないと言われる社会においては、自己の在り方や生き方を考えながら、課題を発見し解決する力が求められ、子どものときにどこかへ出かけたり、多くの人と出会ったりする体験的探求的な活動を通して学ぶことで養われ、思いや悩み、不安について一緒に考えることで、これまでの振り返りや今後見詰める機会にもなります。制度設計には、家庭環境による不平等さ、保護者や学校現場との調整、地域の理解など多くの障壁があり、また、道内では事例がなく道教委との協議を十分に重ねることが必要となるでしょうが、これについても、特色ある新たな子育て支援政策の一助という観点から、ラーケーションの導入について教育長の所見を伺います。
答弁 教育長 奥村尚久(教育長は2025年3月まで)
長浜議員からの御質問の「ラーケーションの導入について」お答えいたします。学習と休暇を組み合わせたラーケーションは、家族との時間を大切にする新たな取り組みとして、愛知県や茨城県などで導入が行われております。ご質問のラーケーションについて、現在、道内における市町村での実績はありません。また、道教育委員会における方向性も定まっておらず、これまで正式な通知等もありません。ラーケーションの導入について、道教育委員会へ照会をかけたところ、導入に慎重な姿勢でありましたが、市町村単位での実施は可能であるという返答がありました。議員がおっしゃいますとおり、家族と触れ合いながら余暇を過ごすことは、子どもにとって情操教育の向上に繋がる一方で、家庭における制度の活用の差による子どもへの心理的影響や、休んだ分の学習保障という課題も生じます。町が制度を導入し、活用をする場合には、学校に学習の遅れを補う責務が生じ、この制度を活用できる家庭とそうでない家庭の格差や休んだ学習を補う等、教員負担の増加など学校現場に与える影響も少なくありません。現状においては、全ての児童生徒が公平に迎える学校の夏季及び冬季の長期休業期間の中で、家族での楽しく充実した時間を確保していただきたいという考えでありますので、ご理解賜りたいと存じます。
再質問 9番 長浜謙太郎
ありません。