みんなの議会

新冠町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月13日

在町外国人児童生徒への対応について

2024年9月13日、新冠町議会の一般質問で、伹野裕之議員が「在町外国人児童生徒への対応について」質問し、教育長 奥村尚久が答弁しました。

質問者
伹野裕之 議員
答弁者
教育長 奥村尚久

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 伹野裕之

引き続き通告に従い、在町外国人児童生徒の対応について質問いたします。令和5年度、文部科学省の調査によりますと、日本語指導が必要な児童生徒数が15年間で2倍以上に増えたことが分かりました。令和5年度は6万9123人に上り、前回の令和3年度の調査時より1万人以上も増加し、過去最多となっています。この調査結果では、公立学校に在籍する日本語指導が必要な児童生徒6万9123人のうち、外国籍の子20どもは5万7718人、日本国籍の子どもは1万1405人とのことです。日本語指導が必要な外国籍児童生徒は、福井県、長野県、和歌山県以外の都道府県では、2年前と比べて増加し、中でも鳥取県は2.4倍に増加しています。最多は愛知県の1万1924人で、最少は高知県の27人です。この調査は、昨年5月1日時点時点のもので、日本語での日常会話が十分にできていなかったり、日常会話はできていても学習への参加に支障が出たりなど、日本語指導が必要な状況にあるかを全国の教育委員会に尋ねています。当町の調査結果はどうであったのかお示しください。このような状況下、当町の小中学校に、日本語指導が必要な児童生徒が在籍しているのであれば、教育現場の指導に御苦労されているものと推察します。当町に限らず、日高管内の小中学校でも同様の状況にあるのではないでしょうか。管内の教育委員会は、この課題の共有を図り、教職員の間で課題解決に向けての研修会や研究会などが開かれているものと思います。当町の小中学校において指導体制は万全なものとなっているのでしょうか。今後、国内の労働力不足が懸念される中、外国人の労働力に頼らざるを得ない時代が来ています。都市部では医療介護関係で外国人労働者が増えてきています。当然、当町においてもその例外ではなく、確実にその日が近づいてきていると思われます。間違いなく外国人の定住移住が増加していくはずです。こうした現状を踏まえ、外国人に対しても住みよい暮らしよい安心安全なまちづくりを進めなければなりません。そのためにも在町外国人に対して、教育環境だけは他町には負けないという気概を強く持って教育環境の向上を図るべきと考えます。教育長の所信を伺います。

答弁 教育長 奥村尚久(教育長は2025年3月まで)

伹野議員からの「御質問の財調外国人児童生徒への対応について」お答えいたします。はじめに、町内の小中学校における外国人児童生徒の在籍状況についてですが、10年前の平成26年度は小中学校とも外国人の児童生徒はおりませんでしたが、平成27年度以降、令和4年度までは、小中学校合わせて1名から3名在籍しており、昨年度は9名在籍しておりました。今年度8月末現在は、新冠小学校が7名、新冠中学校が5名で合計12名となっており、国籍は多い順にフィリピン4名、モンゴル3名、スリランカ2名、その他インド、ベネズエラ、マレーシアが各1名となっております。この中には、既に一定程度日本語を習得され、特別な指導を必要としない者も含まれておりますことから、調査の対象となります日本語の指導が必要な児童生徒については、今年度6名在籍しております。このように、日本語の指導が必要な人数は昨年度から増加し、中学校では日本の高校を受験させたいと希望する家庭も増え、課題として捉えているところです。次に2点目の、指導体制は万全かのご質問でありますが、まずは日本の少子高齢化による人手不足を解消するため、国の労働者不足の確保と地方の人材不足に起因し、外国人労働者を積極的に受入れしていることが背景にありますが、国のレベルでの受入れ体制が万全ではなく、当町の指導体制も万全ではないと感じております。小中学校においては、外21国から当町へ転入され、子どもを待ったなしで受入れ、教育を受けさせる必要がありますことから、様々な工夫を行いながら日本語が未熟な児童生徒には適宜、適切な指導体制を組み、取り組んでいるところです日々の学習においては、学級に馴染むよう全体指導と国語の個別指導を組み合わせ、個別指導においては、各校に配置している学習支援員や小学校では外国語学習指導員、中学校では北海道からの日本語指導加配教員を活用し、ICT機器や学習ソフトも最大限活用し、創意工夫を図りながら、個々の日本語能力に応じた指導と併せて日本式の生活文化をスムーズに受入れできるよう児童生徒に寄り添った対応を行っているところです。現状、学校現場に大きな混乱は生じておりませんが、保護者との意思疎通や給食における宗教上の制限など、きめ細かな対応も要し大きな負担となっていることや、今後も個別の支援が必要な児童生徒が増加した場合には、人員が不足するといった課題も浮き彫りとなっております。先に申し上げましたとおり、転入される外国人の増加は、国の施策とも関連し、今後も加速していくことが予想されます。教育現場での課題は、外国人との共生していく上での課題の一つに過ぎないことから、町として今後この課題にどのように対処していくのか、町部局と連携し国や道の動向も注視しながらこの課題に対応してまいります。

再質問 5番 伹野裕之

ありません。

出典:新冠町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月13日 議事録 PDF(19ページ) 間違いを知らせる