新冠町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月12日
買物弱者対策について
2024年3月12日、新冠町議会の一般質問で、村田貞光議員が「買物弱者対策について」質問し、町長 鳴海修司が答弁しました。
- 質問者
- 村田貞光 議員
- 答弁者
- 町長 鳴海修司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 村田貞光
4番、村田貞光です。議長の発言の許可をいただきましたので、通告に従い、質問させていただきます。唯一のスーパーであったJA新冠本店の撤退により、多くの高齢者等買物弱者対策は極めて重要度の高い福祉施策と考えます。現在、新冠町の買物対策としては、新冠らくらく号の運行や道の駅ゾーンに新冠キッチンの設置など努力しているところは認識しております。新冠らくらく号においては、高齢者からもっと商品を増やしてほしい、もっと大きな車にならないかなど町民から声が出ています。新冠キッチンにおいて町内の高齢者からは、新冠町に訪れる観光客を目的とした位置づけが強いので入りづらいと聞いております。また、高齢者の運転事故が多発する中で、運転免許証の自主返納件数が全道的に増加となっており、静内警察署受理分においても5年間で71件となっており、さらに増加傾向にあることから、我が町においても多くの買物弱者が増えると考えられます。なお、多くの町民からは、品物を見ながらゆっくり買物がしたいとの強い要望がございます。私は、町内でもっと高齢者の方々が買物対策のできる場が必要だと思っていますが、新ひだか町の大型スーパーが近いことと、町の人口が減少していることから、現在、新冠町に店舗誘致に協力してくれる会社がない状況でございます。町の発展を見据えて、物流経路が整ってくれば誘致に協力してくれる会社はございます。そ14れまでの間の対策が必要と考えます。そこで2点質問させていただきます。1点目、現在、新冠町においての買物対策である高齢者等買物支援事業らくらく号の利用人数及び活用状況についてお聞きします。2点目、今後さらに買物弱者が増えてくることに対する、さらなる対策はどのように考えているのか。以上です。
答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)
村田議員からご質問の「買い物弱者対策について」にお答えします。JAにいかっぷAコープ店の閉店に伴い、近場で生鮮食品を買うことのできる店が欲しいとの町民の声に応えた、にいかっぷキッチンのオープンから5年が経過しました。精肉や魚、野菜などを取り扱う貴重な店舗として、町民の暮らしを支えております。また、新冠町商工会におきましては、高齢化による体力の低下や地域で営業されていた商店の撤退など、買い物が困難となっている高齢者等に対する買い物支援と、高齢者の様子を相対で伺う見守りサービスを目的とした、高齢者等買い物支援事業らくらくにいかっぷを運営され、福祉施策の一役を担っていただいております。ご質問の1点目、当事業の利用者人数でございますが、令和5年9月末現在において利用登録者数は141人で、このうち市街地のお住まいの方は44人、それ以外の地区にお住いの方は97人となっております。また、事業の活用状況でございますが、当事業には町内で生鮮食品や日用品、衣類、電化製品等を取り扱う19店舗が参加登録をされております。らくらくにいかっぷ号は、町内全域を網羅したうえで利用者宅を定期的に訪問し、予め注文を受けた商品を届ける宅配サービスと、移動販売車に積み込みをした商品を自宅前へ届け、利用者が商品を選び、購入することのできる移動販売サービスの2つを兼ねた事業となっております。直近の令和4年度の販売実績を申し上げますと、宅配サービスの延べ利用件数は660件で、販売金額は134万6261円、移動販売サービスの延べ利用件数は2075件で、販売金額は451万7722円と利用の8割が移動販売サービスとなっていることを鑑みますと、商品を選んで買いたいとの利用者の気持ちが伺えるところです。ご質問の2点目でございます。令和5年4月1日現在での年齢が65歳以上の高齢者を対象に実施した、介護予防日常生活圏域ニーズ調査では、対象者1444名のうち924名から回答をいただきました。調査項目の中、自分で食品や日用品の買い物をしていますか、との設問に対し、出来ないと答えられた方は49名、5%に止まり、現状では95%の方が自ら、又はご家族の手を借りて、買い物をされていることが伺えましたが、将来、手助けして欲しいことの問いには、買い物と回答された方が216名、23.4%あり、買い物を続けられるかの不安や買い物に不便を感じているとの声が寄せられております。また、当町の人口推移でございますが、65歳以上の高齢者人口は既にピークアウトとなり、令和元年度以降は減少が続いております。将来予測においても同様の傾向となってお15りますが、高齢者に占める75歳以上の割合に着目しますと、今後しばらくの間は増加の見通しにありますことから、加齢による足腰の衰えなど移動が困難となる方の増加が推測されます。このような状況の中、ご質問のありました、更なる対策の考えでございますが、当町では70歳以上の高齢者を対象に、無料でバス利用ができる、寿バス券を制度化しており、希望者には無制限で交付をしておりますので、バスを利用できる方には引き続き、寿バス券を交付してまいります。また、今後の増加が見込まれる公共交通等での移動が困難な高齢者には、ドア・ツー・ドアで買い物ができ、合せて体調の様子など見守りサービスを兼ねる、らくらく・にいかっぷ号の利用が適しているものと存じますので、事業主体であります新冠町商工会との連携、意向を踏まえた中で、更なる充実に努めて参ります。なお、町内で利用できる民間サービスには、コープさっぽろの町内全域を対象とする宅配サービス、トドックや、市街地及び節婦・大狩部地区で運行されている移動販売車おまかせ便カケルもございますので、健康相談や訪問活動等を通じ、これらの情報提供についても行って参りたいと存じます。
再質問 4番 村田貞光
説明については理解出来ました。そこでちょっと再質問1点と、事業提案を申し上げたいと思います。再質問につきましては、買物に行けない高齢者のために、らくらく新冠号の車を大きくし、品物を増やして運行することは出来ないでしょうか。次に、事業提案でございます。私は、基本スーパーを誘致することで努力したいと考えておりますが、それまでの間しばらくの対応としてですね、スクールバスもしくは新冠町のバスの運行の休みを活用し、隣町の新ひだか町イオンまでのバスを運行してはどうかと考えております。各地域がまとまり週1回程度の運行でどうでしょうか。そうすることで高齢者等が品物を手にとり、食品、服、靴などを選定しながら買物ができる、日頃のストレスの解消にもなり充実した日々を迎えられることと考えます。なお、イオンには事前に問合せを行っております。運行を実施した場合は、運転バス駐車場の確保であったり、買物が5千円以上買物をしていただいたお客様には、店舗側からの買物の配達が約束されるとのことでありますので、前向きな御検討をお願いしたいと思います。以上です。
答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)
村田議員の再質問にお答えいたします。まず1点目らくらく新冠号の大型化、商品の増大等につきましては、道路事情等も鑑みながら、商工会また利用者とも協議検討を進めてまいりたいというふうに考えてございます。2点目のスクールバスを利用しての買物対策につきましては、地域公共交通とあわせ両面から検討させた経過があります。その中で、教育行政の立場として、運行休止の時間帯であっても気象や災害等、突発的事象に備えるため常に待機状況にあること。また、休日や長期休業期間であっても、様々な教育活動がなされていること。さらには道教委から、目的外使用により車両の消耗を促進させることは趣旨に反すること。加えて、町道の構造や委託業者の困難さを総合的16に判断し、町民との混乗や目的外利用はすべきでないとの判断に至っております。御質問の、今後さらに買物弱者が増えてくるとの対応につきましても、先の答弁で申し上げたとおり、ドア・ツー・ドアの買物が出来、見守りサービスを兼ねたらくらく新冠号、あるいは当町における地域公共交通の見直しや充実等で対処してまいりますので、御理解願います。
再々質問 4番 村田貞光
ありません。