みんなの議会

新冠町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月15日

楽器体験講座の拡充について

2022年3月15日、新冠町議会の一般質問で、伹野裕之議員が「楽器体験講座の拡充について」質問し、教育長 奥村尚久が答弁しました。

質問者
伹野裕之 議員
答弁者
教育長 奥村尚久

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 伹野裕之

引き続き通告に従い、「楽器体験講座の拡充について」質問いたします。レ・コードと音楽によるまちづくりの中で、レ・コード館を中心に音楽を活用した社会教育が推進・実践され、その1つとして楽器体験事業の楽器体験講座が小中学生を中心に 20 年ほど前から実施されています。講座終了後受講生は音楽と楽器演奏の楽しさに触れ、楽器演奏を続けたいという気持ちを持ち続けています。その気持ちに応え、音楽活動を奨励する過程の中、ジュニア・ジャズ・バンドが結成され、紆余曲折もありましたが今日に至っており、冠中吹奏楽部にも講座体験者が入部しております。一方で、楽器体験講座の体験者の中には楽器演奏の楽しさを知り、楽器演奏を続けていきたいという中で音楽的思考の違いから、求められる音楽がジュニア・ジャズ・バンドや冠中吹奏楽部にはないということで、ジュニア・ジャズ・バンドや冠中吹奏楽部に参加せず、独自に好みの音楽や楽器演奏を楽しんでいます。中には、ロックバンドを組んで活動している子どもたちもいます。17そのような中、ジュニア・ジャズ・バンドや冠中吹奏楽部が受け皿とならない講座体験者らがロックバンドを組んで活動を続けている現状をかんがみ、社会人の音楽サークルが中高生を受け入れ、彼らの音楽的思考を満たす楽器演奏指導をボランティア的立場で行っています。バンドを組んだ中高生らは社会人の指導のもと、レ・コード館のステージに立つことを夢見て、それを目標に日々練習にいそしみ、青春を満喫しているように思われます。私自身、彼らの演奏を聞いてきましたが演奏技術の向上も見られ、人前で演奏発表できる形になるまでなっています。是非とも、彼らに演奏の機会を提供してレ・コード館のステージに立つ姿を見たいものです。コロナ下、少子化の時代で社会教育の事業展開もままならぬ状況にありますが、まちづくりは人づくりという考えから人づくりこそ社会教育にあると思います。レ・コードと音楽によるまちづくりの理念と精神の下、講座終了後音楽と楽器演奏の楽しさに触れた子ども達の可能性を伸ばすためにも押しなべて等しく、そして手厚くフォローすべきと考えます。音楽的思考の違いで格差が生じてはなりません。ジュニア・ジャズ・バンドや冠中吹奏楽部に限らず、音楽や楽器演奏触れ芽生えた個々の音楽的思考を取りこぼすことなく、可能な限り受け入れられる事業展開を目指す必要があるのではないでしょうか。また、楽器体験講座の事業を拡大、拡充させることによりジュニア・ジャズ・バンドや冠中吹奏楽部への参加希望者が増加することも期待できると推察します。楽器体験講座の充実について教育長の所見を伺います。

答弁 教育長 奥村尚久(教育長は2025年3月まで)

伹野議員からご質問の「楽器体験講座の拡充について」、お答えいたします。楽器体験講座は、「心・やさしさ・いやし・ゆとり・やすらぎ」を実感できる当町のまちづくりの基本方向であります「レ・コードなまち」の特徴的な事業として、楽器の演奏を通じて子ども達の健全な心身の成長につなげる取り組みでございます。現在は、コロナ禍により2年間休止している状況にありますが、平成 14 年度の事業開始からこれまでにさまざまな形態で行ってまいりまして、近年は生涯学習講座の一つとして、小学3年生から中学2年生までの児童生徒を対象にトランペットやトロンボーン、ベースといった管弦楽器から、ピアノやドラムまでといった複数の楽器の演奏を体験する機会を設け、音楽の楽しさを伝えております。また、受講者の受け皿でありますレ・コード館ジュニア・ジャズ・バンドは、現在は当講座と同様に軽音楽愛好会ブルーホースにより継続的な演奏指導をいただいており、また、新冠中学校吹奏楽部とともに、昭和音楽大学の高度な技術指導を受ける環境を整えてございます。ご質問の講座の拡充についてですが、本事業は音楽を始めるきっかけづくりから、団体加入による活動の継続、高度な技術の習得といったように、継続的、一体的な音楽体験事業として形成させておりますことから、当面は現在の形で取り進めてまいりたいと考えて18おります。一方で、議員がおっしゃいますとおり、当講座やこれらの団体活動とは別に、友人同士でグループを作り音楽を楽しまれている学生もおり、昨年度は学生の音楽活動の支援を目的とするサークルが立ち上げられ、見守りや演奏指導、出演機会の提供等の活動を行っております。また、成人の音楽サークルのコンサートやレ・コード館自主企画委員会が主催する事業において、ジュニア・ジャズ・バントやブルーホースとともに、子どもの音楽グループの出演機会を設けるなど、活動を支援する動きも活発化しております。これらの取り組みは、レ・コード館を中心とした音楽の町としての当町の特徴であり、社会教育活動を展開する上で基本となる姿でもあると考えております。したがって、町教委といたしましては全ての体験事業を主催事業としてとらえるのではなく、自発的な取り組みに対しては後方や側面からの支援をもって活動促進を図る考えでございますが、それぞれの活動団体の声にも耳を傾けながら音楽の町としての特徴づくりに意を用いてまいりたいと存じますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

再質問 5番 伹野裕之

ただいまの教育長の答弁で自発的に活動している部分では耳を傾けるという答弁がございました。ステージ発表にはそれなりの費用がかかります。その費用は音楽サークルの社会人が工面し、中高生らに負担をかけずに活動を行っています。しかしながら、社会人の負担にも限りがあります。ステージ発表のために中高生は社会人の指導のもと、手作りで発表プログラムを作成したり、会場づくりをして自主運営を行っております。伸び伸びと活動ができるよう、そして年1回程度の彼ら自身のステージ発表の場を設けられるよう、最低限の補助金の予算づけをするような考えはないのか、お伺いします。

答弁 教育長 奥村尚久(教育長は2025年3月まで)

再質問にお答えしたいと思います。レ・コード館ジュニア・ジャズ・バンドについては町の芸術文化活動の中心施設である、レ・コード館とレコード収集と関連した音楽のまちづくりを象徴する新冠町独自の音楽活動として町が設定し、運営委員会とともにこれまでの団体運営を担ってきました。一方で、町が行うさまざまな講座や体験活動は音楽活動や文化活動に限らず、スポーツ活動等についてもおのおのが関わるきっかけ作りを提供し、その後についてそれぞれ各団体への積極的な関わりをもって、さらに地域活動へつながるものと期待しております。このことから、地域の方々や団体において子どもの活動を自主的に支援されていることは異常的な地域活動の活動であると考えておりますし、他の文化団体や少年団活動と同様でありますことから、これまでの支援を継続してまいりますとともに、団体における課題や要望についてはこれからも耳を傾けております。また、団体に対する支援の内容としましては活動しやすい環境づくりということで、社会教育施設の使用を減免措置で行っております。また、町文化協会を通じてコンサート事業などの文化普及活動への補助事業の実施等を行っているところです。19

再々質問 5番 伹野裕之

ありません。

出典:新冠町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月15日 議事録 PDF(16ページ) 間違いを知らせる