新冠町議会 令和元年第3回定例会 2019年9月13日
キャリアパスポートの実施について
2019年9月13日、新冠町議会の一般質問で、伹野裕之議員が「キャリアパスポートの実施について」質問し、教育長 山本政嗣が答弁しました。
- 質問者
- 伹野裕之 議員
- 答弁者
- 教育長 山本政嗣
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 伹野裕之
引き続き通告に従い、キャリアパスポートの実施について質問いたします。2020 年4月より、全国すべての小中高校で特別活動をかなめとした、キャリア教育実践のための効果的なツールとなるキャリアパスポートが実施されます。キャリアパスポートは平成 28 年 12 月の中央教育審議会答申において提案されて以来、児童生徒が活動を記録し、蓄積する教材として検討が進められ、新学習指導要領を踏まえ、キャリアパスポートに記入すること自体が目的ではなく、あくまで児童生徒を成長させるための手段であるとしています。キャリアパスポートの目的は、小学校から高等学校を通じて児童生徒が自らの学習状況やキャリア形成を見直したり、振り返ったりして自己評価を行なうとともに、主体的に学びに向かう力をはぐくみ、自己実現につなぐものとし、教師にとってはその記述をもとに対話的にかかわることによって児童生徒の成長を促し、系統的な指導に資するものとしています。キャリアパスポートとは、児童生徒が小学校から高校までのキャリア教育にかかわる諸活動について、特別活動の学級活動及びホームルーム活動を中心として各教科等と連携付け、みずからの学習状況やキャリア形成を見通したり、振り返ったりしながら自身の変容や成長を自己評価できるよう工夫されたポートフォリオのことです。なお、その記述や自己評価の指導にあたっては教師が対話的にかかわり、児童生徒一人一人の目標修正などの改善を支援し、個性を伸ばす指導へと繋げながら学校・家庭及び地域における学びを自己のキャリア形成に生かそうとする、態度を養うよう努めなければならないとしております。これまでは、ポートフォリオを使った学習を記録する活動が主に小学校で行われていましたが、学年が上がり担任が変わると引き継がれにくいという問題がありまして、中学校から高校などに校種がかわると記録が持ち上がることはほとんどありませんでした。そうした中でも秋田県や兵庫県など先進県の事例があったので、それを踏まえて全国的に講師をこえて引き継げる教材をつくることになったものです。これまでに教科書のない特別活動などは学習指導要領で既に実施されていますが、それぞれの自治体や学校が使いやすいようにつくり直す時間が必要とのことから、1年間の猶予を置いて次年度からの実施を目指しております。次年度実施に向け、当町の準備は万全なのか進捗状況等詳細な説明を求めます。
答弁 教育長 山本政嗣(教育長は2021年3月まで)
伹野議員からのご質問にお答えを申し上げます。まず、ご質問にございますキャリア教育とは経験を生かして現在や未来を見据えること24などを目的とした教育を意味するわけでありまして、児童生徒が社会的、職業的自立に向けて必要となる能力、あるいは態度を育成するための教育活動のことでございまして、このキャリア教育の充実に関しましては、次年度以降順次小学校から導入を予定しております、新学習指導要領の総則に明示されているところであります。このキャリア教育を実践する上で効果的なツールとされておりますのが、ご質問のキャリアパスポートでございまして、次年度から小中高すべての学校で取り組みを行うよう文部科学省の方から通知を受けているところでございます。このキャリアパスポートは発達段階ごとに実践するキャリア教育の学習内容、あるいは活動、さらには経験した内容を記録化をしていきまして、それらを蓄積していくものでございます。これを活用して自己評価に関する学習を深めようとするものでございます。当町では、既に昨年度から新冠小学校においてキャリアノートという形でみずからの歩み、あるいは活動を記録化し、それを振り返ることで自己評価を促し、そして将来を展望する力を育成しようという目的で記録を活用した教育活動を自主展開してるところでございます。次年度に向けまして、文部科学省の方からもキャリアパスポートの様式例が示されてるわけでございますが、新冠小学校が使用しておりますこのキャリアノートの内容といいますものが、例示されたものをはるかに超える充実した内容でございますことから、当町では新冠小学校の様式を基本に義務教育機関において、継続して活用できるように現在校長会を中心にその様式内容、あるいは活用方法などについて協議検討を進めてるところでございます。町教委では、引き続き新学習指導要領に示されてる内容に基づきまして、キャリア教育の充実を図ってまいることはもちろん、町内の小中学校が連携をして系統的な教育活動が展開されるよう意を用いてまいる考えでございますので、ご理解をいただきたいと存じます。以上です。
再質問 5番 伹野裕之
ありません。