新冠町議会 令和元年第3回定例会 2019年9月13日
JR定期代の高校生通学費負担軽減の考えは
2019年9月13日、新冠町議会の一般質問で、酒井益幸議員が「JR定期代の高校生通学費負担軽減の考えは」について質問し、教育長 山本政嗣が答弁しました。
- 質問者
- 酒井益幸 議員
- 答弁者
- 教育長 山本政嗣
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 酒井益幸
引き続き、議長より発言の許可を得ましたので、通告に従って質問いたします。子育てと教育費に関するあり方のアンケート調査でありますけれども、平成 27 年8月公表された当町の人口ビジョン調査報告書によりますと、理想の子ども数が2人から3人が最も多く、なぜ予定の子ども数が理想の子ども数より少ない理由で見ますと、子育てや教育にお金がかかり過ぎるから。が、ほかの理由よりも大きな差をつけて、一番の不安理由となっております。当町における子育て支援補助事業では、出産育児祝い金、子どもの医療費補助、小中学校給食費無償化、子ども世帯固定資産税の補助、子育て支援センターやにこにこクラブでの預かり支援があります。国の子育て支援事業も効果もありまして、出生数にも一定の効果が見られており、子育て環境が着実によくなっております。昨今では、日高管内の各町で高校通学費補助を実施しております。管内に高校がないのは新冠町と様似町でありますけれども、様似高校と浦河高校の統合後、様似から浦河高校へ通うJR代行バス定期代に町が1万円の補助をしており、不足分を自己負担としております。新ひだか町ではJR代行バスで三石本桐駅から東静内駅までの区間から静校に通う場合ですと、JR代行バス定期券を支給しております。えりも高校や富川高校に通う場合もJR定期代の2分の1の補助を行っております。当町では、コミュニティバスで中山間地域から静内に通う高校生の場合ですけれども、中山間地域から新冠駅の区間は補助とし、新冠駅から静内駅までの区間は自己負担として9おります。静内駅から静内農業高校まで通う高校生を当町と新ひだか町で補助を行って運行しております。通学費補助の対象にならない区間はJR代行バスですと大狩部駅、節婦駅、新冠駅から乗車しまして静内駅までとなっております。また、値上げの問題もございます。JR北海道は来月 10 月から日高線通学定期運賃の値上げを国に申請しておりました。許可されたことから大狩部駅、節婦駅、新冠駅からのいずれの静内駅までの1カ月定期運賃が大狩部駅からでは 1,850 円の増額になりまして、7,810 円。節婦駅からでは 1,550円の増額になりまして 6,620 円。新冠駅からでは 730 円の増額になりまして 4,530 円となります。負担増の状況でありますけれども、教育費負担軽減の観点から当町はJR定期代の補助などの検討が必要であると考えますが、所見を伺います。
答弁 教育長 山本政嗣(教育長は2021年3月まで)
酒井議員からのご質問にお答えいたします。ご質問は、子育て支援の側面から、高校生に対する通学費助成を実施すべきとの内容であると存じます。ご指摘のように、平成27年3月に町が策定いたしました新冠町子ども・子育て支援事業計画におけるニーズ調査において、教育・保育の費用負担軽減に係る支援の充実が求められていることは承知しております。当町ではこの計画に基づき、妊娠時からの各種子育て支援事業が実施されているわけですが、その中で教育委員会においては、認定こども園保育料の軽減措置や就学援助事業の拡充に加え、昨年度からは、小中学校の給食費無償化を進めてまいっております。ご質問の高校生に対する通学費助成に関してでありますが、町内の高校生の通学の大部分は新ひだか町の高校への通学で、山間部の学生はコミュニティバス利用により新冠駅までは無料で乗車できますが、新冠駅から静内駅までの間は料金負担をして利用しております。その中で、静内農業高校に通学する学生は、静内駅から高校までの通学費用も発生し、その額が月額18,000円と高額でありましたことから、新ひだか町と協議を進め、平成30年度より両町共同で静内駅から農業高校までの無料送迎バスを運行する高校生通学支援事業を開始したところでございます。日高管内では、特に地元に高校がある町においては、手厚い支援内容も見受けられますが、一般的には1カ月の負担が1万円を超える部分を助成対象とする町が多く、当町の支援策検討時においても1万円の自己負担を基準として検討した経過がございます。現状の通学費用を見ますと、本年10月からJRの通学定期運賃が改定され、大狩部・節婦・新冠から静内駅までの運賃は1月あたり730円から1,850円の増額となる見込みで、保護者負担が増える状況も確認しているところでございます。このことから、これまで1万円の自己負担を基本としてきた通学費支援のあり方につきましては現在、策定作業を進めている第2期の新冠町子ども・子育て支援事業計画における子育て支援の観点や、近年の生徒数減少を背景とした、公立高校の募集定員削減に対する、地元高等学校支援の観点からも検討を要する課題であると認識しており、町全体の子育て支援事業との関係や近隣町との連携などを含め、適宜検討してまいる考えでおりますので、10ご理解を賜りたいと存じます。
再質問 3番 酒井益幸
最後の質問となると思いますけれども、節婦駅や大狩部駅周辺に住んでおられる高校生については徒歩で駅まで通えると思いますけれども、自宅が高台にある大狩部から大狩部駅まで通う場合ですと、距離にして約2キロから3キロございます。育成公社住宅から節婦駅まで通う場合ですと、距離が 2.5 キロ程ありますけれども、公共交通機関がないことや交通弱者の視点から保護者がマイカー利用で駅まで送迎をしております。負担や利便性など、どのようにしていくべきかを伺います。
答弁 教育長 山本政嗣(教育長は2021年3月まで)
再質問いただきましたので答弁申し上げます。ご指摘いただきましたように高校生の居住地域、これは町内に点在をしているわけであります。節婦、大狩部の例を指摘いただきましたけれども、同様の地区はもしかすると高江地区であるとか、泊津地区であるとか、そういう地区もそういうものに該当する地域なんだろうというふうに感じます。町が通学費の助成を検討するときにやはり全員、町内全域の事情を勘案した制度設計には難しいなというふうに感じております。従いまして、支援制度の基本的な考え方としては最寄り駅から最寄り駅、あるいはバス停を基準とした制度設計にならざるを得ないなということをまずご理解をいただきたい。それから、教育委員会の役割ということを考えますと、これは教育全般にあるということに間違いないわけでありますけれども、その中で町の教育委員会の役割はと言うことを考えますと、やはり義務教育課程、それから町民の皆さんに対する社会教育事業の推進であろうということで考えております。その中でいきますと、ご質問の高校の通学の支援ということに関しましては、教育の視点というものもあるんでありますけれども、やはりご質問で指摘いただいてるように、子育てに関する要素も高いなというふうに感じているところであります。この支援の拡充等の議論はやはり町部局との予算も伴うものでもありますし、町部局との連携というものも必要になってくるかと思いますので、当初の答弁で申し上げましたように、そういったことも含めて検討をさせていただきたいと考えてございますので、現段階の教育委員会の答弁としてご理解をいただきたいというふうに思います。以上です。
再々質問 3番 酒井益幸
ありません。