新冠町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月14日
JR日高線にかかる取組等について
2018年12月14日、新冠町議会の一般質問で、武藤勝圀議員が「JR日高線にかかる取組等について」質問し、町長 鳴海修司が答弁しました。
- 質問者
- 武藤勝圀 議員
- 答弁者
- 町長 鳴海修司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 武藤勝圀
2点目、日高線復旧の取組みについて伺います。11月17日の町長会議で、門別様似間の鉄路復旧断念の報道でした。4年近くにわたって堅持してきたこの全線復旧、これをやっぱり諦めるべきではないという私はそう思っております。そういう立場から3点質問したいと思います。1点目、地域鉄道存続のための自治体負担か、さもなくば廃線の容認か。鉄路の存廃を巡り、道内JR8路線の沿線自治体が追い詰められている中、国支援見送りの報道が3日行われました。しかし、石井国交大臣は4日の会見で、これは最終決定ではないと言っておりますけれども、北の鉄路存続へ向けて国の責任を果たすよう北海道知事はオール北海道の立場で国に求めるべきだと思っております。この鉄路問題、この国の支援の問題も含めてまだ動いておりますので、日高線も他の路線とともに北海道の鉄路存続に向けて頑張るべきではないかと、そう私は思いますけれどもその点についての見解を伺います。2点目、町長会議を何故非公開にするのか。この点についての説明をいただきたいと思います。非公開とは、私達が議員持ってる議員必携によりますと、多分秘密でということになると思うんですけれども、議員必携では議会の会議を秘密会とすることは議事公開の原則から見て軽々しく行うべきではないという趣旨から、その開催手続きについては出席議員の3分の2以上の特別多数決が必要と、こういうふうに述べられております。しかも議題は、日高の公共交通をどうするのかという日高管内住民の生活に関わる問題でありますので、私はこれを秘密にしなければならないという理由はないと思っております。公開しないという根拠は何なのか。その点について伺います。3点目、バス転換をJR迫ってきておりますけれども、この将来性はどうなのかという点で、先日某新聞に地域の足をどう確保、相次ぐ路線バスの廃止という記事が載っておりました。国交省の2016年の調査によりますと、全国の路線バス事業者246社のうち、赤字の事業者は157社。3大都市圏以外の事業者165社はさらに深刻で、8割超えの136社が赤字と、そういう状況です。赤字の影響で15年度までの10年間に廃止されたバスの路線は約1万6000キロ。国交省の担当者は、地方では黒字収入を確保するこ10とが難しい実態が浮き彫りになってると語っております。町長はこういう現実をどう認識してるか、その点について伺います。
答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)
武藤勝圀議員からご質問の、JR日高線に係る取組み等についてお答えいたします。1点目につきまして、行政報告でも申し上げており重複する部分がございますが、JR日高線が平成27年1月に被災を受けて以来、オール日高として早期に復旧がなされるよう取組みを進めてきたところではございますが、復旧に向けた抜本的な護岸対策が行われず、他の線区と違い早4年近く不通が続いておりますし、JR日高線の持続的に維持するための費用負担についてJR北海道から負担要請のございました13億4000万円については、管内各町とも厳しい財政状況の下で将来にわたって多額の金額を負担し続けることができないとしていること、また北海道交通政策総合指針における鵡川・様似間の方向性や、国土交通省が公表しましたJR北海道の経営改善に向けた取組みにおける鵡川・様似間の事業範囲の見直し、支援対象から除かれているといった日高線を取り巻く厳しい状況下を踏まえ、これ以上全線復旧について協議を重ねても進展が見られることはないとの判断から、町長会議におきましてJR日高線の全線復旧について断念したものでございます。2点目につきましては、町長会議におきまして今回のJR問題に関して会議を公開するかどうか協議をしてございますが、議論を深めるためには非常にデリケートな面での話や、私見を含め公式見解とならない発言もございますので、非公開とすることが望ましいとの結論となってございます。なお、会議終了後は報道陣に対し会議の概要について説明し、取材対応を行なってございまして極力情報公開に努めているところでございますのでご理解願います。また、公開、非公開の取扱いにつきましては、議会制度と異なり法的拘束力がある訳ではございませんので、併せてご理解をお願い申し上げます。3点目につきまして、ご指摘のように人口減少や自家用車の大衆的普及、高速道路網の発展などによりバス利用者の減少傾向にあり、とりわけ過疎化が進む地方においてはバス事業を取り巻く情勢は厳しい現状があるものと認識してございまして、こういった路線バス問題と同様に今般のJR路線の存続問題があるものと思ってございます。一方で、高齢化の進展に伴い交通弱者が増加し、地域公共交通の果たす役割は重要性が増してきておりますので、町といたしましてはご承知のとおり、西新冠地区における自宅送迎型のデマンドバス並びに、町内全域及び新ひだか町静内地区の医療機関への送迎機能を付加したコミュニティバスを運行し、地域の足の確保のため利便性が高く効率的で持続可能な地域公共交通の取組みを進めているところでございます。JR日高線のバス転換に関しましては、昨年2月にJR北海道から日高線の復旧断念と併せ、バス転換に向けた協議開始の提案を受けた際に8項目にわたる支援策が示されており、町長会議の中ではJR北海道幹部からJRとして責任を持って対応する旨の発言もございます。いずれいたしましても、交通モードの最終結論はJR日高線沿線自治体協議会を経て決定することとしてございまして、交通モードが最終決定された後、利便性、効率性の観点から最大限住民の足の確保に向け11協議してまいる所在でございます。
再質問 3番 武藤勝圀
3点します。まず1点目は、これ日高報知の報道で管内の7町長が11月27日ですか。東京に行って自民党本部と国土交通省、道内選出国会議員のもとに出向いて日高自動車道の整備に向けた要望を行ったとありますけれども、多分趣旨はその自動車道のあれですからあんまり触れなかったのかと思いますけども、せっかくこういう交通問題に関しては関心ある人々、自民党の総務会長とも会っておりますし、国交省の幹部と会っております。そういう中で、このJRの話は一言も出なかったのかどうなのか。その点について伺います。それから2点目は、やっぱり最近のJRの動き見てますと、国もそうなんですけれどもやっぱ金の使い方が間違ってんでないかと私は思います。機能も出てたように、新しくその沙流川の鉄橋が修理必要で5億円が必要だけども金が出せないと。しかし一方、報道では今函館駅前に30億円使ってホテルを建ててる訳ですよね。だからそういう点からすれば、本当にその鉄道事業者としてのモラルはもうまるっきりないと思うんですよ。鉄道動かすのが仕事なのに、それをしないで要するにホテル建設に走ってると。そういうようなことで、そして道の場合も、しかもあれですよね。一方もう新幹線は年100億円の赤字の垂れ流しでしょ。それを続けてる。道もこの前道議会で明らかになりましたけれども、2005年度から17年度までで約1160億円この新幹線の建設につぎ込んでんですよね。さらに今あの札幌市までやっておりますからさらにまたかかると。こういう本当に一方では金ないと言いながら、いろんなそういうホテル建設だとか使ってるこういう点で、率直に町長どう思われますか。その点伺いたいと思います。それから3点目は、その非公開の話で、あの今デリケートな問題があるだとか、それから公共的なあれで、確かに議会とは性格が違うと思うんです。だけども実際上は、その日高の鉄道の公共交通の在り方ってことを決める訳ですから、そこに何も非公開にする理由はないんでないかなっていう感じするんです。腹を割ったら、よくあの新聞にも腹を割ったら話ができないってますけども、管内の町長7町長ですよね。1000人や500人の大きな職場だらそれはその年に職場違えば1回や2回しか話しないから腹わからないっていうこともありますけれども、町長数7人ですからしょっちゅう会って話もしてるし、別にそのマスコミがいろんな入ってても困ることは何もないと思うんですけれども、そこら辺がどうも本当に理解できないんですけども、その点についてどうですか。その3点伺います。
答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)
武藤議員の再質問にお答えいたします。11月27日の7町長の陳情は、ご指摘のように日高自動車道に関する要望でございましたので、この場でJRの問題については触れてございません。しかしながら、11月27日までの間には何度も国交省へ出向いたり、行政報告でも述べましたがJR、また道、いろんなとこに出向きまして現状を訴えてまいっておりますので、そういった中での国、道、JR、それらの考え方、また一切歩み寄りのない状況、そして現実的に4年間もの間不通になってるという状況を12踏まえた中での判断であったというふうにお答えしておりますので、ご理解願いたいなというふうに思います。JRのお金の使い方、いろいろ議員からご指摘ございましたが、私達も町長協議の中で、協議会の中でそういう話もしました。そういった中で、自分達もお金の使われ方については疑問を持ってございますが、これは国としての考え方、北海道としての考え方もございますので、1町村、1地域がそれによって覆すということはなかなか困難でございますし、それまで訴えてきたことが何らそれに結び付いていないという現実も踏まえているということを併せてご理解いただきたいというふうに思います。非公開の件につきましては、必ずやはり会議を開く前に7町長への打診がございまして、その中で非公開いいという中での物事の進め方だというふうになってございます。そういった意味で、非公開で今まできているという状況がございますし、先程もご答弁いたしましたように会議の後につきましては報道陣に取材を受けて、あったことを全て公開しているということがございますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。以上です。
再々質問 3番 武藤勝圀
やっぱり私は諦めるのはまだ早いっていう立場で、最後に質問させてもらいます。今私あの痛切に感じてるのは、やっぱりこの北海道で鉄道を守るっていう戦い、あの沖縄の戦いに学ぶ必要あるんでないかなっていうふうに感じています。亡くなりましたけれども、沖縄の扇長知事は常に言ってたのは勝つためには諦めないことと。こういう立場で県民を励まして、亡くなりましたけれどもその意思は選挙を通じて引き継がれて、昨日もテレビで出てましたけど玉城デニー知事もその立場で頑張ってると。沖縄でその頑張れる理由が何かったら、昨日からもニュースなってますけども土砂搬入っていうことありますけれども、いずれこれ続けてったらもうとにかく土砂は日本からなくなるっていうことで、今赤土も埋め始めてる訳ですよね。赤土っていうのは結局ヘドロ化する訳ですから。
再々質問 3番 武藤勝圀
それで、その点で結局それと軟弱な土地、これがさらにこれから工期もかかるし金もかかると。だから、この点で絶対日米という巨大権力に対して一歩も引けとらないで頑張ってる訳ですよ。それに対してそのそれに匹敵する我々戦うものあるかったら私あると思います。それは、一昨日道新の読者の声に出ていました。読まれた方もおると思いますけれども、帯広の方こう述べてます。北海道は食の宝庫である。国民の食を守るという観点からも、農産物を輸送する手段として鉄路は重要である。ここに私達はこの北海道の鉄路を守ってくっていう上での最大の強みがあると思うんですよね。北海道のこの今8路線のうち、札沼線と日高がまだはっきり最終的は決めてないんですけども、今の状況からいけば全部8路線壊されたったら本当にもう北海道の鉄道ズタズタになってしまうっていうことで、これで本当にその日本の食糧を守れるのかっていうことだと思う13んですよ。ですから、そこにねその我々がやっぱり確信を持ってやっていく必要があるんでないかと思います。そして、私最後に言いたいのはやっぱりね、政治は固定的でないってことです。動くんですよ。今世界見たって盛んに揺れてますよね。フランスはとにかく燃油税のあれでもうああゆう状況だし、ドイツは移民の問題に対していろいろ揺れてる。そしてイギリスはEUから離脱問題揺れてる。日本だってね、今もう本当そのあれですよ。安倍政権が強く見えそうですけれどもね、あれですよ地下にマグマも相当溜まってるし安倍さんの政治もね、もう終わりの始まりが始まってる訳です。それと北海道でも知事、今日なんか決まるようですけれども、高橋知事。高橋知事は本当にね、この期間ほとんどJRに対してもの言わなかったですよ。だから国に対してね。ですからそういう点では、あのここでね、やっぱり諦めないで頑張るべきだと、こういう点に確信を持ってオール北海道でね、まだ頑張ってるとこある訳ですから。そういうところと手を組んでね、やるべきだと。この点だけ最後に町長の考え、伺います。
答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)
武藤議員の再々質問にお答えいたします。武藤議員の鉄道に対する想いやバス転換への不安、JRをはじめ国、道への対応に対する不満は十分に理解いたしますが、先程来申し上げているとおり日高線は他の路線と違い、不通になって早4年となる事実。管内7町に突き付けられている実情や課題などを直視し、これらを踏まえ方針を決定するのも首長の責務と認識しておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。以上です。