みんなの議会

新冠町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月15日

ハイセイコーフェスティバルの復活と産業まつりの開催を

2017年12月15日、新冠町議会の一般質問で、伹野裕之議員が「ハイセイコーフェスティバルの復活と産業まつりの開催を」について質問し、町長 鳴海修司が答弁しました。

質問者
伹野裕之 議員
答弁者
町長 鳴海修司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 伹野裕之

11番伹野裕之です。議長より、発言の許可をいただきましたので通告に従い、ハイセイコーフェスティバルの復活と産業まつりの開催をについて質問いたします。当町の町外に発信できるイベントは、レ・コード館の事業を除いて大きなものとしては新冠ふるさと祭りしかない状況です。管内各町とも観光振興に視点を置き、町外に情報発信をしながら地域活性やまちづくりを町、地域一体となって振興推進を行いイベントを開催しています。日高自動車道の厚賀インターチェンジも来年3月には開通し、時間的にも札幌圏がより近くなり、交通の往来も活発化し多くの集客が見込まれ、イベント開催には絶好のチャンスが到来したと推察されます。ハイセイコーフェスティバルは、レ・コード館を中心に過去3回ハイセイコー号の命日に合わせて開催され、賑わいを見せていました。ハイセイコーフェスティバルが中止に至った経緯はわかりませんが、残念でなりません。この時期はゴールデンウイーク期間中であり、新ひだか町ではさくら祭りが開催され、多くの観光客が道の駅をトイレタイム、休憩所として利用しているのが見受けられます。このゴールデンウイークの時期に、道の駅を会場としてイベントを開催しない9理由はないと断言できます。イベントを開催することで相乗効果が見込まれ、それ相応の経済効果は明らかであると思われ、町、地域の活性化が図られると確信します。一方、産業まつりは実りの秋を祝う目的で全国各地至るところで開催されています。当町では、夏の風物詩であった農業祭りがなくなり、一次産業であることを町外に発信、PRする機会を逸している状況にあります。残念でなりません。産業祭りを開催することは、当町の特産品である農畜産物、海産物を町内外に新冠町の見本市的なイメージでPR即売を実施することが可能となります。さらに、農協、漁協、商工会が連携し、町挙げてのイベントとして開催することで町、地域が一体化し、地域活性やまちづくりに反映されることとなります。秋の行楽時期は、管内各町でも農業祭り、ししゃも祭り等秋の味覚を堪能することのできるイベントが目白押しとなっております。各町のイベントや祭りの日程が重なっても、日高路は一本道なので日高路を往来する上では当町に立ち寄り、複数のイベントに足を運ぶ可能性もあり十分集客が見込めるものと思われます。また、イベントに出店している商工業者の中にはイベントの機会を望む声もあり、出店機会が増えることは当町の疲弊した商業を活性化させる一助にもなります。このハイセイコーフェスティバルと農業祭りを開催することで、町内の観光施設にも目を向けられ足を運ぶ機会も増え、町経済、観光振興が図られるものと考えられます。町長の所見を伺います。

答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)

伹野裕之議員ご質問の、ハイセイコーフェスティバルの復活と産業祭りの開催をについてお答えいたします。まず、イベント開催に係るこれまでの経過について若干申し上げたいと思いますが、ハイセイコーフェスティバルにつきましては、我が国、競馬界に多大な貢献をしたハイセイコー号が平成12年に天寿を全うし、建立委員会の手により馬像の完成除幕式が行われる平成13年5月4日を中心に、新規イベントとしてハイセイコーフェスティバルイン新冠の開催が始まりました。町内の産業団体や婦人、青年、一般企業等団体、企業並びに新冠町及び観光協会からなる実行委員会が主催、運営したもので、ゴールデンウイーク中の5月4日と5日の2日間行われましたが、道の助成が3年間のみで全面的に財源を町に依存することが困難な状況や、時期的に春の農作業、準備等で慌しく、関係者の協力体制や出店者並びに地場産品等の確保に苦慮しながら事業展開を図ってきた中で、実行委員会として財政的な問題や諸課題を考慮し、馬像建立から始まった実行委員会の役割は初期の目的を達成することができたものと判断し、平成15年をもって終えております。また、新冠農協で行っていた農業祭り豊楽富喜市については、現地産品の即売や工夫を凝らしたアトラクション等で町内外の方々に第一次産業の町のPRを図るとともに、楽しい一時の場となっておりましたが、平成27年度に行われたのを最後に以後開催されておりません。町では、過去に3第イベントとしてふるさと祭り、判官祭り、駒祭りが開催されていた時期がございましたが、平成9年にふるさと祭りと判官祭りについて、お祭りを運営される方々が仕事とのやりくりが大変、開催時期が集中しすぎる等の問題点があったことから、運営する人も、参加する人も、見る人も皆が楽しめる10大きなイベントということから、現在のにいかっぷふるさと祭りに統合されております。一方、この祭りにおいては、昭和51年当時若き軽種馬生産者達が馬との触れ合い機会の少ない地域住民との接点を作ること等を目的に企画され、馬文化の裾野を広げる行事と親しまれ30年近く行われていましたが、出走用の馬の確保が難しくなってきたことと併せ、実行委員会の母体となっていた軽種馬振興会青年部の部員の減少に加え、家業への専念等から運営体制に無理が生じ、平成17年から休止となっております。こういった経過もあり、現在町として大きなイベントとして挙げられるのは、ご指摘のようににいかっぷふるさと祭りのみとなっておりますが、比較的大きくはないものの、観光協会でゴールデンウイークとお盆中に行っている地場産品即売会や耐寒ポーク祭りに加え、青年団体で開催しているにいかっぷふるさと盆踊り、商工会青年部によるイルミネーションフェスタ等の地域の方々の手による催しも様々行われ、町民の方はもとより、町外の方からも好評を博し、町の観光振興や地域の活性化の一翼を担っていただいているものと思っております。今後におきまして、これらの地域の方々によるイベントの展開、発展の推移を見たいと思っておりますし、町を挙げてのイベント開催にあたっては、やはり運営体制の問題もありますことから、事業の継続性や発展性を考えた場合、地域の方々や関係団体による開催機運の盛り上がりが肝要と思っており、イベント開催の声が高まってきた場合には町としての実施体制、協力支援を考えてまいりたいと思いますので、ご理解をお願い申し上げます。

再質問 11番 伹野裕之

それでは再質問いたします。平成28年度に都市農村共生・対流総合対策交付金を利用して新冠町観光振興推進協議会を設立し、競走馬文化ブランドの醸成を実現するため5カ年計画を立て、新冠町物産の高付加価値化と販路拡大、それに伴い交流人口の拡大を図ろうとしています。これは、競走馬をキーワードに観光振興を図ろうとするものです。この協議会が発足してから2年近くなりますが、蹄鉄の利用の他には真新しいものは見受けられません。これらのことを考慮するなら、ハイセイコーフェスティバルと産業祭りを開催することで協議会が目指すところの新冠町産品の高付加価値化、販路拡大、そして交流人口の拡大が図られると思われます。まさにこの2つのイベント開催は協議会の目的達成を実現化するために必要不可欠と考えます。町長の答弁の通り運営上の諸問題に鑑みれば、イベント開催は町主導ではなく、関係団体等民意の自発的な働きのもとに開催されるべきものとの考えは十分に理解でき、そのとおりだと思います。しかし、協議会設立から5カ年計画の中、2年近く経った今、主だった計画が計画通り進められていないように感じられます。このままの流れでいくと、何の成果も残せないことも危惧されます。協議会には、町も参加していますので担当課による積極的な指導も必要かと思います。民意の高まりと、情勢を待つ暇はなく、イベントの必要性を認めるものであれば行政も意図的に関わるべきと考えますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)

イベントの再質問についてお答えいたします。一部重複する部分11もありますことをお許し願いたいというふうに思います。新冠町観光振興協議会は、平成28年度から農林水産省の補助を受け馬産地観光の振興を図るべく、観光協会や地域の方々により自主的に活動され、商品開発や馬産地観光の振興等誠意取り組まれているところでございます。企画課職員も構成員として参画したおり、今後とも活動の充実に向け取り組んでいただけるよう助言していきたいというふうに考えているところでございます。また、イベント開催につきましては、町からの意向による開催という方法も当然あろうかと思っておりますが、イベントの運営にあたっては地域の方や関係団体の協力も不可欠と考えておりますので、イベントの内容の充実や継続性を考えた場合、地域からの声の高まりが肝要と考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに存じます。どうぞよろしくお願いいたします。

出典:新冠町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月15日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる