新冠町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月15日
貨客混載について
2017年9月15日、新冠町議会の一般質問で、伹野裕之議員が「貨客混載について」質問し、町長 鳴海修司が答弁しました。
- 質問者
- 伹野裕之 議員
- 答弁者
- 町長 鳴海修司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 伹野裕之
11番伹野です。議長より発言の許可を得ましたので、通告に従い貨客混載について、一般質問いたします。タクシーや貸し切りバスで荷物を運んだり、貨物車に客を乗せたりする「貨客混載」サービスが9月1日から過疎地で可能になります。このサービスの対象地域は、過疎地を抱える3万人未満の市町村等で道内では18市、127町村で147自治体が対象となり、本町もその対象となっております。サービスを行う事業者は、貨物輸送業と旅客輸送業を掛持ちする許可を各運輸支局で取得する必要があります。タクシー業者ならば、利用者の少ない時間帯に宅配業者の委託を受け荷物を運んだり、外出が困難な交通弱者や高齢者のために食品や日用品を配達したりすることが出来るようになります。運送業者ならば、荷物の配送に使われるワゴン車等にも許可を取れば助手席等に客を乗せられるようになります。これらのことから、人口減少に苦しむ中山間地や離島等地域の交通網維持や、高齢者の買い物支援の他、人手不足の運送業の効率化にも繋がると期待されています。本町では、交通弱者対策と地域交通網の維持目的でコミュニティーバスを運行させ、高齢者や子ども、学生等の足を確保し、効率的で持続可能な町内の公共交通となっています。また、高齢による体力の低下や、地域の商店の廃業等により日常生活を維持するために必要な買い物が困難となっている高齢者等に対し、見守りを兼ねた食品や日用品を配達する高齢者等買い物支援事業らくらく新冠を事業化しています。このように、本町独自の事業により地域交通網が維持され、高齢者の買い物支援がなされ、十分な住民サービスが行われ、町民からもそれなりの高い評価を得ていると思います。しかしながら、これらの事業は素晴らしいと評価されていても、100%満足いくものではなく、これらの事業を補完する上においても今回の規制緩和を受ける貨客混載は、新たなサービスの可能性の拡大が考えられるはずです。地域活性化に役立てようとする自治体も数多く見受けられます。住民サービスの向上を図る上でも、担当課では貨客混載について、当然調査研究、検討を行っているものと診察します。その経過と内容説明を求めます。
答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)
伹野裕之議員の、貨客混載について、お答えいたします。自動車運送業の担い手を確保するとともに、人口減少による輸送需要の減少に伴う輸送需要の減少が深刻な課題となっている過疎地域等において、人流物流サービスの持続的可能性を確保するためには、従来の自動車運送事業のあり方とは異なる新しい事業展開を可能とし、25その生産性向上を図っていくことが必要なことから、旅客自動車運送事業者は、旅客の運送に貨物自動車運送事業者は貨物の運送に特化してきた従来のあり方を転換し、両事業者の許可をそれぞれ取得した場合には乗合バスについて、全国で貸切りバス、タクシー、トラックについては過疎地域において一定の条件のもとで、事業の掛け持ちを行うことができるようになっております。乗合バスにおける貨物輸送について、これまでは350キロ未満とされていたものが、今年9月の法令改正により350キロ以上の荷物を運ぶことが可能になったことと併せ、過疎地域においてタクシーや貸切りバスで荷物を運ぶこと、また、貨物自動車が人を乗せることが可能となっております。道内の事例として、一宅配事業者が路線バスを活用して、宅配業者の拠点間の荷物輸送の導入に向け調整を行っている路線や、貨客混載輸送の対象候補としている路線があり、運送業の効率化や路線バスの生産性向上に繋がるものとされております。町が運行しているコミュニティーバスにつきましては、自家用有償旅客運送の扱いとなり、こちらの方は、平成28年3月から地域の貨物自動車運送事業者の事業運営に支障がないなど、一定の要件を満たした場合に道路運送法の許可を得ることにより、過疎地域において350キロ未満の荷物を運ぶことが可能となっております。貨客混載について、現在のところ検討は行っておりませんが、少子高齢化や人口減少が進み、貨物や旅客の運送量が限られる中、地域住民の生活を支える物流網及び地域公共交通網を維持・確保し、その持続可能性を高めていくことが肝要と考えておりますので、高齢者買い物支援の「らくらくにいかっぷ」も含め、貨客混載について、今後調査検討してまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解をお願いいたします。
再質問 11番 伹野裕之
町長の前向きな答弁ありがとうございます。これから調査検討始めるということですけども、今後どれくらいの時間をかけて進めるのか、また、プロジェクトチーム等のようなものは作るのか、また、その結果、評価、判断はどのような形で告知するのか。この3点についてお答えを求めます。
答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)
まとめてお答えさせていただきたいと思います。事業者による運送業や許可取得や事業者の体制、どんなサービスが考えられるのか、可能なのか、これは時間を要すというふうに思いますので、その辺慎重に検討してまいりたいというふうに考えてございますので、よろしくお願いいたします。