新冠町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月23日
レコードの今後の活用について
2017年6月23日、新冠町議会の一般質問で、武藤勝圀議員が「レコードの今後の活用について」質問し、教育長 山本政嗣が答弁しました。
- 質問者
- 武藤勝圀 議員
- 答弁者
- 教育長 山本政嗣
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 武藤勝圀
このたびレコードの収集が目標の100万枚に達し、寄贈受付は一応終了するとのことですけれども、今後の在り方に関わって2点伺う。一つは、今後の課題はレコードの活用だと思いますが、そのためには学芸員の配置が必要と思いますがこの点についていかがですか。2つ目は、レコード入力の加速化のために、あらゆる可能性を追求しデータシステムの更新、臨時職員の増員とボランティアの募集あるいはテレワーク等の活用、これらはやっぱり早急に検討・具体化すべきと思いますがこの点についての見解を伺います。
答弁 教育長 山本政嗣(教育長は2021年3月まで)
武藤議員からのご質問にお答えをいたします。ご報告を申し上げておりますように、寄贈レコードの受付につきましては100万枚の目標が達成できましたことから、また、収蔵スペースの問題もありますことから6月8日をもちまして一区切りとさせていただいたところでございます。ご質問の1点目にございますレコードの収集保管、展示などを専門的に行う学芸員の配置についてのご質問でございます。レ・コード館はレコードの収蔵施設といたしまして、思い出や癒し、人の心を大切にするというまちづくりのコンセプトの象徴として、さらにまた、町民の様々な文化活動の拠点といたしまして、更には観光や社会教育の機能を有するというような複合的な機能を持った施設でございます。ただいま議員ご指摘のとおり、レコードのみを捉えた時に考えますと専門的な知識が必要となる一方で、レコードに特化した学芸員は存在していないというのが実情でございます。レ・コード館は社会教育課が運営する施設でありますので、教育的な事業を中心といたしました生涯学習施設としての施設運営に趣をおいていくべきとも教育委員18会としては考えておりますし、館運営に関しましては音響あるいは照明をはじめとする多様な施設知識も必要でなければ管理、運営はしていけないということもございます。こういうような状況の中から現状におきましては、学芸員の専門的な配置は考えておりません。次に2点目の、収集レコードの入力の加速化についてでございます。先程もご説明申しあげましたけれども、5月末現在の収蔵レコードのデータベース化実績数は41万9042枚、およそ242万曲を活用いたしまして、来館者のリクエスト及び検索要望にお応えしている状況でございます。レコードの保存、寄贈者ごとにデータベース化するという業務は、所蔵レコードの資料価値を高めるということと、当町が発信した事業の責務ということで捉えておりますので、この部分に関しましては時間をかけても継続をしていく必要があるというふうに考えております。ご指摘のように今後は、データ入力の加速化が課題でございます。昨年も所管委員会にご報告させていただいておりますけれども、加速化にあたりましてはどうしても現在のシステム機器あるいはシステムプログラムを更新あるいは改修することが必要であります。ボランティアやテレワーク等の活用もシステムの更新後でなければ取り組めないという事情もありますことから、次年度以降の予算措置に向けまして町担当部局との協議を行ってまいろうと思っておりますので、ご理解を賜りますようよろしくお願いを申しあげます。以上でございます。
再質問 3番 武藤勝圀
学芸員の配置の問題なんですけれども、この点についても15周年の時に同僚議員が質問しております。その時に答弁では当時の辻本教育長ですか、このように答えておられます。事業提携を行っている昭和音大での職員研修の実施と、ミュージアム紹介のガイドマニュアルの作成といった職員の専門性の向上にも鋭意努めておると。そのために、現状は専門学芸員の配置は考えていないという答弁だったんですよね。多分ね私この時点では集めるのが主で、レコードの価値だとか貴重な観光資源でもあるレコードの価値、これはやっぱりね十分把握できてない、その上でそれらを活かす専門員の配置による考えがねこの時点では至っていなかった結果でないかと私は思っております。学芸員は先程話ありましたように、専門に資料の収集だとか保管、展示及び調査研究その他これに関連する事業について専門的に司る職員です。今やっぱりその100万枚収蔵して、去年も同僚議員の質問にもありましたけれどもやっぱり貴重な観光資源ということで、全国でもやっぱり有数の施設だと思うんですよね。そういう中に専門の職員がいないというのはやっぱり活用しきれていないと思うんですよ。だから今教育課の職員が何名かで関わってますけどもいろんな仕事がある訳ですし、そういう中で本当に専門的にレコードの価値を生かして活用していくという点ではやっぱり中々手が回らないと思うんですよね。今後のレコードを活用していく上で、学芸員というのはやっぱり必要なあれだと思いますし、レ・コード館での学芸員の役割というのは、先程4千何人ですか、全国から寄せられたあるいは町内のたくさんの方から預かった宝物だと思うんで、それを次世代に繋げていくという役割を担っていると思いますので、是非前向きに検討していただきたいと思いますけ19ども、その点についてどうでしょうか。
答弁 教育長 山本政嗣(教育長は2021年3月まで)
お答えをいたします。前段ご質問ございました、前辻本教育長がお答えをさていただいた平成23年度だったと思いますけれども、お答えをした中に昭和音大の連携、それからマニュアルの作成づくりというような答弁をさせていただいている部分につきましては私も承知をしております。ガイドがお客様のご案内をさせていただく訳でありますけども、そのご案内に関するマニュアルにつきましては、既に取り組みを進めながら、十分でない部分も確かにあろうかと存じますけれども、そういう対応をさせていただいております。それから、昭和音大の連携ということでありますけれども、実は昭和音楽大学との交流の中におきまして、昭和音楽大学にも学芸員課程というのがございます。しかしながら、音楽大学ではありますけれども、音楽に特化した学芸員の養成ということではなくて、一般の美術館、博物館の学芸員を養成するというようなことでございまして、中々音楽に特化した学芸員というものには結びつかなかったというような経過もございます。議員ご指摘のように、100万枚が達成できました。このものをデータベース化していくということの中に、資料価値を高めていくということは再三申し上げさせていただいている訳でありますが、当町にいる学芸員にも見解を伺ったところでございますけれども、まずは現在100万枚集まっているもののデータ入力作業、まだ残念ながら半分にも至っていない。このものの中に先程ご質問ありましたように、ジャズでありますとかクラシックをテーマといたしました数千枚にわたるコレクション、これ自体がレ・コード館としては大きな資料価値を持ったレコードということが言える訳でありますけれども、単体のレコードの中にどれだけの貴重なものがあるのかということを推し量っていくためにも、やはりデータ入力を一定程度加速化させた中で、現在半分以下のものを一定程度進捗をさせながらその中で専門家の方々に貴重なものがあるのか無いのかということの確認等も必要になってこようとも思いますけれども、まだ現在のところその段階にはないということでございますので、まずは入力作業を加速化させるようなことを努力しながら、そういう過程の中で議員ご指摘いただいたような内容についても検討を加えてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。以上でございます。
再々質問 3番 武藤勝圀
やっぱり今貴重な資源を生かす段階にもきてると思うんです。今年3月30日レ・コード館で馬女、競馬を愛する女性ファンを増やすということで、馬産地観光の可能性ということでパネルディスカッションありました。この中で何人か聞かれた方いらっしゃると思いますけれども、あの中で強調されていたのは地元にある資源をいかに活用するかということだと思うんですよね。そういう中で蹄鉄を利用したグッズなんかを販売したどうかというで提起されていた訳ですけれども、今回5月30日に行われた観光協会の総会ですぐそれを取り上げて、今年の4月に新規事業で蹄鉄を利用した色んな女性向けのグッズを販売するという事業を取り組むということ決めましたけれども、やっ20ぱり地元にある資源をいかに活用していくかということだと思うんですよね。そういう点で先程も言いましたように、レコード100万枚も集めて立派な施設を持っているというのは、全国でもあんまりない訳ですからそういう点でやっぱり今本当に町の資源としてのレコードをいかに活用していくか、日本でも稀な施設ですしそこに専門の学芸員がいないというのはやっぱり大変残念だと思うんですよね。博物館、美術館、郷土資料館等では大体主だったところには必ず配置されておりますし、新冠でも配置するかどうかというのは今後のまちづくりの根幹にも関わるものであると思いますので、資源を生かすかどうかそういう点では町の姿勢が問われる内容と思いますので、是非再度になりますけれども前向きに検討していただきたいと、そういうふうに思います。
答弁 教育長 山本政嗣(教育長は2021年3月まで)
重ねてのご質問の中で、地元にある貴重な資源を活用しながらまちづくりに生かしていくという部分につきましては、同感でございますけれども現在教育委員会が管理運営を行っております施設の目的の中に、博物館としての調査研究という部分が中々入りこんでいっていないという状況の中で、20年間の館運営の中ではレコードを収集することに特徴を持たせた、それを根源としながらまちづくりの精神に生かしていこうという20年だったのであろうというふうに思います。まさに、100万枚の目標を達成してこれからこの集めさせていただいたものの資料価値をという部分につきましては、これはまちづくりの観点からも教育委員会の資料の活用という観点からも考えていかなければならない、工夫をしていかなければならないことであります。繰り返しになりますけれども、教育委員会としての考え方につきましては、昨年一定程度の方針を出させていただいておりますけれども、今議員からご指摘をいただいた内容はまちづくりあるいは観光、これからのまちづくりというような観点での視点も必要な部分もありますので、そういった意味も含めまして今年度町部局と教育委員会との協議を深めていこうという計画をしておりますので、そういう協議過程、また改めまして所管委員会を通じながら議員の皆様方にもご報告し、ご助言を賜りたいというふうに考えておりますので、今後の検討を継続していくというようなことで理解を賜りたいというふうに思います。