みんなの議会

新冠町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月23日

町名「新冠」を「にいかっぷ」ひらがな表記に

2017年6月23日、新冠町議会の一般質問で、堤俊昭議員が「町名「新冠」を「にいかっぷ」ひらがな表記に」について質問し、町長 鳴海修司が答弁しました。

質問者
堤俊昭 議員
答弁者
町長 鳴海修司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 堤俊昭

先日の所信表明演説の際につきましては、欠席ということで大変申し訳ありませんでした。所信表明につきましては、しっかりと読ませていただきました。町民との情報共有の部分でありますとか、意見を共有するものもありますし、また、残念ながらそうでない部分もある訳でありますけれども、それら公約につきましてはまた今後じっくりと議論させていただきたいなというように考えています。町名「新冠」を「にいかっぷ」ひらがな表記に。新冠の地名は、アイヌ語のニカプを漢字表記したものであり、130年以上町民に慣れ親しんだ歴史ある地名であります。しかしながら、難読地名として取り上げられたり、特に本州の方からは正確に読まれることはほとんど無く、シンカン町やシンカンムリ町と呼ばれることが多い様に思われます。私もなんと読むのですかと聞かれたこともあります。今回の提案のきっかけとなったのは、本州から当町に移住された方が、地元の友人・知人の8割が正しくニイカップ町と読むことが出来なかったとの発言でありました。町民向けの配布物にも近年、ひらがな表記の「にいかっぷ」が多くなっている様に感じています。広報にいかっぷ、にいかっぷ議会だより、にいかっぷふるさと祭り等が代表的なものかと思います。表記に決まりは無く、それぞれ担当者の感性に任されているものだと思いますが、読みやすい、親しみやすいという思いがひらがな表記にさせているのだと思います。えりも町、新ひだか町、むかわ町、ニセコ町等も読みやすい、書きやすい、覚えやすい、親しみやすいと考え、ひらがな表記にしたのだと思われます。定13住・移住や、交流人口の増加、各種産業振興の大きな力となります。トップセールスの大きな力となってくれます。1年程かけて町民にひらがな表記の考えを知らせ、侃々諤々の意見交換をしてもらい、最終的に是か非かを住民投票によって決定するとのプロセスを考えてみました。町民が主役のまちづくりの大きな一歩となる事は間違いありません。やってみようという答弁を期待しています。

答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)

堤 俊昭 議員の町名「新冠」を「にいかっぷ」ひらがな表記についてお答えをいたします。町名新冠をひらがな表記にしてはどうか、また、住民投票により是非を問うてはどうかとの貴重なご提言を頂戴し、正直なところ困惑しているのも事実ではありますが、住民参加のまちづくりの手法として、このような方法もあるのかと改めて気付かされた思いがしてございます。議員のご指摘のように、特に道外の方には新冠の町名は読みづらいとの指摘があるのも事実であり、近年読みやすさや親しみやすさを求め、名称をひらがな表記にしている市町村も見受けられます。全国1718市町村のうち、ひらがなやカタカナで表記している自治体は、全体の2.9パーセントにあたる50市町村ありますが、この中には新ひだか町やむかわ町など平成の市町村合併を機に、名称変更しているところが多い状況にあります。仮に、町名を変更する場合、条例や規則、要綱などの全てを見直す必要があることに加え、各種様式や印刷物、公共施設の表示の見直しなど少なからず町民生活に影響を及ぼすことが予想されますし、また、一定の費用が必要となりますことから、軽々に判断することは出来ないと考えますが、議員のご提言のように町民のご意見を伺うことも必要と考えております。個人的には競走馬の産地として、新しい冠の獲得に向け、日夜努力されている生産者や関係者の方々にとって新しい冠の町、新冠町は非常に縁起の良い地名と思っておりますし、私自身この地に強い自信と誇りを持ってございます。また、歴史上いつ、誰がニカプという地名に新しい冠の字をあてたかは判然としておりません。一説には、明治初期に松浦武四郎がこの地を訪れた時に名付けたとされる説もありますが、一方ではそれ以前から新冠の漢字表記があったとする説もあり、謎に包まれております。いずれにいたしましても、現在の新冠町と名付けられた先人のご苦労に思いを馳せる時、なぜ今地名を変える必要があるのかとの思いも確かにありますが、私が目指しております町民の声が生かされ、解りやすく、公平・公正で町民と行政が協同するまちづくりを進める上で、今後町民の皆さんと膝を交えながら町政を語り合う場面も考えておりますので議員からのご提言についても、町民の皆さんからご意見を伺う機会を設け、これを機に改めてふるさと新冠を見つめ直すことも考えてまいりたいと存じますので、ご理解をいただきたいと存じます。

再質問 8番 堤俊昭

新しい冠ということで、そういう発想もあるのかということで良い答弁をいただいたなというふうに思います。最初から中々はい、そうしますということは無理かなということは自分自身で分かっていたつもりでありますけれども、私がこのひ14らがな表記について一番最初に気に留めたのはですね、3町合併協議会というものがあって、新市募集というのがありました。私はその時サラブレッド市ということで応募をしたんですね。後で聞いた話ですけれども、10通くらいはサラブレッド市ということで応募した人がいたという話を聞きました。また同時にその後についてはですね町長のお話のとおり日本中合併協議会ということで2.9パーセントですか、私も数えてみましたけども50程であったかなというふうに思いますけども、やっぱり読みやすく、親しみやすいということでひらがな表記にしたということでありますけれども、所信表明の揚げ足ではないですけれども、取るようなことで申し訳ないなという気もするんですけれども町長の所信表明の1ページ目の中段くらいにですね、トップセールスとして、ブランドとして括弧をしてひらがなでにいかっぷとふうな書き方があったんですね。本当に揚げ足取りに聞こえれば申し訳ないんですけれどもね、そんなことを思いながら見ていますとですね、人間というのは顕在意識というのが1割でね、潜在意識というのが9割だそうであります。町長の気持ちもどこかにね、ひらがなのにいかっぷがいいなというように思っているのかなというふうなことも思ってですね今回の質問に繋がったという訳でありますけども、町長もし心に手をあててですね、潜在意識がひらがなのにいかっぷがいいと言っている部分があるとすればですね、ちょっとだけお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長 鳴海修司(町長は2025年3月まで)

堤議員のご指摘のとおりですね、確かに私はひらがなでにいかっぷと書きました。それは自分としてはインパクトがあるなという判断をいたしましたので、そういう形をとらせていただきました。それを踏まえてお答えいたしたいというふうに思います。またちょっと繰り返す部分があるかと思いますがご勘弁願いたいと思います。町名を変更するにあたりましては、行政における見直し作業もありますけれども、町民の皆さん方にも大きな影響を与える問題であると考えてございます。例えば、個人の持っている運転免許証など資格の住所、固定資産における登記の住所、更には法人登記の住所など町民の皆様に及ぼす影響は計り知れないものがあるのではないかと考えておりますので、ご提言も踏まえ町民の方々からご意見を伺うことが肝要であると考えておりますのでご理解を賜りたいと存じます。

出典:新冠町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月23日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる