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新冠町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月16日

JR日高線の復旧について

2016年12月16日、新冠町議会の一般質問で、武藤勝圀議員が「JR日高線の復旧について」質問し、町長 小竹國昭が答弁しました。

質問者
武藤勝圀 議員
答弁者
町長 小竹國昭

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 武藤勝圀

最後に、4点目のJR問題について伺います。昨日の道新の夕刊を見て驚きました。道新の夕刊では、日高線鵡川・様似間JR21日廃止提案とありました。これを見て、いよいよ来るべきものが来たという感じと同時に私としては、鉄路は何としても守りたいとそういう思いも一層強くなった次第です。事態が急を告げている状況のもと、質問通告に沿って伺います。1点目は、JR北海道の単独での維持が困難な路線の発表以来、JR問題をめぐる動きは潮目が変わりつつあり、全道的にも大きな動きになりつつあります。これは今まで日高線については対岸の火事と思っていたところ、今回のJRの提案によって、全路線の半分に及び自分のこととして切実に考えるようになったことが反映していると思います。苫小牧市長、旫川市長、名寄市長などが沿線自治体協議会の開催などを呼びかけ、今、オール北海道での取り組みに発展させることが求められていると思います。今まで、日高町村会の会長として、奮闘されてきましたが、日高線は約2年交通不便を強いられてきたからこそ、全道に対する発信力が強いと思います。そういう点では、小竹町長には、こういう事態を迎えて日高町村会長として、全道の取り組みが強まるよう働きかけてほしいと思い、決意を伺います。2点目は、この取り組みの成否は、いかに住民合意の運動になるかどうかにかかっていると思います。町村会などでシンポジウムの開催などを検討し、住民の理解が深まる取り組みを検討してはどうかと思い伺います。

答弁 町長 小竹國昭(町長は2017年3月まで)

11月18日にJR北海道が「JR単独では維持が困難な路線」を10路線13区間とし、抜本的な見直しを進めると正式発表したことにより、日高管内各町と同様に全道各地でも、まちづくりへの影響が深刻化する事態にも繋がりかねないと考えていることにつきましては、今議会、初日の行政報告で述べたとおりでございます。平成28年第 4 回定例会新冠町議会会議録第2日(平成28年12月16日)ご質問のありました1点目の、「路線の存続に向けて、オール北海道での取組みに発展させるべく、日高町村会長として、全道の取組みが強まるよう働きかけてはどうか。」ということでございます。「JR単独では維持が困難な路線」が発表されてから、間もなく1カ月が経過しようとしておりますが、関係する自治体においては、今後の対応等について熟慮しているものと推察するところですが、それぞれ諸事情や条件等が異なる面があろうかと思いますので、全ての対応を画一的に進めることは、難しいものと考えるところです。しかしながら、それぞれ沿線自治体協議会等が設置され、議論が進められる中において出される問題や課題等については、北海道町村会なりが中心となって、それらを集約し、情報を共有することなどについては可能であると考えますので、北海道町村会の役員会等で意見を述べたいと思いますし、これらのことにより、場合によっては連携、又は一体となった取組みに発展することもあろうかと思いますので、ご理解賜りたいと存じます。次に2点目の、「シンポジウムの開催」などについてですが、昨年1月に日高線が被災し運休となったものですが、ご承知のとおり、その後、5月に16歳以上の住民を対象とした、「JR北海道に対する日高線の早期全線復旧を求める署名活動」を、管内各町が一体的となって取組み、3万1865名もの多くの署名が寄せられ、各町とも多くの住民が日高線を必要としていること、即ち、日高線を存続しなければならないという強い意思を7町が確認し、日高線の復旧、運行再開を前提に、「鉄道会社と地域が一体となって、JR日高線を持続的に維持するための、各種取組を検討・推進すること」を目的として、現在のJR日高線沿線自治体協議会が設置されたものでありますことを、改めてご理解いただきたいと存じます。行政報告いたしましたとおり、JR北海道から提案のありました、費用負担又は上下分離方式については、対応できない旨を回答し、現時点におきましては、鉄道事業者としての責任ある対応を求めており、その返答を待っているところであります。従いまして、JR北海道からの正式の返答を受けた後、その内容如何によりまして、沿線自治体協議会としての対応や、取組み等を検討することになると考えますし、併せまして、さきに北海道が設置いたしました、学識経験者や北海道市長会長、北海道町村会長などで構成する「鉄道ネットワーク・ワーキングチーム」について、道議会の予算特別委員会において、「来年1月中をめどに検討結果をまとめる」旨の答弁があったということですので、その検討結果も踏まえながらの対応になるものと考えますので、ご理解願います。

再質問 9番 武藤勝圀

こういう状況ですから、今大事な点を考えるのは不便な状況が2年続いていますので、急いで結論を出したい気持ちはわかるのですけども、ここはじっくり考えて対応する時期でないかなという面も感じます。それで1つは、今度の新聞報道ありましたように21日の会合でJRから、その廃線バス転換の提案があるという報道ですから、これについては、断固拒否をすると。そういう回答をすることが大事でないかと思うのです。そして今後しばらくは、個別の協議には応じないと。2点目は今急ぐのは日高線を含む北海道全体の公共交通をどうするかという道で取り組みを急いでいるようですけ平成28年第 4 回定例会新冠町議会会議録第2日(平成28年12月16日)ども、それの結論を待ってから対応するべきだと思うのです。3点目は、より国により、強い財政支援を求めていく。ようやく国も80億か90億出すと話しておりますし、まだまだ出せる余地はあると思うのです。ですから、そういう努力をした上で、JRとしての今後のあり方を協議するべきで、今すぐJRの提案に乗って話を進めるのは拒否して、大まかな今後の方向が出ないうちは進めるべきでないと思うのですけど、その点について、町長の考えはどうですか。

答弁 町長 小竹國昭(町長は2017年3月まで)

極めて難しい問題でございまして、じっくり時間をかけてほかのところと足並みを揃えてやるべきだというご意見もちろんあるのは承知しているところでございます。そういった中でお話ございましたように日高線は2年止まってございます。やはり利用される住民の方々は、大変不便に感じているお話も伺ってございます。学校、静内高校の校長先生に聞いてみましたけれども、やはり遠くから通って来ている子ども、様似の方から通っている子ども、あるいは平取から通っている子どもさんもいらっしゃるようです。それは静高かやはりそれなりのクラブ活動でよい成績を挙げているだとか、学力の面でもそういった面で静高に通いたい子ども達がおりまして、そういう子どもいるのですけれど、やはり帰りが非常に時間かかって遅くなるということで、親も迎えに来たり、帰りも遅いということで、勉強の面でも影響が出る恐れがあるというような心配事あるいはクラブ活動についても支障が出る話しも実際に私は伺ってございまして、そういうことが続くと静内高校の学級減のことにも繋がって来るなと、そういう心配もしながら、結論がいつ見えれば、ある程度は我慢というのもあるかもしれませんけれど、いつどうなるのというのが、全く先の見えない中では、非常に悩ましい問題だなと考えているところでございます。また一方、その先にJR単独で維持困難な路線が全道各地に出たということで、今まで日高線だけの問題があったのですけれど、これが、よその地域でも、人ごとではないと。自分たちもこれは真剣に取り組まなければならないということで、私ども要請活動に歩いた中ではそういう対応は確かに変わって来ております。私ども国の方に行きまして、国土交通省の鉄道局の方に行きましても、それまではかなり冷たいような対応だったのですけど、やはりそれは、これは投げておけないなという、そういうような対応も変わって来ている印象も私ども思って来ております。その点でどのようにこれを進めて行ったらよいのかということがございますが、他の地域は今、実際鉄道が走っているのです。ですから、何ぼ時間かけても今止まることはないのです。これから2年かけても3年かけても5年かけてもその間は止まりませんから、よいですけど、日高線はそうでない状況にあるということは、これは認識した上で、話をしていかなければならないなと思っております。それが非常に悩むところでございますが、いずれにいたしましても21日に、今度は今までは来たことはないのですけど、今回は島田社長が来て説明をするというお話もございますので、その辺はしっかりと聞いた上で、その時にもちろん結論出す訳でございませんので、その日は聞きっぱなしということになりますけれど、今後の対応につきましては、や平成28年第 4 回定例会新冠町議会会議録第2日(平成28年12月16日)はり管内各町ともあるいは北海道とも協議をした上で、今後の取り組みについては慎重に考えて対応していきたいと考えているところでございます。

出典:新冠町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月16日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる