みんなの議会

新冠町議会 平成28年第3回定例会 2016年9月15日

青年の家の合宿施設としての利便性の向上について

2016年9月15日、新冠町議会の一般質問で、伹野裕之議員が「青年の家の合宿施設としての利便性の向上について」質問し、教育長 杉本貢が答弁しました。

質問者
伹野裕之 議員
答弁者
教育長 杉本貢

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 伹野裕之

4番伹野裕之です。議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い、青年の家の合宿施設としての利便性の向上について、質問いたします。青年の家は、合宿施設としても利便性に優れ、高い評価を得た中で利用されています。当町がレコードと音楽によるまちづくりでレ・コード館を設置したことから、音楽の町として、広く認知され、成果発表の場として、町民ホールも利用できることで、白石高校吹奏楽部や北大のビックバンドの合宿にも利用され、他町にない特色ある合宿環境となっています。しかしながら、残念なことに、炊事施設がないために、自炊ができず、食事は指定業者へ注文しなければならないルールになっています。弁当の持ち込みも禁止され、野外バーベキューをするにも食材は指定業者からの納品となっています。そのため、低料金の施設使用料にも関わらず、食事代が高くつく結果となり、利用者から食事に対する不満の声が多く聞かれます。過去に決算審査特別委員会などで、幾度となく改善を求めた経緯がありますが、一向に改善されていません。合宿施設として利便性とその機能を高めるために、自炊施設を設置することが望まれます。青年の家は、幾度かの改修工事を行い、築50年を迎えます。今後閉鎖するのか、新築して存続するのか。計り知ることはできませんが、新築するのであれば、その時点で自炊ができる炊事施設の設置が得策かと思われます。しかしながら、もし現状のままで運営するのであれば、高額の設置費用が掛かることも承知の上ですが、自炊施設を設置すべきではないでしょうか。自炊施設の設置が不可能であるのなら、現行の食事ルールを残した中で、持ち込みの禁止を廃止し、持ち込みを可能とする平成28年第3回定例会新冠町議会会議録第2日(平成28年9月15日)のがホスト町としてのおもてなしの心だと考えます。青年の家の利用状況と今後のあり方について説明を求めます。

答弁 教育長 杉本貢(教育長は2017年3月まで)

伹野議員からのご質問にお答えいたします。町立日高判官館青年の家は、昭和41年に設立され、組合立での運営を経て、平成11年度から町立の社会教育研修施設として運営してまいっております。ご質問いただいた宿泊される利用者への食事については、平成14年度までは施設内の厨房で調理し提供しておりましたが、保健所から、厨房施設や設備の老朽化対策について指導があり、改修に多額の経費が見込まれ、当時は行財政改革に取り組んでいた時期でもありましたので、厨房で調理する方法から現在の給食配達方式に改めたものでございます。ご質問の利用状況についてですが、平成27年度における、青年の家の宿泊実績は、31団体、延べ2973人に利用いただいております。また、宿泊に伴う食事数は、年間約5500食で、このうち、指定業者の食材で野外バーベキューを行った団体は5団体ございました。ご指摘いただいたように、利用者の中には自炊を希望される団体もおりますが、一方で3食の提供を望まれる利用者もおられます。仮に、施設改修を施し自炊や持ち込みを認めた場合、現在、提供している食数が大幅に減尐することが予想され、町内の指定業者が継続して配食事業を受注することに支障が生じてまいります。また、弁当や食材を町外で買い求める利用者も増えることも考えられます。教育委員会が管理運営する宿泊研修施設として、町内業者や町内消費も念頭に置き、利用者の要望を可能な限り聞き取り、指定業者との調整を図りながら運営しておりますので、現状の運営方法についてどうぞ深いご理解をお願いいたします。次に、今後の施設のあり方についてのご質問でございますが、ご承知のとおり青年の家は、名誉町民であります、故 浅川義一氏から「青尐年の研修施設の建設」を目的として頂戴した多額の寄付金を原資として、昭和41年1月に開設され、町内外の方々に愛されながら、半世紀を経過したわけでございます。時代の経過とともに、利用形態も変化し、施設も老朽化しておりますが、浅川氏からいただいた意思は、継承してまいりたいと考えております。青年の家は、青尐年の文化やスポーツの合宿、小中学校の自然体験研修、町内子供会の宿泊研修などに加え、農業実習生の研修でも利用されており、町づくりや、人材育成において、当町の特徴の一つであると認識しております。そのため、教育委員会といたしましては、今日の町内各教育施設の老朽化の現状に鑑み、改築や改修、更には、運営方法についても検討を進めなければならない時期であると認識しておりますので、青年の家が持つ、宿泊研修施設としての機能は、その検討の中で、継続して位置付けするとともに、運営内容についても検討を加えてまいりたいと存じますので、ご理解をお願いいたします。

再質問 4番 伹野裕之

地元指定業者を保護することは重々承知していますし、そのとおりだと理解しております。しかし、施設を利用する利用者側の立場、身になって考えることがおもてなしをする上で、大切なことだと考えます。利用しやすい環境を整えることで、平成28年第3回定例会新冠町議会会議録第2日(平成28年9月15日)多くの利用者に喜ばれ、一人でも多くの利用が見込まれるはずです。利用者の消費は食事だけではありません。食事以外にも尐なからず消費が行われ、当町にお金を落としてくれるに違いありません。食事の持ち込み禁止が廃止となったなら、地元指定業者に多尐の影響があるかも知れませんが、そのすべてが町外から持ち込まれるものとは限らないと思います。利用者側の立場になって、身になって考えることが行政サービスの原点かと思いますし、そのことで施設の機能が本来の機能以上に感じられ、利用者の評価がより高いものになると考えます。その点を考慮して、早急に現行の食事システムを併用しながら持ち込みの禁止を廃止すべきと考えますが、再度答弁を求めます。

答弁 教育長 杉本貢(教育長は2017年3月まで)

重ねてのご質問でございますが、教育委員会といたしましては、青年の家は管内、日高の国尐を除きますと、管内唯一の青尐年の生涯学習の体験的な施設として、非常に大事な施設だなと認識しているところでありまして、また、先ほども申し上げましたが、名誉町民の浅川さんの意思を守り、勤労、青尐年、農業の研修、人づくり、まちづくりとその意思は大事にしていきたいと考えているところでございます。重ねてのご質問でございますが、利用者の中には、合宿の目的であります練習、体験活動に専念したいと、3食を提供していただけるのはありがたいという声も聞いているのも事実でございます。議員ご指摘のように、利用者のニーズに応えるということが大切なおもてなしの心かと思いますが、申し上げましたように、非常に施設も老朽化して来てございますので、運営面とあわせて、ハードの面もあわせて一体的に青年の家の運営につきまして、教育委員会で慎重に必ず検討してまいりたいと思いますので、何とぞご理解をいただきたいと思います。

出典:新冠町議会 平成28年第3回定例会 2016年9月15日 議事録 PDF(8ページ) 間違いを知らせる