みんなの議会

新冠町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月17日

ジェネリック薬品の利用促進について

2015年9月17日、新冠町議会の一般質問で、伹野裕之議員が「ジェネリック薬品の利用促進について」質問し、町長 小竹國昭が答弁しました。

質問者
伹野裕之 議員
答弁者
町長 小竹國昭

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 伹野裕之

4番伹野裕之です。議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い、ジェネリック薬品の利用促進について質問いたします。国民健康保険団体組合は赤字経営で苦慮されている中、現在、市町村単位で運営しているが、2018年度から都道府県単位の財政運営に移行される。都道府県は医療費の見込を立て、市町村に対して個別に割り当てた額の納付を求め、市町村は保険料を決定して住民から徴収し、都道府県に収め、集まったお金は医療機関への支払いに充てられる仕組みとなる。国は、高齢化により財政が悪化している市町村国民健康保険改革の中で、消費税率引き上げによる財源などを活用し、毎年度約3400億円を支援する。財政支援する約3400億円のうち約1700億円は、低所得者が多い市町村に配分され、残り約1700億円のうち約700億から800億円が医療費抑制に努力する市町村にまわり、さらに都道府県市町村間の財政力の格差を埋めるための調整交付金の拡充に約700億から800億を充てようとする。この医療費抑制に先発品よりも割安な後発医薬品ジェネリックの普及が求められている。ジェネリックの普及は、医療費抑制を即するねらいがあり、国民健康保険に加入する住民にとっては、保険料負担が低く抑えられるメリットがある。国はジェネリック医薬品の使用率を2020年度までに80%に高める目標を挙げている。道内での使用率は、1月時点で59.1%で、全国平均の58.4%をわずかに上回っている。そのような中、道はさらなる普及に向けた体制を整えるべく、医療関係団体、業界、消費者による北海道後発医薬品安心使用協議会を立ち上げた。昨年6月から8月にかけ、道内81カ所をモデル薬局とし、処方薬の名前や分量などを記録するお薬手帳に、ジェネリック医薬品に変更可能な先発医薬品が含まれているなどとするシールを使った周知啓発を全道的に行おうとしている。一方で、北海道消費生活センターにジェネリック医薬品を希望したのに処方されなかった、希望していないように処方された。などの声が寄せられ、患者さんの受け止め方も様々のようである。本町においても担当課職員はジェネリック医薬品の普及に向け、日々努力をしている中、頭を悩ませていることを察します。そこで、お尋ねします。本町にお平成27年第3回定例会新冠町議会会議録第2日 (平成27年9月17日)ける現時点でのジェネリック医薬品の使用率は。国が目標としている使用率80%に切り替わった時の薬代の試算は。国の目標値80%を達成するため、ジェネリック医薬品の利用促進に向け、どのように周知啓発の取り組みを行っているのか説明を求めます。

答弁 町長 小竹國昭(町長は2017年3月まで)

お答えをいたします。議員からお話ございましたように、国は、今年5月に成立いたしました医療保険制度改革関連法に保険者努力支援制度として平成30年度から後発医薬品の使用の割合や、特定健診や保健指導の实施状況、保険料の収納率の高さ、糖尿病の重症化を防ぐ取り組みといった項目に応じて補助金を決定する700から800億円程度の新たな財政支援制度を創設いたしました。特に医療費の抑制を図ることとし、先発医薬品の特許が切れて価格の安い後発医薬品ジェネリックの主要普及を図り、平成29年度では70%以上、平成30年度から32年度末までのなるべく早い時期に80%とする新たな数量シェア目標も本年6月に閣議決定されたところであります。後発医薬品通称ジェネリック医薬品は先発医薬品と治療学的に同等であるものとして、製造販売が承認され、一般的に開発費用が安く抑えられることから、薬価も先発医薬品に比較すると、安価な設定になっており、この医薬品の利用普及を図ることで、患者負担の軽減と国民健康保険財政の改善に資するものと考えられております。町では、平成21年1月20日付の厚生労働省からの国民健康保険における後発医薬品の普及促進についてという通達を受け、この利用普及活動を平成24年度から实施しております。1つ目は、ジェネリック医薬品希望カードをすべての被保険者に配付を行い、医療機関窓口においてジェネリック医薬品の使用申し出を円滑にできるようにしております。2つ目は、ジェネリック医薬品を利用した場合の自己負担額の軽減について知っていただくためジェネリック医薬品に切り替えた場合の自己負担額の差額について、文書でお知らせしております。3つ目は、ジェネリック医薬品の使用状況の調査を行い、被保険者への使用働きかけなど保険財政の安定化につなげるための改善策に利用しており、これらの取り組みは医療費適正化に資する取り組みとして道からの調整交付金の対象とされているところであります。ご質問の1点目の本町の現時点の使用率につきましては、統計を取り始めた平成25年度が53%。26年度が64%。27年8月までの請求实績では70%となっているところであります。2点目の使用率80%での薬代の差額試算でありますが、医薬品費用額は年間81万7000円となりますので、その保険者負担分の約57万2000円の削減額となります。3点目の80%の目標を達成するための利用促進に向けた取り組みにつきましては、現在取り組んでおりますジェネリック医薬品希望カードの配布やジェネリック医薬品使用促進の差額通知書の送付に加えまして、本年7月からは北海道国保連合会から新たに提供を受けておりますジェネリック医薬品保険者別統計資料を活用しながら、被保険者に対する制度周知と積極的な使用勧奨を实施し、さらなる使用促進を図ってまいります。国民健康保険制度は、人口減尐や高齢化などに対応するため平成30年度に北海道を保険者とする財政運営となりますが、町における窓口事務や保険料の賦課徴収事務は、これまで通りであり平成27年第3回定例会新冠町議会会議録第2日 (平成27年9月17日)ます。また、特定健診や各種予防事業など健康づくりやジェネリック医薬品の使用促進、治療効果を高めるための薬の指示通りの服用の励行など、医療費の抑制に対する取り組みは町民の皆さんと町が一体となって行動しなければ、町の財政運営にも大きな影響を与えることになりますことから、関係する皆様方のご理解とご協力をお願いいたしたいと思います。以上でございます。

出典:新冠町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月17日 議事録 PDF(24ページ) 間違いを知らせる