みんなの議会

名寄市議会 令和7年第4回定例会 2025年12月10日

宗谷本線を廃線にしないために

2025年12月10日、名寄市議会の一般質問で、中畠孝幸議員が「宗谷本線を廃線にしないために」について質問し、総合政策室長 櫻田孝臣、総合政策部長 石橋毅、市長 加藤剛士が答弁しました。

質問者
中畠孝幸 議員
答弁者
総合政策室長 櫻田孝臣、総合政策部長 石橋毅、市長 加藤剛士

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 中畠孝幸

議長から指名を受けましたので、通告に従い、大項目1点について質問してまいります。大項目1、宗谷本線を廃線にしないために。2016年にJR北海道が発表した単独では維持困難な黄線区道内8区間のうちの一つに当たる宗谷本線名寄稚内間は、国から発せられた2024年3月の監督命令により徹底した利用促進やコスト削減などの取組を行い、2026年度末までに事業の抜本的な改善方策を確実に取りまとめることとされています。本年11月16日の北海道新聞の報道によれば、JRは抜本的な改善方策について25年度中に考え方を示し、1年かけて合意形成を図る方針だとのことです。それが事実であるとすれば、今年度中に何らかの考え方が示され、来年度1年のうちに何らかの結論を導き出さなければならないことになります。そのような状況の中で、宗谷本線を廃線にしないために今取るべき方策は何かについて問うのが質問の論点であります。小項目1、抜本的な改善方策について。宗谷線アクションプラン実行委員会というところから2025年10月に事業の抜本的な改善方策の実現に向けた実行計画検証報告書、宗谷線というものが出されています。これは、調査実証事業の結果や収支の推移等をまとめたものですが、実際の抜本的な改善方策とはどのような形式でまとめられるのか、JRから何らかの情報を得ているのか伺います。また、次のようなものが抜本的な改善方策となり得るのか、基本的な考え方を伺います。1、廃線、バス転換、2、上下分離。小項目2、市民への周知について。宗谷本線が今どのような状態にあるのか、今置かれた状況を市民に周知することが必要であると思われます。ひょっとすると宗谷本線がなくなるかもしれないが、それで本当にいいのですかといったようにです。一般に廃線が決まった地域では、急にそんなことを言われても困るといった声が上がり、北の鉄路を守ろうといった反対運動が起きるのが常です。しかし、廃線が決まってしまうと、反対運動も意味を持ちません。もし万一廃線になったとしても、それまでの経緯を市民が十分に分かっていることが必要であると思われます。今できるのは、廃線になるかもしれないという究極の状況を示して、宗谷本線の意味や役割を考えてもらうことではないでしょうか。特に今年度から来年度にかけては、宗谷本線が今後どのようになる可能性があるのか市民に情報を提供して、理解してもらう必要があると思います。これまで市民に対して宗谷本線存廃に関する問題をどのように周知してきたか、また今後どのように周知するつもりか、理事者の考えを伺います。小項目3、徹底した利用促進について。徹底した利用促進というからには、市がJRの利用促進について本気度を見せる必要があるのではないでしょうか。まず、指摘したいのは、名寄駅のホームを渡る跨線橋の存在です。荷物を持って転倒したら非常に危険な状態であり、それを放置しておいて、JRを利用してほしいという姿勢があるとは到底感じられません。危険を解消する方策として、1、エレベーターを設置する、2、構内踏切を設置して、地上を歩くようにする、3、列車車両の入替えにより1番線のみを使用するようにする等の方法が考えられます。それらについてのお考えと検討の上、JRと協議していただけるか伺います。利用促進のためには、単にJRを利用しましょうとキャンペーンするのは意味がなく、JRを使えばメリットがあるというインセンティブを設けて、JR利用に誘導することが肝要であると思われます。インセンティブ、つまり利用を促進するような特典を設けることに関するお考えを伺います。以上で壇上からの質問といたします。

答弁 総合政策室長 櫻田孝臣

中畠議員から大項目で1点御質問いただきました。私からの答弁となりますので、よろしくお願いいたします。初めに、大項目1、宗谷本線を廃線にしないために、小項目1、抜本的な改善方策についてお答えいたします。JR宗谷本線を含む北海道内の8線区について、令和6年3月に発出された事業の適切かつ健全な運営に関する監督命令に基づき、令和8年度末までに事業の抜本的な改善方策を確実に取りまとめることとなっております。国から発出された監督命令では、令和6年度からの3か年でJR北海道と沿線自治体、地域の関係者が引き続き一体となって徹底した利用促進やコスト削減などの取組を行い、あるべき交通体系に関する徹底的な議論を行うよう指示があったところでございます。質問のありました抜本的な改善方策をどのようにまとめていくかについては、現在JR北海道から具体的に示されたものはなく、今後3年間で実施した取組を検証していく中でJR北海道と沿線自治体等が協議、議論を重ねた上で示されるものと考えております。また、北海道が策定する北海道交通政策総合指針の中では、宗谷本線は本道の骨格を構成する幹線交通ネットワークとして、維持に向けてさらに検討を進めるとされております。さらには、本市が事務局を担い、沿線自治体など26の自治体で構成される宗谷本線活性化推進協議会においては、宗谷本線の維持と完全高速化を実現することを目的として、関係機関令和7年12月10日(水曜日)第4回12月定例会・第4号に対する陳情、要望活動や利便性向上を図るための諸活動を実施していますので、現時点で廃線についての考えは持ってございません。次に、小項目2、市民への周知についてお答えいたします。宗谷本線活性化推進協議会においては、名寄稚内間の高速化の実現や宗谷本線の利便性向上、利便性促進を図るための諸活動、さらには必要に応じJR北海道をはじめ、国などへの要望活動を実施し、宗谷本線の維持に向けて取組を進めているところであり、現在JR北海道から宗谷本線の廃線に関する情報はありません。市民への情報提供については、市の広報紙やホームページなどを通じて宗谷本線に関わる利用促進のほか、必要な情報発信を行っている認識ですが、今後も必要に応じて丁寧な情報提供に心がけていきたいと考えております。引き続き宗谷本線の維持や高速化などに向けた取組を実施してまいりますので、御理解願います。次に、小項目3、徹底した利用促進についてお答えいたします。宗谷本線調査・実証事業協議会では、都市間輸送の維持、強化により利用拡大を図るとともに、沿線地域の公共交通の維持、利便性向上を図るために必要な調査、実証事業を実施することとされております。名寄駅の線路をまたぐ跨線橋へのエレベーターの設置や構内踏切の設置については、本市や宗谷本線全体の利便性向上、利用促進を図るために設立された協議会としてJR北海道の施設である名寄駅の施設整備を実施することは困難でありますが、今後も引き続きJR北海道と情報交換を行ってまいりますので、御理解願います。なお、列車車両の入替えによる1番線のみの使用については、利便性が確保されるよう本市からもJR北海道には申入れをしているところですが、JR北海道からは同じ時間帯での乗降がある場合や御利用の多い特急列車を優先的に1番ホームに乗り入れを行っている場合、異なるホームの使用は避けられないと伺っております。また、JR利用に誘導するためのインセンティ令和7年12月10日(水曜日)第4回12月定例会・第4号ブを設けることについては、他の公共交通機関とのバランスを考えると現状難しいと考えておりますが、先ほど申し上げた調査・実証事業協議会の中で利用促進に向けた取組を実施してまいりますので、御理解くださいますようお願いいたします。以上、私からの答弁とさせていただきます。

再質問 1番 中畠孝幸

それでは、再質問に移りたいと思います。令和5年から令和7年、今年にかけて私は宗谷本線に関しては一般質問で何回か取り上げてまいりましたけれども、これまで宗谷本線の維持をめぐってとか、宗谷本線の活性化に向けてというような大項目で質問してまいりましたけれども、今回は意識してといいますか、意図的に宗谷本線を廃線にしないためにという、廃線というちょっと危機感を持たないといけないというような表現にいたしました。それは、先ほども申しましたけれども、国の改善命令により2026年度末には抜本的な改善方策を取りまとめないといけないという、今そういう時期に差しかかっているということで、あえて廃線にしないということで大項目にいたしました。それで、今櫻田室長からの御答弁で、まず廃線ということは考えていないし、JRからも出てきていないということで、それを確認したということで進めさせていただきたいと思いますけれども、まずちょっと順番が前後しますけれども、3番目の、小項目3の徹底した利用促進についてということから御質問したいと思いますけれども、徹底した利用促進のために跨線橋を何とかしてもらいたいということ、これはエレベーター設置というのはかなり、2億円以上お金がかかるということで、私令和5年6月26日の第2回定例会でも令和5年に質問しておりますけれども、そのときの御答弁では名寄駅は民間企業であるJR北海道の施設であることからも今後もJR北海道と情報交換を行ってまいりますというような御答弁をいただいております。エレベーター、確かに今の財政状況の中で2億円以上かけて設置するということは現実的ではないと思いますので、実現性のある方策としては、先ほど櫻田室長からもお話の中にありましたけれども、1番線のみを使うというのが一番実現性があるのではないかというふうに考えております。現在名寄駅に発着する列車、名寄駅を出発する列車が23本です。名寄駅から北のほう、南のほうに出発する列車が23本、これが1日の出発する本数です。多いとは言えないです。皆さん御存じのとおり、1時間に1本あるかないかぐらいの頻度で発車しております。このうち1番線というのは、ホームを出てすぐの場所ですけれども、1番線が14本、2番線、2番線というのは橋を渡って左側ですけれども、そこが5本、3番線、これは橋を渡って右側ですけれども、これが4本、合わせて23本の列車が……ちょっと今、失礼、到着と見間違えていました。出発するのは13本が1番線、2番線が4本、それから3番線が5本、合わせて22本の列車が名寄駅を出発しているという状況であります。1番線がやはり一番多いので、その点は便宜を図ってくれていると思うのですけれども、2番線から出るのが4本、3番線から出るのが5本というのが現状であります。それから、名寄駅に到着した人も2番線、3番線からは橋を渡って改札を出なければいけませんけれども、到着するのが、名寄駅到着、1番線が14本、2番線が5本、3番線が4本、合わせて23本の列車が名寄駅に1日に到着する列車の本数であります。この場合もやはり1番線が14本と一番多いという点はいいと思うのですけれども、残り、2番線5本、3番線4本というのが、これがどうしても橋を渡らなければ改札を出られないという状況にあります。このような状況の中でやりくりできないというのは、ちょっとにわかには信じ難いというふうに申し上げたいと思うのですけれども、これを何とか、そんなにあの橋を渡るというのは軽い問題ではないというふうに認識する必要があると思います。高齢者が重い荷物を持って上り下りしていて、特に冬などは雪もありますので、滑って転んで大けがをするということも十分にあり得る。そういう状況を放置するということは、非常に問題だと思います。予算がないのであれば、できる方法で、今のような1番線だけを使うという方向でぜひともこれはJRと交渉して、実現してほしいと思うのですけれども、その点についてはいかがでしょうか。

答弁 総合政策部長 石橋毅

1番線のダイヤを全て利便性上げるために全部使ったらいいのではないのかという御提言ですけれども、我々もそういう意識を持っておりますし、JR北海道も同じ意識を持って、現在のダイヤとなっております。御指摘の部分なのですけれども、幸か不幸か、名寄駅というのは中心的な発着駅になっておりまして、名寄から北、名寄から南へ走っている駅と。いわゆる分岐というか、そういった特急以外はここを中心に北に南へというダイヤが組まれておりますので、基本的に例えば旭川からの下り列車の場合は旭川から名寄に来て、実はその車両が次のダイヤの折り返し車両になっているのです。なので、入ってきて、実はそこの次のダイヤまで停滞する。停滞している間に次の特急が入ってきたりということになると、これはやっぱりよけなければいけない。となると、やっぱり2番線、3番線というところを活用しないと、これは名寄駅だからこその悩みというか、そういった意味ではJRとしても現実的に1番線を使えるダイヤについては全て1番線を活用しての今のダイヤ編成となっておりますので、そこについては我々も旭川支社のほうに確認をしながら進めておりますので、御理解いただければと思います。

再質問 1番 中畠孝幸

旭川支社に確認の上、進めているということですので、今後もぜひこれは、もう既に交渉といいますか、そういうお話は令和7年12月10日(水曜日)第4回12月定例会・第4号されているということですけれども、何とか次1番線のみで入替えをして、2番線、3番線があるのですけれども、乗り降りだけは1番線でできるようにということでぜひとも進めていただきたいというふうに思います。利用促進のためにも、これはぜひやるべきことであると思います。それで、利用促進という観点からですけれども、利用促進、これまた小項目3に関わりますけれども、宗谷本線をどうすれば利用してもらえるのかということを考える上で、私もよく宗谷本線乗りますけれども、旭川方面に向かう列車は割と乗客が乗っている。稚内方面に向かう列車は、印象としては少ないということが言えると思いますけれども、それは輸送密度という数字で表されることありますけれども、1キロ当たりの1日平均乗車数、輸送量、これが旭川名寄間の輸送密度は、これ令和5年の数字ですけれども、1,120人、それから名寄稚内間の輸送密度は令和5年度で252人という、数字の上ではっきり表れておりますけれども、旭川名寄間の輸送密度1,120というのもこれはこれでそんなに大きな数字ではありませんけれども、印象としては随分乗っているなという印象を受けます。よく旭川まで私JRで行きますけれども、高校生も非常に多く乗っていて、部活のジャンパーに大きく高校の名前が入っていたりする場合がありますので、あの高校の生徒が乗っているなというようなことでいつも見ておりますけれども、旭川に人が集まる、JRを使ってみんな行くということですけれども、旭川に引き寄せられて人がJRを使うというのは、やはり大きなまちの魅力があるからといいますか、施設が充実しているということが言えると思います。旭川には、多くの高校があります。美術館、公会堂などの文化施設もありますし、映画館などの娯楽施設もあります。商業施設、あるいは病院というものも整備されております。そういった点で、旭川周辺のまちから旭川に人が集まるということも理解できるわけでありますけれども、それを名令和7年12月10日(水曜日)第4回12月定例会・第4号寄に置き換えてみてもこれは同じことが言えるのではないかと思います。名寄も名寄高校があります。それから、北国博物館のような文化施設もありますし、EN―RAYホールなどでいろいろなコンサートなどもしょっちゅう行われています。そういった点からすると、名寄も旭川と同じような役割を果たせる、周辺地域から人を集めることができる、そういう役割を持っているのではないかというふうに感じられます。ですから、そういうことを生かしてJRの利用を活性化するということが必要になってくると思います。例えば名寄高校の場合も、周辺の町村から今年度の数字をちょっと伺ったのですけれども、名寄高校に美深から22名、それから音威子府から2名、宗谷北線からこれだけの生徒さんが通っている、宗谷本線を使って。ということ、それからこれは今年度の調査ですけれども、士別からも18名の高校生が名寄にJRを使って通っているというような現実があります。ですから、そういった高校があるという点も旭川と類似したように人を集める要素を持っていますし、商業施設も名寄にあるということを考えると、そういう点からすると名寄にもそういう旭川と同じように道北地域からJRを使って人に来てもらう、それをいかにJRを使って来てもらうふうに誘導するかということが大事になってくると思うのですけれども、そこでちょっとひとつ今年度の調査実証事業についてお伺いしたいと思うのですけれども、調査実証事業の中でサイクルトレインの実証運行が9月12日に比布から名寄、名寄から比布というふうに運行されておりますけれども、その調査実証事業の状況、どのような結果が出たのかという点について、サイクルトレインの運行についてひとつお伺いしたいと思います。

答弁 総合政策室長 櫻田孝臣

利用促進に向けた一つということで、サイクルトレインの実証運行というのを今回始めさせていただいたというところです。実際に9月12日1日間で、比布駅で自転車を積み込んで、名寄駅で自転車を下ろして、市内をサイクリングするというようなツアーの内容でございました。定員10名のところ21名の応募があったということでございますけれども、皆さんから感想も伺っておりまして、とてもよかったというのが60%、よかったというのが40%ということで、比較的実証の中身はよかったというような評価でございます。ただ、やはり貸切り列車によるサイクルトレインのほうがよかっただろうというようなお話もございまして、あと料金の部分もいただいております。そのような中身で、ちょっと1日の10名の御感想といったところでの報告になります。以上です。

再質問 1番 中畠孝幸

申込み21名あって、非常に関心が高かったということは言えると思いますけれども、貸切り列車という点では日常的にほかの一般客が乗っている中での実証ではなかったという点がちょっと残念だったと思いますけれども、そういったことが実現可能であるということが実証されたのではないかなというふうに思いますけれども、例えばサイクルトレインということをせっかく実証事業で行ったのですから、今後生かすとすれば、宗谷北線の北方面から買物に自転車で名寄まで来てもらうということも考慮に入れて、いわゆるママチャリで、JRに自分の自転車を乗せて、名寄駅で降りて、そこから名寄の商業施設に自転車で向かってもらうということも非常に利便性、利用促進にも効果があるのではないかと思いますけれども、そういったことに関しては何かお考えありますでしょうか。

答弁 総合政策部長 石橋毅

中畠議員、重ねてこの宗谷線の質問いただいていること、その都度私も課題提起としていつも受け止めさせていただいております。宗谷本線の問題は、今るる質問いただきましたけれども、これは中畠議員の質問の言葉でもいろいろ出てきましたが、周辺であったり、道北であったりということで、やっぱり広域の課題ということでの取組であります。これは、名寄市のみならず広域に影響がある課題でございます。類似でいうと、例えば高規格道路の早期完成であったりとか、国道40号線の維持、修繕、改善だったりとか、それから治水、川の関係、これも多分同じような広域に関わる課題に対して期成会を組織してこれまでも取り組んできております。宗谷本線に関しては旭川以北、これは離島も含めて26の議会を含めた自治体と経済団体では6団体、ここにオブザーバーとして北海道も参画する実は一番大きな組織でございます。そのような広域の取組だということをぜひ御理解いただきたいというふうに思います。それから、そういう意味では名寄市単独で維持に取り組もうということでは効果的にはなかなか厳しい課題が多いのではないかなというふうに受け止めております。今自転車のお話もありましたけれども、沿線地域としてできることというのが、これまで実証事業のことでもやってきましたけれども、例えば観光列車のおもてなしだったり、できることをJR北海道と連携して取り組んできております。この間利用の極端に少ない駅とか地域が協力しては廃止、それから地域負担することで管理費の縮減、時間短縮につながっているというふうに私たちは考えております。先ほどの1番線のJRの姿勢もありましたけれども、実は名寄高校駅を移設したときに、通常この間隔で快速列車というのは止まらないのですけれども、JRの配慮で普通列車と快速列車、特急以外全て名寄高校駅へも停車していただける、こんな取組も自発的に行っていただいております。そんなこと踏まえて、いろいろるる御提案ありますけれども、活性化協議会で同じ方向向いて、足並みそろえてJRとも連携して引き続き取り組んでいくということが重要と考えております。そして、そのことで持令和7年12月10日(水曜日)第4回12月定例会・第4号続可能な鉄路を目指していきたいということでありますので、今申し上げたとおり、非常に大きな組織の中で意思決定をして、事業を実施してきておりますので、ここで議論というよりは、ここでその取組を報告することは我々できますけれども、ここで具体的な議論についてはちょっとふさわしくないというふうに私は受け止めておりますので、提案がございましたらしっかりとここで受け止めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

再質問 1番 中畠孝幸

提案は受け止めさせてもらうというようなお話でしたので、さらに提案になりますけれども、先ほどのサイクルトレインにいわゆるママチャリを載せて、買物に名寄まで来るという、これは名寄の商業施設がちゃんとあるということで、そこに魅力があって、来てもらえるのではないかというのが基本的な考えになっています。それで、具体的に、これも具体的な提案になってくるのですけれども、美深、音威子府方面からそういった形で名寄に買物に来るという場合に8時46分名寄着の列車で来て、買物を済ませて、14時59分名寄発の稚内行きの列車で帰る、あるいは14時17分名寄着の列車で来て、ちょっと時間が少ないですけれども、16時39分の音威子府行きの列車で帰るというようなことが考えられますけれども、これいずれも現在の発着のホームが3番とか2番になっていて、非常に自転車でまた橋を渡らなければいけないというような問題が生じますので、これにもリンクしてきますけれども、ぜひとも1番線で乗り降り、自転車も乗り降りできるということは、お年寄りとか体の不自由な方にとっても乗り降りしやすいということになりますので、ぜひともこれ1番線に集約していただいて、利用促進ということであれば美深、音威子府から名寄に自転車で買物に来てくれる人にYorocaポイント、例えば片道分、美深だと580円、音威子府ですと1,380円、令和7年12月10日(水曜日)第4回12月定例会・第4号片道のポイントをつけたYorocaをお渡しして、それで名寄で買物してもらうというような、そういったことで利用促進、これは先ほどの小項目3にありますインセンティブの一つになりますけれども、そういった形でぜひともそういう人が何か目的を持って移動する、そのときにJRを使ってもらうというJRを使いやすいような、しかもJRでないと、自転車なんてバスでは運べませんので、JRに自転車を載せて、買物に来てもらうというような、そういったことが可能になるようなことをぜひとも考えていただきたいというふうに思います。何かお考えありましたら、お伺いしたいと思います。

答弁 総合政策部長 石橋毅

意見として受け止めさせていただきます。

再質問 1番 中畠孝幸

お聞きいただいたということですので、実証事業を生かして、ぜひとも次につなげていただければいいと思います。もう一つ、最後に先ほど石橋部長がおっしゃった名寄市だけではなくて、活性化推進協議会、あるいは調査・実証事業協議会が各自治体まとまっておかなければいけないということ、それはそのとおりだと思いますけれども、先ほど壇上からも申しましたけれども、名寄市が本気度を示すということ、これは非常に大事だと思います。両協議会の事務局が名寄市でありまして、加藤市長が大きな役割を果たしているということを考えますと、ぜひとも名寄が中心になってJRの利用促進をするということ、その本気度を見せるということを考えていただきたいと思うのですけれども、最後になりますけれども、市長のお考えをお伺いしたいと思います。

答弁 市長 加藤剛士

様々な御提言ありがとうございました。先ほど石橋部長からもお話ありましたけれども、協議会は26の自治体で構成されておりまして、いつも確認はしているのですけれども、我々としては基本的にはこの宗谷本線を残していく、そのことを前提にできることは全部やっていこうというようなスタンスで、これまでも様々な実証事業だとか、それぞれの自治体でできること、あるいは沿線で取り組むこと、そんなこともやってきたし、加えてコスト削減のためにそれぞれの利用の少ない駅を自治体で管理をしたりだとか、場合によっては廃駅となることに関しても地域の皆さんの御理解もいただきながらそれを受け入れてきたという苦渋の、身を切るというか、そうした思いもほかのいろんな北海道内の線区の中では先駆的に率先してやってきているというふうに自負もしているところであります。今後ともJR北海道、あるいは広域の交通行政を担う北海道庁、さらには国と、しっかりと我々が言うべきことは言って、やるべきことをやっていきたいというふうに思います。私が一貫して言っているのは、いろんな利用促進はそれはやるのは当然必要だと。しかし、線区の収支を考えるとそれは本当に微々たるものであって、基本的にはやっぱり国や、あるいは北海道の絶対的な支援がなければこれは維持できないというふうに考えております。我々は、この線区は北海道あるいは全国、日本を見ても背骨の幹線であって、ここをなくすということは、国を守るという意味でもこれはなくしてはいけないということを一貫して申しておりまして、改めてそのために今後とも協議会等、広域での皆さんとも連携をしながらしっかりと運動を続けてまいりたいというふうに思っておりますので、引き続き議員にも御指導、お力添えいただければと思います。よろしくお願いいたします。

再質問 1番 中畠孝幸

ぜひとも加藤市長には今後とも宗谷本線を廃線にしないという意思の下に奮闘をお願いしたいと思います。それで、できれば、先ほどの議論との関わりでは広報なよろが新しくなりましたけれども、何月号か分かりませんけれども、もう名寄駅で跨線橋を渡らなくても済みますから、ぜひJRをたくさん利用してくださいというように加藤市長のメッセージが載ることを私夢見ておりますので、ぜひともお願いしたいと思います。以上です。

出典:名寄市議会 令和7年第4回定例会 2025年12月10日 議事録 PDF(104ページ) 間違いを知らせる