みんなの議会

名寄市議会 令和6年第2回定例会 2024年6月25日

(1)人口減少対策に向けて/(2)行政評価結果に基づく具体的な対応について

2024年6月25日、名寄市議会の一般質問で、東川孝義議員が「人口減少対策に向けて」「行政評価結果に基づく具体的な対応について」について質問し、総合政策部長 石橋毅、産業振興室長 櫻田孝臣、市長 加藤剛士が答弁しました。

質問者
東川孝義 議員
答弁者
総合政策部長 石橋毅、産業振興室長 櫻田孝臣、市長 加藤剛士

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 14番 東川孝義

議長より指名をいただきましたので、通告に従い大項目2点について順次質問をしてまいります。大項目の1番目、人口減少対策に向けて伺います。小項目の1番目、人口推移と世帯数の現状について。日本の人口減少の最大の問題は、スピードが速過ぎることで、現在の総人口は1億2,400万人ですが、国の推計では年間100万人ペースで減少し、76年後の2100年には6,300万人に半減するとも言われております。民間組織、人口戦略会議による消滅可能性自治体の発表によると、北海道では現在の179市町村の65%超に当たる117市町村が消滅するというショッキングな報道がありました。そこで、名寄市の人口推移と世帯数でありますが、名寄市市制後では昭和43年に3万9,366人の記録があります。平成18年3月、旧風連町との合併時の人口は3万1,366人で、世帯数は1万4,249世帯でありました。直近の令和6年4月末の人口は、2万5,047人、世帯数は1万3,867世帯であります。平成18年3月の合併から18年の間で人口は6,319人の20.1%の減少、世帯数は328世帯で2.7%の減少となっております。加えて、高齢化率も年々上昇し、令和6年3月末では34.32%となっております。この間、名寄市としても各種の施策を進めてきておりますが、合併以降現在までの人口推移と世帯数の現状についてどのように捉えているのかお伺いをいたします。次に、小項目の2番目、人口減少が地域に及ぼす影響について伺います。地域の人口が減ると何が困るのか。生活に不可欠な食、交通、医療の仕組みが揺らぐことだと考えます。名寄市内の建設業やサービス業などでは、慢性的な人手不足が続いており、地域全体の人口減少に加えて道央圏への流出なども重なり、新たな人材が確保できず、市内業者は未経験でもやる気のある人を採用したいが、技術者として独り立ちするには10年以上かかり、将来的に工事の応札ができなくなるのではとの不安の声もあります。そこで、名寄市として人材確保及び事業承継への具体的な施策の考え方についてお伺いをいたします。次に、小項目の3番目、目指すべき将来人口の考え方について伺います。人口減少は、地域だけにとどまらず、日本全体の課題でもあると言えます。先日、厚労省の発表では、2023年度合計特殊出生率が1.20と過去最低を更新し、少子化の進行は危機的な状況であるとのことでした。名寄市も平成27年に策定したまち・ひと・しごと創生総合ビジョンは、令和5年に改定をされております。改定後の希望出生率は1.88人と全国平均を上回っておりますが、実現をしていくためにはあらゆる施策が必要であります。名寄市の財産を生かしたまちづくりを含めて、将来にわたって自立的で持続的な地域社会の実現に向けて目指すべき将来人口と具体的な施策の考え方についてお伺いをいたします。次に、大項目の2番目、行政評価結果に基づく具体的な対応について伺います。小項目の1番目、令和5年度対象事業の評価について。名寄市では、名寄市総合計画(第2次)や名寄市自治基本条例において行政評価を行政の透明性の確保など効果的かつ効率的な行政運営を推進するために例年実施をされております。令和5年度の対象評価事業は、名寄市総合計画(第2次)中期実施計画事業186事業のうち56事業を中心に評価を行っております。56件の対象事業の2次評価結果は、A評価33事業、B評価1事業、C評価12事業、D評価10事業となっております。令和4年度に比べ、C、D評価事業が多くなっておりますが、この結果をどのように受け止めているのかお伺いをいたします。次に、小項目の2番目、C、D評価事業の対応について。令和5年度の行政評価では、先ほど言いましたC評価は12事業、D評価は10事業であります。具体的な評価方法は、各事業ともに担当部局での1次評価、ワーキンググループでの2次評価、名寄市総合計画審議会での外部評価、そして行政評価検討会議での2次評価と実施をされております。令和4年度の事業評価のときにもお聞きしたと思いますが、令和5年度の評価においてもA評価からD評価において担当部局の1次評価から2次評価まで対象事業が同じ評価で推移をしております。それぞれの区分における評価結果に基づき、最終的な評価をされていると思いますが、この結果をどのように受け止め、今後どのよ令和6年6月25日(火曜日)第2回6月定例会・第3号うに推進していこうとされているのか、考え方についてお伺いをいたします。次に、小項目の3番目、中期計画期間における評価と後期計画への対応について。行政評価とは、行政の仕事を評価すること、いわゆる仕事の見直しであります。評価の目的と評価結果の活用について改めてお伺いをいたします。また、令和5年度行政評価をもって名寄市総合計画中期計画期間の全事業の評価を終了し、後期計画へ引き継がれていると思います。評価基準において、C評価は規模、内容を見直し検討、D評価は抜本的な見直し、廃止、縮小とされております。令和5年度でC、D評価となった事業をどのように引き継ぎ、後期計画でどのように推進していこうとされているのか、考え方についてお伺いをいたします。以上、壇上からの質問とさせていただきます。

答弁 総合政策部長 石橋毅

東川議員からは、大項目で2点にわたり御質問いただきました。大項目1、小項目2を産業振興室長からお答えさせていただき、ほかを私から答えさせていただきますので、よろしくお願いいたします。大項目1、人口減少対策に向けて、小項目1、人口推移と世帯数の現状についてお答えいたします。平成18年の合併以降、本市の人口は減少が続く中、人口に比べ世帯数の減少幅は小さく、社会情勢の変化による少子化、核家族化の進展などによるものと捉えております。社会増減については、転出超過傾向が続く中で平成19年には転入と転出がほぼ同じ数となり、平成20年には僅かでありますが、転入超過となりました。その要因としては、平成18年の名寄市立大学4大化や平成20年3月に徳田地区に新規オープンした大型商業施設によるものと考えられ、平成21年以降は再び転出超過が続いています。近年では、令和2年頃から発生した新型コロナウイルスの蔓延による婚姻数の減少や令和3年の製紙工場の停機による従業員の転属などの影響もあり、直近10年令和6年6月25日(火曜日)第2回6月定例会・第3号平均で年間200を超える社会減、100を超える自然減により、300を超える人口減少となっており、名寄市まち・ひと・しごと創生人口ビジョンの推計人口、令和2年2万8,156人と比較し、国勢人口2万7,282人、住民基本台帳人口2万7,125人と乖離が生じていることから、令和5年4月に人口ビジョンを時点修正、改定しました。本年4月に人口戦略会議から公表された令和6年地方自治体持続可能性分析レポートでは、二十歳から39歳の女性が半減する市区町村を消滅の可能性があると分析され、全道179市町村のうち117市町村が対象となりました。本市においては、消滅可能性自治体の分類には該当していないものの、平成26年に発表された前回レポートと比較して、若年女性人口減少率が10%以上悪化していることから、自然減、社会減対策が急務であり、名寄市まち・ひと・しごと創生総合戦略の着実な推進が求められています。次に、小項目3、目指すべき将来人口の考え方についてお答えいたします。厚生労働省から今月、人口動態統計概数が公表され、2023年の合計特殊出生率1.20、北海道においても1.06と出生率、出生数ともに過去最低を更新しており、国においては異次元の少子化対策の具現化に向け対応を急いでいるところです。昨年改定した名寄市まち・ひと・しごと創生人口ビジョンでは、過去10年の合計特殊出生率は北海道や全国水準よりも高く推移しているものの少子化は進行しており、生産年齢人口の減少により出生率の向上だけでは出生数の大幅な増加は見込めない状況であることから、自然減の対策とともに、社会減抑制に向けた取組を重視する必要があると捉えています。本市は、これまで日本最北の公立大学である名寄市立大学の設置や名寄市立総合病院が圏域の高度医療を担う中核医療機関として必要な生活機能を確保するなど、独自性のある施策を推進し、人口流出の抑制に努めてきました。これに加え、社会減抑制に向けた取組として、雇用機会の拡大に向けた企業支援や企業誘致など産業創出に向けた取組を推進しているところです。名寄市がさらなる発展するため、住みよい生活環境の整備も重要ですが、産業の維持、創出を重要と考えており、基幹産業である農業の振興や担い手の育成、新規就農者の確保など、JAと連携し、持続可能で魅力のある産業として1次産業の振興をしなければならないと考えております。また、産業創出については、王子マテリア名寄工場が停機し、地域へ及ぼす影響は大きかったものの、現在は新たな持続可能な産業として物流の拠点化構想を掲げ、国や民間事業者と連携し、取組を進めており、地域で雇用が生まれ、人が定着し、いろいろな方々が活躍できる取組となるよう進めてまいります。次に、大項目2、行政評価に基づく具体的な対応について、小項目1、令和5年度対象事業の評価についてお答えいたします。行政評価は、総合計画の実施計画事業について、成果や目標の達成度を評価し、評価結果に基づき必要な改善、見直しを通じて効果的で効率的な行政サービスの提供と市政における透明性の確保、市民への説明責任の遂行を図るとともに、市職員の意識改革などを目的として実施しています。名寄市総合計画(第2次)中期実施計画に掲載している事業を評価対象事業とし、計画期間の4年間で全事業を評価することとしており、令和5年度の行政評価は令和4年度でC及びD評価となった事業を含め56事業を評価しました。2次評価の結果については、A評価33事業、B評価1事業、C評価12事業、D評価10事業となりました。令和4年度実施の行政評価は、全52事業中、A評価37事業、B評価4事業、C評価9事業、D評価2事業であり、令和4年度と比較してC評価が3事業、D評価が8事業増加しました。C、D評価となった事業の中には、交流事業、イベント、市民講座への参加など新型コロナウイルス感染症による影響で達成度が未達となる事業が多かったほか、事業に対する成果指標が適正に設定されていない事業もあったため、成果指標の見直しについて議論したところです。具体的な事業の見直しについては、毎年度行われる総合計画登載事業のローリング作業で協議し、事業を推進する事業費については財源等の検討をしながら予算編成を行っており、PDCAサイクルによる事業の進捗管理を行っているところです。次に、小項目2、C、D評価事業の対応についてお答えいたします。行政評価につきましては、調書に基づき妥当性、有効性、効率性、公平性、達成度を項目ごとに評価しており、担当部局での1次評価、庁内の係長職で構成されるワーキンググループ評価、名寄市総合計画審議会による外部評価を経て、庁議メンバーで構成される行政評価検討会議で2次評価を実施しています。各事業評価では、1次評価から2次評価まで評価が同一でありますが、担当課による1次評価の精度が高く適正に行われているため、外部評価、2次評価においても同様の評価になっていると捉えています。庁内の各部局から選出された係長職を中心に構成されるワーキンググループ評価では、総合評価は変わらずとも厳しい指摘もあり、各項目における評価の見直しが図られているところです。このワーキンググループ機能の精度を高め維持することにより、職員の意識改革や適正な評価につながると考えています。また、総合計画審議委員による外部評価では、3つの部会に分かれ、C、D評価の事業を中心に議論いただきました。評価の変更とはならないものの、いただいた提言は調書に記載し、担当部局で事業の参考としているところです。最終的にCまたはD評価となった事業については、規模、内容を見直し検討、抜本的な見直しをすることとされており、令和5年度に策定した名寄市総合計画(第2次)後期基本計画に基づき、PDCAサイクルによる事業の見直しや推進を図ってまいります。次に、小項目3、中期計画期間における評価と後期計画への対応についてお答えいたします。行令和6年6月25日(火曜日)第2回6月定例会・第3号政評価の目的と評価結果の活用につきましては、繰り返しとなりますが、総合計画の実施計画事業について成果や目標の達成度を評価し、評価結果に基づき必要な改善、見直しを通じ、効果的で効率的な行政サービスの提供と市政における透明性の確保、市民への説明責任の遂行を図るとともに、市職員の意識改革としています。後期基本計画は、C、D評価の事業も含めた行政評価の結果に加え、総合計画審議会での議論や市民アンケート、町内会長と行政との懇談会、各分野における皆様との意見交換を通じ、社会経済情勢の変化や多様化する市民ニーズなどを反映し、策定しました。基本構想に掲げる基本理念の下、将来像の実現に向け、前期、中期の計画を踏襲しつつ、具体的な施策を定め、主要施策ごとに成果指標KPIを設定し、施策間連携により推進する重点プロジェクトとして、これまでの経済元気化プロジェクト、安心子育てプロジェクト、冬季スポーツ拠点化プロジェクトに生涯活躍プロジェクトを新たに加えました。中期基本計画の実施計画台帳186事業に対し、後期基本計画では145事業を登載し、そのうち140事業は中期計画からの継続事業となっており、切れ目のない事業推進を図っているところです。C、D評価であった22事業については、4つの事業が完了、廃止となり、残りの18事業について継続して規模、内容の見直し、検討を進めることとしています。今後も行政評価による仕組みを通じて、PDCAサイクルによる適切な事業の進捗管理を行い、効果的かつ効率的な行政運営を推進してまいります。以上、私からの答弁とさせていただきます。

答弁 産業振興室長 櫻田孝臣

続きまして、私から大項目1、人口減少対策に向けて、小項目2、人口減少が地域に及ぼす影響についてお答えします。人手不足は、あらゆる業種において本市の喫緊の課題であると認識しており、ハローワーク名寄令和6年6月25日(火曜日)第2回6月定例会・第3号管内においても求人数が求職者数を上回る状況が続いております。これまでも人手不足及び人材育成に対する施策として、中小企業振興条例補助金において従業員の資格取得の支援を行う名寄で人づくり事業や企業の戦略的な中途採用の支援を行うプロフェッショナル人材確保事業、企業の求人情報発信等に係る経費の支援を行う就職促進支援事業、また円滑な事業継承の支援を行う事業承継支援事業などにより各種支援を行っているほか、今年度より本市独自の新たな奨学金返還支援制度を施行し、若者の地元定着を目指しております。また、本年度実施する労働実態調査において、各企業の人材確保に対する考え方などを調査するほか、中学生、高校生、大学生へも就職に対する考え方、情報収集の仕方などの調査を行います。これらデータベースとして本市全体で人手不足解消を図るため、経済団体をはじめ、各業界、団体と人材確保育成に向けた意見交換の場の設置に向けて準備を進めてまいります。以上、私からの答弁とさせていただきます。

再質問 14番 東川孝義

それぞれ答弁をいただきました。改めて再質問させていただきたいと思います。人口減少対策に向けてということで何点か質問させていただきました。非常に名寄市だけではないというふうなことも壇上でお話をさせていただきましたけれども、先ほど答弁の中で合併以降の人口は減っているけれども、世帯数は減っていない。いわゆる少子化、核家族というのが名寄市の中にも現れているのかなと。そういう中で、当然人口の増減の中には自然増減、社会増減という中で今御説明、答弁もいただきました。社会増減のほうは、平成19年同じだったけれども、20年から超過をしていると。21年からは転出のほうが増えていると。今のところ、ここ何年かを見ると社会減が200、自然減が100、年間300人ぐらい人口としては減っているというふうな御答弁だったかなというふうに思います。先ほどもお話をさせていただきましたけれども、令和5年に改定されたまち・ひと・しごと創生人口ビジョン、この中の数字で社人研の推計、2025年、来年になりますけれども、来年が2万5,552人、そして2022年4月推計のパターン2のTFRの現状では、2025年が2万5,398人となっております。令和6年の人口、先ほど壇上でもお話しさせていただきましたけれども、2万5,047人というふうなことで、どちらの推計値よりも下回っていると。当然人口増減の要因、先ほど答弁いただいたように自然増減、社会増減がありますけれども、自然増減は出生率が大きく影響するというふうにも思いますし、社会増減に向けて、数値は先ほど御説明をいただきました、19年、21年以降。この社会増減減少に向けてどのような対策なり、それを進めようとされているのか、お考えをお聞きしたいというふうに思います。

答弁 総合政策部長 石橋毅

まずは、一義的というか、地方創生総合戦略、こちらが人口減少対策を目的とした計画ということで、これは全国でつくった計画ですけれども、ここを基軸に取組を進めるということが基本になってくると思いますが、ここで載せさせていただいている基本目標、要約すると産業・雇用、それから子育て、それからアクティブシニアの部分、大学、それから広域連携、そして移住・観光・合宿と、このような5つの分野で基本目標を掲げております。しっかりとこの5つ、本当に人口定住に関してつながる大切な取組でありますので、この部分をしっかりと進めていくことが重要かなと考えておりまして、先ほど私も壇上で答弁させていただきましたけれども、やはり強みである1次産業、こちらをしっかり振興していかなければならない。それから、製造業としては、やはり大きな影響ございましたけれども、王子マテリア停機後、しっかりと強みを生かした産業をいかに誘致していくか、創り出していく、創出していくかといったところがここで定着していただけるきっかけになっていくのかなというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。

再質問 14番 東川孝義

今後の人口の増加、あるいは社会増に向けての考え方について今お話をいただきました。先ほど壇上でも部長お話ありました。1次産業の定着というふうなお話をいただきましたけれども、正直現実の問題として1次産業も、どの産業もそうなのかもしれないですけれども、特に1次産業は事業承継を含めて、規模は大きくなるけれども、人口的にはむしろ厳しくなるというのが実態なのかなという気がするのです。それで、人口増減の要因という中に自然増減だとか社会増減、これはふだん聞く言葉だというふうに思いますし、それぞれ理解ができるのかなというふうに思うのですけれども、以前にもお話があったかというふうに思うのですけれども、人口の増減という中では交流人口だとか、あるいは関係人口、やっぱりパイを増やしていく取組を進めていかないと、同じパイの中でなかなか増やしていくというのは難しいのかなと。新たな施策の展開というのも必要なのかなというふうな思いで、その交流人口の拡大、人口創出事業というふうなことで名寄市の中で今考えておられる施策があれば改めてお伺いをしたいというふうに思います。

答弁 総合政策部長 石橋毅

交流人口、まさに住民登録はなくとも、名寄市内の経済活動に参画していただくような、そのようなことをおっしゃっていただいているのかなというふうに捉えました。我々としては、今いろいろ実施させていただいている都市交流、こういった事業も大切にしながら、それぞれ思いのある関係で拡充もしていきたいというふうに考えておりますし、それから令和6年6月25日(火曜日)第2回6月定例会・第3号先ほど議論のありましたふるさと納税、こういったこともある意味関係人口というふうに位置づけられるのかなと思いまして、今現在厳しい状況、数字を先ほど報告させていただきましたけれども、しっかりと回復できるような取組を今進めておりますので、ここもしっかりと進んでいきたいというふうに思います。それから、あとはやはり強みを生かした観光、こういった部分もしっかりとPRしながら、関係人口のほうを増やしていけたらなというふうに考えております。以上です。

再質問 14番 東川孝義

本当に交流人口と関係人口、似たような言葉なのですけれども、意味合いが大きく違うということ。どういうふうに生かしていくのかというのは非常にそれぞれの地域の特性によって生かし方が違うと思うのですけれども、ぜひこのような取組、特に関係人口という部分でいくと、離れた地域を行き来、往来をするという、名寄出身者の方が地方にいてというふうな形の部分ではこの施策によっては大きく活用できる部分なのかなというふうに思いますので、今部長のお話にありました強みを生かした観光含めた施策の中で展開を進めていただきたいというふうにお願いを申し上げたいと思います。次に、人口減少が地域に及ぼす影響ということで、本当にこれ切実な問題だと思うのです。人口が減っていくと、生活に不可欠な食、交通、医療、いろんなところを見ているとあからさまに見えてくる部分なのかなというふうに思います。先ほど答弁にもありましたけれども、やっぱり人口流出を少しでも軽減をするというのは働く場所、いわゆる雇用を確保する場所がいかに多くあるかというのが非常に大切なのかなという思いがいたします。先ほど櫻田さんからもお話あったように、名寄市は令和4年から施行された中小企業振興条例に基づいて、先ほどもいろいろ今の取組、今年からの奨学金の返還というお話がありました。それ令和6年6月25日(火曜日)第2回6月定例会・第3号ぞれ取組を進めていただいているというふうにも理解をしております。一方、王子マテリアの生産停止に伴う跡地の活用ということでも倉庫の一部が活用されるということで、これも事前に制度化した特例条例、これがこの中で生かされていくのかなというふうにも理解をしております。ただ、名寄市内の中小企業というのは全体の約9割中小企業というふうに言われております。先ほど質疑をさせていただいたのですけれども、少子高齢化で生産年齢人口、これもかなり減っているというふうな中で、人手不足だとか人材確保、これは本当に喫緊の課題だというふうにも受け止めております。こういう現状を考えたときに、地域経済を活性化させていくという視点から考えると、域外からの産業、要するに地域外からの産業、これの取込みというのも非常に評価をしていくというのもある面では必要ではないのかなというふうに考えますけれども、この辺の考えがあればお伺いをしたいというふうに思います。

答弁 総合政策部長 石橋毅

やはり持続可能性というものが非常に重要になってくるかなというふうに考えておりまして、今名寄の立地、位置的な状況、それからこの地域のポテンシャルを考えたときに、この強みを生かした取組として、今物流の中継拠点という構想を市長の公約にも掲げていただいておりますけれども、やはりここは国と連携しながら大きな今動きになりつつあります。しっかりと我々名寄市が道北の中核都市として機能をしっかり発揮して、ここで物流をしっかり中継する機能を都市として備えて、そしてその部分が新たな付加価値を生んでいけるような、そんな産業をぜひとも具現化するために今取組を進めさせていただいているところでありますので、よろしくお願いいたします。

再質問 14番 東川孝義

今域外からというふうなこと、当然市内の業者もその中に参画をしていくのだというふうに思いますけれども、道北の中核都市としての拠点として今進めているお話を、御答弁をいただきました。昨日からの一般質問等でもいろいろ出ていますけれども、特にこの域外からの多くの考え、産業を取り込むというのは、いかに魅力ある情報発信をしていくのかというのが非常に大切ではないのかなというふうに思っております。たまたま先日報道で見たのですけれども、空き家バンクの関係で栗山町の空き家バンクを活用した空き家の有効活用、それから東川町は空き家は宝であるというふうなことで情報発信で推進をしているという報道がなされました。当然栗山町は札幌市が近いだとか、東川町は旭川市が近いだとかというふうなことで、周辺の環境、この辺も空き家対策の中での利用の価値だとかというのは大きなプラスの影響を与えるのかなというふうにも思いました。ただ、人だとか、あるいは企業を呼び込む手段として、今のデジタル社会の中でいかに名寄市のよさを生かした情報発信、いわゆる情報を広める、伝える、流す、送るというツール、これをいかに魅力のあるもの、相手が引きつけられる情報の発信の方法というのが非常に今後また大切になっていくのかなというふうに思うのですけれども、その辺の考え方について改めてお伺いをしたいというふうに思います。

答弁 総合政策部長 石橋毅

非常に重要な視点だというふうに思います。当然全国にある基礎自治体は同じように競っていろいろ情報発信している中で、いかに目に留まるかといったところも大切かなというふうに思っております。名寄市としても、今いろいろSNS等を活用しながら情報発信をさせていただいておりますけれども、今議員のお話を聞きながら、やはりキーワードって非常にやっぱり重要なのだなというふうに改めて感じたところでありますので、印象に残るような、そんなキーワードを改めて担当とも一緒に考えながら、引き続きSNS等をうまく活用しながら外に向けては情報発信していきたいと思いますし、どれだけ効果があるかは、数字的なものは持っていないのですけれども、今各職員の名刺の裏にはそれぞれSNSとかふるさと納税を誘導するようなQRコード等を印刷したものを職員が持ち歩いて、いろいろ名刺交換をしたりとかということもさせていただいておりますので、本当に効果的なものをしっかりと専門的な知見も入れながら検証しながら進めていきたいというふうに考えております。

再質問 14番 東川孝義

小さな積み重ねが大きな成果というふうにつながっていくのかなと。本当にそれぞれ職員の方が名刺の裏にそういうふうな情報も記入をされているのは、非常にいいことだなというふうにも感じております。情報発信というお話を今させていただきましたけれども、やっぱり域外からいろんなものを取り込むという部分では、一方ではマーケティング、これも非常に重要なのかなと。恐らくトップセールスで市長がいろんなところのマーケティングも含めて進められているというふうに思うのですけれども、ただマーケティングはすぐ行政に生かせるものではないけれども、しっかりアンテナを張って、いろんな情報を取り入れるというのも非常に大切なのかなというふうに思います。その中で、恐らくこれを所管されているのは総合政策部長のほうなのかなというふうに思いますけれども、非常に時代が速いスピードで動いているという中では、やっぱり情報を取ったものをいかに速やかにどういうふうに選択をしながら採用できるのか、あるいは切り捨てていくのかというのが非常に大事な部署だと思うのですけれども、今どういうふうなアンテナを立ててキャッチをし令和6年6月25日(火曜日)第2回6月定例会・第3号ながら、この域外、あるいは名寄市全体のいろんな人口減少対策についての取組を進められているのか、改めてお伺いをしたいというふうに思います。

答弁 総合政策部長 石橋毅

まずは、まだ進行中のお話もいろいろあるのですけれども、そこはやはり加藤市長の情報収集力、そこにある程度頼っている部分も実はあります。そして、その中で我々が消化する中で橋本副市長の冷静な分析の中でここが持続可能性があるのかという部分を含めて、一定程度整理をしていただきながら、我々も自信を持って前に進めているというのが、これは我々の名寄市の今ガバナンス、これはしっかり機能しているのだなというふうに考えております。担当として今意識しているのは、やはり北海道とか日本とかという狭いところではなくて、世界のニュースにしっかり目を通しながら、世の中どんななっているのだといったところをしっかり分析して、ここで勝ち目のある方策といったものを理解しながら、それぞれ民間事業者等に説明をしに行くといったことの繰り返しをさせていただいて、どうにかこの地で持続可能なすばらしい事業が成立するように努力しているところです。

再質問 14番 東川孝義

ぜひ名寄市内で難しい部分、域外からの力も借りて少しでも名寄市の人口維持をしていく、あるいはプラスに持っていくというふうな形の施策の推進を改めてお願いをしておきたいというふうに思います。話は変わるのですけれども、人口減少という中では、東洋経済新報社というところで毎年住みよさランキングというのを発表しております。名寄市も今年のやつを見ると、全国231位、北海道では7位と。この住みよさランキング、今年で31回目実施されているのですけれども、北海道1位というのが名寄市、1997年、2003年、2010年、2013年と4回。1位を取らなけ令和6年6月25日(火曜日)第2回6月定例会・第3号れば駄目だという意味ではないのですけれども、その後は3位、4位、5位、そして今年は7位というふうなこと。この住みよさランキングというのは、安心度、利便度、快適度、富裕度、4つのカテゴリーからそれぞれ指標が出されて、ランキングづけされているわけですけれども、11年前の道内1位のときと比較をすると、安心度、利便度、これは安心度の一番大きいのは恐らく人口当たりの病院・一般診療所病床だとか、この辺が大きいのだと思います。それから、利便度、これは恐らくこの項目でいくと人口当たりの大規模小売店の面積、この辺が大きく影響しているのかなと。これは、プラスになっている。ただ、快適度、富裕度が下降していると。私がお聞きをしたいのは、快適度の中で、先ほど言った転出入人口比率、恐らくこれが非常に名寄市の順位が下がっている大きな影響を与えているのかなというふうに思っておりますけれども、恐らく行政のほうでもこの辺確認されていると思いますけれども、この状況をどのように見ておられるのかお聞きをしたいというふうに思います。

答弁 総合政策部長 石橋毅

住みよさランキングについての御質問ですけれども、まず今お話しいただいたとおり、4つの視点、安心度、利便度、快適度、富裕度といったことで分析されて評価されているのですけれども、ここについては20種類のデータで点数をつけてランキングを出しているといったことでございます。実は、先週でしょうか、2024年版の数字が公表されまして、今年は道内11位ということになっております。ここの分析としては、決してここで一喜一憂するものではないというふうに認識をしておりますけれども、どうしても人目につく順位ですので、これは上にあることにこしたことがないという受け止めでおりますけれども、今回は御指摘のとおり快適度と富裕度というところで、またさらに順位が落ちたといったことで総合評価も下がったということでございます。ここでいうと、議員御指摘のとおり、快適度でいうと転出入の人口比率ということで出るのですが、ここが今回の指標でいうと22年の数字を引用するといったことですから、ここはまさに2021年12月の王子の停機の影響がかなり大きく出た年ではあるのかなというふうに分析しております。ここについてしっかりと、我々だけでは数字を上げることがなかなか難しい指標もございますけれども、せっかく人目につくランキングですので、しっかり分析しながら研究してまいりたいというふうに思います。

再質問 14番 東川孝義

行政側もしっかり、その2024年の数字、まだ私も把握していなくて、教えていただいたところ。情報発信という大切な部分と、それから情報を相手から見るという形の視点の中では、非常にこの住みよさランキングというのもそれぞれの形の中で評価もいただく項目なのかなと。決して今部長が言われたように一喜一憂するわけではありませんけれども、非常に大切な指標が盛り込まれている算出指標なのかなというふうにも思っております。この項目で最後になりますが、目指すべき将来人口の考え方ということでお聞きをしました。2023年度の北海道の出生率1.06、部長のほうの答弁でやはり名寄の財産を生かした市立大学、あるいは市立病院ということで、産業の維持だとか創出を図っていくのが非常に重要であるというふうな御答弁をいただきました。時間もかなり経過して、この目指すべき将来人口の考え方について、それぞれ個々に人口減少について質問させていただきましたけれども、この後の項目、再質問したいと思いますので、目指すべき将来人口の考え方について、加藤市長にお伺いをしたいというふうに思います。加藤市長におかれましては、市長の就任以来、民間出身という視点、発想、これまでの人脈だとか、そして行動力を生かしたトップセールスで数多くの施策を実行されてきたというふうに理解をしております。その一方で、コロナ対策での問題等の解決によって、当初の計画どおり進まない事案も施策もあったのかなというふうに思っております。今やり取りをさせていただいた人口減少対策、一朝一夕にできるものではありません。当然一基礎自治体でも難しく、ハードルが高いというふうには十分理解をしております。でも、何もしなければ地域の元気もなくなり、活気もなくなっていくというふうに自分は考えております。今任期、残された2年間で、先ほどもお話ありました名寄の大学、市立病院を含めた名寄の財産を生かした中で、ふるさとを次世代に引き継いでいくためにどのような考え方で取り組んでいかれるのかお伺いをさせていただきたいというふうに思います。

答弁 市長 加藤剛士

非常に大きなテーマで議論いただきました。ありがとうございます。まちづくり全体の観点から3つの今考えている重要なポイント、今行っている行おうとしている施策も含めて少しお話ししたいと思いますけれども、3つのポイント、まず1つ目は、やはり名寄は北北海道の中核都市でありまして、加えて交通の要衝としての役割、これをさらにブラッシュアップさせていくということ。2つ目には、そうはいってもやはり人口は減少していくという中で、よりめり張りの利かせた行財政改革と、このことによる人口減少下でもコンパクトで質の高いサービスを提供していくということ。3つ目、最後はやはり何といっても人づくりである。この3つがポイントかなと思っています。1つ目の中核都市、交通の要衝としての役割、名寄市が開拓以来、発展してきたこの地政学的な観点から見て、やはりこの北北海道の交通の要衝としてこの名寄というのは存在意義を発揮をして令和6年6月25日(火曜日)第2回6月定例会・第3号きたというふうに思っています。その最たる機関が今お話しした病院であり、また大学であり、そして何といっても自衛隊という存在であるというふうに思います。ここをやはりしっかりと守っていくということが大事だと思います。特に病院、大学、さきの一般質問でもいろいろ議論があったところでありまして、ここは時代の変化とともに、やはり不断の組織の改革、見直しも必要なのではないかというふうに考えております。加えて、今石橋部長のほうから広域での物流拠点化、あるいは防災の構想がありまして、ここは今お話しした中核都市としての名寄市のそれぞれの機関、役割をさらにブラッシュアップをしていく効果があろうかと思います。民間ともよく連携、相談をしながら、ここをさらに推し進めていくことで新たな企業や、あるいはサービス、そうしたものを誘致をしていく、そのこともしっかりとやっていきたいというふうに思います。2つ目の行財政改革によるということでありますけれども、今東病院の問題等も提起をさせていただきましたけれども、やめるものはやめる、あるいは再編するものは再編する、さらには公共施設の再配置等をしっかりと推し進めていくことによって町なかを再開発していくことで活性化をさせていく、あるいは行政サービスをさらに向上させていくと。加えて、現在はデジタル技術を活用したあらゆる今チャレンジをしておりまして、電子地域通過、あるいは公共交通をデジタルも活用して、さらによりよくしていく、このことによってサービスのさらなる向上、魅力あるまちづくりを進めていきたいというふうに思います。3つ目の人づくり、これらの施策を進めていくに当たっては、やはり人が原動力でありまして、魅力ある、ここで育てたい、ここで産み育てたい、さらにはここにいる方たちが活性化する、そのことが持続可能なまちづくりであり、道が開けていくことにつながるのかというふうに思います。今年度も認定こども園を新しくオープンをさせてい令和6年6月25日(火曜日)第2回6月定例会・第3号ただいたり、18歳以下の、今議会でも提案させていただきましたけれども、医療費の無償化等々、さらなる子育ての充実に向けた取組を進めておりますし、学校教育に関してもハード整備、相当急ピッチで進めていきたいと考えておりまして、今年度からはAIドリルを導入したということで、より個々の人間力に応じた教育を進めていく、こうしたことにも展開をしているところでございます。さらには、象徴的に高齢者学級で今大改革をしておりまして、より市民の皆さんが教育委員会中心にさらに学べる環境を今再構築、推進しているところでありますけれども、とりわけスポーツを中心としたまちづくり、このことが非常に重要だと思っていて、このことが魅力ある青少年の育成、さらには市民皆さんの健康の増進につながる、このことに向けて今組織大改革を議論しているところでありまして、これをしっかりとなし遂げていくことでスポーツを通じた、より魅力あるまちづくり、人づくりにつなげていきたいというふうに考えております。いずれにしても、これらの施策は行政、もちろん知恵出していきますけれども、民間の皆さん、市民の皆さん、さらには広域的にいろんな形で連携をして、あるいは名寄市の応援をしてくれる皆さんのあらゆる力を結集をして、これらのまちづくり推進を強力にまた進めていきたいというふうに考えておりますので、議員各位のまた御理解と御協力もいただければと思います。よろしくお願いいたします。

再質問 14番 東川孝義

市長のほうから今後のまちづくりを含めた人口減少対策の内容等、今後の施策について力強い発言をいただきました。大変ありがとうございました。今お話をいただいた3本の柱に基づいて、今後新たに推進をされて、議員として対応できる、協力できるようしっかりまた対応していきたいというふうに思っております。次の項目、時間がなくなったので、1点だけお聞きをしたいというふうに思います。令和5年度のC、D評価事業が22であって、4事業が少なく18事業になっているのですけれども、その中で1点だけお聞きをしたいのが、C評価の名寄高校駅設置事業というのは分かるのですけれども、それはもう終わったので、C評価の中で市民主体のまちづくり、地域コミュニティーのあり方の検討事業というのは、どこの部門に包含をされたのか。これ、非常に大切な事業だと思うのですけれども、これが自分の見る限りは確認が取れなかった。このことだけお聞きをしたいというふうに思います。

答弁 総合政策部長 石橋毅

地域コミュニティーのあり方の検討ということで、こちら一本事業として台帳を作っておりましたけれども、一定程度地域連絡協議会、こちらの課題については一時的というか、一定程度課題解決のめどがついたということで、この後まちづくり推進事業へ同じような課題を統合しつつ、事業としてはまちづくり推進事業のほうへ統合させていただいたということで、地域コミュニティーのあり方の検討という台帳が統合により消滅したというつながりになっております。

再質問 14番 東川孝義

この行政評価については、またいろんな機会でゆっくり個別に議論をさせていただきたいなというふうに思います。今中期計画の後期にかかって、先ほども御答弁をいただきましたけれども、恐らく昨年度の事業の評価が進められているというふうに思います。いろんなハードルも上げながら取組を進められているとは思いますけれども、先ほどお話あったように、前年度はコロナの関係で厳しい状況があったということで、この行政評価というのは先ほど御答弁ありましたように目標の達成度を確認して、それぞれ今KPIの生活指標という中で分かりやすく、恐らく担当されている方も分かりやすいのですけれども、周りで自分たちが見ても非常に分かりやすい指標にもなっていると思いますので、その辺ではまた内容を見ながら、今後改めてまたやり取りをさせていただければなということをお話し申し上げて、私の質問を終わらせていただきます。

出典:名寄市議会 令和6年第2回定例会 2024年6月25日 議事録 PDF(120ページ) 間違いを知らせる