名寄市議会 令和6年第2回定例会 2024年6月25日
(1)名寄市健康増進計画について/(2)障がい児・者のスポーツについて
2024年6月25日、名寄市議会の一般質問で、遠藤隆男議員が「名寄市健康増進計画について」「障がい児・者のスポーツについて」について質問し、健康福祉部長 馬場義人、総合政策部長 石橋毅、市民部長 松田慎司、市長 加藤剛士が答弁しました。
- 質問者
- 遠藤隆男 議員
- 答弁者
- 健康福祉部長 馬場義人、総合政策部長 石橋毅、市民部長 松田慎司、市長 加藤剛士
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 13番 遠藤隆男
議長より御指名をいただきましたので、通告順に従い大項目で2点、順次質問させていただきます。まず初めに、大項目の1、名寄市健康増進計画について、小項目の1、健康づくりの推進についてお伺いいたします。住み慣れた地域で心豊かに元気で生活できる地域の実現を目指し、子供から高齢者まで全ての市民の健康づくりを推進するため、本年3月に名寄市健康増進計画「健康なよろ21」(第3次)が策定され、計画に基づき進められていることと思います。市民一人一人が高齢期においても心身ともに健やかに生活するために令和6年6月25日(火曜日)第2回6月定例会・第3号は、若い世代から健康づくりに関心を持ち、身体活動や運動の機会を増やすことが心身の健康維持や介護予防にも必要でありますが、本市の冬の期間は雪の影響を受け、年間を通しての運動ができる環境の確保が課題であると思いますが、健康づくりの推進をしていく上で今後どのように進められていくのか、年間を通じた環境づくりの確保の部分を含めお考えをお伺いいたします。次に、各種検診事業についてお伺いいたします。本市においても高齢化が進む中、がん、心疾患、脳血管疾患の3大疾患での死亡率も高く、特定健診においても所見がある方が多く、生活習慣病の発症及び重症化予防を図ることが重要な課題になっていると思います。各種検診は、実施そのものが目的ではなく、生活習慣病の予防、早期対応による健康寿命の延伸が主目的であることからも、受診をして今の自分の健康状態を把握するといった健康意識を高めることが重要であると考えます。そこで、各種検診事業について何点かお伺いいたします。まず初めに、特定健診の重要性及び特定健診を受けないことによるデメリット、個人、医療費、将来の保険料を含めた影響についてお伺いをいたします。次に、特定健診の受診率向上施策について、コロナ禍における受診率の低下に伴い受診率を向上させるための施策が行われてきたことと思いますが、現在まで行われてきた受診対象者への周知を含め、取組内容について申込みから健康指導に至るまでを含めお伺いをいたします。次に、本市においては、名寄市独自で国の制度を拡大し、30歳以上74歳までの名寄市国民健康保険加入者に対して特定健診が行われていますが、コロナ禍においては受診を控える方も増え、受診率も低下したところですが、令和4年度においてはコロナ禍前に近づく受診率になったことと思います。令和5年度における特定健診の対象者数、受診者数、全体の受診率及び年代別の受診率令和6年6月25日(火曜日)第2回6月定例会・第3号について、またがん検診、胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん、子宮頸がんの対象者数、受診者数、受診率及び人間ドックを受けられた方の近年の受診者数についてお伺いをいたします。次に、歯科疾患検診において、歯と口腔の健康を保つことは全身の健康づくりにつながり、健康寿命の延伸や生活の質と関連するため重要とされており、本市においては40歳の市民を対象に生活習慣病の重症化を予防する一環として歯科疾患検診が行われていますが、令和5年度の対象者数、受診者数、受診率についてお伺いをいたします。次に、大項目の2、障がい児・者のスポーツについてお伺いいたします。平成23年8月に施行されたスポーツ基本法においては、「スポーツは、障害者が自主的かつ積極的にスポーツを行うことができるよう、障害の種類及び程度に応じ必要な配慮をしつつ推進されなければならない」とされています。また、文部科学省では、スポーツ基本法に基づき、平成24年3月にスポーツ基本計画を策定し、年齢や性別、障がい等を問わず、広く人々が関心、適性等に応じてスポーツに参加することができる環境を整備することを基本的な政策課題として障がい者スポーツの推進を図っています。障がい者スポーツは、社会情勢の変化とともに目覚ましい発展を遂げ、元来のリハビリテーションスポーツから競技スポーツとして認知されており、共生社会の形成に向け、障がいのある人もない人も全ての人々が参加できるスポーツ環境づくりが求められております。障がい者スポーツは、心身の健康を維持できる、ストレスの解消となる、行動範囲が広がる、外出の機会が増える、交友関係が広がるといったメリットがあり、社会性の習慣に大きな効果をもたらすことから、障がいスポーツの理念に基づき、より多くの障がいのある子供や大人、高齢者が取り組むことが重要であり、特に子供の頃から取り組むことは、成人期においても引き続き恒常的な運動習慣の継続やスポーツ活動導入の基礎として重要な取組であると考えます。近年では、パラリンピックでの日本人の活躍もあり、障がいのある方が取り組む障がい者スポーツは注目を集めていますが、競技の練習場所の少なさや障がい者スポーツの認知度の低さから、日本の障がい者スポーツ人口はまだまだ少ない状況にあると言われております、令和4年度における障がい者成人の週1回以上の運動、スポーツ実施率は30.9%と、健常者の52.3%に比べて低く、また障がい者7から19歳の実施率は35.3%であり、成人以降の実施率が下がる傾向にあります。そこで、小項目の1、本市における障がい者スポーツの現状と課題等について、どのように捉えられているのか。小項目2、障がい児・者スポーツに対する本市の考え方についてお伺いいたします。以上、この場からの質問とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)
遠藤議員からは、大項目で2つの御質問をいただきました。大項目1は私から、大項目2は総合政策部長からの答弁となりますので、よろしくお願いいたします。初めに、大項目1、名寄市健康増進計画について、小項目1、健康づくりの増進についてを申し上げます。令和6年3月に名寄市健康増進計画「健康なよろ21」(第3次)を策定し、住み慣れた地域で心豊かに元気で生活できる地域の実現を目指し、子供から高齢者まで全ての市民の健康づくりを推進するため、生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底、生活習慣の改善と生活機能の維持を基本方針として計画を進めております。健康づくりには、栄養・食生活、身体活動・運動、休養、飲酒、喫煙、歯・口腔の健康などに関する生活習慣の改善が必要と考えられ、こうした生活習慣の定着により生活習慣病の発症予防、重症化予防につながります。特に身体活動や運動量の多い人は少ない人に比較して循環器疾患、糖尿病、がん、認知症などの発症リスクが低いことが分かっており、身体活動や運動がメンタルヘルスや生活の質の改善に効果をもたらすことが認められております。身体活動や運動の機会の提供については、おおむね60歳以上の方を対象に総合福祉センターで健康づくり体操教室を毎週開催しており、令和5年度は延べ1,200人以上の方に御参加いただいており、年間を通して参加していただくことで自分に合った運動を安全に楽しく継続していただくことができております。また、令和5年12月から開始しましたてくTECH活動事業では、1日の目標歩数達成によりポイントを付与することで幅広い年代層の方に御参加いただき、運動習慣のなかった方にも健康づくりに対する動機づけと運動習慣の継続を支える環境づくりとなっております。本市は、積雪量も多く、冬期間の運動機会が減少することから、例年2月に名寄市保健推進員に御協力いただき、冬期健康体操教室を開催しております。昨年度は、健康ポイント対象事業として開催したところ、初めて参加していただいた方が増え、健康づくりに向けての意識啓発となったところです。今後も市民一人一人が主体的に健康に対する意識を高め、健康づくりに積極的に取り組まれるような環境づくりに努めてまいります。次に、小項目2、各種検診事業について申し上げます。特定健診の重要性については、国はメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した特定健診を各医療保険者が40歳から74歳までの加入者に対して実施するよう義務づけ、本市においても国民健康保険加入者に特定健診を展開しております。特定健診は、生活習慣病の発症予防、疾病の重症化予防の観点から受診者自身が体の状態を知る機会として、また生活習慣の改善を図るきっかけとなるよう実施しているところです。生活習慣病は、自覚がないまま進行し、症状が出たときには病状が進行している場合が多くあります。近年、生活習慣病の発症が若年齢化の傾令和6年6月25日(火曜日)第2回6月定例会・第3号向にあるため、本市では国保の独自策として対象年齢を30歳まで引き下げて特定健診を実施しているところです。特定健診を受診しないデメリットについては、病状が進行した段階で治療が開始されますと治療期間が長期化されたり医療費が高額になるなど、受診者にとって身体的、精神的、経済的にも負担がかかってくることが考えられます。また、治療のため病院を受診する回数が増えることで医療費にかかる保険給付費が増加し、将来の保険料にも影響を及ぼすことも考えられるところです。生活習慣病の発症を予防すること、重症化を予防することは、健康寿命を延伸させ、心豊かに元気で生活が送れることにつながることと考えております。本市の特定健診については、暫定値ではございますが、令和5年度で40歳から74歳までの対象者数3,199人、受診者数が1,215人、受診率が38.0%と新型コロナウイルスが流行する前の令和元年度36.6%を超え、徐々に向上してきております。受診率の向上に向けては、未受診者対策として地区担当保健師による個別受診勧奨や国民健康保険連合会の受診率向上事業を活用した受診勧奨はがきの送付を行っております。直接的に個別に働きかけることにより、受診に結びついているものと考えております。さらに、少しでも特定健診を受診しやすい体制として市内7か所の医療機関と委託契約を結び、通院中の医療機関で特定健診を受けることができる個別健診や医療機関の検査内容が既に特定健診の項目を満たしている場合には情報提供として市が検査結果を受け取り、特定健診として扱うことのできる体制の充実を図るなど、受診率の向上に向けた取組を行っております。次に、各種がん検診についてになりますが、本市の国民健康保険加入者への各種がん検診のうち胃がん、肺がん、乳がんにつきましては対象年齢を国が推奨している40歳から30歳に引き下げて早期発見、早期治療に取り組んでおります。令和5年度は胃がん、肺がん、大腸がん検診の対象令和6年6月25日(火曜日)第2回6月定例会・第3号者数は4,139人となっており、うち胃がん検診の受診者数は492人、受診率は18.5%、肺がん検診の受診者数は795人、受診率は19.2%、大腸がんの受診者数は741人、受診率は17.9%となっております。隔年受診となっております子宮がん、乳がん検診につきましては、20歳以上が対象となっております子宮がん検診の対象者数は2,337人、受診者数は201人、受診率は17.2%、乳がん検診の対象者数は2,248人、受診者数は229人、受診率は20.2%となっており、令和4年度からは一、二%ではございますが、受診率は増加しております。特定健診、各種がん検診の受診率の向上につきましては、今年度よりスマホやインターネットなどから気軽に申し込んでいただけるよう申込みフォームを作成し、運用をしております。日中に申込みができない市民に向け、夜間や休日にも申込みができる体制をつくり、より多くの市民に検診を受診してもらえるよう取り組んでおります。検診の事後につきましては、個々の生活に寄り添いながら、検査、検診結果に基づき生活習慣の見直しや必要な医療につなげるなど生活習慣病の発症及び重症化の予防に努めております。次に、壮年期からの生活習慣病の重症化を予防する一環として、虫歯や歯周病の早期発見及び予防を図ることを目的としている歯科疾患検診の対象者数は314人、受診者数35人、受診率11.1%となっております。新型コロナウイルス感染症が感染法上の位置づけが5類疾患と変更となり、行動制限が緩和され、ほぼコロナ禍以前の行動様式に戻っていますが、現在においても感染者が一定数いることから感染状況を注視しつつ感染防止策を講じながら関係各所と連携を図り受診率の向上に向けた取組をこれからも推進してまいります。以上、私からの答弁とさせていただきます。
答弁 総合政策部長 石橋毅
私からは、大項目2、障がい児・者のスポーツについてお答えいたします。初めに、小項目1、現状と課題等についてですが、スポーツ基本法に基づく第3期スポーツ基本計画では、スポーツの定義をする、見る、支えるという自発的な参画を通じて楽しさや喜びを感じることに本質を持つものとし、具体的にはウエルビーイングなものとして規定されています。また、スポーツ政策の基本方針として新たに3つの視点が加えられており、その一つに誰もがスポーツにアクセスできる社会の実現があり、スポーツ施設のユニバーサルデザイン化、パラアスリートの育成環境の構築、障がい者がスポーツをする機会が失われない取組などがうたわれています。本市の障がい者スポーツの代表的な取組としては、名寄市社会福祉協議会や名寄市立大学、コミュニティケア教育研究センター、Nスポーツコミッションが連携して開催している市民ボッチャ大会や本年2月に多くの市民の御協力をいただきながら開催した第8回スペシャルオリンピックス日本冬季ナショナルゲームがあり、特にスペシャルオリンピックスでは厳しい寒さの中でアスリートのあらゆるハンディに負けない強い精神を感じたところです。本市に限らず、全国的な課題でありますが、大きく2つあると考えており、1つ目は障がい者のスポーツ専用施設がないこと、2つ目は障がい者スポーツに関わる組織、人材が少ないことと考えており、障がい者がどのライフステージにおいてもスポーツを楽しむ機会がまだまだ不足している状況だと認識しています。次に、小項目2、障がい児・者スポーツへの考え方についてお答えいたします。障がい者が日常的にスポーツを実施することは、身体的、精神的な健康状態を保つことにつながり、さらにはスポーツを通じて社会参加が活発になることで孤立を防ぐ助けとなり、他者とのコミュニケーションスキルを高めることにつながります。また、障がい者のスポーツ活動が活発になることで障がいに対する社会の理解と受容が進むとともに、障がい者の能力や可能性が広く認識されるようになり、差別や偏見の解消につながると考えています。東京2020パラリンピック競技大会では、多くのパラアスリートが活躍し、大きな注目を浴びるとともに、最近では10代の車椅子テニス選手が世界の舞台で活躍するなど、その姿は障がいがある子供たちに大きな夢を与える存在になっています。障がい者スポーツの推進は、それぞれの健康と幸福の増進だけではなく、地域社会全体の理解と連帯を深めるためにも重要な意義があり、スポーツを通じて障がい者と健常者が共に活動する機会が増えることで、互いの理解が深まるインクルーシブな社会の実現に寄与するだけではなく、バリアフリーの社会を推進するための第一歩につながると考えております。以上、私からの答弁とさせていただきます。
質問 13番 遠藤隆男
ただいま御丁寧に大変詳しく御答弁をいただきました。幾つか確認等含めましてお伺いをしたいというふうに思います。まず初めに、大項目の1、名寄市健康増進計画について、健康づくりの推進についてですが、今後の進め方については理解をさせていただきます。本市においては、それでも30から60歳代の男性及び40歳から60歳代女性の肥満の割合というのですか、それは基準値と比べて増加している状況であって、現在適正な体重を維持している人を増やすことが課題であると言われておりますけれども、やはり健康づくりにおいては若い世代から関心を持ってもらうことが重要であるというふうに思っております。そこで、この部分で1点だけお聞きしますけれども、若い世代の方に関心を持ってもらうための今後の進め方といいますか、考え方、この部分をお聞かせいただきたいと思います。
答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)
今議員御指摘のとおり、御高齢になってからもいろんなものを見令和6年6月25日(火曜日)第2回6月定例会・第3号ますと、幾つになってからも健康づくりというのは何歳からでもできるそうですし、本来ですと筋肉ってそれなりについてくるというようなことも聞きますが、やっぱり生活習慣病ではございませんけれども、それぞれの若い頃からの生活習慣というのは重要だなというふうに、自らもそう思っております。今議員御指摘のとおり、市としては先ほども壇上でも御説明させていただきましたが、昨年からてくTECH事業を取り組まさせていただいておりまして、担当課は総合政策のほうになりますけれども、それをきっかけに町中で歩いている方々がたくさん多くいらっしゃるなというのを以前よりも多く拝見するようになりました。私ごとですけれども、私も一年中歩いているのですけれども、多く歩く方を拝見することになりましたし、もちろん健康もそうなのですけれども、会わないと、あの方どうしているかなと思って気になったりだとか、ふだんなかなか話しすることなくても、声を合わせるだけでも、挨拶するとか何かということで市民の触れ合いというか、そこにもなってくるのかなというふうに思っています。若い方も、割と私朝歩くことが多いのですけれども、どちらかというと御高齢の方よりも若い方が朝歩いている方が多いかなというふうに思っております。子供たちには早寝早起き朝御飯と言っているそうなのですけれども、若い方々、私たちも含めて早く起きて御飯食べて、朝少し運動するというようなことの習慣というのはとてもいいことだなというふうに思っておりますので、てくTECH事業についてはそれが有効なきっかけになっているかというふうに思いますし、歩くことだけではなくて、それをきっかけに行動変容されるということがとても大事なことだというふうに思っておりますので、今後ともてくTECHも含めて保健センターサイドでもほかの何かがございましたら進めてまいりたいというふうに思っております。以上です。令和6年6月25日(火曜日)第2回6月定例会・第3号
質問 13番 遠藤隆男
部長言われたとおり、てくTECH事業、かなり効果が上がっていると思います。健康づくりの意識、少しずつ高まっているような気がします。でも、それが多くの皆さんに浸透すればいいのですけれども、関心というか、やっぱり意識を向上させるというのはなかなか厳しい、難しいことなのかなというふうに思っております。身体活動や運動するということは、健康の維持は当然なのですけれども、将来的にも介護予防にもつながっていくものだと思いますので、今後の部分については引き続きいろんな方策をしていただきながら、諦めずどんどん意識を高めてもらうようによろしくお願いをしたいというふうに思います。次に、年間を通じて運動のできる環境づくりの部分で、いろいろな取組をされておりました。毎週の健康づくりだったか、当然てくTECH事業もそうなのですけれども、冬期健康体操とか、いろいろな取組がされているということで御答弁をいただきました。今やはり高齢の方は当然もちろんなのですけれども、今後障がいのある方にもこういった配慮をしていただきながら、そういった部分詰めていただきたいなというふうに思います。この部分について、今後そういうように取り組んでいただくような要望しておきますので、よろしくお願いをいたします。次に、各種検診事業についての重要性及び特定健診を受けないことによるデメリットの部分についてお聞きをしました。受診しないということは、当然生活習慣病になったかどうかも分からないし、生活習慣病というのはなかなか自覚がないというふうに先ほど答弁にもありましたけれども、そういうものだと思っております。そこで、生活習慣病になってしまった場合、当然治療期間、治療費等かかり、個人的な医療費負担もあるし、将来の保険料にも影響するというような御答弁もいただきました。本当に本市の令和4年の1人当たりの医療費ですか、3万2,710円で、平成30年と比較して4.8%増加しているということで、1人当たりの医療費、全道、全国よりも高い状況にあるというように示されております。また、特定健診も受けている方の生活習慣病治療費が5,277円に対して、健診を受けていない方の生活習慣病治療費が5万1,664円ということでありますから、その差額が年間で4万6,387円ですか、こういった年々治療費が上がっていくことによって、当然保険料にも影響がありますし、保険料を上げざるを得ない状況にもなるというように思っております。ということで、受診率というのは何としても上げていかなければならないかなというように私も理解しているところであります。私も国保に加入していますけれども、やはり保険料については本当に高いなというふうに思っております。これ以上上がらないことを願っているのですけれども、現実的には本当に厳しい状況に来ているのかなというように感じているところであります。各種検診事業については、本市の受診率の低さに驚いて、令和3年12月に一般質問をさせていただいたところなのですけれども、コロナ禍は受診を控える方も増えて、受診率は低下したところなのですけれども、現在の特定健診の受診率向上施策での受診対象者への周知を含め、取組については本当に工夫がされて、かなり進歩していると感じているところであります。各種検診のお知らせについては、以前は広報なよろの5月号からですか、掲載していたところ、2年前からですか、4月号、5月号の2回。特に今年の4月号について、1枚めくったところからもう既に載っているというところで、まだ対象者個人に対しては封書やはがきでの周知もされていますし、またこれも2年前からですか、申込用紙での申込みの前に電話での予約、また先ほどの答弁にもありましたけれども、今年度からはスマホでも申込みができるといったウェブフォームの作成をされて、各種検診の予約については現在多分順調に伸びているのではないのかなというふうに思うところでありますけれども、あとは特定健診の受診対象となっている方がどのように受け止めるかなというところだと思っております。令和5年度の特定健診の全体の受診者数、がん検診の部分もお聞きしましたけれども、やはりまだまだ低いのかなと感じております。なぜかというと、私は自衛官OBでありますので、自衛官当時、任務を完遂するために、また国民の負託に応えるために良好な健康状態を維持するということは当たり前の立場にありましたし、各種検診について受診率100%を目指す組織で、受診することは当たり前といいますか、習慣化されているという状況でありました。特定健診は、受診されない方にもそれぞれの立場があると思っております。やはり自分を守るために、また御家族を守るためにも良好な健康状態を維持しなければならないという意識を持っていただかないと、なかなか受診率の向上には結びつかないのかなというふうにも思っております。そこで、お伺いいたしますけれども、令和5年度とコロナ禍の特定健診受診率を比較して、どのように評価をされているのか。また、その評価に基づいて、令和6年度の事業が進められていることと思いますけれども、さらなる受診率の向上を目指したという今後の進め方と、あと障がい者、障がいのある方への受診対応というのですか、そういった部分を含めお考えをお伺いいたします。
答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)
特定健診含めた受診者が増えない要因につきましては、受診率向上支援共同事業というのがございまして、国保連と民間事業者、市の3者で受診率の向上に向けた分析や取組を行わせていただいているところでございます。分析の中では、70歳代の特定健診の受診者は多いのですけれども、40歳代が低いということで、特に50歳代から60歳代では通院中の方々の未受診者が多くて、通院しているから令和6年6月25日(火曜日)第2回6月定例会・第3号健診とか受診は必要ないというふうにおっしゃる方が多いという傾向にあるというふうに分析しています。また、令和4年度に実施しました受診勧奨はがき事業でございますけれども、一時的に受診率の向上にはつながったのですけれども、昨年度、令和5年度にはまだ伸び悩んでいるという部分も見られまして、継続した受診や新規受診者への対応が課題というふうに考えているところでございます。引き続きまして、前年度受診者の定着化や未受診者の中心とした勧奨はがきの送付や訪問や電話かけなどに力を入れて取り組んでまいりたいというふうに考えています。特定健診につきましては、主に生活習慣病の早期発見を目的としております。健康維持増進のためにも多くの市民の方々に健診等を受診していただけるよう周知を図ってまいりたいと考えておりますので、御理解いただきますようお願いいたします。それと、障がい者の方々につきましては、各種健診の期間とか場所とかによりまして、障がいのお持ちの方々がなかなか健診を受けることが難しい場所もございますので、電話等の相談とかに直接対応させていただきながら、健診がスムーズに受けられるような対応を継続させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。以上です。
質問 13番 遠藤隆男
健診というのは、やっぱり誰もが希望をして受けるというのが当然のことだと思います。今日は障がい者の部分でお聞きしたのですけれども、その部分についてしっかりと御意見いただきながら取り組んでいただければなというふうに思います。また、やはり70歳代は多いのですけれども、40歳代は低い、また50から60歳代については、私もよく聞くのは今病院に通院しているから令和6年6月25日(火曜日)第2回6月定例会・第3号とか今何ともないから受けていないのだという声をよく聞きます。そのとおりだというふうに思います。しかしながら、諦めずに、そういうところはしっかりとやっていくしかないのかなというふうにも思いますし、また受診率の高い自治体の参考例なんかも見ていただきながら、そういうのも見ていただいて、取り組んでいくというのもまた一つ、また本市に合った対策ではないかもしれないですけれども、そういうところも参考にしながら進めていくというのも、またさらに一歩向上するような施策になるのではないかなと思いますので、よろしくお願いいたします。次に、国保制度について、特定健診の国の目標受診率というのが示されていると思うのですけれども、令和4年度については目標達成まであと800人足りなかったというふうな、たしか広報なよろに記載があったと思うのですけれども、令和5年度では何名足りなかったのか。また、この目標達成できなかった場合のデメリットというのはあるのか、影響等含めて、その部分についてお伺いをしたいと思います。
答弁 市民部長 松田慎司(市民部長は2026年3月まで)
国保事業に関係することなので、私のほうから答弁させていただきたいと思います。冒頭の健康福祉部長の御答弁でもありましたけれども、暫定値というのがありますけれども、令和5年度の特定健診受診率が対象者3,199人に対して受診者1,215名ということで、受診率38%ということで答弁させていただいたかと思います。第3期の名寄市保健事業実施計画、いわゆるデータヘルス計画ですけれども、こちらで国と同様の目標を設定させていただいておりまして、特定健診の受診率については60%を目標にということでさせていただいております。60%に向けてとなりますと、あと約700名ほどの受診が必要になるのかなというふうに思っているところでございます。目標達成できなかった場合のペナルティー的なことは、実は特にございませんが、国保の事業運営上に関していいますと、特定健診のこの受診率が上がるとインセンティブでの交付金というのがございまして、多少そこに影響が出てくるものというふうには考えているところです。以上であります。
質問 13番 遠藤隆男
国の設定されたのは60%ということで、5年度については700人足りなかったということで、特にペナルティーはないと聞きましたけれども、交付金の部分で影響が出ているということで、やはり受診率が上がったことにこしたことはないということで、受診率というのは上げていかないのかなというふうに思います。私も2年間、任意継続保険のときもありまして、個人的に特定健診とがん検診を受ける期間があったのですけれども、たしかその当時は7,000円ぐらいかかったのですけれども、今は本市で行っている健診、約8,000円かかるということですか。無料で検査ができるというところもありますので、さらにやっぱりそういった部分はしっかりと強調していただいて、諦めずに周知をどんどん重ねて受診率向上させて、そういった交付金の影響がないようにやっていただければいいのかなというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。次に、がん検診の部分でお聞きしますけれども、本市で1,800円の負担をすれば前立腺がんの検診も受けることができますけれども、近年の受診者数についてはどのような状況なのか、この部分をお伺いしたいと思います。
答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)
前立腺がん検診のここ3年ほどの受診者数でございますけれども、令和3年度が290人、令和4年度は306人、令和5年度は287人ということになっております。以上です。
質問 13番 遠藤隆男
令和3年290、令和4年が306、令和5年が287、大体同じような数字で推移しているのかなというふうに思います。この前立腺がん、50歳代から急速に増え始めて、発症の平均年齢が70歳代の高齢の男性に見られるというようなことでありますけれども、これは加齢によって男性ホルモンのバランスが崩れたり前立腺の慢性的な炎症とか食生活、生活習慣病などの要因が加わって発生すると言われておりますけれども、今後の罹患数予測ですか、これは何か最も多くなるというふうな予測も出されているところであります。より多くの方へ受診をしてもらうというところも必要ではないのかな。令和3年度も質問させてもらいましたけれども、本市の国保、後期高齢者医療、市民税非課税、生活保護世帯の方に対する前立腺がん検診の無料化という部分について、本市の考えお聞かせいただきたいと思います。
答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)
過去にも議員おっしゃるとおり御質問いただいているところでございますが、議員御指摘のとおり前立腺がんについてはPSA検査というのですか、血液検査のみで検診が可能でありますことから、早期診断する上で有効な検査だというふうに言われており、本市におきましても平成17年度から実施をさせていただいております。しかしながら、導入当初から言われておりますが、検診が死亡率減少効果を判断する証拠が不十分ということで、国の指針に基づいて行います自治体のほかのがん検診と異なる性質を持っているということでございます。そのため、現状市といたしましては検診の機会を提供いたしまして、希望される方々の受診ができるオプション的な位置づけとさせていただいており令和6年6月25日(火曜日)第2回6月定例会・第3号まして、無料化や一部助成はさせていただいているのですけれども、今以上の助成をするという考えは現在のところは持ち合わせしておりません。今後につきましては、国の指針が位置づけられた場合につきましては、ほかのがん検診と同様に費用助成拡大については検討してまいりたいというふうに考えておりますので、御理解いただきますようお願いいたします。
質問 13番 遠藤隆男
理解したいところなのですけれども、やはり全ての検診を無料にするということは、また一つのきっかけとなって受診率向上につながっていくのではないかなというふうに思うところであります。広報なよろに掲載しているがん検診の表ですね、あそこだけ1,800円と書いてあって、あそこ無料にすればすっきりします。表も見やすくなるし。非常に何か見苦しいなという感じで、すっきりしましょうよ。この部分、国の指針、いいではないですか、それは。受診者数多いわけではないのですから。1,800円に対しての300名前後の受診者数です。本当に国の指針なんか待たなくてもいいのではないかなというふうに私は思います。特定健診の年齢も本市独自で30歳からに拡大してやっているではないですか。それと同様に、独自の施策でやればいいのではないかなというように思うのですけれども、名寄市健康都市宣言もされているわけですから、もう一歩前に出て受診率を上げていきましょう。再度お考えをお聞かせください。
答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)
議員の熱い思いといいますか、健康に対する様々なお気持ち等々については、しかと受け止めさせていただきたいというふうに思います。ただ、もし仮に実施していくというふうになりましたら、今後継続して実施していかなければならないということで、一定程度の検証はやっぱり必要というふうになっておりますので、その議員令和6年6月25日(火曜日)第2回6月定例会・第3号の気持ちを受け止めながら、今後の施策の編成に当たりましては吟味してまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
質問 13番 遠藤隆男
ぜひ無料化に向け、よろしくお願いします。この辺でやめておきますけれども。では、次に歯科疾患検診について、先ほどの御答弁にもありましたけれども、40歳の市民に案内をされているわけなのですけれども、その中に国保の方もいれば共済組合、協会けんぽ、その他いろいろな方がおられるというふうに思います。例えば対象者が自衛官でしたら、毎年歯科検診、これは受けているわけですから、市から通知が来ても再度受診は考えないのかなというふうに私は思います。多分ほかにも同じような立場の方もいると思うのですけれども、そういう方もいますから、受診率については一概に何とも言えない正確ではないのかなと。11.何%ですか、低い数字なのですけれども、11.1%ですね。これについては、正確な部分ではないのかなというようにも感じているところであります。しかしながら、歯と口腔の健康を保つということは、今の動脈硬化や心臓病を予防するといった全身の健康づくりにもつながって、健康寿命の延伸といいますか、生活の質といいますか、最近歯の本数によって認知症のリスクの状況といいますか、認知症になっている方はたしか10本以下の方が多いというような感じで、8020運動って昔やりましたけれども、道でも8020歯っぴいプラン、そういう感じで取組がされていますけれども、やはり80歳の時点で20本ぐらいまで残っているというのが健康な状態を維持できるのかなというふうにも思っているところであります。私は、自衛官の時代からの習慣で、現在も市内の歯医者さんで3か月ごとに定期検診を受けているところなのですけれども、なかなか定期検診を受ける方っていないのかなというようにも思います。歯周病に限らず、当然歯科疾患進行して重症化すると治療する内容も増え、それに伴って医療費が増えるというのは当たり前なのですけれども、やっぱり歯科検診を通じて早急に疾患を発見できれば重症化予防、早期治療によって医療費負担というところも考えられますので、何とか受診率というか、定期検診も本当はそういう意識を持ってもらえれば一番いいのかなと思うのですけれども、本当に皆さん、歯医者さんに行くといったら歯が痛いとかよっぽどの違和感がない限り行かないのかなというようにも考えているところであります。そこで、お聞きしますけれども、先ほどの11.1%というのはそういったいろんな部分があって、何とも言えない数字なのですけれども、そういった部分を含めて歯科疾患診療の受診率向上に、今年度及び今後の取組といった部分でお考えをお聞きしたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)
今議員御質問ありましたように、歯科疾患検診につきましては、年度内に40歳になる方々に受診券を送付しまして、市内15か所ございます医療機関に委託をしまして、6月1日から翌年の2月27日までを実施期間として実施をさせていただいております。周知につきましては、個人への御案内のほか、広報やホームページにより広く周知しております。受診があった場合については、毎月医療機関から結果の送付をいただいておりまして、歯科衛生士から事後の指導を行わさせていただいているところでございます。未受診者につきましては、12月頃に勧奨のはがきを送付して受診を促す取組を行っておりますし、そのほかに一昨年になりますか、保健推進員さんという町内会から各選出していただいている方々に向けまして、今議員からお話ありました歯周病だとか歯の内容について市内の開業されている歯科医師の先生から御講義をいただいて、そういう地域の方々にもお話をさせていただいているところでございます。議員御指摘のとおり、歯だけではなくて、心臓だとか呼吸器だとか、歯周病を原因として内臓疾患につながるというお話もありますので、今後も市民の方々にそのような周知をさせていただきながら、外国の社長さんとか、そういう経営者の方々は優秀な弁護士と優秀なかかりつけ医と優秀なかかりつけの歯科医師をお持ちだというようなことが重要条件だというふうにお聞きしたこともございますので、かかりつけの歯科医師の方を持っていただけるようなことも含めまして周知を図っていきたいというふうに思っております。以上です。
質問 13番 遠藤隆男
ぜひ諦めずに続けていただきたいと思います。ところで、部長、定期検診受けていますかという質問はいいのですけれども、ぜひしっかりと定期検診も受けていただいて……やっていますね。分かりました。大項目の1の最後に、これは各種検診事業の保健指導の部分になると思うのですけれども、令和6年4月から厚生労働省による標準的な健診・保健指導プログラムも一部改定されたところでありますけれども、この特定健診等における未治療の患者さんの血圧値に応じた医療機関の受診勧奨基準において、協会けんぽ、全国健康保険協会が定める未治療の患者さんの血圧に応じた医療機関の受診勧奨基準もこれまでの140の90ミリメートルHg以上から160の100ミリメートルHg以上に緩和したことによって、現在血圧の治療を行っている方がその数値までにはなっていないから薬を飲まなくてもいいのかといった誤解を生じると話題になったところなのですけれども、血圧の基準、血圧値に応じた医療機関の受診勧奨基準についてはどのように認識すべきなのかお聞かせをいただきたいと思います。令和6年6月25日(火曜日)第2回6月定例会・第3号
答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)
今議員から御指摘のとおり、今回標準的な健康保健指導プログラムの内容につきましては、るる報道等やネット上で様々な誤解が生じているというようなことが出ておりまして、これにつきましては平成25年度から変更がございませんので、御質問の受診勧奨基準の緩和という内容からも、調べますと本年の5月24日に日本高血圧学会からも一部基準が変わったという誤解が生じているので、注意喚起が学会からもなされているようでございます。保健センターにおきましては、健診における判定を基準としながら、医療機関を受診するだとか生活習慣改善を取り組みながら受診を検討する生活習慣改善に取り組む、正常域の方には継続して健診を受けるなど、血圧の数値だけではなく、肥満や脂質異常、血圧高値などその他の健診項目の結果を総合的に判断して保健指導を今後も行ってまいりたいというふうに考えているところでございます。以上です。
質問 13番 遠藤隆男
これは、あくまでも協会けんぽさんのほうで基準を緩和したというか、それだけのことで何ら変わっていませんよということで、今まで血圧の治療をされていた方は今までの基準どおり薬も飲まなければならないし、治療をしていかなければならないということで認識を理解をさせていただきます。こういった紛らわしい情報については、まだ誤解されている方もいると思いますので、健康指導などの場を含めて周知していただければと思いますので、よろしくお願いをいたします。時間もなくなってまいりました。次に、大項目の2、障がい児・者スポーツについて、いろいろとやはり課題についてはそうなのです。本市の課題について、施設がないとか、組織、人材が少ない、不足しているといった部分が大きなところなのかなというふうにも思っており令和6年6月25日(火曜日)第2回6月定例会・第3号ます。本市の現状と課題、本市の考え方については理解をさせていただきます。障がい児・障がい者スポーツにおける課題については、先ほど答弁にもありましたけれども、やはり運動、スポーツをやりたいと思ったときに気軽にできる場所がないということで、障がい者の方が諦めてしまうとか、スポーツ等に無関心になってしまうということが私は大きな課題であるというふうに思っております。しかし、本市においては、新たにそういった施設を整備するということは現実的ではないと思いますし、やはり今後考えていかなければならないのは、市内にある施設をどのように活用していけば問題解決に近づけていけるのかというところだと思います。本市においても障がい児・障がい者スポーツというのはいろいろやられております。先ほど言われた部分でもありましたけれども、社協さんでやられている部分とか、また北海道障がい者スポーツ協会と福祉事業所が連携してやっているスポーツ教室だったりとか、市立病院でもデイケアを母体としたソーシャルフットボールですか、そういうのもやられています、たしか。あと、名寄ハンディキャップスキー協会がやっているクロカン、アルペンスキーですね、当然先ほども出ましたけれども、大学、SOサークルの活動支援行っております。北海道名寄プログラムというのもありますし、それにボッチャ、障がいがある、なしにかかわらずできるボッチャもやられているという認識はしております。また、施設においてスポーツセンター、B&Gセンターですか、市内在住の障がいを有する方、手帳を有している方、その介助者については無料にするなどの取組というものはされているところなのですけれども、名寄市全体としての障がい児・障がい者のスポーツについての認知度についてはまだまだ低いのではないかなというふうに感じているところであります。障がい児・障がい者スポーツにおいては、全国的にも……これは名寄市ではないです、全国的なあれですから。小中高等学校に在籍している障がい児・者の体育の授業が見学にとどまることもあるなど、学校における障がい児のスポーツ環境は十分ではない。また、車椅子競技は他の利用よりも著しく体育館の床を傷つけるという理由や障がいがあるという理由により障がい者スポーツについて施設の利用が断られるといったような事例があるといった課題もあるというところであります。また、障がい児・障がい者スポーツ、指導者を含む障がい児・障がい者のスポーツに関わるスタッフの確保というのが難しい、答弁でもありましたけれども、難しい状況であるというふうにも言われております。また、地方公共団体においては、スポーツの推進と障がい者スポーツと異なる部局が担当している場合には両者の連携、そういった部分も十分でないことがあるなど、障がい者スポーツの推進体制というものが十分ではなく、地方公共団体における障がい者スポーツ協会も都道府県とか政令市の一部にとどまっているといった状況であり、市区町村における推進体制は十分ではなく、障がい者スポーツ団体は事務局体制だとか運営資金と活動の基盤が極めて脆弱であるとも言われているところであります。しかし、本市においては、ピヤシリスキー場及び健康の森において、昨年2月にスペシャルオリンピックス日本2023第3回北海道・東北プログラム冬季雪上大会兼ねて第5回SON北海道冬季大会が、今年2月には2024年第8回スペシャルオリンピックス日本冬季ナショナルゲームといった大きな大会が行われております。本市で行われている障がい者スポーツが将来的にそういった大会につながって、名寄市出身の多くのアスリートが出場できるような大会になることを願うところなのですけれども、やはりそのために本市においてさらなる障がい者スポーツへの理解はもちろんのこと、障がい者が子供の頃からやはり気軽に参加できる環境づくり、例えば官民連携組織であるNスポーツコミッションを中心とした障がい者スポーツを行っている各団体等との連携が必要であるとも考えますけれども、ここで本市における今後の障がい児・障がい者スポーツの在り方という部分、ここを市長にお考えをお聞きしたいと思うのですけれども、よろしいでしょうか。お願いします。
答弁 市長 加藤剛士
障がい児・障がい者のスポーツの振興について、非常に熱い思いをいただきました。ありがとうございます。全国的に見ても、なかなか障がい児・障がい者の皆さんがスポーツをする機会が少ないのではないかという問題意識持っているということは私どもも同感でありますが、一方で議員が御指摘いただいたように、名寄には社会福祉協議会がかなり積極的に障がい者のスポーツ大会等やっている。あるいは、市立大学において学生ボランティアを中心に様々なスペシャルオリンピックスなどを中心とした活動もしていただいていると。Nスポーツコミッションというのは、スポーツを通じて市民の皆様が笑顔で元気、健康的な生活を送っていく、これを目的のうちの一つに掲げておりまして、このコミッションにも大学や社会福祉協議会も加入をしていただいているということでもございます。改めて、それぞれ今いろんな活動をしていただいているとは思いますが、障がいのある方が今どういう状況にあるのか、あるいはどういう連携が必要なのか、あるいはできるのか。また、施設をどういうふうに有効活用するのかということは非常に大きなテーマであり、場合によってはここをしっかりと連携することでさらに障がいのある方のスポーツの環境というのが大きく高まるなということを今お話を聞いていて実感しているところでありまして、改めて近々Nスポーツコミッションの会議等もございますので、こうした議員からの御提案あったということをぜひ委員の皆さんに令和6年6月25日(火曜日)第2回6月定例会・第3号一度投げかけて、どういった連携ができるのか、少しでも前に進めるように議論を進めていきたいというふうに思っております。御指摘ありがとうございました。
質問 13番 遠藤隆男
非常にいい御答弁ありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。確かに障がい児・障がい者スポーツについては、まだまだ課題が多くて、多分すぐにどうなるといったものではないというふうに私も思っております。しかしながら、将来的にはそういった大会にアスリートを目指して、子供の頃から何ら抵抗もなくということが大事だと思うのです。気軽にスポーツを続けることができて、生涯にわたって続けることができればというふうに願っているところであります。実際、多分障がいがあってもスポーツをしたいと思っている子供たちはいると思います。今名寄市は部活の地域移行に向けた大変な状況であることは理解しますけれども、そういった障がいのある子供たちもそういったことをしてみたいなという子供たちは絶対いると思います。実際問題、障がいのある子供たちがそういった部活動をするとすれば、高等養護学校に行って初めてそういった機会に出会って部活動をやるというのが現実、実情だと思っております。実際、名寄市にいるときにはそういったものはできないのですけれども、個別のそういう組織に入って障がい者スポーツをやることはできるのですけれども、なかなかそういう状況ではないのかなというように思っております。また、障がい児・障がい者スポーツに対する環境づくりというのはなかなか難しいのですけれども、本来障がいのある、なしにかかわらず、同時並行的に進めていくべきものなのかなというように私は思っております。今回は、障がい児・障がい者スポーツについて令和6年6月25日(火曜日)第2回6月定例会・第3号目を向けていただきたいなという思いからこの質問をさせていただいたところであります。これからも障がい児・障がい者スポーツについては、課題がまだまだありますけれども、今後また関係する皆様とまたの機会に改めてお話をさせていただきながら、いい方向に行ければなというように願っております。以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。