みんなの議会

名寄市議会 令和6年第1回定例会 2024年3月13日

外国人材の受入れに関して

2024年3月13日、名寄市議会の一般質問で、中畠孝幸議員が「外国人材の受入れに関して」質問し、総合政策部長 石橋毅、市長 加藤剛士、総務部長 渡辺博史が答弁しました。

質問者
中畠孝幸 議員
答弁者
総合政策部長 石橋毅、市長 加藤剛士、総務部長 渡辺博史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 中畠孝幸

議長から御指名をいただきましたので、通告に従い、質問してまいります。大項目1、外国人材の受入れに関して、小項目1、外国人材受入れの現状について。厚生労働省による外国人雇用状況の届出状況まとめによりますと、令和5年10月末現在、国内の外国人労働者数は204万8,675人、外国人を雇用する事業所数は31万8,775となっており、毎年増加傾向にあります。また、北海道内に関しては、外国人労働者数が3万5,439人、受入れ事業者数が6,902という数字に達しています。名寄市においても少子高齢化、人口減少の中で外国人材に頼らなければならない状況が今後続いていくと考えられます。産業別には、全国的に製造業、卸売、小売業をはじめ、様々な業種にわたって外国人材の登用が行われていますが、地域によって外国人材を必要とする分野の違いがあり、地域ごとに業種に即した対応も必要とされると考えられます。さて、名寄市において今後予想される外国人材の受入れを実りあるものにすることを念頭に質問いたします。まず、名寄市における外国人材の受入れの現状について伺います。受入れ人数、国籍、業種等ほか、外国人材が果たしている役割、職場に与えているプラス・マイナスの影響、現時点での受入れに関わる問題点等、行政として把握している範囲でお答えください。続きまして、小項目2、外国人材受入れに伴う環境整備について。外国人材を生かすためには、良好な職場環境、生活環境の下で継続して前向きに仕事に取り組んでもらうことが必要であると思われます。名寄という地方都市の環境は、外国人の目には都会の便利さがない、寒冷地であるといったマイナス面が障壁として映るかもしれません。しかし、逆に都会と比べて人間味があり、生活費も安く済む、自然が豊かであるといったプラス面を感じ取ってもらうことが重要であります。そして、外国人に日本に来てよかった、名寄に来てよかった、名寄で仕事を続けたいと思ってもらえるような環境、定着を支援する環境を整備することが必要であると考えます。以下では、外国人材の受入れ、共生に関する関係閣僚会議による外国人材の受入れ、共生のための総合的対応策、これは令和5年6月に出ているものですけれども、その中から外国人材が地域に定着するための環境整備に関して伺います。まず、1番目、円滑なコミュニケーションと社会参加のための日本語教育等の取組。外国人が地域で仕事をし、生活を継続するためには、日本語習得が重要です。それは、地域に溶け込むのにも必要なことです。外国人に対する日本語教育支援に関する考えをお聞かせください。続いて、2番目、外国人に対する情報発信、外国人向けの相談体制の強化。地域で生活する上で必要かつ有益な情報、例えばごみ出しや町内会活動、その他でありますけれども、それを外国人に分かりやすく伝えることは重要であります。また、外国人が日常生活で分からないことや困ったことがあった場合に気軽に相談できる窓口があることも、名寄市が住みよいまちと思ってもらうために必要なことであります。外国人に対する情報発信、外国人向けの相談体制の強化に関し、現状と課題についてお知らせください。最後に、小項目3、事業者への外国人材受入れ支援について。技能実習制度及び特定技能制度の在り方に関する有識者会議、もう一度申し上げますけれども、技能実習制度及び特定技能制度の在り方に関する有識者会議の最終報告書が令和5年11月30日に提出されました。それによりますと、これまでの技能実習が育成就労、育成就労というのは育てる、育成するの育成ですけれども、育成就労といった名称に変更されるほか、制度上幾つかの変更が予想されます。そういった制度改正に素早く対応し、事業者に情報を提供するなど、事業者が外国人材を受け入れやすい支援をすることが求められます。出入国在留管理制度改正への対応を含め、事業者への支援について現状と課題を伺います。以上で壇上からの質問を終わります。

答弁 総合政策部長 石橋毅

おはようございます。中畠議員から大項目で1点、小項目で3点にわたり御質問をいただきましたので、私のほうから答弁をさせていただきます。大項目1、外国人材の受入れに関して、小項目1、外国人材受入れの現状についてお答えいたします。本市において少子高齢化、人口減少が進む中、人材不足は喫緊の課題であり、ハローワーク名寄管内における昨年12月末の雇用情勢では、有効求人倍率が1.31倍と求職者に対し求人数が上回る状況が続いています。このように各業種において人材確保は大きな課題であり、様々な手法でリクルート活動を行っておりますが、人手不足解消には至っておりません。令和4年度に実施した労働実態調査での外国人労働者の雇用の考え令和6年3月13日(水曜日)第1回3月定例会・第4号方の設問において、242事業所のうち雇用したいが7社、2.5%、検討中10社、4.1%、未定50社、19.4%、雇用する予定がない、108社、44.6%となっており、調査結果からはいまだ外国人材の雇用に関して検討している事業者は少数となっております。また、調査における外国人労働者雇用状況の設問では、農業、製造業など4事業所がインドネシア、ベトナム、中国からの5名の労働者を雇用していると回答しており、外国人材の雇用は少ない結果となっています。しかしながら、市職員や大学教員の国際業務や研究、教育活動への従事や名寄市社会福祉事業団においても、昨年5月から特定技能による介護人材として3名のネパール人材を受け入れています。そのほか、調査回答以外の市内事業者でも外国人材の就労の実態があると把握しており、外国人材の雇用は徐々に増加傾向にあると考えています。本市総合政策課には、令和2年度から外国人材担当職員として国際協力機構、JICAから職員を派遣いただいており、本市の状況に即した情報の収集、人材の確保、国際交流の推進などに努めております。外国人材の個別の事業所での役割や職場に与える影響などは把握しておりませんが、名寄市社会福祉事業団で働くネパール人3名については特定技能、介護の資格を有していることから、日本語での日常会話ができ、介護知識についても一定程度の理解があり、仕事にも熱心かつ勤勉に働いていると伺っております。利用者や同僚からの評判もよく、各種の介護場面で好影響を与えているそうです。また、生活面においても居住する町内会へ加入し、町内会行事などへ参加することで地域に受け入れられております。加入している町内会からも人柄や真面目さへの好評を得ており、外国人材に対する地域の支え合いにつながっているものと思います。現時点で名寄市社会福祉事業団における外国人材については、仕事に関するマイナス影響はないとお聞きしていますが、民間企業等が新たに外国人材を雇用する場合には、令和6年3月13日(水曜日)第1回3月定例会・第4号人材確保の際のリクルート方法や費用、外国人材に対する情報不足など不安に思う面があるかと思います。名寄市社会福祉事業団での外国人材受入れのノウハウなどを、市内の事業所に伝達するというような手法も取りつつ、引き続き外国人材確保への研究を進めてまいります。次に、小項目2、外国人材受入れに伴う環境整備についてお答えいたします。全国的に人材不足が課題とされる中、特定技能などの外国人材については地方に比べ、賃金の高い首都圏や大都市に流れる傾向にあります。本市における外国人材の確保において、豊かな自然環境や生活コストの安さに加え、地域として外国人材を受け入れ、地域に愛着を持っていただけるよう、母国と強いつながりを構築していくことが重要と考えております。外国人材から名寄市を就労先として選んでいただけるよう、相手国との良好な関係づくり構築のため、昨年4月に副市長外職員2名がネパールを訪れ、現地の人材送り出し機関や医療機関、職業訓練校での人材の育成状況や人材確保の見込みを確かめ、名寄での就労経験が帰国後に役立つことができる仕組みづくりの視点での視察を行いました。日本語支援についてですが、特定技能で就労する外国人材については日本語能力試験N4以上、もしくは国際交流基金日本語基礎テストA2レベル以上の語学力を有しており、基本的な生活、就労には支障がありません。しかしながら、専門的な用語や方言については理解しておらず、現在本市では日本語支援に関する場や制度がないため、登録支援機関による学習機会の提供や就労先の事業所の現場で学ぶケースが多いと捉えております。北海道においては、日本語教育の空白地帯を減少させるため、地域が主体となって外国人に日本語教育を提供できる体制を整備する事業を行っており、本市においても必要に応じて制度の活用などを検討してまいります。外国人に対する情報提供についてですが、生活に欠かせないごみの処理方法については、市役所へ転入届を提出時にごみ分別や収集日を英語で表記したパンフレットを配付しており、ホームページにも掲載しております。また、翻訳機能のある端末を窓口に用意し、外国語に対応できるようにしているところです。町内会活動においても名寄市社会福祉事業団で就労しているネパール人が町内会の新年会やイベントに参加するなど、地域とのつながりを深めていると伺っております。情報発信や総合相談窓口については、本市では現在設置しておりませんが、特定技能外国人であれば登録支援機関での相談体制が必須となっていますし、いわゆるSNSを活用した外国人同士のつながりも多いと聞いておりますので、今後の外国人材の就労動向も注視しながら他市の事例などを研究してまいります。次に、小項目3、事業者への外国人材受入れ支援についてお答えいたします。令和5年11月に技能実習制度及び特定技能制度の在り方に関する有識者会議から提言された最終報告において、これまで技能、技術または知識の発展途上国などへの移転を図り、開発途上国等の経済発展を担う人づくりに協力することを目的としていた特定技能について、人材確保と人材育成を目的とする実態に即した制度の見直しが提言されています。また、自治体の役割として地域協議会への参画等により共生社会の実現、地域産業政策の観点から外国人受入れ環境整備等の取組を推進することと提言されています。社会情勢の変化に対して様々な制度改正がされますが、事業者への出入国在留管理制度の改正などの必要な情報については、市ホームページから確認できるよう周知しております。しかし、就労制度については主に関係省庁のホームページや送り出し機関、管理団体からの情報提供となっております。本市においては、今後増加が予想される外国人材に対しての受入れ組織、環境整備などが課題と認識しておりますので、地域の実情に合わせての他の事例など参考に研究してまいります。以上、私からの答弁とさせていただきます。

再質問 1番 中畠孝幸

それでは、御答弁いただきましたので、順に内容をもう少し深く再質問させていただきます。まず、小項目1番目、外国人材受入れの現状についてでありますけれども、ただいま伺ったところでは、令和4年の調査で実際に受け入れているところが242社の中で7社だけであると。検討中が50社でしょうか。それから、全く考えていないというのが108社ということで、44.6%というお答えがありました。実際に受け入れている例としては、社会福祉事業団においてネパール人を3人受け入れているということで、これは新聞報道などでも知らされていますので、承知しているところですけれども、非常によい実例といいますか、こんなによい例ばかりではないと思いますけれども、そういったよい例、例えば町内会に積極的に参加しているであるとか、周りの人たちに好影響を与えているというようなことが今分かりました。それで、実際に受け入れているところが少ないという実態があるのですけれども、このまま少子高齢化、労働人口減少の中で外国人材を活用するといいますか、外国人材に活躍してもらうということはこれからますます重要になってくると思うのですけれども、少ないからそのまま、そんなに手を尽くす必要がないということではないと思うのですけれども、ますますこれから外国人材を呼び込むような政策が必要なのではないかと思いますけれども、ちょっとその点について、基本的なことですので、市として外国人材に関して基本的にどのような考えをお持ちであるのかということ、積極的に受け入れるつもりなのか、それとも現状維持でいいのかとか、その点について市長に一言お願いできますでしょうか。

答弁 市長 加藤剛士

積極的に受け入れたいというふうに考えております。今お話部長からもありましたけれども、それぞれの全国的な人材不足令和6年3月13日(水曜日)第1回3月定例会・第4号の中で、首都圏に集中していくだとか、あるいは世界を見ていくといろんなところで人材が流動している中において、名寄市においてより独自性のあるというか、我々の自治体に魅力があるというふうに思っていただける、そうした関係性を重視しながら、お互いがいい関係性の中でそうした人材が増えていくということを希望しますし、そうしたことを積極的に推進をしていきたいというふうに考えております。

再質問 1番 中畠孝幸

私も外国人と共生しながら積極的に受け入れるということに賛成なのですけれども、その立場から質問させていただいているのですけれども、それが確認できましたので、積極的にこれから受け入れるということを前提にさらに質問してまいりたいと思うのですけれども、先ほどのお話の中で令和2年からJICAから専門的な職員を派遣してもらって、進めているということ、これは非常にいいことであるというふうに思います。それ実際にそういった施策がこれからもその方を中心に行われていくということが期待されますので、その職員の方を活用して、どんどん進めていただきたいということを申し上げておきたいと思います。それで、2番目の外国人受入れに伴う環境整備に関してでありますけれども、環境整備の中でまず一つ、昨日も交付金について高橋議員のほうから質問が出ていましたけれども、交付金の活用ということですけれども、これは法務省関係の交付金でありますけれども、外国人受入環境整備交付金というのがあります。御存じだと思いますけれども、在留外国人に対して在留手続であるとか雇用、医療、福祉、出産、子育て、子供の教育等の生活に係る適切な情報や相談場所に迅速に到達することができるよう情報提供及び相談を多言語で行うワンストップ型の相談窓口の設置、拡充という、それに対して外国人受入環境整備交付金というのが存在するわけですけれども、こういった交令和6年3月13日(水曜日)第1回3月定例会・第4号付金に対する応募に関しては、どのように考えていらっしゃるか伺いたいと思います。

答弁 総合政策部長 石橋毅

外国人をしっかり受け入れていくまちづくりという観点でのお話だと思います。今現在、ちょっと私答弁長くなってしまうかもしれませんが、名寄市として今動かしていただいたのは、答弁したとおり、特定技能という枠組みの中で、そこで社会福祉事業団が受皿となって、まずは介護人材を受け入れる体制を先駆的に今始めたということで、今後これが市内の事業所、事業者に横展開できるように、基本的にはそこで当然、これは訓練ではなくて雇用につながる話なので、そこでどれだけいわゆる経費、人件費以外の経費を圧縮できるかという仕組みづくりの中で、今いろいろな手続を内製化できるようにいろいろ研究しながら進めているところです。そういった中で、我々としてはしっかりとまずは日本語能力等も含めて一定程度お持ちの方を受入れして、職員として御活躍いただくようなことを進めていきたいと思っておりますし、今御指摘いただいたとおり、ではその数が増えていったときにまちとしてどのような環境整備をしなければならないのかといったことは必ず出てくる課題だと思っていますので、それはしっかりと受け止めながら、これは停滞しないで、状況を見極めながら進めていこうというふうに考えておりますし、またその部分がしっかりと制度として確立されて、財源的な担保もしっかり見えてきた段階で、またしっかりとそれは考えて、御提案していく形になるのかなというふうに考えております。

再質問 1番 中畠孝幸

ありがとうございます。介護分野での特定技能を中心に考えていると、そういう道筋でこれからやっていくのだという御答弁でしたけれども、特定技能も現在1号と2号というのがありまして、特定技能の2号のほうになりますと、これ家族の帯同が許されるという制度になっていますので、今後特定技能の2号になって、子供や家族が来た場合にいろいろ育児の問題であるとか、まだ先の問題かもしれませんけれども、今現在はそういうことがないので、考える必要がないのかもしれませんが、すぐにそういうことがこれから何年後かには起きてくると思いますので、子供の教育の問題とか育児の問題であるとか、外国人のそういった子育てにどう対応していくかということも問題に直面すると思いますので、それを見据えて進めていただければというふうに考えています。それで、特定技能、介護の場合では日本語の縛りといいますか、日本語能力ある程度ないといけないということでありますけれども、その他の分野で、今現在の技能実習であれば、先ほど農業の分野でインドネシア、それからベトナム、中国から5名の方が名寄で就労しているという、技能実習、その研修を受けているというお話がありましたけれども、そういったまだ日本語能力というのが前提としていない、していなくても来られるというような方もいらっしゃるわけですので、今現在人数が少ないからそのまま手をつけないということではもちろんないと思うのですけれども、日本語教育について、ぜひ名寄でそういった学習支援が行われているので、では名寄に行って仕事をしようとか、そういったふうに外国人の人材から考えてもらえるように持っていくことが重要でないかと考えています。それで、日本語教育に関しては、日本語教育の推進に関する法律というのが2019年6月に公布、施行されています。日本語教育の推進に関する法律です。これは国、地方公共団体、それから外国人を雇用する事業主に対する責務のようなものを示しているものなのですけれども、それを見ますと、日本語教育の推進に関する法律、2019年6月ですけれども、第5条で地方公共団体は、ちょっと省略しますけれども、日本語教育の推進に関し、その地方公共団体の地域に応じた施策を策定し、及び実施する責務を有するというふうに、これは特に外国人材といいますか、働く人だけではなくて、外国人人口が増えてきているということに対応してつくられた法律でありますけれども、その6条の中で外国人等を雇用する事業主は、ちょっと省略しますけれども、その雇用する外国人等及びその家族に対する日本語学習の機会を提供、その他の日本語学習に関する支援に努めるものとするという、法律上でそういうことも定められていますので、地方公共団体、あるいは外国人を雇用する企業にもそういった責務が示されているということを念頭に置いて、ぜひ日本語学習支援について考えていただきたいのです。先ほどの御答弁では、特定技能はある程度日本語能力ある人が来るというお話でしたけれども、そういう人にとっても、先ほどの御答弁にありましたように、専門的な用語であるとか名寄の方言であるとか、そういったものはぜひ学んでもらって、地域に溶け込んでもらうということが重要であると思いますので、日本語学習支援、先ほどお話がありましたJICAから派遣されている職員の方とか、そういった方を中心にぜひ考えていただきたいと思うのですけれども、それに関してもう一度お考えをお伺いいたします。

答弁 総合政策部長 石橋毅

今御指摘いただいた部分は、必要性についてはごもっともかなというふうに我々も理解しております。しかしながら、先ほど御答弁させていただいたとおり、そういった体制づくりのための財政支援等も含めた予算措置の部分がはっきりとまだ見えてきていない状況であります。中畠議員からもお話がありましたとおり、技能実習、こちらについては一定程度私も雇用主というか、活用されている事業主さんも一定程度やっぱり努力していただかなければならない問題なのかなというふうに思っていますし、そこについてしっかり制度を見極めながら、体制は必要だという認識はしておりますので、今後しっかり研究してまいりたいと思います。令和6年3月13日(水曜日)第1回3月定例会・第4号

再質問 1番 中畠孝幸

日本語教育、今現在、御答弁を伺っていますと、それほど差し迫った問題ではないというような印象を受けるのですけれども、例えば名寄だけではなくて、名寄で活躍されている外国人材だけではなくて、近隣の市町村にも外国人材がいるのですけれども、そういったことも考えて、広域連携事業としてぜひ日本語教室というようなものを名寄が中心になって、例えば今、日本語講座ということで考えますと、講座では、例えとしていいかどうか分かりませんけれども、講座という意味で名寄市で実施している手話奉仕員養成講座というのがありますけれども、この手話奉仕員養成講座では北は中川、音威子府から南は剣淵、和寒まで8つの市町村が主催する形で、名寄ももちろん入っているわけですが、8つの市町村が主催する形で、ちょっと年によって場所を移しながらというようなこともありながらやっているということがありますので、そういった広域連携を視野に入れて、名寄が中心になって、そういった宗谷本線沿線の音威子府辺りからも来てもらって、例えばよろーなで日本語講座を実施すると。宗谷本線を使って来てもらって、そういった旅費については各市町村なり事業者なりが補助するといったような形でちょっとイメージしているのですけれども、そういったことも視野に入れて、ぜひ名寄が中心になって考えていただければと思います。日本語教育に関しては、今一番北海道で有名なのが、東川町が町立の日本語学校をつくって、日本語教育に取り組んでいるというのがよく報道されますけれども、東川町はそちらでやっている。こちら道北地区、名寄近辺では名寄が中心にそういったことを行って、広域連携を進めていくということもぜひ考えていただければと思いますけれども、ちょっとそれに関してお考えをお聞かせください。

答弁 総合政策部長 石橋毅

今広域連携のお令和6年3月13日(水曜日)第1回3月定例会・第4号話をいただきました。対象者がそれほど濃くない状況であれば、余計広域にかかることによってのスケールメリットというのは当然生まれてくるのだろうというところは、十分理解していると思っております。その中で広域連携に結びつけるためには、各自治体がやっぱり一定程度の問題意識を持つということが重要かなというふうに思っておりまして、この圏域では定住自立圏という圏域もございまして、そういった協定を基に取り組むという手法もありますので、当然いろいろ法改正が進む中で各自治体、問題意識を持つ、持たなければならない時代に入っていますので、そういったところの意思確認もしながら、そういった方向性が可能なのかどうかというのは検討していかなければならないかなというふうに受け止めました。それから、日本語学校のお話も出ましたけれども、これは基本的な、私が知る限りでは多分留学的な形で入ってきて、そこで日本語教育を受けるといったような流れの中で、そこで日本語を習得した方たちが次どこに流れるかという流れを考えると、まさに次は大学に入学したりとか、決して就労に全てがつながるようなスキームにはなっていないということで、そういった部分も含めて、では一つの自治体がそこに資産を投資して、その機能を持たなければならないのかというのもまたちょっと違う問題になってくるのかなと思いますので、まずは名寄で生活をしていただける外国人の方が住みよい環境と感じていただけるような、そんな施策を考えていかなければならないというふうに考えていますし、冒頭の答弁でもお話ししたとおり、やはり名寄を選んでいただけるという国に対しての信頼関係の構築というのが非常に重要になると思っていますし、ここで生活している人たちが名寄いいよというような情報をまた母国に展開してもらうといったことが非常に効果的な取組になるのだろうというふうに認識しておりますので、今お話しいただいた部分、私のほうでもしっかり受け止めて、今後いろいろ研究してまいりたいというふうに思います。

再質問 1番 中畠孝幸

今自立圏、圏域も視野に入れてというようなお話でしたけれども、圏域ということですと、例えば浜頓別辺りまで含まれていると思うのですけれども、ちょっと距離の近さからいうと先ほど申し上げた8市町村ぐらいで、宗谷本線沿線ぐらいを考えたらどうかなというふうに私個人としては思っています。ぜひそういったほかの自治体の方とお話をする機会などありましたら、そういったことどうだろうかというようなことを持ちかけていただけたらいいのではないかなというふうに考えております。それから、今お話のありました中で、今飛んでしまいましたけれども、とてもいいことをおっしゃったなというので今申し上げようと思ったのですけれども、ちょっとそれは置いておきまして、もう一つ、昨日から災害対策、避難訓練などについて一般質問の中で触れられていますけれども、その中で例えば冬期の訓練はどうするのかというようなことがいろいろ指摘されておりますけれども、外国人も、今少ないとはいえ、でも人口約2万5,000人の中で、広報なよろ見ますと外国人登録している人が100人いるということです。外国人登録しているといっても、外国人材のように外から来たばかりではなくて、もともといらっしゃる方とか、いろんな立場の方がいるので、100人という数字の中身はよく分かりませんけれども、その中でやはり日本語も不自由で、情報弱者と言っていいのでしょうか、情報を取り入れることが難しいという人もいると思うのですけれども、ちょっとそういった災害時、これを、災害時ということ申し上げるのは、30年ほど前になりますけれども、阪神・淡路大震災のときに外国人の死亡者であるとかけがをされた方が日本人に比べて割合がかなり高かったということが指摘されていますので、そういった情報弱者に対してどういった対処をするのかということも重要になってくると思うのですけれども、その点について何かお考えありましたら、お伺いしたいと思います。

答弁 総合政策部長 石橋毅

非常にとても重要な視点でもあるというふうに受け止めています。今回、答弁でもお話ししたとおり、ネパールから来ていただいている方というのは町内会に加入していただいて、実は私同じ町内会にいるのですけれども、やっぱりこういう災害時の対応については共助というところが非常に大きく力を発揮するのだろうというふうに思っております。今町内会に入っていただいた中で、冒頭ごみの問題もありましたけれども、そこについてはしっかりと近所にお住まいの方が俺に任しておけと、俺がちゃんとびっちりごみを出すタイミングで行って、仕分もちゃんと教えるからということで、そういった中で地域住民との信頼関係を築いて、本当に今、外国人という言い方がどうなのかと思いますけれども、地域住民として一体となって、本当共助の中で生活していただいている。こういった環境をしっかりつくって、ある意味言葉が違っても問題ないというようなレベルまでコミュニケーションをしっかり取れるような、そんな状況をつくるのが一番即効性があるのだろうというふうに考えております。そんな中で、一定程度特定技能ではない技能実習だったりといった部分についてはしっかり事業主さんもそういった部分も意識していただくような形で周知をしながら、最終的には、我々町内会も担当していますので、町内会といったところにコミットしていただきながら、やっぱり共助という部分をしっかりとお伝えしていかなければならないかなというふうに思っています。

答弁 総務部長 渡辺博史(総務部長は2024年3月まで)

総合政策部長のほうから災害のときですとか、そういう部分で答弁させていただきましたが、これだけ外国人材の関係でこれから増加していくということが見込まれるところもありますので、防災担当としても町内会令和6年3月13日(水曜日)第1回3月定例会・第4号ですとか、そういう方々との対応について総合政策と連携しながら対応していければと思いますし、あと市役所の中ですとか庁内の窓口だとか、そういう部分も含めて、市長からの指示も出ている部分もありますので、窓口の対応ですとか、そういうもの含めて考えていきたいと思います。以上です。

再質問 1番 中畠孝幸

ありがとうございます。今の介護人材、社会福祉事業団が受け入れているネパールの方3人の町内会に溶け込んでいるというようなお話ありましたけれども、これは好事例として全国に知らせたいぐらいうまくいっている理想的な事例ではないかなというふうに思います。そういったこと、必ずしもそういうふうにうまくいくとは限りませんので、例えばごみ出しに関しても外国人が来るとごみも分別しないで出してしまうとか、そういった苦情のようなものがよく聞かれるということを聞きます。それで、そういったことがあって、最初に伺いましたように、事業所の中で受入れを考えているところが非常に少ないということ、そういった問題が起こるのではないかというような心配があって、あまり一歩前に踏み出していないのではないかということも考えられますので、ぜひそういったごみを分別しないで外国人は出すというようなこともちゃんと情報を提供して、日本ではこういうふうにちゃんと分別して出すのだということを、先ほどのお話では町内会の方がしっかり責任持って教えてあげたり、出してあげたりしているということで、非常にケアができているということを伺いましたけれども、そういったいろんな形で情報を提供して、教えてあげれば摩擦も防げるということだと思いますので、ぜひそういった情報提供を的確に行って、受け入れるという、受け入れて、共生社会に持っていくということを考えていただければと思います。最初のほうで私が名寄に来てよかったとか、名寄で仕事を続けたいというふうに思ってもらうこと令和6年3月13日(水曜日)第1回3月定例会・第4号が重要であるということを申し上げましたけれども、外国人にとって住みよいまちということは、置き換えればほかの一般的な日本人の誰にとっても住みよいまちということになると思います。情報提供にしても、外国人にとって分かりやすい情報提供をしていくということ、それも外国人以外の人にとっても分かりやすい情報獲得ができるということにつながると思いますので、そういったことを踏まえて、ぜひ今申し上げた日本語教育であるとか外国人に対する情報発信ということを引き続き続けていただきたいということ申し上げて、終わりたいと思います。ありがとうございます。

出典:名寄市議会 令和6年第1回定例会 2024年3月13日 議事録 PDF(112ページ) 間違いを知らせる