みんなの議会

名寄市議会 令和6年第1回定例会 2024年3月12日

名寄IC拠点化構想について

2024年3月12日、名寄市議会の一般質問で、谷聡議員が「名寄IC拠点化構想について」質問し、総合政策部長 石橋毅、産業振興室長 田畑次郎、市長 加藤剛士が答弁しました。

質問者
谷聡 議員
答弁者
総合政策部長 石橋毅、産業振興室長 田畑次郎、市長 加藤剛士

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 谷聡

議長から御指名をいただきましたので、通告順に従い、順次質問させていただきます。まず、大項目、名寄インターチェンジ拠点化構想についてでございます。この構想が商工会議所から提言され、1年以上が経過したところでございます。報道等によりますと、経済効果約73億円、新規就業者数670人と算出され、王子マテリアが撤退した後の名寄市において起死回生の一大プロジェクトになるものと認識をしております。市民も大きな関心を寄せている中、先月札幌で共同輸送、中継輸送を考えるシンポジウムが開催され、官民の関係者が多数参加されたところでございます。そこで、小項目の1番目、構想における市の役割について。昨年2月に商工会議所から提言のあったこの構想について、その後の新聞報道では名寄市の対応方針として、9月25日付北海道新聞、官民連携で整備したいとあり、また一方12月22日付北海道建設新聞で民間企業主導で実現した令和6年3月12日(火曜日)第1回3月定例会・第3号い旨の報道があったところでございます。改めてこの構想における名寄市の役割を確認をいたしたいと思います。小項目2番目、計画実現に向けた関係機関との協議状況及び今後の予定についてでございます。王子マテリア跡地活用策の一つとして物流拠点化を市が同社に要望したとの報道があり、一方ヤマトホールディングスが跡地に物流拠点を新設するため王子マテリアと協議を行っているとの報道も過去にございました。王子マテリアとの協議も含めて、拠点化構想実現に向けた関係省庁及び事業者との協議、要望等、これまでに行ってきた内容、経過や今後の予定についてお伺いをいたします。小項目3番目、防災拠点及びにぎわい施設の事業主体等について。拠点化構想のうち広域防災拠点施設は国土交通省の補助メニューがあり、民間が事業主体となっても補助を受けることができますが、市が事業主体となることを考えておられるか、あるいは民間でと考えておられるか。また、にぎわい施設として計画されている道の駅的な施設について、事業主体は市か民間か。また、道の駅と道の駅的なものとの違いは何かお伺いをいたします。小項目4番目、道の駅もち米の里☆なよろの今後について。拠点化構想において、現在の道の駅もち米の里☆なよろは存続あるいは移転など、構想実現後の位置づけはどのように考えておられるかお伺いをいたします。小項目5番目、早期実現のための方策について。トラックドライバーの残業時間が規制されるいわゆる2024年問題は、来月からスタートいたします。北海道縦貫自動車道の名寄インターチェンジ延伸を見据えた整備をというスケジュール感では遅きに失するということを申し上げざるを得ません。近隣自治体や民間事業者に先を越されたら、この構想自体意味を持たないものとなってしまいます。拠点化構想を早期に実現させるため、今後市がこれまで以上に主導的な役割を果たし、関係令和6年3月12日(火曜日)第1回3月定例会・第3号者との速やかな協議と具現化への対応を加速させなければならないと考えますが、市の考え方を伺います。以上、壇上からの質問とさせていただきます。

答弁 総合政策部長 石橋毅

谷議員からただいま大項目で1点、小項目で5点にわたり御質問いただきました。小項目4を産業振興室長から、そのほかは私のほうから答弁をさせていただきます。まず、大項目1、名寄インターチェンジ拠点化構想について、小項目1、構想における市の役割についてお答えいたします。高速自動車国道士別剣淵名寄間の開通を見据え、昨年2月に名寄商工会議所から名寄インターチェンジ拠点整備構想の提案がございました。提案いただいた構想では、高規格道路整備の効果を最大限享受するため、物販や飲食機能、観光インフォメーション、大型車用駐車場、物流倉庫施設、防災基地施設などの整備が必要と示されております。この提言を受け、これまで関係省庁や関係団体と情報共有を図るとともに、意見交換、協議を進めてきたところです。本構想における本市の役割といたしましては、各施設における目的や機能により整備実施主体が異なる中、市が実施可能性のあるにぎわい施設の検討や民間主導が望まれる施設の企業間のつなぎ役、関係機関との調整などの役割を担うことにより、構想実現につながると考えております。次に、小項目2、計画実現に向けた関係機関との協議状況及び今後の予定についてお答えいたします。王子マテリア名寄工場跡地利活用の3本柱の一つとして、物流、防災拠点を掲げており、現在工場跡地での解体作業もおおむね完了を迎える中、残された倉庫について民間事業者が活用に向け調整を進めていると聞いております。物流拠点化では、これまで北海道開発局による道の駅を活用した中継輸送の実証実験が行われ、効果検証を行うことで有効性や地理的条件について確認したところです。令和5年度には、共同輸送、中継輸送の実現に向けて共同輸送・中継輸送実装研究会が昇華発足により官民連携での取組を進めており、旭川市の拠点を補完する機能として本市の中継拠点の可能性について議論され、同研究会には本市も北海道開発局と共に事務局として参加をしております。また、昨年12月には道内への投資に特化した不動産投資信託、REITの運用会社である北海道アセットマネジメントとまちづくりに関する連携協定を締結しており、名寄インターチェンジ拠点構想への施設整備についても相談しているところであります。今後も国、道、市、民間事業者と継続的に議論を進めてまいります。次に、小項目3、防災拠点、にぎわい施設の事業実施主体等についてお答えいたします。広域防災拠点施設については、近年災害が激甚化、頻発化する中で、本市には名寄市立総合病院、陸上自衛隊名寄駐屯地など災害時の対応機能が十分に整っており、広域での防災拠点機能が発揮されると考えております。広域での防災機能ということから、広域行政の役割を担う機関が事業実施主体と想定していますが、本市が担うべき役割についてはしっかりと取り組んでまいります。道の駅的な施設については、高規格道路開通により観光、物流、地域住民など多くの方が利用することとなり、人が集まる場所に飲食や物販、トイレや休憩所など機能が必要と考えています。現段階での道の駅の新設、移設等の議論はされておらず、道の駅的な施設と表現しており、実施主体についても役割に応じて民間や市での設置が考えられます。次に、小項目5、早期実現のための方策についてお答えいたします。2月19日に開催された共同輸送、中継輸送を考えるシンポジウムにおいて、名寄インターチェンジ周辺物流防災拠点化構想について説明する機会をいただきました。このシンポジウムを通じて国、道、民間など2024年問題の解決へ向けて共通認識を持つことができ、さらに本市の取組も理解いただけたと感じております。新年度からは、名寄市内での物流拠点の早期具現化に向けて本市が事務局を担う新たな枠組みの組織を設置し、場所や機能、規模など基本構想をつくり上げていく段階に入るものと考えております。このことについては、北海道開発局ともしっかり意見交換を行い、国、道、市、民間の役割の中でどの時期での設置が望ましいか調整してまいります。この取組が本市の物流という新たな産業となるよう、具現化へ向けて進めてまいります。以上、私からの答弁とさせていただきます。

答弁 産業振興室長 田畑次郎(産業振興室長は2024年3月まで)

私からは小項目4、道の駅もち米の里☆なよろの今後についてお答え申し上げます。道の駅もち米の里☆なよろは、平成20年の開設後、名寄市の情報発信窓口として、また特産品販売の拠点として市内外から多くの方に御利用いただき、入り込み数は平成28年の52万1,000人をピークとして、その後新型コロナウイルス感染症の影響等による減少もありましたが、コロナ後は回復傾向にあり、令和4年度では36万7,000人の方に御利用いただき、本市の交流人口の拠点となっております。特に全国で有数の産地であるモチ米を使用した指定管理者である株式会社もち米の里ふうれん特産館による物産販売は、本市の知名度向上に大きな貢献をいただいております。今後高規格道路開通後の交通量の変化に伴い、道の駅もち米の里☆なよろの入り込み数及び販売額に大きな影響があると予想されるところであり、本市の南の玄関口としての現在の道の駅と名寄インターチェンジ周辺のにぎわいに資する道の駅的施設の在り方については、市民の皆さんや現在の道の駅の指定管理者などの意見を伺いながら幅広く議論し、総合的な判断が必要だと考えております。以上、私からの答弁とさせていただきます。

再質問 5番 谷聡

それぞれ各項目について御答弁をいただきました。時間の許す限り再質問させていただきたいと思います。まず初めに、この拠点化構想、小項目の1番目になりますけれども、そもそもの拠点化構想の基となった、拠点化構想のスタート、これが平成29年11月、よろーなにおきまして北海道開発局とか北海道運輸局、それから管内市町村、経済界ですとか有識者が参加して、名寄周辺モデル地域圏域検討会第1回が開催されまして、内部周辺モデル地域の地域構造の課題、施策の方向性についてディスカッションが行われて、社会インフラのみならず、地域医療、人材育成、物流、観光など、この地域の現状と今後の課題などについて議論されたところでございます。それで、翌年3月の第2回検討会におきまして喫緊の課題である物流の取組を進めることとされまして、その後物流ワーキングチームが立ち上がって、その後道の駅における中継輸送実証実験などを経て、現在に至っているところでございます。商工会議所会頭が先日のシンポジウムの席上8年前からの悲願ということをおっしゃっておりました。それは、平成29年のよろーなでの第1回圏域検討会がその出発点だったことからであると想像しております。その後、令和元年に王子マテリアが名寄工場の閉鎖を表明し、この拠点化構想の位置づけがクローズアップされることとなりました。拠点化構想の経済効果は、先ほども申しましたとおり、約73億円、新規就業者約670人とされておりまして、現在名寄市においてはとても位置づけが大きくなったプロジェクトであるということが言えると思います。昨日の東川議員の代表質問に対する答弁で、新たな組織を立ち上げてという御答弁がございました。私の印象でいうと、やっと重い腰を上げたかという印象でございます。見方を変えると、この1年あんまり進捗していないというようなことも言えるのではないかと思います。新たな組織は単なる看板のかけ替えに終わらぬよう、組織はつ令和6年3月12日(火曜日)第1回3月定例会・第3号くっても併任発令して、従来の仕事に加えて大きなプロジェクトを任せるというようなことでは、なかなか進まないというふうに思います。これは、この問題は実現に向けた取組を加速していかなければならない問題であると思います。新年度に立ち上げるということを昨日伺ったところですが、新年度の4月に組織を立ち上げられるのか、また基本構想についてはいつまでをめどにということを考えておられるのかについて御答弁を求めたいと思います。

答弁 総合政策部長 石橋毅

今これまでの取組を含めて、今後の進め方について再質いただきました。我々が、名寄市が事務局を担う新組織の立ち上げについては、4月ということでの想定はまだしておりません。しっかりとこの間取り組んできた体制を踏まえて、民間事業者の意見を伺いながら、ここはでも時間を置かずにもしかしたら4月中にできるのかもしれませんけれども、早急に調整をさせていただきたいというふうに思います。この間、今ちょっとスピード感がなさ過ぎるのではないか的な御指摘をいただきましたけれども、ここについてはここで中継拠点、物流中継の拠点をつくるということはかなり広域に影響を及ぼす取組になってきますので、ここについてはこれまでもやはり広域行政である国土交通省開発局の皆さんの力をお借りしながら、ここでの優位性というものを実証実験を繰り返して、エビデンスを積み上げてきたといった作業の期間であったと私は認識しています。それから、ようやく、議員おっしゃっていたとおり、名寄周辺モデルというところからスタートして、今回の2月19日に行われたフォーラムで周辺ではなくて、これは名寄だといったことで、ある意味名寄にフォーカスした説明ができたといったことも踏まえて、時間はかかったかもしれませんが、ようやく我々としても名寄市が事務局を背負って物を動かしていける土台がしっかり開発局の力を借りながらできたのだというふうに私は認識しています。それから、今後展開する上で行政が、ここでは主導的な役割を果たさなければならないかもしれませんが、そこばかり強くなっても実際に事業を運営する民間の方々が本気で取りかかってくれないと、これは必ず失敗するというふうに私は思っていますので、そこについてもしっかりと民間の皆さん方、そして規模感、それを話し合った中で最善のサイズ、持続可能な事業体系というのをしっかりつくりながら、基本構想をつくり上げていきたい。当然基本構想については早ければ早いほどいいのですけれども、そういった部分で目標としてはできれば私は年度内にぜひともと思っていますが、そこについては民間事業者さんの、これは今までにない横のつながり、共同体としての横のつながりもつくっていかなければなりませんので、そこについてもしっかりと、そこの役割を果たすのは行政だと認識していますから、我々中心となって調整をしていきたいというふうに考えております。以上です。

再質問 5番 谷聡

今石橋部長から年度内に基本構想を策定したいという力強いお言葉がありました。私も大いに期待しているところでございます。それで、時期的なことを申し上げますと、なぜこのスピード感では遅いと、時期的な、もっと急がなければというふうに私が申し上げているかということをちょっと申し上げますと、昨年旭川市が新たな道の駅について市民アンケートを行ったという記事がございました。それで、実際旭川市が、今現在道の駅あさひかわというのが1か所ございます。ここは、実際道の駅として整備されたところではなくて、もともと旭川地場産業振興センターとして建てられたもの、これを道の駅として後づけで認定したという経緯がございます。だから、規模としてはすごく小さい。旭川市の規模から見ると、すごく小さい規模の道の駅だというふうに思っています。そのため、今大きな規模の道の駅を造ろうという動きがあるというふうに聞いております。それで、旭川市は新しい市庁舎も造ったばかりで、なかなか財政的にどうなのだというのもありますけれども、やっぱり人口32万人を有する大都市、北海道内における第2番目の都市でございます。しかも、道北の交通の要衝という位置にもございます。市としては、新たな道の駅を造るということを考えるときになるべくならば付加価値もつけたいと。2024年問題に対応した物流施設的な機能を持った施設を造りたいというふうに考えても、これはごくごく自然なことなのだろうと思います。その時点、旭川の道の駅の構想が具現化するに当たって、そのときに名寄の物流拠点化がまだ進んでいないという状況にあったとすれば、なおさら旭川市はそういうこと考えると思います。それから、開発局とこれまで連携して行って、いろいろ計画等について検討を進めてきたということの御答弁ございました。これまでは、北海道開発局も自分たちの計画、北海道総合開発計画というものがございまして、その中に生産空間というものが位置づけられて、全道では名寄と釧路と、それから十勝南部という3か所が生産空間として位置づけられているところでございます。そこの生産空間を活性化するために、維持していくためそういったシンポジウムも含めた対応を行ってきたところでございますけれども、いざ実施に向けてとなると開発局は連携する相手方ではなくて、あくまでも補助金、交付金に対しての予算を持っている、または許認可を持っている、これは主に開発局ではなくて、運輸局になりますけれども、予算と許認可ということになりますと、なかなか対等な関係での連携というのは難しいのだろうなというふうには思っております。先月のシンポジウムで、私も実際に会場に行って聞いてきたとこ令和6年3月12日(火曜日)第1回3月定例会・第3号ろでございますけれども、やっぱり何となく国とか事業者及び名寄商工会議所、それと市の間に若干温度差を感じるという感想を持ちました。それはどういうことかというと、事業者は来月のこと言っているからです。2024年問題がスタートする、来月。そのとき名寄市は1年前に提言をいただいたということにとどまっていたわけです。繰り返しになりますけれども、2024年問題は来月からスタートです。それで、名寄インターが開通しようがしまいが物流は止まらないわけです。必ず仕組みが出来上がります。近いうちに出来上がると思います。実際に名寄インター延伸を踏まえて整備ということを、昨日も御答弁ございましたけれども、実際この名寄インター延伸が何年後と想定されておられるのかちょっとお伺いをしたいと思います。この場合、進捗率ということは昨年も御答弁いただきましたけれども、進捗率ではなく、何年後かということについてもし御感想等、お考えあればお伺いします。

答弁 総合政策部長 石橋毅

谷議員もよく御存じだと思うのですけれども、こちらの予算については開発局が執行しておりますので、開発局が公表しない以上、私どもが発言できる内容ではございません。

再質問 5番 谷聡

そのとおりです。開発局は、開通時期を公表しません。できません。するのは、翌年に開通するというような場合に初めて公表することになると思います。公表しないからといって、例えば名寄インターまでの工事がいつ頃完成するかというような直接的な聞き方では当然教えてくれないわけです。こういった情報については、手を尽くして取りに行かないといけないものだと思っています。例えば一番大きなこれからの工事になるであろうJR宗谷線をまたぐ跨線橋についての工事がまだ全く手つかずになっています。JRの跨線橋については、御存じだと思令和6年3月12日(火曜日)第1回3月定例会・第3号いますけれども、JRが原因者と協議して、自ら、JRが工事発注や施工監理を行うということになっています。それについては原因者と協定を結ぶということになっていまして、この協定についての進捗状況であるとか、例えば一般的な跨線橋については着工から完成まで何年かかるかとか、聞き方はいろいろあると思うのです。公表しないから分からないではなくて、では公表しないから分からないと言っている名寄インター延伸の時期に合わせての整備を進めているというのはちょっとあまりにも何か雲をつかむような話で、本当に見通しが立てられなければ計画の立てようもないというのが実際のところだろうと思っています。それが例えば5年後なのか、10年後なのか、あるいはそれ以上かかるのかということを想定していかないと、この拠点化構想のような大きなプロジェクトというのは本当に今後の予定の立てようがないものだろうなというふうに思います。そこで、小項目の3番目にちょっと行きますけれども、先ほど道の駅的なものなのか、道の駅なのか、あるいは別のものなのかというお答えについて、にぎわい施設については今後関係機関、民間等も含めて協議を進めていきたいというふうなお答えがございました。それで、例えば道の駅を新たに造るのか、それとも移転するのか、あるいは例えばフラノマルシェのようなにぎわい施設を造るのか、それがはっきりしないと国へ対しても要望のしようがないことなのだろうなと思います。そこに向けて実際何をベースに民間と協議を進めていくのか、市でやらないとすれば例えばどういう事業主体が予想されるのか、そこについてもう一度お答えをいただきたいと思います。

答弁 市長 加藤剛士

まず、士別剣淵名寄間はいつぐらいに完成するのかということの目途という話がありましたけれども、今音威子府から中川まで高規格道路が順次整備をされておりまして、令和7年度の開通というふうに言われています。7年度になるかちょっと分かりませんが、多分そうなのでしょう。その1年前ではなくて、これが7年度というふうに公表されたのが恐らく5年ぐらい前だったというふうに承知をしておりますので、7年度から遡って5年ぐらい前。ある程度目途がつけば開発局のほうもそういった発表されるのかなということを想定すると、今から、まだ発表されていませんので、5年以上10年以内ぐらいには開通していただけるのでないかというふうに私は思っておりますし、それぐらいのスピード感で進めていかなければならないものなのかなというふうに思っております。まだ道の駅的機能、さっき石橋部長からもお話しさせていただきましたけれども、トラックドライバーがあそこに集結をして、いろんな物流の拠点を担っていくに当たってトイレだとか商業施設、一定のところは必要だということは我々も承知しておって、そこは市のほうが主体的に動いていかなければならないのだろうと。ただ、名寄市が直接的に投資をしていくのか、民間事業者さんがそうした商業施設として商売になるというか、そうした目途が立つのであれば、そうした投資も考えられるのだろうということで、どういったことで主体というのは、決まってはおりませんけれども、それについては名寄市のほうで主体的にやっていくのでしょうと。物流の拠点施設については、できれば民間のほうで主体的に、名寄市のほうでコーディネートしながらやっていくと、こういうすみ分けになっていくのだろうというふうに思います。両方が一体となって初めてこうした構想ができるのだろうというふうに思っていまして、こうした構想をできるだけ早く具現化をしていかなければならないということだと思います。先般谷議員の質問のときに同じ市の中で道の駅が2つあるということは可能なのかということは、物理的に可能だというお話を私させていただいたと思います。ただ、物理的には可能ですけれども、この間いろんな財政的なお話だとか、より調整する事業もやっていかなければならないけれども、スクラップもしていかなければならないという今の名寄市が置かれている立場を考えていくと、なかなか、もし道の駅という公的な施設ということを新たに19線に造るとなると、その2つを併存していくのは非常に厳しいというふうに私としては認識しているところであります。いずれにしましても、公共でやるのか、民間でやるのかってまだ決定しているわけではありませんけれども、そうしたにぎわい施設を併設して初めて一体的な物流拠点化構想というのは出来上がるということでありまして、これについてもできるだけ早期に具現化できるように内部で、あるいは関係者とも協議をしてまいりたいというふうに考えています。

再質問 5番 谷聡

今市長から道の駅についての御答弁いただいたところでございます。先ほどの最初の御答弁でいただいたように、現在のもち米の里☆なよろについては、名寄市の南の玄関口として大変多くの来客数をカウントしている施設でございます。それで、昨年開発局において実証実験が行われたということでございました。中継輸送について道の駅の駐車場を使っていろんな実験を行って、これが有効であるというような実験結果も発表されたところでございます。先ほど市長は10年以内に開通してくれればというようなことをおっしゃっておりました。仮に10年かかるとしまして、2024年問題がスタートしてから10年、全く運送事業者等が仕事のやり方を変えずにやるということは考えられないわけです。今まで真っすぐ走っていた、届けていたものをどこかで中継しなければいけないわけです。だから、これをなるべく、将来拠点化構想が仮に10年後になったとしても、それまでの間事業者は名寄市につなぎ止めておかなければならない。そういうことが必要になると思います。そこで、現在の道の駅において実証実験が行われた結果、ある程度の有効性が確認されたという令和6年3月12日(火曜日)第1回3月定例会・第3号ことでございますので、当然今の道の駅も季節的、ゴールデンウイークだとか夏休みとかというのは非常に来客数が多い場所、そういうところで例えば輸送事業者が中継輸送なんかを実際にやり始めると、相当駐車場が狭くなるのだろうなというようなふうに容易に予想できます。ですので、今後当面、今名寄市がやらなければいけないこととしては、名寄の今ある道の駅の機能強化といいますか、そういうことをやって、例えば駐車場を拡大する、あるいは温浴施設を造る、温浴施設を造って、例えばそこでドライバーが休みやすいようにするというようなことが必要になってくると思いますけれども、現在の道の駅に対する機能強化については何かお考えございますでしょうか。

答弁 市長 加藤剛士

10年という話ししましたけれども、これをできるだけ短くしていくというために要請を継続していきますし、期成会の会長としてもあらゆる手段を使って、できるだけ早くつないでいただく、このことが高規格道路をさらに有効に活用していく、そういう手段だというふうにも考えております。一方で、それも見据えて、あるいは今既に19線のあそこのところから美深に向かって高規格道路が延びているということを考えると、そこが今の現時点でも結節になっているということ、加えて物流事業に関しましては、先ほど王子の跡地のお話もちょっと出ておりましたけれども、数年前に物流の拠点ということを見据えて企業立地の促進条例の改正をいたしまして、物流関係の業種に対しても企業立地を認めるということでありまして、それに該当する企業が前も1社ありましたし、何社か出てくる見込みもあるということでありまして、それも名寄付近のところでの立地もあるということでございまして、やはりその構想も照らし合わせて考えていくと、今なかなかどちらかということを選択するということは今難しい状況でありますし、そうした状況の中で風連の道の駅のほうを拡充するという令和6年3月12日(火曜日)第1回3月定例会・第3号計画は今のところ考えておりません。

再質問 5番 谷聡

道の駅について今市長から御答弁いただきました。拠点化構想のにぎわい施設のことについてまたちょっと再度触れたいと思いますけれども、当然人が集まるところだから、にぎわい施設も必要だろうということで、そういう計画を立てるということでございました。そのことは、大いに結構なことだと思います。しかしながら、午前中の質疑でも出ました中心市街地の問題、にぎわいを創生するというような中心市街地もこれやらなければならない。新たなIC、インターチェンジの拠点化のところにもにぎわい施設を造らなければならない、これはなかなか同時で進めるということは並大抵のことではないと思いますけれども、例えば中心市街地の活性化の問題とインターチェンジ拠点化におけるにぎわい施設の整備の関係性についてどのように考えておられるか、お願いしたいと思います。

答弁 市長 加藤剛士

重要な御指摘だと思っておりまして、まさに両方必要だと。物流の拠点化というのは、これ名寄市のみならず、この道北圏域、あるいは国の社会的課題を解決するためのある意味での構想だというふうにも考えております。なので、名寄市だけ飛び抜けてこの事業をぐいぐい推し進めていくという話にはやはりならなくて、広域で考えなければならない問題であればこそ国や北海道、あるいは民間の皆さんとしっかりと歩調を合わせてこの構想をつくっていかなければならない。それが北北海道の中核都市である名寄市の責務だということも考え、これを進めていく考え方であります。なので、期限を切ってという話部長もされましたけれども、なかなかこれ相手方も相当複雑に関係する事案でありますので、そこもしっかりと皆さんの御意見も調整した上で前に進めていく事業だというふうに思います。中心市街地の活性化については、これは立地適正化計画の策定から市民の皆さんと何回も何回も議論を重ねて、いろんな中でいろいろな地域のそれは思いがある中であの3条6丁目付近、いわゆるJR名寄駅から市立総合病院までの間の約1キロぐらいですか、半径、そこを都市機能誘導区域ということで1か所、名寄市で1か所あそこの地域を区域に定めて、そこに公共施設等を再配置をしていこうということで、今そうした流れになっていると。ここもコンパクトなまちづくり、これからの行政運営を考えてきたときにやっぱりやらなければならないというふうに思います。ただ、財政的な問題、非常に今厳しいところでございますので、これは公共が単純に整備をするだけではなくて、いろんな知恵を借りて、民間との協業の中で、あるいは様々な特定財源やいろんな財源も確保していく中で、これはしっかりとやっていかなければならないというふうに思います。構想をそれぞれつくっていくことになると思いますけれども、その中で、当然全てが全てやっぱり集中していくということにはなりませんので、優先順位をしっかりと見極めながら整備をしていくということになろうかというふうに思います。

再質問 5番 谷聡

今市長の御答弁の中にも国の構想にのっとって進めているという事業であるというようなこともございました。ただ、ちょっと勘違いにならなければいいなと思っているのは、確かに国の、先ほど申し上げた北海道総合開発計画に基づいた提言は開発局が行っているということでございます。ただ、それは彼らは言いっ放しでいいのです。実現に向けて何の責任もない、そういう立ち位置にあるということは申し上げておきたいと思います。そういった意味からも、やっぱり最初の御答弁にあった新たな組織、これをなるべく4月に、早い時期につくって、基本構想についてはなるべく年度内につくりたいのだという御答弁もいただきました。まさにそれを本当にやっていかないと、私はこれ事実上旭川市との競争になるのではないかというようなことも考えております。そういったことも意識しながら、最大限のスピード感を持って進めていくべきだというふうに思っております。旭川市との競争というのを旭川市は明言をしているわけではありません。ただ、可能性としてはそうなってもおかしくないというようなことを申し上げております。この競争、どっちが早いかということになる可能性について、もし何かございましたらお願いします。

答弁 市長 加藤剛士

スピード感を持ってという提言をしっかりと受け止めましたので、関係機関との調整が必要な事案でありますけれども、できるだけスピード感を持って進めていきたいというふうに思います。シンポジウムの中でも私もお話しさせていただきましたけれども、旭川は北北海道、北海道の中の物流の拠点であるということ、これは揺るぎない事実でありまして、そこをブラッシュアップしていくということに対して私たちは全く反対もしないし、ただ、今の物流政策や人口減少問題を鑑みたときにそれだけでは足りなくて、少しやっぱり小まめな拠点が北海道には数か所、3か所という言い方なのかもしれませんけれども、必要だということで、名寄がその立地として非常に適しているという認識だというふうに思っておりますので、旭川市さんがどういう動きをするかということは分かりませんけれども、名寄の中でああした物流の拠点構想を進めていくということには十分というか、旭川市さんがどういう動きしようともニーズがあるというか、意義があるというふうに考えておりまして、そうした構想に基づいて速やかに関係機関と調整なんかを進めていくということに尽きるのかなと思っております。

再質問 5番 谷聡

ただいま市長から最大限のスピード感を持ってという御答弁いただきました。私もこの拠点化構想については大変期待し令和6年3月12日(火曜日)第1回3月定例会・第3号ている事業でありますし、今後の名寄市にとっても大変必要な事業であるというふうに思っております。最後になりますが、先ほど御答弁いただいた現在の道の駅の機能拡大、強化については考えておられないということでございましたけれども、私は先ほど申し上げましたとおり、拠点化が完成するまでの間、物流を名寄市にとどめおくためにも、そのことは駐車場の拡大だとか温浴施設だとかは私は必要であるというふうに思っております。ということを重ねて申し上げて、私の質問を終わります。

出典:名寄市議会 令和6年第1回定例会 2024年3月12日 議事録 PDF(93ページ) 間違いを知らせる