名寄市議会 令和5年第1回定例会 2023年3月14日
(1)ポストコロナに向けての施策展開について/(2)魅力ある市立大学の運営に向けて
2023年3月14日、名寄市議会の一般質問で、東川孝義議員が「ポストコロナに向けての施策展開について」「魅力ある市立大学の運営に向けて」について質問し、総合政策部長 石橋毅、総務部長 渡辺博史、市立大学事務局長 水間剛、健康福祉部長 馬場義人が答弁しました。
- 質問者
- 東川孝義 議員
- 答弁者
- 総合政策部長 石橋毅、総務部長 渡辺博史、市立大学事務局長 水間剛、健康福祉部長 馬場義人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 15番 東川孝義
おはようございます。議長より指名をいただきましたので、通告に従い、大項目2点について順次質問をしてまいります。大項目の1番目、ポストコロナに向けての施策展開について伺います。小項目の1番目、コロナ禍における事業中止による影響について。新型コロナウイルス感染症が日本国内で発生してから丸3年を経過をいたしました。この間新型コロナウイルス感染症の蔓延防止のため数度にわたる新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が発出され、その後も変異株などの出現により私たちの生活様式は大きく変化をいたしました。マスク着用をはじめとして施設の使用制限、臨時の医療施設、外出自粛規制の協力要請、飲食店での人数制限など、それまでの日常生活がいかにありがたいか痛感したところでもあります。この間において、行政の施策運営も今までと大きく変更された内容で実施されたと考えております。そこで、コロナ禍における行政の各部門における対面的な事業中止により行政施策にどのような影響があり、どのような対応で進めてこられたのかお伺いをいたします。次に、小項目の2番目、コロナ禍での働き方の変化について伺います。新型コロナウイルス感染症の拡大により私たちの働き方は大きく変化をしたと言われております。半ば強制的に広がったテレワークやリモートワークは在宅勤務とも言われ、情報通信技術を活用し、時間や場所の制限を受けずに自宅などで働くことができます。また、会議や打合せも対面ではなく、オンライン会議とか書面会議、書面議決など、この3年間では当たり前のように実施をされてきました。日本型の雇用スタイルの多くは、採用後にジョブローテーションを行い、様々な職務を経験し、将来を担う人材を育てていく組織が多く残っていると思います。そこで、コロナ禍の3年間における名寄市職員の働き方はどのように変わったのか、またそのことに対する課題と対策について伺います。次に、小項目の3番目、ポストコロナにおける具体的な事業運営と課題について伺います。コロナ禍という表現は、私たちが今まで経験したことのないパンデミック期間であるとも言われております。コロナ禍を表現する言葉としてウィズコロナ、アフターコロナ、ポストコロナなどの専門用語の呼び方で呼ばれておりますが、いずれのワードもコロナの名称がついており、コロナが常時存在しているようになってしまった時代に思われます。令和5年度予算編成の市長訓示においても、ポストコロナを見据えた事業を推進することと明示をされております。行政施策としてポストコロナでの事業を推進していくためには丁寧な言葉の解説を含めた推進が求められると思いますが、考え方をお伺いをいたします。次に、大項目の2番目、魅力ある市立大学の運営に向けて伺います。小項目の1番目、令和5年度入学志願者、学科別の状況について伺います。名寄市立大学は栄養学、看護学、社会福祉学、社会保育学の4学科を基盤として高度な知識と技術、そして高い倫理性を持った保健、医療、福祉と連携と協働ができるケア専門職を育成する日本最北の市立大学として着実な歩みを続けていると思います。しかし、全国的な出生率の減少、そして今年4月からは名寄市立大学と学科が競合する旭川市立大学が開校いたします。旭川市立大学は、以前の私立大学から公立大学になることで学費が安くなる一方、志願者が上昇し、一般入試で入りにくくなる可能性があるため、地元の学生を多く受け入れるために地域枠の定員を増やした取組も行っております。そこで、名寄市立大学の令和5年度の入学志願者の学科別にこの影響が出ているのか、また影響があるとすれば今後どのような対策を行っていくのかについてお伺いをいたします。次に、小項目の2番目、過去5年間の卒業生の就職、進学状況について。名寄市立大学は、1960年の名寄女子短期大学として開学以来、2006年には栄養学科、看護学科、社会福祉学科の3学科を擁する4年制大学として新たに開学し、2016年には短期大学の児童学科を社会保育学科として、63年の歴史が刻まれております。名寄市立大学は、規模は小さくてもきらりと光る大学としてこれまで数多くの卒業生が全国各地で活躍されていると思います。そこで、過去5年間における卒業生の就職先を地元、道内、道外別に、そして進学状況についてお伺いをいたします。次に、小項目の3番目、将来構想(ビジョン2026)後期実施計画についてであります。名寄市立大学の将来構想(ビジョン2026)は、4年制大学として10年の節目を迎えた2016年度に開設時の大学の基本理念に照らして、10年後に向かって新たな歩みをするということで策定していると認識をしております。中期計画は2022年度で終了し、2023年度からは後期計画がスタートいたします。これまでの前期計画、中期計画推進過程においては、個々の実施項目に沿って事業を進められてこられたと思いますが、中期計画における特徴的な事業、そして後期計画も継続事業が中心になると思いますが、新たな事業計画を含めた課題などについてお伺いをいたしま令和5年3月14日(火曜日)第1回3月定例会・第3号す。以上、この場からの質問とさせていただきます。
答弁 総合政策部長 石橋毅
おはようございます。東川議員からは、大項目で2点にわたり御質問いただきました。大項目1の小項目1と3は私から、大項目1の小項目2は総務部長から、大項目2は大学事務局長からの答弁となりますので、よろしくお願いいたします。まず初めに、大項目1、ポストコロナに向けての施策展開について、小項目1、コロナ禍における事業中止による影響についてお答えいたします。新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、行政の施策運営もこれまでとは異なる手法で対応してきたものも少なくなく、市民の皆様にはワクチン接種や感染予防の実践、生活スタイルを工夫、改善しながら対応していただいたことに感謝申し上げます。名寄市総合計画中期基本計画における重点プロジェクト及び主要施策に定める成果指標の令和2年度終了時の検証では、計画期間の4分の2、いわゆる半分、2年間が終了したことに連動し、累計指標は50%以上を達成と仮定した場合、緊急事態宣言による人の往来の減少、公共施設の閉鎖など新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けたことから、達成率は30から40%が多く、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けた事業を除く達成度は53%でありました。令和3年度事業終了時の検証では、計画期間の4分の3が終了したことに連動し、累計指標は75%以上を達成と仮定した場合、達成率が46.2%でありましたが、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けた事業を除く達成率は60%となっております。基本目標ごとの達成率で見ると、基本目標Ⅱは健康福祉部関連イベント参加者数や各種検診の受診率、基本目標Ⅴは教育関連施設来訪者や文化、スポーツイベント参加者数などが大きな影響を受けたことで低い達成率となっております。しかしながら、感染対策の徹底及び人数を令和5年3月14日(火曜日)第1回3月定例会・第3号制限したイベント開催やICTを活用したオンライン代替イベントを実施するなど新型コロナウイルス感染症の影響を最小限に抑えるための対応を実施してきたことから、若干ではありますが、影響は緩和されてきている状況です。国においてマスク着用の考え方など新型コロナウイルス感染症対応の基本的方針を変更しており、本市におきましてもアフターコロナを見据え、感染症拡大防止対策と社会経済活動の両立はもとより、コロナ禍というピンチをチャンスに変えるべくスピード感を持って施策、事業に取り組んでまいります。次に、小項目3、ポストコロナにおける具体的な事業運営と課題についてお答えいたします。新型コロナウイルス感染症が感染拡大し、市民をはじめ人々の生活様式に急激な変化が求められ、3年が経過いたしました。この間公共施設の閉館など人々が集まる機会がことごとく中止となり、つながりを絶たれた大きく穴の空いた期間となりました。現在は、少しずつではありますが、感染症との付き合い方も認知され、それぞれが感染対策を意識しながらできる範囲で各方面での活動が再開され出しているものと感じております。これまで中止を余儀なくされてきた市の事業では、感染拡大前の資料を基に今後再開されていくことになりますが、職員には感染拡大前の状況を把握する者も多くおりますので、それぞれ不明な点の相談を行い、円滑に推進できるものと考えているところです。また、市では各審議会など多くの会議体を開催しておりますが、これまでは書面開催やリモートなどにより対面での会議が激減し、それが当たり前のような空気感が出来上がっているのも事実と感じております。今後は国から示される指針にのっとる形で緩和に向けた取組も広がるものと思いますので、できるだけ分かりやすく周知できるよう努めてまいりたいと考えております。以上、私からの答弁といたします。
答弁 総務部長 渡辺博史(総務部長は2024年3月まで)
私からは大項目1、小項目2、コロナ禍での働き方の変化について申し上げます。国は、このコロナ禍において総務省通知、新型コロナウイルス感染症への対応に係る職員の柔軟な勤務体制の確保についてを発出し、各地方公共団体においてはテレワーク、時差出勤、適切な業務配分等の業務上の配慮を行い、職員の柔軟な勤務体制を確保するよう技術的な助言を行いました。本市におきましてもこのことを踏まえ、時差出勤やテレワーク等を検討しましたが、時差出勤については公共交通機関を使わずに、自家用車や徒歩での通勤が多い本市のような地域では効果が見込めないこと、テレワークについては個人情報に関わる資料は持ち出せないこと、加えて対人、対面業務が多い基礎自治体にとっては出勤を制限することにより市民サービスの低下を招きかねないことから、それぞれ実施は見送り、結果として職員の働き方について大きな変更はありませんでした。ただし、職員が出席する会議や研修の開催方法は大きく変わりました。会議はリモートや書面会議が主となり、研修は対面方式がほぼ中止となり、リモートやeラーニングによる開催が主流となりました。このことに伴い、リモート用のPCやタブレットなどの購入、庁舎など公共施設におけるWi―Fi環境の整備が必要となり、この間一定の整備を行ってきたところです。過日名寄庁舎で開催した災害対策本部訓練においても、名寄庁舎以外で勤務している職員については実験的にタブレットを使用して各職場でのリモート参加としたところです。今後リモートによる会議や研修が通例化していくことが想定されますので、予算の範囲内ではありますが、必要物品の購入や施設の環境整備について適宜進めてまいります。以上、私からの答弁とさせていただきます。
答弁 市立大学事務局長 水間剛
私からは大項目2、魅力ある市立大学の運営に向けてをお答えいたします。まず初めに、小項目1、令和5年度入学志願者、学科別の状況について申し上げます。令和5年度の入学志願者の状況ですが、学校推薦型選抜は栄養学科が26人、前年度8人減、看護学科が51人、前年度4人増、社会福祉学科が25人、前年度6人増、社会保育学科23人、前年度5人減の合計125人、前年度3人減でありました。2月25日に行われました一般選抜前期日程については、栄養学科が50人、前年度2人増、看護学科90人、前年度11人増、社会福祉学科40人、前年度4人減、社会保育学科35人、前年度7人増の合計215人、前年度16人増でありました。3月12日に行われました一般選抜後期日程については、栄養学科が50人、前年度11人増、看護学科108人、前年度36人増、社会福祉学科46人、前年度27人減、社会保育学科54人、前年度17人増の合計258人、前年度37人増でありました。令和5年度の旭川市内高校からの入学志願者の学科別状況については、昨年度は全学科合計で79人、今年度は全学科合計で82人と昨年度比で3人ほど増えている状況にあります。学科別の内訳では、栄養学科が3人増、看護学科は増減なし、社会福祉学科が2人減、社会保育学科が2人増と各学科とも大きな増減はありませんでした。ただし、昨日の佐久間議員の答弁でも申し上げましたが、旭川市立大学の本年度の入学試験は私立大学方式を採用しているため、本学の一般選抜と併願可能となっております。そのため、最終的には入学手続を終えた人数が確定しないと影響分析できない状況でありますので、御理解お願いいたします。次に、小項目2、過去5年間の卒業生の就職、進学状況についてお答えいたします。過去5年間の就職状況につきましては、保健福祉学部全体で令和3年度卒業生が98.9%、令和2年度卒業生が98.3%、令和元年度卒業生が100%、平成30年度卒業生が99.3%、平成29年度卒業生が100%といずれも高い就職率となって令和5年3月14日(火曜日)第1回3月定例会・第3号おります。就業地域といたしましては、令和3年度卒業生が市内12人のほか、道内110人、道外55人、令和2年度卒業生が市内22人のほか、道内113人、道外が43人、令和元年度卒業生が市内19人のほか、道内110人、道外49人、平成30年度卒業生が市内14人のほか道内84人、道外43人、平成29年度卒業生が市内7人のほか道内79人、道外50人となっております。進学者につきましては、令和3年度卒業生が3人、令和2年度卒業生が8人、令和元年度卒業生が4人、平成30年度卒業生が4人、平成29年度卒業生が5人となっております。次に、小項目3、将来構想(ビジョン2026)後期実施計画の推進に向けてについて申し上げます。中期実施計画については教育、研究、学生支援などの8つの分野で構成され、2020年度から2022年度までの3か年の取り組むべき項目を示しております。中期実施計画における特徴的な事業としては、教育項目として大学院設置の検討を進めており、具体的な取組としては学内に設置しました大学院設置検討会において在学生の意識調査、定住自立圏自治体の意向調査、主要な病院、福祉施設等の施設長への意向調査等を実施するとともに、類似した研究領域を有する公立大学を訪問し、教育課程や学生の状況について調査し、教育課程の検討を進めております。また、大学院設置検討の中で看護学科において助産学専攻の設置検討も並行して検討され、令和4年10月31日付で文部科学省から助産師課程承認の決定があり、本年4月から助産師課程が設置されることになりました。社会連携、貢献の項目では、地域の関係機関等との共同研究、先駆的事業等の推進として、昨年6月に名寄市立大学教員シーズ集2022をデジタルブック版で発行、また西條、Nスポーツコミッション、味の素、なよろ温泉サンピラーと本学とで産学官民の連携を行い、なよろ健康レシピ開発プロジェクトを進めました。管理運営と情報公開の項目ではFD、SD研修の充令和5年3月14日(火曜日)第1回3月定例会・第3号実と人材育成に取り組み、教育方法や教育マネジメントに関する研修の重点化、新任教員研修も着任時と後期の2回実施し、新任教諭間の交流促進を図りました。後期実施計画に向けた課題として、1つ目は学生の安定的確保が重要課題となります。中期実施計画中に新たに取組を始めた学生主体の広報組織、魅力プロジェクトなよろ、学生里帰り訪問、SNSを活用したバーチャル大学見学、受験生応援メッセージ、出願前ガイダンスなどを継続して実施するとともに、今後は遠隔地からも参加しやすい効果的なオープンキャンパスの開催方法の検討、高大接続として高校生のニーズとの間にミスマッチがないかなど検討し、参加を促すための関係づくりを構築してまいります。2つ目としては、地域の課題を対象とした調査研究の推進、公開講座等の実施による研究成果の公表として市内関係機関と連携し、本学図書館内において企画展示の実施やホームページ上での研究成果報告の在り方やICTを活用した方策を検討してまいります。3つ目として、質保証と本構想の検証のために大学認証評価などの外部評価を定期的に実施し、大学内部の質保証の確保を目指すとともに、学内で内部質保証推進委員会を中心に学科レベル、委員会レベル、全学レベルで必要に応じた見直し等を行ってまいりたいと考えております。以上、私からの答弁とさせていただきます。
再質問 15番 東川孝義
それぞれ丁寧に答弁をいただきました。改めて再質問をさせていただきたいというふうに思います。ポストコロナに向けての施策展開ということで、3点の小項目にわたって質問させていただきました。事業中止による影響というふうなことで、今までとは違ういろんな手法で対応されて、令和2年度、施策の中では本当は約半分の課題ですけれども、実際にはそれを超えた53%、令和3年度は75%の目標に対して最終的には60%というふうな御答弁を今いただいたのかなと。特に感染対策、オンラインだとかいろんな形の中で対応されてきたということで、やはり今答弁にもありましたように、国の施策であるとか、あるいは北海道の対応、それに準拠した中で進められてきた。いわゆる手順がなくて、対応をされてきたのかなというふうに思っております。対応を実際に運営していくには、それぞれ職員の皆さん、非常に大変な御苦労があったのかなというふうに思いますけれども、今総合政策部のほうからの御答弁がありましたけれども、特にこういう、今回はコロナという観点の中では健康福祉部のほうも相当御苦労があったのではないかなというふうに思いますので、馬場部長のほうからまたその辺についての御見解をお聞きをしたいというふうに思います。
答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)
ただいま健康福祉部としての対応についての御質問だったというふうに思います。先ほど石橋部長からも御答弁させていただきましたが、健康福祉部が行っていたイベントの多くが新型コロナウイルス、特にワクチン対応に対する対応が主になりまして、いろんなイベント、健康まつりやチャレンジデー等々が、後年、ここ最近は回復してきている部分もございますけれども、かなりできなくなっていた部分があったのかなというふうに思っています。一方では、市民の皆様の御理解でワクチンの接種率が全国、全道に比べても本市の場合は比較的高い数値でずっと経緯をしていたという状況もございまして、市民の理解が図れたものだというふうに思っております。今回昨日からマスクの一部緩和というふうになりましたけれども、国の動向等々を私どもも注視しながら、新年度のワクチン等々もこれからまた国のほうからいろいろ示されるというふうに思っておりますので、市民の方々に情報提供を今後も、情報提供に対して意を配してまいりたいというふうに思っております。以上です。
再質問 15番 東川孝義
ありがとうございます。健康福祉部も本当にワクチン接種の中では非常に御苦労をされたのかなというふうに思っております。名寄市全体が接種率が非常に高かったというのは、PRも含めていろんな形の中で対応された結果も結びついているのかなというふうに思います。コロナ禍での働き方の変化ということで、先ほど総務部長のほうから答弁をいただきました。国のほうからは、柔軟な勤務、要するに時差出勤だとかテレワークということで、当市に、名寄市においてはなかなかそのような、テレワークについては個人情報だとか、あるいは時差出勤についてはマイカーだとか徒歩でと、そういうふうなあまり効果がないというふうなことで、ただ一方会議についてはリモートであるとか、あるいはeラーニング、それに合わせたタブレットの購入、今後も継続して必要な物品を購入されていくというふうなことでお話をされたかというふうに思います。コロナの3年間というのは、3年前に職場を異動された方、あるいは3年前に入社をされた方というのは要するにいわゆる手順がなくて、その中で過ごされた3年間なのかなというふうに思います。先ほども壇上でお話をさせていただいたように、日本の雇用スタイルというのは、要するに採用後にジョブローテーションというお話もさせていただきました。当然定期的にその辺の研修はされていると思うのですけれども、それは今までとある面では違った研修内容なのかなというふうに思います。このジョブローテーションというのはやっぱり定期的に職場を異動したり、あるいは職務を変更するというふうな形でいろんなものが培われていくというふうに思うのですけれども、この3年間におけるコロナ禍での職場間、あるいは職場内ですか、での対応についてはどのように進められてきたのか、改めてちょっとその辺お伺いをしたいというふうに思います。
答弁 総務部長 渡辺博史(総務部長は2024年3月まで)
このコロナ禍における3年間の職場の部分で御質問があったと思います。基本的には、一定の経験年数になれば今までどおり過去、コロナ前どおり異動ですとか、そういうのも実施しているところでございます。ただ、やはりコロナ禍で職場の中でそういう事業ができない反面、業務が増えただとか、そういう部分もたくさんありますので、そこの部分についての例えば人事異動で加配するだとか、そういう部分もあろうかと思いますし、あと研修なんかもなるべく新人研修ですとか、そういうものを実施するように努めてきたというところであります。若い職員がまだ入ってきておりますけれども、それまでの、3年前もいた職員もたくさんいますので、それぞれ教えていきながら今後も同じスタイルで今まで同様に市民サービスを向上させるよう努めてまいりたいと思います。以上です。
再質問 15番 東川孝義
非常にこの辺コロナ禍の中で今までと違う取組なのですけれども、この3年間過ごした中、それがある面では当たり前の取組だというふうに捉えられる部分も多く出ているのかなというふうに思います。ジョブローテーションというのは非常にいい面と、一方で悪い面もあるとは思うのですけれども、ほとんどがやっぱりそういう組織形態で動いているのかなというふうに。組織全体をうまく機能させていくというのは、やっぱりそこでいろんな経験を踏んで、次のところにステップアップをしていくというのが大きな目的なのかなと。そういう面では、この3年間というのは今までと違う組織運営がなされてきたのではないのかなというふうに思います。ポストコロナということでのお話で、先ほど御答弁の中では公共施設の閉鎖、それから大きく穴の空いた期間、3年間だったというふうな御答弁もありました。感染拡大前の状況を確認しながら対応して、今後進めていくと。非常にこの辺が今令和5年3月14日(火曜日)第1回3月定例会・第3号後進めていく上で重要でないのかなというふうに思うのですけれども、先ほど私壇上でウィズコロナだとか、あるいはアフターコロナ、ポストコロナというお話もさせていただきました。行政として、昨年はたしか予算編成の中ではウィズコロナという言葉を使われて、今年がポストコロナというふうな表現に変わったかと思うのですけれども、行政としてウィズコロナ、アフターコロナ、ポストコロナという、これはどういう考えで今使われているのか、その辺の考え方についてちょっと改めてお伺いをしたいというふうに思います。
答弁 総合政策部長 石橋毅
総合計画もまとめさせていただいている立場ということで、私のほうでお答えさせていただきたいというふうに思います。まず、冒頭議員のほうから壇上でコロナ禍についてパンデミック期間という、そういった御発言があったかなと思いますけれども、まさしくコロナ禍というのはパンデミック期間であるというふうに私も認識しているところです。パンデミックなのですけれども、いわゆるコロナ禍、こちらが始まって、ワクチンとか薬とかウイルスを閉じ込めるツールを我々が手にしていない期間、これがウィズコロナであるというふうに認識して、使い分けをさせていただいているかなというふうに思っております。それから、アフターコロナ、こちらはビフォーと対になる言葉ですけれども、いわゆるコロナ禍前、コロナ禍後という整理になってくるのかなというふうに思いますが、ではどこまでだという話なのですけれども、ウィズコロナがいつでもパンデミックが再発、パンデミックレベルに拡大する可能性がある期間は含んでいる状態がいわゆるウィズコロナ、そしてアフターコロナというのは薬だったり、ワクチンを接種して、一定程度コントロールができる状態に入った時期をアフターコロナというのだろうというふうに、我々は、我々というか、計画上の使い分けとしては考えております。では、ポストコロナって一体何なのだといったところなのですけれども、こちらは出発地点が考え方とか仕組みというのが一定程度社会で定着している、そんな状態がいわゆるポストコロナの出発地点であって、ではその期間で次の社会的なフェーズをどうしていくかという模索する期間がポストコロナということで、まさに今回13日からマスクのこととか出ましたけれども、一定程度次のフェーズを見据える期間ということで、もう既にポストコロナというタイミングに入っているのだろうというふうに考えているところです。
再質問 15番 東川孝義
ウィズコロナ、ポストコロナというのはコロナが始まった前後というふうな形の捉まえ方なのかなというふうに、ある面ではパンデミック期間の前後というふうな考え方というふうなことで今お伺いをしたというふうに思います。本当に今ポストコロナということで、昨日からマスクが個人の判断に委ねるというふうなことで、報道や何かでも昨日の状況出ていましたけれども、マスクをそのまま継続してつけている方、あるいはやっと解放されたというふうな形の中で、今後やっぱり、やっと今言われるポストコロナというのは何となくコロナのところからぼんやりと先が少し見え始めてきた形の中でいろんなものが進めていけるという状態なのかなというふうに思っております。そのような状況の中で、先ほど感染拡大前の状況を確認しながら対応していくということで、総務部長の答弁の中にも先ほどあったと思うのですけれども、今までの手順等を見直しながら進めていくと。行政の施策の点検の中でPDCAサイクルという言葉をよく使われております。これはこれで当然必要だというふうに、計画の立案、実施、それから結果をチェックして、不十分なところを対応、改善をしていくと。先ほど言ったように、今後ポストコロナの中でこのPDCAサイクルの前にやはり改めてこの前段の、もう一度事前のチェック、確認というのが必要でないのか。今までこう進めてきたから、このようにではなくて、先ほど言ったように、例えばマスクの着用にしても個人に委ねるということはつける人もいるし、つけない人もいる。会議といっても、私マスクつけているけれども、あの人つけていない。強制もできないし、ですから本当に事前準備というのが今までの手順の中で一方的に進められない、そういう状況が今後出てくるのではないか。ある面ではスタートをしていく、ポストコロナの事業運営のスタートというのは非常に厳しい対応、今までとは違う、むしろコロナ禍のほうがこういう形で強制という形のものができるのですけれども、個人の判断だとかと委ねられると、その人がいい、悪いという判断、個人が判断するわけですから、今まで以上にある面では行政施策の難しさが出てくるのではないのかなというふうに思うのですけれども、その辺の考え方について改めてお伺いをしたいというふうに思います。
答弁 総合政策部長 石橋毅
これからまた新年度予算案を審議していただきますけれども、そういった中でまた1年間ポストコロナを見据えた事業展開がされていくことになります。その中で、今議員がお話しいただいたとおり、我々は今それぞれの個人判断に大きく委ねる期間に移行してきているというところを目の当たりしているわけですけれども、我々がよりどころにしなければならないのは、やっぱり国の基準をいかに、そこをしっかり理解して、のっとって、市民の皆さんに今の状況というのを正確にお伝えするといったところの中で理解をしていただく。そのためには、丁寧な情報の提供というのは必要になってくるだろうと思いますので、この時点でこうしなければとかと今のうちから分かりませんけれども、その時点、その時点の情報を健康福祉部とも連携しながら、我々は広報持っていますので、そういったところでしっかりと市民の皆様にお伝えして、理解令和5年3月14日(火曜日)第1回3月定例会・第3号をしていただきながら進めていきたいというふうに考えております。
再質問 15番 東川孝義
本当にお願いをしたいというふうに思います。非常に手順どおりいかないというのは当たり前だというふうな形のものが出てくると思うので、一方的な押しつけだとか、そういうふうな形ではなくて、今石橋部長お話あったように、やっぱりしっかりした情報をお伝えをしながらいろんなものをお伝えをしていく、あるいは市民の、あるいはいろんな会議の情報を取り入れながら進めていっていただきたいというふうに思います。先日だんだんこういうふうなマスクが個人の判断に委ねられる、あるいは5月の連休明けから第5類に引き下げられるというような形の中で、テレビの報道で高校3年生が思い出づくりというふうな形で映っていました。そしたら、この3年間、どの写真を見てもみんなマスクをしていると。改めてマスクを外して、しっかりした思い出をつくろうというふうなことでやっていたのと、今週の土曜日から始まるのかな、春の甲子園選抜、今年から何か声出し応援ができると。応援する方が声と曲と合わせて、これが全然合わないと。ですから、今まで3年生というのは一切経験していないのです。ですから、本当に新しい取組でやっているのが放映がされていたのですけれども、先ほどお話をさせていただいたように、計画の前にもう一度やっぱり現状をしっかり把握をしてプランをつくっていくというふうなことを改めてお願いを申し上げたいというふうに思います。先ほども言ったように、ポストコロナ社会という今までの取組と大きく変わってくるという中では、コロナ禍前に一方的に戻すという形ではなくて、それも尊重はしていくのですけれども、その辺の進め方というのを事業実施に当たっては十分配慮をして、やっぱりこの3年間の大変だった分少しでも前に進めていくことも非常に大切ですけれども、その辺の配慮をお願いをしたいと。特にこの令和5年3月14日(火曜日)第1回3月定例会・第3号コロナ禍の3年間で影響を大きく受けた飲食業だとか宿泊業、観光業、そして市内の経済の回復に向けて着実な事業の推進をお願いをしたいというふうに思いますけれども、改めてこの辺の考え方についてお伺いをしたいというふうに思います。
答弁 総合政策部長 石橋毅
今東川議員の本当に伝えたいところの芯の部分がしっかりと伝わりました。行政的にこういう世の中、国からこういう通達が来たからこうしますよという形の移行ではなくて、しっかりとやっぱりそこは市民の皆様に、まずは個人の判断に委ねる部分が多いのかもしれませんけれども、状況をまず理解していただくための情報提供、しっかりさせていただきながら、しゃくし定規にこうだよ、ああだよという方針をポストコロナという言葉を前提にしていくのではなくて、まず理解をしていただくといったところを丁寧に進めていければというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
再質問 15番 東川孝義
よろしくお願いを申し上げたいというふうに思います。それでは、2番目の魅力ある市立大学の運営に向けてということで、改めてお伺いをしたいというふうに思います。令和5年度の入学志願者、学科別の状況ということで、先ほど報告を受けました。内容についてちょっと全部書き切れなかったので、そんなに大きな差はない、今までと大きな差はなかったというのと、あと旭川市立大学での影響というのは今年の受験は要するに私立大学という形での受験ということで、旭川市立大学と名寄市立大学、併願の受験ができたというふうなことで、この辺の状況というのは今年の中では把握できないというふうなお話をいただきました。それで、後半のほうでもちょっとお話をいただいたかなと思うのですけれども、市立大学で今年、2023年、昨年の10月でしたっけ、助産師課程の文科省の承認が得られて、これ募集に当たっては10床症例だとか、そういうのを含めてたしか4名というふうな枠だったと思うのですけれども、今年度の募集についてはどのような状況だったのかお伺いをしたいというふうに思います。
答弁 市立大学事務局長 水間剛
助産師課程の部分については、今年の4月から助産師課程が始まるということで、4人の選考を3年生になってからするということなのです。最終的には今年度の看護学科の志願者数が全体的に非常に昨年度と比較して多かったという部分につきましては、多分助産師課程に非常に興味を持っている学生さんがいたのかなということも含めて、助産師課程が導入されたということで、志願者増につながったということで考えております。
再質問 15番 東川孝義
分かりました。これは、この助産師課程というのは道北ではたしか旭川医大と名寄市立大、2つだと思うので、ぜひこの辺の魅力も情報発信をしていただきたいなというふうに思います。先ほど壇上でもちょっとお話をさせていただいたのですけれども、旭川市立大学が地域枠を少し拡大をしていったというふうなことで、今名寄市立大学の地域枠、栄養学科4人、看護、社会福祉、社会保育それぞれ5人というふうなことで、トータルで19名になっているのですけれども、名寄市立大学の地域枠の募集に関する条件と地域枠に関してのメリット、どういうふうな状況になっているのかお伺いをしたいというふうに思います。
答弁 市立大学事務局長 水間剛
私どもの地域枠については、学校選抜の、推薦型の選抜のときに地域枠ということで設定させていただいております。この人数につきましては、平成18年に名寄市立大学が4年制大学に改学したときに設定された人数ということであります。基本的には、上川北部地域にある高校を卒業した者ということが条件になります。平成18年の当時と比較して上川北部の地域の高校数が非常に減っているということと、全体的に高校が減るということは学生の数も少なくなっているということもありまして、今現状としては地域枠の設定はさせていただいているのですけれども、地域枠の設定を超える志願者が現状的にはいないというような状況になっております。
再質問 15番 東川孝義
この地域枠、今御答弁あったように、上川北部地域ということで、たしか名寄市、下川町、美深町、音威子府、士別市、剣淵に要するに所在する高等学校で、学校推薦型選抜というふうなことです。せっかく19名の枠がありながら、私もちょっと調べたのですけれども、非常に高校生が減っているというのは一言では片づけられないような、せっかくこの枠を利用しないという現状、どうも高校生が減っているという形だけでは片づかない、もうちょっと何かここの地域枠の募集に関して新たな施策だとかというのが必要な気がするのですけれども、この辺の考え方について、今後の対応についてお考えがあれば、改めてお伺いをしたいというふうに思います。
答弁 市立大学事務局長 水間剛
地域枠の部分で、基本的には地域枠ということで設定させていただいておりますので、地域枠の枠内で募集した上川北部のそういった高校生についてはインセンティブがあるということですので、高校生にとっては本学の入学についてはインセンティブがあるということで理解しています。ただ、現実的にいないということについては、基本的にはもう少し私どもも全体的なオープンキャンパス、特にオープンキャンパスなのですけれども、全体的に目配りをして、全国各地からいろいろな、じかにうちの大学のよさに触れてもらおうということで、視点でオープンキャンパスを開いておりますけれ令和5年3月14日(火曜日)第1回3月定例会・第3号ども、もう少し上川北部の学生に対してもうちょっと集中的にまずはオープンキャンパスを受けてくれと。そして、うちの大学のよさとか魅力を感じてもらえるような部分の施策を、ちょっと視点を変えた、そういった取組を今後きちっとやっていきたいと考えております。
再質問 15番 東川孝義
これ地域枠ってどこまで増やせるのかもちょっと私もよく理解はしていないのですけれども、せっかくある制度なので、今お話しのように、インセンティブ、この辺をやっぱり今指定されている範囲の中にもう少ししっかりと落とし込んでいただきたいなというふうな要望しておきたいというふうに思います。当然今オープンキャンパスというふうなお話もございましたけれども、今入学されている学生の進学だとか就職の部分のお話も先ほど御答弁をいただきました。名寄市立大学、ずっと見ているのですけれども、国家試験の合格率、非常に高い数値で合格をされているというふうなこと、これも名寄市立大学に入るとかなりそういうふうな勉強とか、そういうカリキュラムで進められていってというふうなものも非常に大きな魅力の一つなのかなというふうに思っております。そのような中で、今道内と道外、入学者というのは、今年の分まだちょっと、まだ合格だけで、入学はこれからなので、だったと思うので、去年、ここ二、三年でいいのですけれども、道内と道外の割合というのはどんなような状況になっておりますか。人数的、比率でいいです。何%ぐらいの比率でいいです。
答弁 市立大学事務局長 水間剛
私どもの大学のほう、全体で約3割の学生が道外から来ております。そのうち看護学科の学生についてはほぼ道内の学生ですので、栄養と社会福祉と保育の学生が3割、全体で3割ですので、それ以上の、3割ちょっとの割合で道外から来ているというよう令和5年3月14日(火曜日)第1回3月定例会・第3号な状況になっております。
再質問 15番 東川孝義
道外が3割程度、3割というふうなことで、特によく見ると岩手が非常に多く、どうしてこうなのかというのがちょっとよく分からないのですけれども、道外の3割のうち青森、岩手、秋田で、岩手が約20人前後ぐらい毎年入られていると。先ほど恐らくオープンキャンパスだとか、その辺のいろんな取組もあると思うので、ぜひこういうところもしっかり大切にしていただきたいなというふうに思います。それとあと、時間がなくなったので、将来構想についてちょっと最後お聞きをしたいというふうに思います。それぞれ教育研修、学生支援というふうなことでの御答弁をいただきました。将来構想の中で学生支援という項目で以前にもちょっとお話をさせていただいたのかなと思うのですけれども、住環境の整備というところで民間活力による学生寮などの整備、これが継続事業で挙げられておりますけれども、これはどのような経過になっているのかお聞きをしたいというふうに思います。
答弁 市立大学事務局長 水間剛
学生寮につきましては、市内の民間の団体、まちづくり団体が学生寮の部分について検討していただいているということのところはお聞きしています。私どものほうの大学といたしましても、それぞれの要素、うちの大学の魅力というのはいろんな要素があると思うのですけれども、その中でも大学の学生寮も一つのそういった魅力になればいい……一つの志願をしていただけるきっかけになるのかなと思います。御承知のように、うちの大学については約9割以上の学生が一人暮らしをしているということで、地方から来られる学生が多いですので、まずは市外から来られて、名寄で暮らすということを考えますと、学生寮は一つの魅力の部分でありますので、大学といたしましても民間の部分が行っているものではありますけれども、連携して魅力の部分について協力していきたいと考えております。
再質問 15番 東川孝義
この将来構想ビジョンについては、また細かい内容を改めてお伺いをしたいなというふうに思います。いずれにしても、この名寄市立大学、昨日の代表質問等でもありましたけれども、毎年800人の生徒、大学4年生が入ってきて、また大学1年生、若い人が入ってくるという。常に安定的な市内経済、いろんなところでも貢献をしていただいております。最北にある名寄市立大学、一層やっぱり魅力を上げていくために私もいろんな機会を通じてまたお話もさせていただきたいと思いますけれども、全体的に出生率が低下をしている、あるいは学生が少なくなっている。それは、全国的なベースで見ても同じだと思います。そこに名寄市立大学になぜこのように道外からも集まってきていただいているのか、あるいはまた道内でもこれだけ高い倍率で生徒、学生が入ってきていただいているのか、やっぱりその魅力をいろんなところに発信をしていただきたいというふうなお願いを申し上げて、私の質問を終わりたいと思います。