名寄市議会 令和2年第3回定例会 2020年9月17日
(1)JR宗谷本線維持存続について/(2)脱原発と核廃棄物処分問題について/(3)新型コロナウイルス感染症に関する人権への配慮について
2020年9月17日、名寄市議会の一般質問で、富岡達彦議員が「JR宗谷本線維持存続について」「脱原発と核廃棄物処分問題について」「新型コロナウイルス感染症に関する人権への配慮について」について質問し、総合政策部長 石橋毅、総務部長 渡辺博史、健康福祉部長 小川勇人、教育部長 河合信二、市長 加藤剛士、副市長 橋本正道が答弁しました。
- 質問者
- 富岡達彦 議員
- 答弁者
- 総合政策部長 石橋毅、総務部長 渡辺博史、健康福祉部長 小川勇人、教育部長 河合信二、市長 加藤剛士、副市長 橋本正道
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 富岡達彦
議長より御指名をいただきましたので、大項目3点について通告順に質問させていただきます。大項目1、JR宗谷本線維持存続について。新型コロナウイルス感染拡大防止による緊急事態の宣言と移動自粛の影響に伴うJR北海道の経営に対する打撃は、もともと赤字体質であったJR北海道に深刻なダメージを与えています。8月の運輸収入、前年同月比43%の減、4月から6月期の状況は本業の示す営業損益は220億円余りの赤字を計上したと報じられております。宗谷本線の旭川、名寄、稚内間においても営業収益、輸送密度ともに前年比で見ても大幅な減収、減少になっています。JR北海道の島田社長も今まで経験したことがない厳しい決算と話しています。国は、国鉄清算事業団債務処理に関する処理法の規定に基づき鉄道運輸機構を通じて2019年度と令和2年9月17日(木曜日)第3回9月定例会・第3号2020年度、400億円の支援をするとされてきましたが、コロナ禍の先行きが見通せない中、根拠法も本年度末で期限を迎えます。北海道は、法改正により継続を求めている状況であります。その渦中において、JR北海道が単独では維持困難とされている線区のうち日高本線については沿線7町の合意を得て、来春3月に廃止、バス転換が決まりました。深川留萌道の全線開通により、留萌本線の存続に関わる沿線自治体の協議も本格化しています。これまでそれぞれの線区、沿線自治体で取組を進めているアクションプランにもコロナ禍の影響を受けて、その効果が打ち消されている状況です。名寄地区においても、公共交通ネットワークの主軸とされる宗谷本線の維持存続と持続可能性についてより一層真摯な議論が求められることになると思われます。宗谷本線活性化推進協議会は、沿線自治体との連絡を密に取りながらどのような対策を講じていくのか、以下3点について質問いたします。小項目1、7月29日に行われたJR宗谷本線沿線市町村会議における意見交換会の議論の詳細について、今後の活性化推進協議会の取組について伺います。意見交換会ではどんな意見が出され、JR、国、道に対してどんな要望が上げられたのか、それらに対して関係各所からどのような答弁があったのかお知らせください。小項目2、コロナ禍における利用促進策に関する取組について。国のGoToキャンペーンや北海道によるどうみん割などの施策が講じられておりますが、旅客減少によるJR北海道への利用促進、増収支援のための足元マーケット拡大に特化した本市の取組について、計画案があればお知らせください。小項目3、アクションプランで本年度も継続実施予定の駅カードの発行について。宗谷本線フォトコンテストは昨年同様今年も好評を得ているようですが、昨年の駅カードについては多くの課題があったと思います。今年の駅カードの発行と発行駅、発行枚数、昨年の課題の対策についてお知らせください。大項目2、脱原発と核廃棄物処分問題について。戦後、世界で唯一核兵器の被爆国である日本が核の平和利用といった国策プロパガンダによって原子力政策が推し進められ、日本列島沿岸各地に54基もの原子力発電所が配置されてきました。四重、五重もの多重防護が施されているのだから原発は絶対に安全であるといういわゆる安全神話の下、CO2を出さないクリーンな未来のエネルギーとして原子力政策は進んでまいりました。2011年3月11日、東日本大震災を起因とする福島第一原発の苛酷事故はいまだに現在進行形であります。メルトダウン、メルトスルーを起こした原子炉の廃炉作業と原子炉の安定確保の道のりは遠く、事故から9年以上経ても被災者の生活は再建のめどすら立たない状況であり、いまだに4万人もの被災者がふるさとを追われる生活を余儀なくされています。事故後、脱原発の機運が高まりを見せ、政治的にも再生可能エネルギー導入などを進めることで原発がベースロード電源に占める割合を2030年までに20%程度に抑えるといった電力エネルギー政策の抜本的見直しが進められてまいりましたが、今また停止されている原発の再稼働と原発の新設に向かって動きを強めています。原子力政策は、原発から出る使用済み核燃料の再処理を行う核燃料サイクルを模索していますが、青森県六ケ所村の核燃料再処理工場の稼働が見通せず、事故とトラブル続きの高速増殖炉もんじゅの廃炉の決定も相まって、核燃料サイクルは事実上破綻しています。そこで、考え出されたのが軽水炉の核燃料にプルトニウムを混ぜて、MOX燃料として利用する計画であり、北海道の泊原発3号機や建設中の青森県下北半島の大間原発でプルサーマル発電が導入される計画と言われています。しかしながら、原発はトイレなきマンションとやゆされるよう、使用済み核燃料の再処理から排出される高レベル廃棄物の処分場が決まらず、核燃料サイクルの道筋がつけられない状況であります。国は、2017年に高レベル核廃棄物処分場の適地を示した科学的特性マップを公表し、全国各地で対話型の説明会を開催しています。2000年から始まっている幌延町の深地層研究計画の期間延長問題や今寿都町や神恵内村が文献調査に手を挙げるか否かで全国的な話題となっていることは周知のとおりです。北海道は、特定放射性廃棄物に関する条例、これを2000年に定め、特定放射性廃棄物の持込みは慎重に対処すべきであり、受け入れ難いとしています。脱原発と核廃棄物処分問題について名寄市としての見解を求めたく、小項目2点について伺います。小項目1、非核平和都市宣言名寄市として脱原発に対する基本的認識と考え方について伺います。あわせて、さきの第2回定例会の一般質問で質問させていただきました再生可能エネルギー導入に向けた名寄市の取組に関わる選択肢の模索について再度伺います。小項目2、幌延町深地層研究計画期間延長に対する名寄市の考え方についてお知らせください。この件に関しては、道北広域の問題としてどのように捉えるのか、さらに名寄の基幹産業の農業、食料基地北海道としての役割に鑑み、自然に立脚した名寄市の未来への持続可能な在り方をどのように考えるか伺います。大項目3、新型コロナウイルス感染症に関する人権への配慮について。新型コロナウイルス感染症は、感染状況は一進一退を繰り返し、終息に至るにはかなりの時間を要するものと感じております。幸い多くの方々の感染予防の御努力によって名寄保健所管内では罹患者の報告は出ておりませんが、いまだウイルスの正体の全ては解明されておらず、ウイルスに関する情報も錯綜しているところでございます。予防原則にのっとってそれぞれが感染予防に努めることは大切ですが、残念なことに新型コロナウイルス感染症に関する差別、偏見、誹謗中傷、アウティングも広がりを見せて令和2年9月17日(木曜日)第3回9月定例会・第3号います。とりわけSNSなどのインターネット上で差別や誹謗中傷はあっという間に拡散されるという特性があり、社会的に弱い立場にある人ほど必要のない精神的ストレスを背負わされているのが現状であります。これらの人権侵害は、社会的感染症とも呼ばれ、未知の感染症に対する恐怖心に起因することが指摘をされています。新型コロナウイルスは、感染症に関する人権侵害、偏見や差別、誹謗中傷、アウティングは人々を傷つけるばかりではなく、社会を分断し、終息を遠のかせるものでしかありません。恐れるべきはウイルスであって、人ではないということは当たり前ですから、今後名寄管内で罹患者が出たとしても当事者への支援はもとより、社会を支えるエッセンシャルワーカーの方々に対しても同様、互いに人として尊厳を、人権を尊重しつつ終息に向けた努力を続けていくことが大切なこととして、以下小項目3点について伺います。新型コロナウイルス感染症に関する偏見、差別、誹謗中傷、アウティングなどの人権侵害を誘発させないための名寄市の取組について伺います。小項目2、学校において児童生徒、教職員に罹患者が判明したときの休校の処置の取り方と児童生徒、家族へのメンタルケアについて伺います。小項目3、適切な感染予防の取組と市民への周知の仕方について伺います。以上、壇上からの質問とさせていただきます。
答弁 総合政策部長 石橋毅
富岡議員からは大項目で3点にわたり御質問いただきました。大項目1については私から、大項目2については総務部長から、大項目3、小項目1及び3については健康福祉部長から、大項目3、小項目2については教育部長からの答弁となりますので、よろしくお願いいたします。大項目1、JR宗谷本線維持存続について、小項目1、沿線市町村の意見交換議論の詳細と今後の活性化推進協議会の取組について申し上げます。令和2年9月17日(木曜日)第3回9月定例会・第3号本年7月29日に開催しましたJR宗谷本線沿線市町村長会議につきましては、本年度の宗谷本線活性化推進協議会総会が書面総会となったことを受け、改めて令和元年度の事業報告及び令和2年度の事業計画について説明をさせていただき、北海道及びJR北海道から情報提供をいただきました。北海道からは本年7月9日に北海道知事を中心に国土交通大臣に対して行われた提言について、持続的な鉄道網の確立とJR北海道の経営自立に向け所要の法改正も含め、真に実効ある支援などを講じるよう要請を行ったと説明があり、またJR北海道からは観光列車に活用できる特急車両、はまなす編成について紹介がありました。沿線市町村における鉄道の位置づけなどに対する考えは、この地域の都市間輸送を担う幹線であり、宗谷本線活性化推進協議会の活動も宗谷本線の存続が前提として活動を続けており、今後もJR北海道や北海道と連携し、地域振興に資する取組を中心に活動を継続してまいります。次に、小項目2、コロナ禍における利用促進に関する取組について申し上げます。コロナ禍における人の動きが極端に縮小されている中、当然全ての経済活動に大きな影響をもたらし、観光においても大きく影響を受けております。特に北海道の観光におけるインバウンド依存は高く、影響も大きくなり、鉄道事業においても大きな痛手を受けております。この間コロナ禍における極端な利用客減少により道内鉄道主要ダイヤの減便も行われるなど、JR北海道としても対策が行われてきました。現在の鉄道利用者減少は全国的な問題でもあり、減収分の取扱いについて国土交通省の判断ではコロナ禍の影響を考慮するとのお話をいただいているところです。本市の独自の取組につきましては、予定はございませんけれども、アクションプランの実効性を高めていくことを主に協議会として、自治体として取り組めることを実施し、今後もJR北海道、北海道との連携を密に取組を進めてまいります。次に、小項目3、アクションプラン2年目にも予定されている駅カードの発行について申し上げます。宗谷線ステーションカードは、駅の概要や駅周辺の観光地等を掲載し、宗谷本線の利用者を対象に配付することによって沿線自治体の観光地などの周知を図るとともに、利用促進を図る目的で昨年度実施し、大変好評をいただきました。しかし、配付開始数日で予定枚数の配付が終了する駅や無人駅では自動車で訪れ、複数枚カードを持っていかれる方もおられたことから、利用促進につながっていないなど、配付枚数や配付方法に対し多くの御意見もいただきました。これらの課題に対応するため、今年度は有人駅、または有人で切符販売を行っている窓口営業時間内に切符を購入した方に限りカードを配付するとともに、各駅で配付するカードの種類も旭川、比布のカードは永山駅、和寒、剣淵、士別のカードは士別駅などJRの管理駅の考え方に準じて配置することで、利用促進及び各地域への誘客促進を図る取組とする予定です。コロナ禍の影響により延期の可能性もありますが、JR利用閑散期となる11月頃に事業を開始できるようJR北海道をはじめ関係団体と準備を進めてまいります。以上、私からの答弁とさせていただきます。
答弁 総務部長 渡辺博史(総務部長は2024年3月まで)
私からは、大項目2、脱原発と核廃棄物処分問題についてお答えいたします。初めに、小項目1、非核平和都市宣言名寄市の脱原発に対する基本的認識と考え方について申し上げます。日本での原子力利用は、原子力基本法が成立した昭和30年から始まり、その後高度経済成長、オイルショックなどを経験し、電力需要が増大していく中でエネルギーの安定供給が重要な課題となり、その解決策の一つとして日本における原発の導入が進んできたと認識しております。また、地球温暖化に対する問題意識が広まり、温室効果ガスを排出しないエネルギーとしての原発にも注目が集まり、原発の新設計画が増加することとなっていきました。このような中、平成23年に東日本大震災に伴う原発事故が発生し、東北、関東地方をはじめ日本全体に深刻な被害をもたらしました。この事故を転機として、日本のエネルギー政策は再構築され、平成26年に策定された第四次エネルギー基本計画では、原発依存度については省エネルギー、再生可能エネルギーの導入や火力発電の高効率化などにより可能な限り低減させると明記されたところであります。国における現在の原子力政策の主な方針としては、原発依存度は可能な限り低減することと安全を最優先した上で再稼働するの2つを掲げており、また原子力規制委員会においても平成23年の原発事故の反省を踏まえて、原子力施設の設置や運転等の可否を判断するための新規制基準を新たに策定し、高いレベルでの安全性確保を目指しています。原発の稼働については、国のエネルギー政策に関わることでありますので、一自治体としてその是非について申し上げることはできませんが、私たち地方自治体としてはやはり市民一人一人の安全、安心な生活が確保され、守られなければならないと考えておりますので、どのような政策であってもまずは安全性が最優先されるべきであると考えますし、そのような形で進んでいくことを期待しております。また、本市における再生可能エネルギーに係る取組につきましては、さきの第2回定例会一般質問にて答弁させていただいたとおり、地球温暖化問題やエネルギー問題を自らの問題として認識することを目的とした啓発事業のほか、公共施設の整備や大規模改修の際に再生可能エネルギー導入に向けた検討を行っているところです。王子マテリア株式会社名寄工場敷地における再生可能エネルギーの活用についても関係機関と協議を進めているところでありますので、御理解願います。次に、小項目2、幌延深地層研究計画の期間延長に対する名寄市の考え方についてお答えいたし令和2年9月17日(木曜日)第3回9月定例会・第3号ます。当初の幌延深地層研究計画では、平成12年11月に北海道幌延町、当時の核燃料サイクル開発機構、現在は日本原子力研究開発機構ですが、との間で締結した幌延町における深地層の研究に関する協定、いわゆる3者協定に基づき平成12年度から20年程度で研究していくとされていました。その後、令和元年8月に日本原子力研究開発機構が北海道と幌延町に対し令和2年度以降の幌延深地層研究計画(案)を示した上で、第3期及び第4期中長期目標期間である令和3年度から令和10年度までを目途に深地層処分技術の確立に向けた研究を進めるとして研究期間の延長を申し入れ、同年12月に道、幌延町が共にこれを受け入れる意向を表明したところです。この間多くの意見が出され、そして様々な議論が取り交わされたところでありますが、最終的には3者協定で締結している研究期間中はもとより、研究終了後においても放射性廃棄物を持ち込むことや使用することはないこと、深地層研究所を放射線廃棄物の最終処分を行う実施主体へ譲渡したり、貸与することがないこと、そして深地層研究所を放射性廃棄物の最終処分場としないことや研究終了後は研究施設を閉鎖し、地下施設を埋め戻すことなどの遵守が確認できたとして、判断されたとのことであります。今後新たな動きがある場合にも十分な情報公開がされ、しっかりとした議論がされた上で取組がされるべきと考えておりますし、その際にも道の特定放射性廃棄物に関する条例、いわゆる核抜き条例や先ほど申し上げました3者協定がしっかりと遵守されるべきであると考えているところであります。以上、私からの答弁とさせていただきます。
答弁 健康福祉部長 小川勇人(健康福祉部長は2022年3月まで)
私からは、大項目3、新型コロナウイルス感染症に関する人権への配慮について、初めに小項目1、感染症に対する偏見、差別、中傷などの人権侵害を誘発させない取組についてお答えいたします。令和2年9月17日(木曜日)第3回9月定例会・第3号新型コロナウイルス感染症につきましては、新たなウイルスということもあり、各メディアを通じて膨大な情報が発信されております。その情報の中には過大解釈されたものであったり、出どころが明らかでないものも多くあり、誹謗中傷などにつながる要因の一つであると考えております。当市では、現在のところ新型コロナウイルスの感染者は報告されていませんが、感染が判明した際には感染拡大を抑制する対策を早急に実施し、市民の不安や動揺を払拭するとともに、誹謗中傷などから感染された方やその家族などを守る必要があると認識しております。市長を本部長とする新型コロナウイルス感染症対策本部会議において、感染者が発生した場合には感染者の人権にも配慮をしながら様々な状況を想定し、初動対応に当たるという意識が共有されておりますので、今後も状況を見極めながら対応してまいります。次に、小項目3、適切な感染予防の取組と周知についてですが、新型コロナウイルス感染症は未知のウイルスではありますが、これまでの感染事例を踏まえて業種ごとに策定された感染予防ガイドラインの実践や、3密や大声を上げる環境の回避、マスクの着用、WHOなどではソーシャルディスタンスではなく、フィジカルディスタンスと言い換えるようにしています身体的距離の確保、手指消毒や換気の徹底など基本的な感染対策を行うなどの新しい生活様式の実践により感染拡大防止と社会経済活動との両立に向けた取組が進められております。議員御指摘のとおり、新型コロナウイルス感染症に関する不確かな情報に惑わされて、先の見えない不安や不満の矛先が弱い立場にある方々への差別や偏見につながらないよう国や北海道から発信される正しい情報を市や市の広報やホームページ、地域で行う健康教室や電話相談などあらゆる機会を通じて市民周知を図り、正しい理解を深め、市民の皆様が冷静に行動していただけるよう努めてまいります。以上、私からの答弁とさせていただきます。
答弁 教育部長 河合信二(教育部長は2021年3月まで)
私からは、大項目3の小項目2、児童生徒、教職員に感染者が判明したときの休校等の対処と児童生徒のメンタルケアについて申し上げます。国では、6月1日から8月31日までの間、児童生徒166人、教職員194人の感染を発表しております。文部科学省では、学校における感染及びその拡大のリスクを可能な限り低減した上で教育活動を継続し、児童生徒の健やかな学びを保障していくという考え方で進めております。こうした中、国から9月3日時点での最新の知見に基づいて見直した学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル、学校の新しい生活様式が示されたところでございます。このマニュアルでは、児童生徒や教職員の感染が判明した場合には医療機関から本人や保護者に診断結果が伝えられるとともに、保健所にも届出がなされます。学校へは、通常では本人や保護者から感染が判明した旨の連絡がされることになっております。児童生徒、教職員に感染が判明したときの休校等の対処につきましては、保健所による濃厚接触者の範囲の特定と検査に必要な日数及び感染者の学校内での活動状況や地域の感染拡大の状況等を踏まえ、学級単位、学年単位、または学校全体での臨時休業を実施することになります。また、濃厚接触者の特定に時間を要しない場合や濃厚接触者がいないなどの場合においては、必ずしも臨時休業の必要はないとされております。次に、児童生徒等に新型コロナウイルス感染が判明した場合のメンタルケアについてでございますが、感染または濃厚接触者となった児童生徒に対しては保健所や学校医等と連携を図りながら、担任や養護教諭等が中心となって、本人の体の状況や心の不安などを聞き取るきめ細やかな対応を取ってまいります。また、学校の要請に基づき名寄市特別支援教育専門家チームに所属している臨床心理士や臨床発達心理士、学校心理士、社会福祉士等の資格を有する名寄市立大学の教員から指導、助言を受けるなど児童生徒一人一人のメンタルケアに適切に対応していきたいと考えております。今後児童生徒に感染が見られた場合には、家庭との連携を図りながらこれまでの取組をさらに強化し、児童生徒が安心して学校生活を過ごせる環境づくりに努めてまいりたいと考えております。以上、私からの答弁とさせていただきます。
質問 1番 富岡達彦
それぞれ御答弁いただきました。JRの宗谷線の維持存続のほうから再質問をさせていただきたいと思いますけれども、鈴木知事による、国交省の赤羽大臣から、財政的な支援をしてほしいという要請を知事から出したところ、赤羽大臣のほうからも特殊性を踏まえた上で政治的課題として取り組むというふうに答弁をいただいてきたのだろうという話は非常に大きな成果のあるものだろうなというふうに思っております。その中で今後JR宗谷本線を考えていく上で、やはり活性化推進協議会の当時の在り方、もともとの主目的というのは恐らくJR宗谷本線の高速化が一番の目的だったと思われるのですけれども、とりわけて名寄から稚内にかけての路盤の高速化対応ですとか普通列車の利便性の向上、こういったものがこれからも集客においては求められてくるのだろうなというふうに考えるのですが、とりわけてその中でもイベント列車は非常に重要なポジションを占めるのだろうと思います。去年の風っこそうやの好評がすごく好評だったと。運転が非常によかったと。7割からの乗車率を得たという話もありますし、その中でこのたび261系、新しい特急気動車型の観光列車が入ってくると。11月にはそれも営業運転でお目見えするという話ですけれども、その辺も含めていま一度活性化推進協議会が今後どのような形でこのJR宗谷本線を活性化、推進させていくのかということについてもう一度お伺いしたいのですが、いかがでしょうか。令和2年9月17日(木曜日)第3回9月定例会・第3号
答弁 総合政策部長 石橋毅
活性化推進協議会として今後どのようにというお問合せですけれども、富岡議員おっしゃっていただいたとおり、実は昨年風っこそうや、走らせていただきまして、これは各沿線自治体が地域の皆様方と協力いただきながらそれぞれお出迎え、お見送りといったようなことでかなり反響をいただきました。今年実は、これJRサイドの会議体になるのですけれども、アクションプランの検証報告会ということで、一時的な総括をした機会があったわけですけれども、そのときも国交省鉄道局鉄道事業課長がお越しいただきまして、そういったことで観光列車の地域のおもてなしについては非常に高く評価されていたといったようなことでございます。加藤市長も答弁の中でも時折観光列車の持つパワーというか、影響力といったものはすごいものだということで、この間答弁もあったかと思いますけれども、そのことについては改めて実感いたしましたし、今現在コロナ禍ということで、予定していた列車も今中止となっている状況でありますけれども、協議会としても引き続きそういった活性化という意味で観光列車については引き続き走らせていただけるようにJRに要望してまいりたいというふうに思っておりますし、走らせることになりましたら、前回同様やっぱり地域を挙げて歓迎するする空気づくりも徹底して頑張っていきたいかなというふうに思っております。以上です。
質問 1番 富岡達彦
ぜひともこれ今後も観光列車に関しては随時呼び込むような形、今ザ・ロイヤルエクスプレスが、宗谷本線には来ませんけれども、北海道を走っております。あれはどっちかといったら富裕層宛ての観光列車ですけれども、去年のような風っこそうやのような車両を、割とふだん着で乗れるものというのはやっぱりすごく重要なポイントを占めるのだろうなというふ令和2年9月17日(木曜日)第3回9月定例会・第3号うに思っております。今、今年もいろいろと、コロナ禍もあって、いろんな方々にお話を聞いたのですけれども、JR宗谷線の何がいいのだいという話を聞きますと、普通列車の窓が開く列車、車両が走っている、これだけでも十分に観光の素材として大きなポイントがあるよという話をいただいております。それで、去年までは海外からのインバウンドのお客さんも窓の開く普通列車が天塩川沿いを走るという風景を求めて来られる、わざわざそのためだけに来られるという人もかなり多かったのですが、そういったことも含めて新たな観光列車の、逆提案型でこちら側からJR北海道に提案をしていくというような仕方、待っているだけではなくて、ということも考えられるのかなと思うのですけれども、その辺についてはいかがでしょう。
答弁 総合政策部長 石橋毅
今御提案いただきまして、御提言いただきまして、確かに今富岡議員おっしゃっていただいたように、風っこそうやのときの窓の完全に開いている爽快感というか、ものは見ていても乗った方もみんな笑顔になって乗っていた状況がございます。そんな中で、言われるとおり、窓の開く列車というのは今思い起こせばなかなかないのかなというふうに思いますし、そこをやっぱり魅力、PRポイントの一つとして、そんなことに特化したPRの仕方というのもどうでしょうかといったようなお話もぜひさせていただければと思っておりますので、よろしくお願いします。ありがとうございます。
質問 1番 富岡達彦
そういった側面と、あとはやっぱりJR宗谷本線、鉄道としての本分ということを鑑みますと、道北の地域公共交通のネットワークの主軸に恐らく宗谷本線というのは位置づけられるのだろうなと思います。重要なインフラとしての公共交通機関を今後地域がどう育てて守っていくのかということが今後すごく大事になってくると思います。日本って1つ物事が進んでいくと後戻りをするということはなかなかしない癖がある国だろうなというふうに思うのですけれども、鉄道の発祥の地でもあるイギリスではサッチャー政権やメージャー政権で国鉄を民営化をしたのですけれども、うまくいかなくて、結局国営に戻したというような経過がございます。採算がやっぱりうまく取れないということなのだろうと思うのですけれども、その分に関しては、それはJR、北海道に限らず分割民営化のときに三島会社はいずれ赤字になるよということは当初から言われていて、経営安定基金というものが配られて、運用益や利率が下がってしまったものだから、どうしようもなくなってしまったという歴史経過ありますけれども、そういったことも含めて、やっぱりJR北海道全体の中でこの宗谷本線の位置づけって非常に重要なポイントがあるということであれば、そこら辺に向けた取組というのが今後も必要になってくると思いますし、積極的な道や国への働きかけというのも大切になると思うのですけれども、その辺に関しては市長、どうですか。
答弁 市長 加藤剛士
宗谷本線の重要性、そして維持存続に向けて協議会の会長としても様々な場面でも提案、提言をさせていただいています。9月の上旬に実は北海道選出の国会議員代議士会、自民党系の方と市長会の役員との意見交換会を東京でさせていただきまして、その中でもそれぞれの皆さん発言がありましたけれども、私からは改めてこのJRの重要性と、そして我々、特に名寄近郊というのは国境に面する地域でもありますし、生産空間の地域ということで、ここに一定のやっぱり、人が安心して住んでいくために非常に大事なインフラであるのだというお話をさせていただいたところであります。何といってもまだ高速道路が潤沢につながっていない中での高速大量鉄道の非代替性ということは常に言っておりますけれども、この鉄路をしっかりとあるからさらに生かしていくということは、先ほどの観光列車も含めて我々もしっかりとアイデア出しをして、一緒に考えていかなければならない。加えて、ここを維持するためにできるだけコストはやっぱり低減させていかなければならない。そのために今回それぞれの自治体で多少苦渋の決断もしながら廃駅のほうも提案をさせていただいて、これも非常に大きなインパクトがあるというふうに思います。いずれにしても、維持存続、そしてさらに活性化していくためにこれからも様々な提言もし、発信もしていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
質問 1番 富岡達彦
市長の思いは、とてもよく感じ取ることができました。ただ、1つ気になっているのが今道縦貫道のミッシングリンクがある状況の中でという話ですけれども、これが全通したときに鉄道と高規格道路の両方、ツートラックを維持していくということが恐らく大事になるのかなというふうに思っています。というのも、今、先日道北圏ロジスティックス総合研究協議会が立ち上がって、王子マテリアの跡地を物流の拠点しようという話が新聞報道でもされていましたけれども、その中で考えていたときに将来的にトラックドライバーの不足ですとか、あるいは鉄道の復権、そういったものに関わってという形になる場合、鉄道というのは一回剥がしてしまったらどうしようもない話なので、その辺も含めてツートラックを残していけるような発信を名寄市からも強く進めていただきたいなというふうに思っております。今の状況の話に入りますけれども、コロナ禍の状況においてマイカーの利用がすごく増えてきてしまって、公共交通機関を使わないような状況というのは出てきています。その中で北海道は道の予算で10億円を投じた公共交通機関利用促進キャンペーン、ぐるっと北海道、これを始めておりまして、その中で特にJR北海道6日間乗り放題令和2年9月17日(木曜日)第3回9月定例会・第3号の周遊パスというのが道内外で非常に人気が高い状況です。において現在予算の60%をもう使ってしまっているというような状況であるというふうに聞いているところなのですけれども、名寄としても独自の方策として新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、これのまだ余剰金が何ぼかあると思うのですけれども、これは7000万円ぐらいですか、それを使って足元マーケットを拡大していって、この地元の人たちに鉄道を利用していただくという、そういう取組があってもいいのかなというふうにも考えております。マイカーから鉄道利用を促進するために、路線の維持、活性化のためにも鉄道利用促進事業助成金というものを創設することができないかどうか、この辺可能性も含めてちょっとお伺いしたいのですけれども、いかがでしょうか。
答弁 総合政策部長 石橋毅
今現状の交付金の余剰を活用しながらというような御提案をいただきました。先ほどの、これまでの答弁でも繰り返しているとおり、現状コロナの対策において網羅できていなかった部分に事業を組み立てさせていただいて、活用させていただきたいと、その思いで、これから提案させていただく補正予算ということになるわけですけれども、今お話しいただいた部分については、鉄道も大きな課題として宗谷本線としては抱えておりますけれども、公共交通という意味では同じような利用客減少ということで悩んでおりますし、その部分ではやはりJR北海道の自助努力も求めていかなければならないのかなというふうに考えておりますので、一自治体でそのような基金を創設して支援をしていくというのはなかなかちょっと今現状では難しいのかなというふうに考えております。以上です。
質問 1番 富岡達彦
ありがとうございます。恐らくそういうような回答が来るということは非令和2年9月17日(木曜日)第3回9月定例会・第3号常に私も想像していた部分ではあるのですけれども、逆にイベントとか企画物にも絡むのですけれども、根室市では8月から9月の土日祝日にふだんは1両編成で走っている普通列車を2両編成にして、1両分を市が負担したと。これによって32%もの乗車増加というのが見られたという話があります。宗谷本線でも名寄7時52分発の稚内行きの普通列車、これ旭川から来るものですけれども、これ非常に乗車率が高くて、夏の間だとほぼほぼ満席の状態で、コロナ禍においても満席になって密々状態で走っていたのですけれども、そういったこともあります。そういったところにひとつ1車増車をして、今輪行とかエコモビリティーの部分とか、そういったもろもろありまして、サイクルツーリズムだとか、そういうのもありますよね。そういった状況でこの季節の間だけでもそういった1車増車を名寄市が賄ってみたいなことというのができないのかどうなのかなということもちょっと聞いてみたいかなと思ったので、もし何か答えがあれば。
答弁 総合政策部長 石橋毅
御提言ありがとうございます。今の取組のお話も当然存じ上げているところですけれども、なかなか、1両増やして集客が上がるということは、よく考えればJR北海道がしっかりとそこを理解して、増車して、キャンペーンを打って、自社の収益を上げるというのが本来の筋なのかなというふうに考えておりまして、当然取組をすることによって地域がこれだけ協力したという、間違いなくそれ実績にはなろうかというふうに思いますけれども、現状宗谷線協議会の中でそういった議論は現在出てきておりませんし、それよりもまず駅カードなり、そういった部分で支援をしていこうという方向性になっておりますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。
質問 1番 富岡達彦
承知いたしました。駅カードなのですけれども、駅カード、去年はほぼほぼ5日間でなくなってしまうというようなすごい状況になってしまって、私もいろんなところからいろんなクレームをいただいたのですけれども、その辺に対して今回の発行枚数と本当に利用促進につながるような発行方の詳細についてちょっと伺わせてください。
答弁 総合政策部長 石橋毅
昨年は、富岡議員にも御迷惑をおかけしたと思います。いろいろ苦情が来たのだと思います。我々もなかなか道徳的に、若干は想定していた部分もあったのですが、本来はお持ちいただけない条件の中の方が大量にお持ちになっていた、持っていってしまったという状況があって、そこは管理という部分ではやっぱり有人の、人がいる駅で人がしっかり交付するといったような形で、去年も実はそれ提案させていただいたのですけれども、JRのほうがなかなかそこまでの人工は割けないということで、去年はお断りされた結果、去年のような仕組みで配付をさせていただきました。今年については、去年の反省を踏まえてどうにか協力してくれということで要請した結果、JRのほうもそういうことであればやっぱりやりましょうということで、配付について引き受けていただいたということで、今年については去年のようなことがない、購入いただいた券と、切符と引換えに、引換えというか、確認した中で配付するということになりますので、去年のような混乱は生じないかなというふうに考えているところで、枚数については今現在総数について増やすべきかどうかというところも含めてちょっと調整をしているところでございます。
質問 1番 富岡達彦
ぜひとも枚数も増やしていただいて、確実に利用促進につながるような形でやっていただきたいと思います。北の大地入場券も発売されておりますし、北の40記念入場券というのもあります。これらとタイアップしながら独自にスタンプラリーみたいなものを兼ねるというのも一つの方法かと思いますので、御検討いただければというふうに思っております。次に参ります。脱原発と核のごみ問題に関してなのですけれども、第2回の定例会の一般質問の中で、気候変動に関わる質問のやり取りの中でSDGsに取り組む考えはないかということを質問しましたところ、総合政策部長のほうから今のところ強く意識する位置づけにはないという回答いただいておりました。先頃名寄青年会議所のほうから地方創生を推進していく一つのエンジンとしてSDGsに関する提言書というのが市長宛てに提出されたようですけれども、SDGsに基づいたまちづくりに関してその後新たな動きを模索する考えがあるのであれば、お聞かせをいただきたいと思います。
答弁 市長 加藤剛士
先般名寄青年会議所のほうからSDGsと絡めたまちづくりについての貴重な御提言もいただいたところであります。我々これまでも総合計画だとか総合戦略だとか、様々な名寄市のまちづくりを網羅する計画の中でSDGsそのものを具体的に関連づけてはいないけれども、しかしそれぞれの指標をしっかりと網羅しているべくそれぞれの柱、そこに枝葉になっている施策を展開し、また数値もすぐに、総合計画の中期計画については具体的な数値目標も打ち出した上で、それもSDGsに非常に近い考え方だと思いますけれども、市民の皆様にもより理解していただいて、また検証もしやすいような計画づくりに努めたところであります。一方で、SDGsがかなり世界的にも標準的な物差しになりつつある中で、そこをより連関させていくほうが施策を進めていく上で分かりやすいのではないかという御提言ももっともだというふうにも思いますので、今後どのような形でこの計画のひもづけできるかということはぜひ一緒に考えていきましょうというお話を回答させていただいたところであります。令和2年9月17日(木曜日)第3回9月定例会・第3号
質問 1番 富岡達彦
恐らくSDGsの17の目標の中に、今加藤市長が言われたように、名寄市の総合計画の環境と共生の部分の項目ですとか、あるいは地球温暖化防止計画、低酸素まちづくりなどなどが全部その辺に包含されてくるのだろうなと思うのですけれども、世界的なこの動き、SDGsの流れというものをやっぱり意識しないわけにはいかないのだろうなというふうに思っています。なので、その辺をうまいことを名寄市内の政策、今加藤市長が進められている政策の中に反映させながら、ぜひともその意識をしながら進んでいくことが大事になるのだろうなというふうに考えているところですけれども、地域型の分散再生可能エネルギーを導入するに至って、様々これから進もうとしている立地適正化の問題ですとか中心市街地活性化、あるいは公共施設の刷新、統合、そういったものに関して、公共施設に対する今後のゼロエネルギー化政策について考えがあったらお聞かせをいただきたいのですが。公共施設に何か再生可能エネルギーをふっつけるみたいな形で。
答弁 副市長 橋本正道
SDGs含めてやはりその流れ自体は必然的に出てくるものでありまして、その中で総合計画の中でも顕在化しないのだけれども、底流としてはそういう思想であったり、価値感であるのはやっぱり引き続き持ちながらということになると思います。これから公共施設の再配置、さらにスピードアップしながらということで進めようと答えさせていただいておりますけれども、その中で再生可能エネルギーがどこまで使える、これちょっと未知数ですので、今ここでお答えすることはできませんけれども、できるだけ環境に負荷を与えない、またこの公共施設、例えば複合化することによってさらに必要とされるエネルギーが少なくなる。様々な方面からの検討は必要でありましょうし、今までも太陽光エネル令和2年9月17日(木曜日)第3回9月定例会・第3号ギー、太陽発電の導入だとか、そういうのも含めてやっておりますので、改めてその考え方に基づいて公共施設のほうについても考えてまいりたいと思います。
質問 1番 富岡達彦
ぜひともこの再生可能エネルギーを今後導入していく流れの中で新たなまちづくりというものを創造していく形を取っていっていただけると、今後の国策としてのエネルギー政策にも大きく寄与する部分が出てくるのだろうというふうに思いますので、1個の自治体からのボトムアップというのは非常に大事なってくるのだろうなというふうに思っております。幌延の深地層研究計画の9年間の2028年までの延期に関してなのですけれども、これって突然去年の8月にJAEA、日本原子力研究開発機構が言い出したことなのですけれども、それを12月に北海道知事が受け入れるという形になった部分なのでありますけれども、幌延問題に関してもこれは本当に道北の一円の問題として共通の認識の上に近隣市町村と3者協定と今後の確認会議の行方というものをしっかりと見ていく、監視をしていくということが必要になるのかなと思います。この一連のルールにきちんと基づいた形で進めていくことを見ながらやっていくということが非常に大切になろうというふうに思っておりますので、幌延に関する部分というのも今の寿都町、神恵内村の文献調査への応募、これに関わる動きに関しても9月1日付の北海道新聞の報道によりますと、北海道新聞社独自の道内全市町村へのアンケート、こちらの中では74の市町村長が反対や撤回を求める意思を表明しているわけですけれども、名寄市は反対の意思表明こそはしませんでしたけれども、自由回答の中で議会や市民と誘致に関する議論、検討したことがないという回答をされているところですけれども、その具体的な回答の意図と現在の寿都、神恵内の動き、これらを見た中でどのように今考えられていらっしゃるのかということを、これはずばり加藤市長にお答えをいただきたいと思うのですが。
答弁 市長 加藤剛士
名寄市においては、このいわゆる核の最終処分地として検討したこともございませんし、今後とも検討するつもりはないという率直な答えです。一次産業を中心として名寄市は基幹産業があって、そして病院と大学といい、名寄市だけでなくて、広域的にも重要な都市機能を持つ、そういった意味では名寄市はもちろんだけれども、周辺地域にも大きな影響、あるいは一緒になってこの広域のまちづくりを進めなければならない、そうした立場から総合的に勘案して、そういった答えをさせていただいているというところであります。今般の寿都町の選択に関しては、基本的にはほかの自治体のマターでありますので、私の立場から答えることではないという回答をさせていただいたところです。状況を見ていると、非常に町が二分していて、大変な状況なのだろうなというふうには思います。これを突き詰めていくと、国のやっぱりエネルギー施策をどう進めていくのかというところに突き当たる問題だというふうにも思いますので、今般いろんなコロナの影響等であらゆる政策が大きく転換していく中で、国のエネルギー施策というのも改めて国民議論をしっかりとしていく時期なのかもしれないなと。一自治体でそうした、大きなきっかけにはなるかもしれませんけれども、本来としては、本来的には道や国レベルで皆さんがやっぱりしっかりと考えていくべき問題なのだろうという感想を持っているところであります。
質問 1番 富岡達彦
ありがとうございます。まさしくそのとおり、おっしゃるとおりなのかなというふうにも考えております。核のごみの処理施設誘致に関する問題、これってとりわけて原子力発電所の再稼働問題と同様に単純にその当時者の自治体、1つの自治体だけの問題ではありませんで、とりわけ北海道全体の将来に関わる問題でもあろうかと思います。食料自給率200%超える北海道ですから、観光やらもろもろ、いろいろあります。その中でよその自治体云々かんぬんということよりも、北海道全体の問題として考えたときに北海道における特定放射性廃棄物に関する条例、いわゆる核抜き条例、これありますけれども、これを名寄市も遵守をしていくという考え方でよかったですか、加藤市長。
答弁 市長 加藤剛士
そうした条例を持ち合わせているわけでありませんけれども、今お話をさせていただいたとおり、こうしたもの持ち込むあるいは誘致をするという考え方は一切ございません。
質問 1番 富岡達彦
ぜひともそうあっていただきたいと思います。というのも、2017年に国が示した科学的特性マップでは名寄市の位置づけというのが輸送面では好ましい最適地からは外れていますけれども、好ましい特性が確認できる可能性が相対的に高い地域という指定になっております。なので、今後例えば沿岸やもろもろで様々な問題が生じたりした場合、割と地盤の安定している名寄というのはある意味ターゲットになりかねないのではないかという懸念を持っています。もしそうなったとき、輸送の方法論だけを考えれば、鉄道輸送だとか廃棄物を小分けにして運ぶとかということで、あり得る可能性というのがあるのだろうなというふうに思うのですけれども、名寄市としては今後も処分地選定に対しては手を挙げることはないという認識でよかったでしょうか。
答弁 市長 加藤剛士
そのつもりでございます。
質問 1番 富岡達彦
ありがとうございます。胆振東部地震から、ブラックアウトから2年がた令和2年9月17日(木曜日)第3回9月定例会・第3号ちました。電力の安定とか送電網の見直し問題、原発問題、放射性廃棄物問題、気候問題について、あるいはちょっと3問目のほうに入れませんでしたけれども、人権、コロナの問題に関しても総じて言えることというのは、全てにおいては人権問題に関わるのだということを一つ最後に力強く求めていきたいと思っています。その中で、確実な人々の、市民の安全、安心、そういったもの、安全都市宣言ですとか健康都市宣言もされていますから、そういったものを守りながら行政側にはぜひとも間違った判断のないような取り組み方をしていただきたいということを強く申し入れまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。