南幌町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月11日
南幌温泉周辺におけるキャンプ場等の整備事業の中止について
2024年12月11日、南幌町議会の一般質問で、湯本要議員が「南幌温泉周辺におけるキャンプ場等の整備事業の中止について」質問し、町長、都市整備課長が答弁しました。
- 質問者
- 湯本要 議員
- 答弁者
- 町長、都市整備課長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 湯本
南幌温泉周辺におけるキャンプ場等の整備事業の中止について、御質問したいというふうに思います。現在、町民の生活は、異常な物価上昇が暮らしを直撃しており、日々の暮らしもままならない状態です。町政に求めることは学校給食費の軽減であり、あいるーとの利用料金の軽減であり、介護保険や国民健康保険料の負担の軽減です。今求められるのは町民の暮らしに直接届く行政サービスであり、町民の所得が物価上昇を下回る現状では南幌温泉周辺におけるキャンプ場等の整備事業は町民の利益となるとは考えられず、中止を求めるものです。町長の考えを伺います。
答弁 町長
南幌温泉周辺におけるキャンプ場等の整備事業の中止についてのご質問にお答えします。南幌温泉周辺の整備につきましては、「第6期南幌町総合計画後期基本計画」や「都市計画マスタープラン」に登載し、南幌温泉と一体となった周辺整備について検討を行ってきたところでございます。また、令和3年第4回議会定例会、令和4年第4回定例会での2回にわたる一般質問において、「温泉周辺の環境整備について、公園用地を活用したキャンプ場の整備を検討する」と答弁しています。その後、令和4年から令和6年にかけて、議会全員協議会において説明し協議を行い、さらに、議会産業常任委員会においても検討いただき、令和6年2月の全員協議会において政策合意に至り、それを踏まえ、令和6年度一般会計予算にキャンプ場整備実施設計予算を計上し、全会一致で可決をいただきました。また、実施設計の中間報告として、本年度2回にわたり整備内容を全員協議会において説明し、ご意見をいただきながら進めており、整備に向けた議会のご理解はいただいているものと考えております。また、議員ご指摘の町民の暮らしに直接届く行政サービスについては、「あったか灯油支給事業」をはじめ、現在、国会で審議されている経済対策における、低所得者に対する給付金事業のほか、国の交付金を活用した町民への物価高騰対策の実施を予定しています。さらに、国において、物価高による生活者を支援するため、1月から3月に電気・ガス・燃料に対する補助金が交付され、価格高騰の抑制が図られます。キャンプ場整備により、交流人口の拡大や知名度向上が図られ、南幌温泉との相乗効果により町民への利益が期待されます。このことから、南幌温泉周辺における、キャンプ場等の整備を中止する考えはありません。
質問 湯本
この事業は、長年にわたって進められてきたと。そしてこの事業によって、町民の利益が得られるという回答がございました。近年、特に今年の春闘の時には、国をあげてのですね、労働者の賃上げ、春闘での高額回答が期待をされ、経済の不況から脱却が、いわば国民も少しは希望を抱いた時期ではあったと思うんです。しかし、実際には思ったほど賃金が上がらないばかりかですね、物価上昇率を下回り、物価はどんどんどんどん上がって、年に2回もね、同じものが値上げをされると。うちの孫の好きなポッキーもですね、9月に上がったと思ったら年明け以降にまた値上げをするというような状況で、特に生活に一番密着してる食料品、米なんかは47%以上の上昇率というのが出ています。そういった形で、一番、一番身近なところ、国が今事業を打ち切ったらガソリンも値上げしますね。それから健康保険料なんかも、もうありとあらゆるものが今値上げをしていく。南幌においても、先ほど前議員の質問の中にもありましたけれども、学校給食費だってその総額の2分の1は町で負担するにしても、それぞれの世帯での負担額が増えてくるわけですよね。増えないですか。ごめんなさい。で、バス代やなんかのやつも今、値上げのやつが出てきている。あらゆるものがいわゆる出てくる。その中で、町がですね、先ほど言ったように、子育て支援や何かに力を入れて、本当にほかの町村からみたらよくやっているといいますか、努力してるということは、私も認めます。本当によくできてるなと思っているんです。でも、やっぱりこの事業はですね、町民の側から見て問題があるというふうに思っているんです。一つは、議会と町との間では長年にわたって進んできたかもしれませんけれども、私の知るところ、感じたところですね、町民の方の認知度はそんなに高くありません。え、こんなのつくるの。知ってたけどやるの。という感じです。何でやるの、今頃。こういう声もたくさん聞きます。やっぱり町がやる事業として、どれだけ住民にその説明をしてですね、合意を得るかということは、やっぱり政策を進めていく上での一つの大きな判断材料だというふうに思うことから、これが私は一つは不足をしているというふうに思います。長年にわたってというのもありましたけれども、議員の側にこれの予算額がまず金額として示されたのは、前回ですね、4億円の事業費ということが示されました。それからが本番だというふうに私は思っているんですが、そこでお聞きしたいんです。町民の利益に還元されるというのであればですね、この事業が町民にどういう形でいくら還元するんでしょうか。普通の企業であれば、事業をする時に、対費用効果、投資したお金に対して利益率でいくらか。これははっきりしているわけですよね。だから、利益利益って言っても、目に見えるものなのか見えないものなのかというのがあります。管理経費はいくら見込んでいて、収入はどれだけ見込んでいて、自主的に町民の利益になるという根拠をまずお示しください。
答弁 町長
湯本議員の再質問にお答えをいたします。まず、町民の認知度が不足してるんじゃないかということで、御意見でございますけども、これはやはり実施設計をしながら、議会の皆さんと議論をしながら、それである程度形にしながら、町民にお示しすることが大事じゃないかなと思います。それで、形がなかなか見えない中で、町民周知するということになると、また、いろいろなことが町民の不安も招くことになりますので、実施設計を進めながら、町民に周知をするという考えでございます。それと今、町民の負担、いろいろ言われました。学校給食費につきましては先ほど申し上げたとおり、町のできる子育て支援、たくさん事業費が膨らんでいる中で、今できうる対策として2分の1の助成に向けて、来年度その協議を議会にお願いをしたいということを私は申し上げているわけでございます。それと、あいるーとですとかというお話もございましたけれども、その値下げ。今、路線バスを維持するのが大変でございます。値上げがされても値下げがされている事実はないかなと思います。もう各事業者、必死の状況でございます。それで、現行料金につきましても以前も申し上げましたように、アンケート調査をみながらやっておりますので、現段階では8割方の理解をいただいているものと思っております。それと、国の対策でございますけども、議員御承知と思いますけども、低所得者対策、非課税世帯1世帯当たりに対して3万円。さらに18歳未満の子どもに対しては1人2万円の加算をするということで、これらにつきましては第1回目の支給を12月30日に予定してございます。また、先ほど申し上げました燃油対策、これらについても国のほうで実施をしていくということでございます。それで、温泉周辺の整備による効果でございますけども、いくら効果があるんだということで、はれっぱを整備いたしましたけども、はれっぱについても同様なことを言われてございます。まあ、経済効果、はれっぱの収入、収支はわかりますけども、そのお客さんが町に落としていったであろう金額については、なかなか試算のしようがございません。しかしながら、このはれっぱの整備によりまして、これだけの知名度向上につながったと。町の活性化につながったということを考えれば、かなりの効果があったのではないかなと思います。また、加えて今日も新聞に出ておりましたけども、青年団体協議会が施設にイルミネーションを設置していただいたと。また、秋にはハロウィンを設置していただいたと。そういうコミュニティというのは非常にお金では買えないものでございます。そういう町民への効果が非常に私は高いと思っております。南幌温泉の周辺整備につきましても、南幌温泉の大規模改修が控えておりましたから、議会の皆様とはその大規模改修とあわせて、今までその協議を進めてまいりました。やはり温泉だけでなく、その周辺整備が必要でないかというような御意見がございました。そして、これより道の駅にしたほうがいいんじゃないかという御意見もありました。しかし、今できうる事業、それとやはり私ども、過疎債のない町でございますので、そういうことを踏まえながら、なるだけ財政負担が生じないような、財源充当が高い事業を目指す必要があるのではないかということで、今まで協議をさせていただきました。私としましては、そういう経済対策が行われていること、これは国・道・町でして、経済対策が行われていること。そして施設の整備に関する効果や目的、計画に変更がないことから、また、それらの状況変化が私としてはないということから、事業の中止をする考えはございません。
質問 湯本
いろいろお答えいただいたんですけど、傍聴者の方も御存じかなと。今聞いてておわかりだと思うんですが、質問に答えてないんですよ、質問に。この事業によって、町民の利益をはっきり言うと数字で表していないと。管理費がいくらかかって、収益がいくら上がるのか。そしてどのぐらいの利用者を見込んでいるのか。そういうことは当然計画の段階でやるわけですよね。そのとおりに行くか行かないかは別として、計画段階では必要ですよ。それが利益というんですよ。もう南幌の町名を他町村に広める、それはもうはれっぱが果たしてるじゃないですか。町民が今困ってるのは、本当に切実なんですよ。数字で言いますとね、このちょっと直近の道新にも出てましたけども、中小企業の倒産が今年は11年ぶりに1万件を超えるだろうというふうにいわれています。物価もまだどんどんどんどん上がっていく。国の貧困率は、アメリカやなんかを抜いて今日本がトップになっちゃう。国民全体の15.4%だったかな。これが貧困層といわれる。貧困層の収入というのはその国によって違うんだけど、どれだけかというと平均賃金の半分、日本では127万円以下。127万円以下で生活している世帯が、日本では15.何%もいるんです。具体的にいうと、年金でもですね、年金の支給率8万円未満。月額。40%ですよ。国民年金をまともにもらってもなかなかならない。年金の平均受給率は14万ちょっとというのが出てますけど、そういった貧困層を考えると、町の中でもですね、独居で、そして遺族年金にしても国民年金にしても、本当に収入が僅かな中で暮らしをしていく。よくテレビでも出ますけども、よく3食を2食にする、買い物に行くにもですね、やっぱり車も使えて、先ほどあいるーとの話があったけども、それだって僕はもうちょっと町民の側に立ったアンケートをしてほしいと思うんです。あいるーとを使っている人のアンケートだから、あいるーとを使えない人のアンケートをとってほしいんです。使えないんだもん。5,000円ぐらいの買い物をするのに、片道300円なら安いと思うかもしれない。だけど往復だったら600円かかっちゃう。ちょっと寄り道して3回使ったらもうそれで900円。何にそのぐらいのお金を今物価高でどんどん何でも上がってるのは当然みたいなことを先ほどおっしゃいましたけど、バス代だって上がるってね。だけど、町民の暮らしってそこが本当にもう命綱なんです。そういう暮らしをしている時に、直接的な援助は確かにいろいろしてますよ。でもね、その収益や効果がしっかりと今ここで示されないような事業をね、今手をつけるんですか。これから具体化していくって言いましたけど、実際にはこれが進め始めちゃったら、もう国からの助力を受けて進めちゃうわけでしょう。したらどの時点で町民の意見が反映されるんですか。だから、今その町民の暮らしの現状をしっかりと押さえて、これが1年で終わるんならいいですよ。どう考えたって、この暮らしがあと1年や2年でよくなるなんて思っている人方は誰もいないですよ。その時に、はれっぱ、第2の工業団地もつくった。そして、こっち側にも。やっぱり町民の側からすればね、そうした旧態依然たると言ったら怒られるかもしれないけど、昔の、昔のですよ。自治体がよくやられたような開発計画ではなくて、やっぱり町民の生活に根ざした暮らしを守る側に目を向けてほしいと願うのは、私は当たり前だと思うんです。その中でもやろうとするんだったら、今言ったような質問に対してはきちっと正確に答えてくださいよ。中途半端じゃないですか。管理費いくらくらいで、そして収入はどれぐらい見込んで、そして温泉との相乗効果はどのぐらい出るから、だからこれぐらい投資しても町民の利益になるんだと。そういうしっかりとした答弁を求めたいと思います。
答弁 町長
事業費の試算、詳細につきましては担当課長より説明をさせていただき、その後私から答弁をさせていただきます。
答弁 都市整備課長
それでは、現在のキャンプ場の収支のシミュレーションについて、説明をいたします。前回、全員協議会の時に示させていただきました、27区画でシミュレーションしておりますけれども、基本的には今の流れの中では、1年目につきましては利用者人数3,026人、収入としましては1,507万円、支出としては1,502万円ということで、スタートにつきましては、プラス5万円ということになっております。なお、稼働率につきましては、通常のキャンプ場であれば20%前後ということでございますが、キャンプ実証のうちの数値を参考に、初年度を25.1%にしております。本年夏に行われましたキャンプ実証の中では、マックスが15組の上限でございましたけれども、その中で稼働日数は27日、稼働率は全体で60.7%という稼働率となっております。祝日につきましては、96.4%というようなことから、非常に夏場については効果が出るものということから、そのような試算を用いております。おおむね2年目以降につきましても、累計数字で1.05倍、1.11倍、1.15倍、5年目では1.2倍とさせていただいておりますので、5年間で並べますと収入で1億657万円、支出で1億621万円、プラスの36万円ということで、基本的には指定管理費を出さない形の経営ができるというような現在の見込みではおります。ただ、スタート段階では、当然資金繰り等の関係もございますので、その辺の調整はこれから必要なのかなというような読みとなっております。利用者人数につきましては、スタート時点3,026人、2年目3,178人、3年目3,495人、4年目4,020人、5年目4,824人というようなことで、全体で約1万8,300人、5年間で入るというような見込みとなっております。以上です。
答弁 町長
それでは、私のほうから再々質問に対して答弁をさせていただきます。はれっぱ、準工を含め、旧態依然の形で進めているのではないかという御指摘をいただきました。町の活性化を目指して、また、これからの町の行き先を見据えて事業を実施しているつもりでございます。総合計画の中にも反映して、議員の皆さんとも議論をしながら進めているわけでございます。また、キャンプ場につきましても、はれっぱにつきましても、準工につきましても、住民の代表であります議員の皆さんと相談をし、そして予算の承認をいただいて進めているところでございますので、そういう意味でまだ町民への周知が足らないというお声もありますが、それはこれからまた管理運営だとか、実際の実施設計の形だとか、そんなようなものも含めて周知をしていきたいなと思っています。
質問 湯本
すいません。回数を忘れました。
質問 湯本
すいません。3回目までということで間違えました。今ですね、出た数字が報告はされたんですけれども、これね、予想した数字ですよ。予想した数字っていうのは、いわばこれぐらいかかるからこれぐらい収支入るって、大体ちょんちょんぐらいに見込んで出してくる。事業にありがちなところで実態がどうなるかなんていうのはほとんど懸案されてないというようなことを感想として持ちますが、この温泉のところの整備計画をこれで進めていくということで、先ほど町長のほうはですね、いわば町民の利益だけではなくて、町民の利用度もあるというふうに思うんですが、ここの利用率として最後に1点だけ、再質問みたいになっちゃいますけど、町民の利用率っていうのはどのぐらい考えてるんですか。