南幌町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月13日
人材バンクの創設について
2023年6月13日、南幌町議会の一般質問で、熊木惠子議員が「人材バンクの創設について」質問し、町長が答弁しました。
- 質問者
- 熊木惠子 議員
- 答弁者
- 町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 熊木
人材バンクの創設について町長に伺います。近年、高齢者事業団で求人を募集しても、希望する人が少なく苦慮しているとの声が聞かれます。また、保健福祉課では、子育て中の新しく住民になられた方に、保育士や看護師などの資格をお持ちの方を登録し求人に役立てようと取り組んでいると報告されています。町民の方で趣味、特技、仕事などの知識や技術を、これから学びたい人のために役立てようと考えている方も多いと思います。町内に居住されている専門的な知識、技能、資格等をお持ちの方々に、町内で実施されている事業や生涯学習の場に登録していただき、活躍する機会を生み出していくことが喫緊の課題ではないでしょうか。また、高齢者向けサービスや、冬季間の除雪サービス事業などで働ける方をより多く募ることが重要と考えます。事業内容の詳細をより分かりやすく具体的に示すことにより、短時間の作業や仕事の内容により募集に応じる方が増えることにつながる取り組みとして、人材バンク事業の創設を考える必要があると思いますが、町長の考えを伺います。
答弁 町長
人材バンクの創設についてのご質問にお答えします。1点目の専門的な知識、技能等をお持ちの方の活躍する機会については、生涯学習の場における「生涯学習サポーター」をはじめ、高齢者の生きがいづくりの場である高齢者事業団や社会福祉協議会のボランティア活動の場において、幅広く活躍いただいているものと考えております。2点目の高齢者向けサービス等で働ける方の募集については、高齢者事業団で必要な人材を募る役割を担っていますが、町として、ホームページや広報誌において、募集内容などの情報発信を行い、支援をしてまいります。3点目の人材バンク事業については、高齢者事業団のほか、町内には人材登録による派遣会社があり、多様な業務の受注を行っています。人材バンクは、厚生労働大臣から許可を受けて、民間企業が有償で職業を紹介することを目的とした人材紹介事業であることから、町が実施する事業ではないと考えます。
再質問 熊木
再質問を行います。ただいま御答弁いただきました。高齢者事業団で取り組まれている事業については、利用されている方から大変好評を得ています。すごくきれいにやってもらったとか、安いお金で事業をしていただいて助かっているという声がほとんど多いと思います。サービスを提供する事業団が、今後の体制について本当にどうしたら人材を確保できるのかということを考える時期に来ていると思います。今までも対策は練られていると思いますし、今年の3月の予算委員会のなかでも、これに関して私は質問いたしました。そのなかで今町が実施している高齢者の除雪サービス事業、これも昨年度まで対象になっていた方が今年度は対象外になったということで、すごく困ったという声を何件か聞きました。それを予算委員会のなかで質問した時に、やはり事業団で募集しても人が集まらなくて、事業を縮小せざるを得ないような答弁だったと思います。しかし、今までやってもらっていた方が突然やっぱりできなくなったと言われても本当に困ると思うんですよね。高齢者はやっぱり年齢が1年増すごとに、やっぱり体力面でも気力面でも衰えていって、なかなか自分でできないということで、何とかしてほしいという声が寄せられています。このような声、そしてこの事業自体は、やっぱり南幌町としてやっぱり本当に高齢者のことを考えて実施している事業でありますから、これを何とか継続できるように、そのためには高齢者事業団の働ける人を増やしていくということは本当に大事なことだと思っています。今までも人材確保のために努力しているということは、いろいろ答弁とかのなかでも伺うことはできているんですけども、実際にどのように募集をしているのか。やはりわかりやすいポスターであるとか、先ほど町長答弁のなかでホームページとか広報とかそういうなかで情報を出していくということで答弁されましたけれども、そのポスターなり広報のなかに出された募集要項、それを見た方がこれだったら自分もやれるかなとか、やってみたいなと思わせるような、そういう内容であることがすごく求められていると思います。私もいろいろ調べたなかでは、近隣で行っている、例えば江別市とか長沼町とかではシルバー人材センターとかが今機能しています。それをちょっと後で質問しますけれども、やはりそこで人材センターに応募した方とか、その人方の声をお聞きすると、やっぱり働けるうちは少しでも皆さんの役に立ちたいということで、空いている時間を何とか役立てたいという思いとか、自分の健康とかそういうもののためにも、ちょっとでもそういうことをしていきたいというところで応募されている。また、そこに登録している人方で、地域ごとに交流会なり勉強会とかを持ってやっているという実践例も示されていました。そういう形に段々と変わっていくことによって、本当に短時間でもやれること、いきなり機械を持って草刈りをするとかっていうのはすごくハードルが高いと思うんですけれども、依頼されたところから、ちょっとこの所だけ草むしりをしてほしいだとか、あといろいろと介護の面でも、高齢者のごみ出し支援、これも前に一般質問も行いましたけれども、なかなか分別も大変になってくるとか、それから分別をしても自分の家からごみステーションまで運んでいくのが大変だとか、そういうような声も段々広がってきていると思います。そういうところに、例えば高齢者事業団に登録している方が、多種多様、いろんな方ができるということの方が多く登録されていれば、振り分けながらこういう所に派遣というか、やってもらうということもできるのではないかなと思います。ですから今、そういうシステムづくりというか、今までも十分やってこられていると思いますけれども、さらにそれを充実させて深めていくということが今必要だと思いますので、その辺についての今までの取り組みと、課題もいろいろあると思うんですけれども、そこをちょっとお聞かせ願いたいと思います。もう一つ、私は今回2本立てと思って質問を組み立てていたんですけれども、生涯学習に関しての登録というか、それを今、先ほど答弁のなかでは、今現在もサポーターとかいろいろやられているということでしたけれども、今人口が増えて、いろんな方が南幌町に引っ越して来られています。また今まで南幌にずっとおられる方で、仕事をしていて身に付けた技術とか知識、あと趣味とかいろいろそういうなかで培った特技とかそういうものを、自分だけのものにしないで何とか皆さんと一緒にそれを楽しみながら教えたり、教えられたり、学びあう関係づくりというものをつくっていくべきではないかなと考えています。それで、そういう登録種別の組織図のようなものを町としてつくって、例えば生涯学習の場だと、いろいろほかの町の事例とかを見ると、いろいろその部門、教育に関することだとか、福祉のことだとか、趣味の所でも文化的なもの、いろんなものに分けてつくって、そこに登録していただくことによって、いろいろ充実させていくことにつながると思います。それが充実していくと、段々独自に自分たちで自主的に事業を展開するということにつながるのではないかと思うんです。それによって、町の活性化に大きくつながると私は考えるんですけれども、その辺についても町長のお考えを伺います。
答弁 町長
それでは、熊木議員の再質問にお答えいたします。最初に高齢者事業団の関係でございますけども、事業団の目的は議員も承知していただいていると思いますけれども、高齢者の経験と能力を生かしまして、臨時的または短期的な仕事をすることで、生きがいや社会参加を促すものでございます。会員はおおむね60歳以上とされております。本町の事業団の状況でございますけども、現在の会員数は約70名で、近年横ばいです。したがって、平均年齢が上がってきているというような状況でございますけども、昨年度、除雪業務を担う方が数名新たに入会されたという話もいただいております。これは近所の除雪の担い手として、今業務を行っていただいております。会員募集の関係でございますけれども、毎年社会福祉協議会だよりのなかで、高齢者事業団の会員加入の案内をしてございます。しかしなかなかその周知だけでは会員増につながらないのが現状でございまして、実態としましては社会福祉協議会や高齢者事業団の方が直接勧誘して、会員数の維持につなげているというのが実態でございます。要因としましては様々考えられますけれども、近年は65歳、70歳を過ぎても就労されている方が多く、また、先ほど議員もお話しされましたけども、元気なうちは仕事をされるという方が多い状況でございます。また当然、定年延長や年金の受給開始年齢など、そんなような社会的背景もあるものと考えてございます。それで、除雪サービスなどの労働力が不足している業務でございますけども、除雪サービスにつきましては、昨年度の申請件数は124件で、うち、審査要件を満たした件数は94件でございます。あくまでも、審査があっての事業でございます。今のは在宅支援事業の関係でございますけれども、この支援事業によらない、一般的な除雪の請負でございますけれども、昨年度の申請は26件に対しまして、20件実施されたということでございます。やはり除雪業務を担う会員の労働力は不足傾向にございますけれども、これを全て高齢者事業団で賄っていくということは、またこれ難しい話でございます。昨年新たに住宅除雪に参入された事業者が1件ございます。今後もその労働力の維持、現状労働力の維持と、地域における担い手の確保、そして民間参入、これらに期待をしていくものでございます。また、そういう高齢者事業団の勧誘の仕方、募集の仕方のお話でございますけども、これから転入されている方も増えてきておりますので、広報等を通じて、より事業の紹介、仕事の紹介、それらを詳しく掲載して、会員増につながる事業周知に努めてまいりたいというように考えてございます。また、高齢者事業団とも当然連携をしまして町のホームページも活用して、より多くの方に知っていただいて、地域で支えられるような体制の維持に努めてまいりたいと考えてございます。また、生涯サポーターの件でございますけれども、平成12年より実施しておりまして、専門的な知識や技能を持つ方が登録され、放課後活動や生涯学習講座の講師のほかに、小・中学校の授業補助も実施していただいております。会員は現在12団体、61個人でございます。今後コロナの落ち着きとともに、そういうサポーターの活躍の場が増えていくものと考えておりますけども、これからも事業の目的や活動内容を周知しまして、多様なサポーターの育成・確保に努めてまいりたいと考える次第であります。
再質問 熊木
ただいま再質問に御答弁いただきました。高齢者事業団の会員増となるように周知しながら取り組んでいくということでしたので、本当にぜひ早急にやってほしいなと思います。社協だよりのなかで案内しているということでしたけれど、やはり多くの方がそれを目にして、関心を持ってもらうということがすごく大事かと思います。先ほどポスターとかという話もしたんですけれども、やはり多くの方が今南幌町のおかれている現状というか、先ほど町長の御答弁で、事業団に登録している方の人数とかを出されていましたけれども、やはり労働力が不足しているということは、やはり町民の方にお知らせをして、何とかそこに担う人方を募っているんだというところに賛同してもらえるという形に、そのような取り組みをぜひしてほしいと思いますので、これは重ねて要望したいと思います。江別市とか長沼町でシルバー人材センターという事業を行っていますけれども、このシルバー人材センターについては、本町では検討したことがあるのか、組織的には全く違うものですけれども、その辺の検討をしたことがあるのかどうか、また近隣のそういう事業を視察したりとか、そのようなことがあったのかどうかを伺いたいと思います。今、南幌町は人口増で若い世代も増加しているということで、先日も大崎町長をはじめテレビにも出演されて、町民の方も見られたと思います。大変注目もされていると思いますけれども、同時に高齢化率も下がるわけではなくて、上がっている状況もあります。ですから高齢者が自ら自分のできることは自分でやっていきながらも、近隣同士とか町も支える仕組みづくりということがやっぱりますます大事になってくるのではないかなと思います。そういうなかで、高齢者事業団の役割というのが本当に今大きいものだと思いますので、そこを充実させていくということと、真剣に取り組んでいかなければ、先ほどの除雪サービスのことで、除雪をする事業者とかそういう人が少なくなっているということは、南幌町だけのことではないんですけれども、そこはやっぱり取り組んでいかなければますます減っていくということになるので、そこは町としてしっかりやってほしいなと思いますので、それについてもお考えを伺います。また、生涯学習サポーター、これについても12団体が登録しているということで、長引くコロナの影響でいろんな事業ができなくなったりというのが事実でしたけれども、少しずつ今緩和されて、いろんな事業が今年は取り組まれてくるのかなと思います。私はこのいろいろ事業があるなかで、先ほど組織図をつくってというお話もしましたけれども、おそらく生涯サポーターというその制度のなかでは、組織図もつくられて、こういうものというのがあると思うんですけれども、それをやっぱり町民の方にもっとこう知らせる努力というか、そういうことがあってもいいのではないかなと思います。私は町の環境のよさを活用して、新たな取り組みをぜひ検討していくべきではないかなと思っています。例えば、今中央公園がすごく注目されていますけれども、元々中央公園は、全道の中でも町民1人当たりに対する公園の面積というのは本当に全道トップクラスでありました。それが今公園の整備をするなかで、今トイレも新しくなりますし、あといろいろ看板の設置だとかいろいろと今生まれ変わろうとしています。この町民の財産となっている公園、それを例えばウォーキング教室をするだとか、屋外での軽スポーツ、そういう講習などをして、さらにそこで人材を発掘して、学びあえる環境というものをつくっていくべきではないかなと思います。その辺については、今後の取り組みのなかでそういうような計画があるのかどうか、生涯学習を含めてそれを伺いたいと思います。また、自分の住んでいる町を本当に好きになって、町内外に発信するということは、それによって人口が増加したり、新たなサークルとか、趣味の会が活動するようになるのではないかなと思います。これは先ほども質問したように、やっぱり町の活性化に大きく役割を発揮するのではないかなと思いますので、この辺についても町民から沢山アイデアを募集することによって、南幌町の未来を描く、そういうようなことをつなげていくことが必要だと思いますので、この辺のお考えを伺います。
答弁 町長
それでは熊木議員の再々質問にお答えします。シルバー人材センターと高齢者事業団の違いでございますけども、分かりやすく言いますと、法人格を有するか有しないかの差でございまして、業務については、大きく変わらないものと考えております。2点目の、人材登録の関係でございますけれども、あくまでも本人の意思が尊重されますので、それを誘発するように取り組みの目的や事業の紹介を行いつつ、人材確保の育成に努めてまいりたいというように考えてございます。いずれにいたしましても、高齢化の進行は避けられないものと考えておりますので、また、状況は年々変化し、課題も複雑化してきております。社会福祉協議会、また高齢者事業団と連携を深めつつ、地域の支え合いが促進されますよう、また維持されますよう、努めてまいりたいというように考えてございます。また、生涯学習サポーターのパンフレットといいますか、そういう体系図なんかは教育委員会のほうで作成しております。こういうものをですね、町民の皆様にお知らせしながら広く啓発を行っていくことも大事であると考えてございます。また、各種講座とか趣味とかのお話もいただきました。先ほど申し上げましたように、これからコロナ禍が落ち着き始めてきておりますので、これからそういう町民活動も増えていくと思います。そういうまた、事業の仕組み立てもしていかなければならないと思います。そのなかで町民の皆様が健康的に暮らせるよう、また、自分の趣味、特技も活かされる、そういう活躍機会の確保に努めていただくように、検討してまいりたいと考えております。