南幌町議会 令和3年第2回定例会 2021年6月16日
誘客交流拠点施設建設の今後予定について
2021年6月16日、南幌町議会の一般質問で、熊木惠子議員が「誘客交流拠点施設建設の今後予定について」質問し、町長が答弁しました。
- 質問者
- 熊木惠子 議員
- 答弁者
- 町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 熊木
2問目に移ります。誘客交流拠点施設建設の今後予定についてを町長に伺います。誘客交流拠点施設整備のスケジュールを見直すと広報5月号に掲載されています。本年第1回定例会でも質問しましたが、3月中旬の内閣府及び有識者による審査の結果、本事業は不採択となりました。不採択の理由として、地域連携が不足し、費用対効果が見えにくいと指摘されています。その後の説明で、広域での取り組みの強化を検討し、令和4年1月に予定される地方創生拠点整備交付金の再申請に向けて、今後も整備計画を進めていくとしていますが、具体的にどのような見通しを持っているのか伺います。新型コロナウイルス感染症は今月からワクチンの接種が始まりましたが、変異株や感染経路不明などにより町民の不安は収まっていない状況ではないでしょうか。新型コロナ感染により、新たな生活スタイルが呼びかけられ、日常の生活に対する常識や経済の疲弊などにより、生活そのものの見直しが迫られている状況です。室内の狭い空間で密を避けられない場所に集うことを避ける状況が生まれているのではないかと思います。また、木材や備品、材料費が高騰し建築現場等から悲鳴が上がっているとの報道があり、施設建築費、駐車場整備費等、計画の見直しも必要になってくるのではないかと考えます。住民の意見を伺いながら進めていくとのことですが、この整備計画について建設ありきでなく、町の活性化や町の将来の姿などを話し合える場の設定と、全町民の意見を十分聞く機会を設けるべきと考えるが町長のお考えを伺います。。
答弁 町長
誘客交流拠点施設建設の今後予定についての御質問にお答えします。初めに、地方創生拠点整備交付金の再申請に向けては、さっぽろ連携中枢都市圏域における、子育て環境の整備と子育て支援施設の相互利用を行う事業として、本施設がさっぽろ連携中枢都市圏ビジョンに位置付けられるよう協議を進め、圏域での連携強化に取り組んでまいります。施設の建設にあたっては、安全・安心に利用できる施設として、清掃、消毒、換気など、徹底した新型コロナウイルスをはじめとする感染症対策を講じるとともに、事業費につきましては、限度額を基本として、整備を進めてまいります。最後に、町民への説明や御意見をいただくために、引き続き町広報誌や町ホームページによる情報発信を行うとともに、行政懇談会やワークショップなどを開催し、令和5年のオープンを目指し事業を進めてまいります。
再質問 熊木
再質問を行います。これまでに何度も誘客交流拠点施設の建設について質問してきました。今までの議事録とかもいろいろ読み返した中で、多分私が今回この質問をしても答弁はすれ違ったままというか、なかなかかみ合わないのかなと思います。というのは、前回、本年3月30日に臨時議会の関連予算の減額が提案されて、繰越明許費について廃止となった臨時議会がありました。そういう中でも、それから私が本年第1回定例会で質問した中でも町長は、町長のもとには肯定的な意見しか来ていないというような答弁でした。私はずっと一貫して言ってきているのは、やはり全町民の意見を聞くようにということで、前町長に対しても答弁を求めてきました。それでいろいろと世代ごとや各団体とかにアンケートを取ったり懇談会をしたりということで、前回も資料とかも見せていただいて、その中で要望する声があるということは理解はします。しかしその中で、前回も申し上げたんですけれども、同じように全町民に御意見を伺うということを、やっぱり今持ってなぜそれをしなかったのかということが本当に理解できません。その時に一緒に広報、今までも、それから先ほどの答弁の中でも、広報とかそれからパブリック・コメント、それからホームページ、いろんな中に載せて情報を提供しているので住民には伝わっているというようなお考えだと思うんですけれども、なかなか未だに、そんなものができるのかいとか、必要ないとかという声もたくさん私は聞きます。それからシンポジウムや本年3月27日に開催された座談会、その中でも多くの意見が出ました。その座談会の進め方についても、当初は予定どおり進めようと思ったんでしょうけれども、ちょうどその前の3月16日に不採択になったということで新聞にも大きく報道された後だったので、やはりその説明をきちっとしてからでないと進まないと私は思っていたし、座談会そのものが中止になるのかなとも考えていました。しかしそのままやった中で、やはり多くの方から本当にそれだけの大きな金額をかけてつくるということにどんな意義があるのかとか、説明が不十分だという声が出されたと思います。やっぱりそういうことに対して真摯に向き合うということが、私はどうしても必要だと思います。それで先ほども答弁にありましたけれども、今回不採択になったということで、来年、令和4年1月に再申請をするということで今準備を進めているということですけれども、本年第1回定例会での質問には、住民に説明会なり、それから懇談会を開いていろいろするべきではないかということで、町長の執行方針の中にも住民の懇談会は開くということでしたけれども、コロナが収束しない中でなかなか開けない実態があるのはそれは理解します。その中で、町長は答弁していないですけれども、誘客交流施設に限ってというか、その1点での説明会を私はまずそれはすべきだと思うんですよね。それから、今ずっと建設ありきで進んでいますけれども、先ほどの同僚議員の質問にもありましたけれども、私は子どもの遊び場が欲しいという願い、そこは以前から申し上げているとおりに、そこに背を向けるものではありません。だけれども、今町内にあるぽろろの体育館とか、いろんな施設を有効利用してはどうかという意見は、いつでも議会の懇談会などそういう中でも出されていました。それで、体育館の利用をと、前に質問した時に、少年団とかいろいろ使ってスケジュールが埋まっているので、それは使えないということでしたけれども、私はやっぱり曜日や時間などを決めて、その中で活用できる時間はあるかと思うんですよね。そういう中に以前、旭川のほうとかの施設も見学した時に、大型のソフトブロックとかを子どもが自由に動かして、あまり危険がないものとかそういうものを設置しているところとかがありました。だからそういうものを置いたり、遊びのコーナーをつくるとか、そういう形でも対応できるのではないかなと思います。それでちょうど今回不採択になったことで来年の1月の申請までは時間がありますし、そこの中でやっぱり本当に今後のまちづくりというか、そのまちの活性化ということを考えて、キャッチフレーズにある「30年後も子どもたちといる風景」ということがキャッチフレーズであるとすれば、やはりこの際町の活性化に向けて、それからどういう将来、南幌がどういう夢を描いて進んでいくのかというところを、本当に座談会とかいろいろこう計画している中で、そういうことをその場所で開催していく、そういう機会を設けるべきだと思います。その機会を設けても、なかなか全員が参加するということにきっとならないと思います。それでもやっぱり参加できなかった方がどういう考えを持っているのかということを細かくつかんでいくということがやっぱりトップの役目だと思います。ですから、そういうことを、今またこういう質問をするのかと言うかもしれないですけども、やはり丁寧にそこは聞き取っていくべきだと思うので、そこのところのお考えを伺います。それからランニングコストのことです。以前質問した時に、1年間に3,000万円ということで、収益というか入場料とかそういうものを差し引くと2,000万円ぐらいという答弁でした。それで、先ほどの質問に今、木材費とかいろんなものが高騰していて、ウッドショックという言葉が今、いろいろ新聞とかに載っています。それぐらい木材の価格が高騰で建設業界とか大変苦境に立たされているということなんですけれども、この影響について本当にどのようにお考えなのか。限度額を基本として整備を進めてまいりますと言うんですけれども、これが大幅に上がるというふうになったらやはり負担額はすごく大きくなるかと思います。その辺のところはどういう試算をされているのか、そこをもう少し丁寧にお答え願いたいと思います。それと、町民のいろいろその町を思う気持ちというか、それは子どもが遊べるその施設は三世代が交流できたり、いろいろという形になっているんですけれども、やはり今一度、本当にこの建物が必要かと、1年遅れたことによって北広島のファイターズ球場ができてきます。そうなってくると人の流れが本当に南幌町に向かってくるのかというところではすごく疑問に感じます。また、この誘客交流拠点施設をつくることによって人との交流、そしてゆくゆくはやっぱり定住してもらう、移住定住につなげるという考えにもなっていますけれども、今確かに美園を中心にたくさん住宅が建っています。それは一番大きなのは子育て支援の補助金、それがあるのと土地が安いからということもすごく大きく影響していると思います。そういう形でもやっぱり南幌町に住んでくれる人がふえるというのは本当に喜びでありますし、ですからそういう人方も交えて、やはり今後のまちづくりというものをきちっと考える機会を今ちょうどできる時ではないかなと思うんですけれども、その辺で町長の考えを伺います。
再質問 熊木
はい。
答弁 町長
熊木議員からは再三御質問をいただいておりますけども、私はいつも真摯に受け止めて、御回答もしているつもりでございますし、私自身、説明が下手なこともあろうかと思いますけども丁寧な説明を心がけているつもりでおりますので、そのことにつきましては御理解いただけますようお願い申し上げます。今までの経過でございますけども、これにつきましては再三申し上げてきております。町といたしましては平成30年からこの計画を進めており、その間議会とも議論を深め、その経過を町民にお知らせし、また手段としては広報、またはシンポジウムですとか、座談会ですとか、そういうふうなもの、またアンケート調査なども活用しながら行ってきております。それで本年度の執行方針におきましても、実施設計並びに建設工事を進めてまいりますということを掲げ、御承認をいただいております。したがって、施設建設の是非を説明するのではなく、施設建設に向けた説明が必要であるというふうに考えてございます。そういうことで今も進めてございます。そのワークショップなり、シンポジウムでございますけども、施設建設に向けて、町民目線で御利用いただくための検討をするための手段として行ってございます。また、行政懇談会の件でございますけども、昨年私、10月に町長に就任させていただきまして、11月からコロナが拡大しまして、私一番最初に、以前にも申し上げていましたけれども行政懇談会を開催するのが目的でございました。それがかないませんでした。そのことにつきましては行政区長さんなどにもお願いしておりましたけれども、今までの経過につきましては議員のほうにもお知らせしていると思います。今後に向けましてはワクチン接種を見越して、10月から11月にかけて行政懇談会を開催したいと考えてございます。行政懇談会の開催につきましては、4月の行政区長会議でも私からお願いを申し上げましたし、来週には6月の行政区長会議が予定されております。その中でもお願いをしてまいりたいと考えてございます。また、本年度は、総合計画の後期計画の策定年度でもありますことから、町の活性化や将来像などにつきましては、そこでまた多くの町民からの御意見も賜ることができるのかなと思ってございます。それと多くの町民の合意が必要ではないかということでございますけども、先ほど申し上げましたように、施設建設の議論は約3年になります。その間、町としましては様々な経過を踏んでまいりました。施設建設の是非につきましては、令和2年2月の議会全員協議会におきまして、町民の代表である議員の皆さま方多数の賛成により決していただきました。したがって、町民の合意性などについては承認されたことの結果であると私は考えてございます。2点目の資材費の高騰でございますけども、生コンや鉄骨材、木材の価格が上がっていると聞いてございます。特に木材でございますけども、アメリカを中心にコロナ禍で住宅需要が高まり輸入材の価格が急騰していると聞いております。本施設は主に道産材で建設することを予定しておりますけども、輸入材の不足によります国産材の需要が高まり、また道産材への影響が懸念されますけども、現時点において積算価格などについての正式な情報はございません。なお施設の建設事業費につきましては限度額を基本としましてこれから整備をするための協議を進めていく予定でございます。現時点において仕様などの変更は想定されますけれども、計画自体を変更しなければならない見直しは考えてございません。それと南幌町に人が向かうのかということでございますけども、これは向かってもらわなくては困ることで、令和5年の北広島ボールパークの開業、そして令和6年度中に開通予定が正式に公表された高規格道路、中樹林道路の完成、これらを追い風として南幌にさらに人を呼び込みたいというふうに考えてございますし、本施設は子育て支援をする施設として、それらを軸に交流人口の拡大、町の活性化を目指してまいりたいと考えてございますので、その目的、目標にぶれないように進めていきたいと思ってございます。
再々質問 熊木
再々質問します。ただいま町長のほうから、懇談会が所信表明でも話されていますし執行方針でも話されて、する予定というかその意欲があったことは私も認めていますし、たまたまそのコロナが重なってできなかったということは本当に理解できます。それで区長会の方にも話して、区長会のほうからもやっぱり今の時期は無理ではないかと言われたことも報告を受けてわかっています。その中で本当に説明を十分したくてもできなかったという思いがあるのかと思うんですけれども、広報に載せているからとかシンポジウムを開催したから、それからホームページに載せているからというだけで、全町民の思いがそこに伝わるというのはなかなか難しいのではないかと思うんですよね。それでじゃあどうしたらいいのかというところで、やっぱり町長は先ほど丁寧に説明しているつもりだということでおっしゃって、でもそこのところがなかなか町民に伝わらないということも事実あると思います。ですから、やっぱり今ここまで来て、私はやっぱり3月の時には一時凍結したらどうかと質問をしました。今回もやっぱりいろいろこう見直しという時に、本当にこのまま建てる方向で進んでいいのかという思いでは、未だに私もそういうふうに思っています。それで中央公園にということでずっと進んできていて、今回不採択になった理由が2つということも考え合わせると、やはり場所をもっと、例えばですよ、市街の活性化とかというのであれば、もう少しそういうことを考えたり、それから本当に子どもが遊べる場所というふうに限定するのであれば、いろいろ模索して、先ほど言った体育館を使うとかいろんなことをしながら、そういう中でお母さんや子どもたちの遊んでいる様子の中から、やっぱりこういう小規模なものが必要ではないかと出た時にそういうような話し合いが進んでいくのはやぶさかではないかと思います。それから、私もいろいろ考えた中で、例えば、南幌町は役場を中心にいろいろ施設がありますけれども、あいくるがあって、改善センターがあって、プールがあって、体育館がありますよね。その中で、やはりそこを一体で遊べるというふうに考えた時に、何かそういうようなことを検討するというか、そういうことが必要ではないかなと思うんです。それから町民プールも結局、通年を通して使えるというものではなくて、予算の関係でそれができなかったので夏の間だけになっていますけれども、冬の間あれが全く使われない状態でいるというのを考えると、何かそこを使えるような工夫をできないのかなと思いました。ですから、そういうことを町民の皆さんから意見を募集したり、それこそいろいろエリアマネジメントの中でワークショップなどいろんなことをやっているんですから、その中にそういう提案をしながら意見を聞く、そこにたくさんの人、町民に参加してもらうということをやるべきではないかなと思います。それとさっきのウッドショックの話で、道産材も注文が殺到して対応できないというようなことが新聞に大きく書かれています。予定どおりの金額で進められるということで答弁されましたけれども、不可能なのではないかなと考えるんですけれども、その辺の見通しは、全くそうふうには思わないのでしょうか。もしそれが、予定した基本のそれよりもはるかにオーバーしたときの対策というか、その辺のことまで考えていらっしゃるのかどうか、それを最後にお聞きしたいと思います。
答弁 町長
全町民に思いが伝わっていないのではないかという御指摘でございますけども、これにつきましては、先ほどから、以前にもお話ししたように、町としましては伝わるように努力してきたつもりでございますし、今後もしていくことには変わりません。そんなことで、もし町民の方から、これはどうなっているのか、これはこうしたほうがいいのではないかというようなことがございましたら、私はそれには対応してまいりますし、また大人数より小規模でお話ししたほうが意見を出しやすい、または理解されやすい、いろんなことも考えられます。そういうようなことを考えれば丁寧に説明をさせていただくということを考えれば、出前講座を活用していただくとか、故郷ふれあいミーティングを活用していただくなど、そのようなことも考えられるのかなと思います。場所につきましては、中央公園ということで設定させていただきました。この場所につきましては、議会のほうとも十分今まで議論をしてきたつもりでございます。様々なご意見がございました。その過程につきましては、その都度町民のほうにフィードバックをして、あとは議会とも議論してまたフィードバックして、最終的に議会のほうで決めていただいたと、そのように考えてございます。また、プールの有効利用とかそういうこと、また、ぽろろも含めまして、誘客問わず、これについてはこれからも、先ほどの一般質問もございましたけども、町民の満足度が高まりますよう、また行政コストに負担をかけないようやっていかなくてはならないと思ってございます。それと資材費の高騰でございます。新聞紙上ではいろんなことで影響の大きさを報道されてございますけども、先ほど申し上げましたように、現在の需要の高まりは木材につきましては輸入材でございます。アメリカから見たら国産材のロットというのはかなり少ないです。それで国産材の需要が高まるのではないかと想定されています。その影響がさらにロットの少ない道産材にまで影響するのではないかということで言われています。ただ、それらの実際的な部分については何も公表されていませんし、わからないわけでございますけども、私どもとしましては事業費の限度額、これに沿って事業を進めてまいるという考えには変わりはございません。それで事業費が飲み込まない、そういう部分が仮にあったとした場合、その場合については仕様の変更などで済むものなのか、または計画の一部を見直していく必要があるものなのか、それについては現状では判断できないものでございまして、町としましては、現在のところ施設の限度額、これに向かって進めていくという考えには変わりはございません。