みんなの議会

南幌町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月7日

中学生国際留学プログラム事業の見直しについて

2018年9月7日、南幌町議会の一般質問で、熊木惠子議員が「中学生国際留学プログラム事業の見直しについて」質問し、教育長が答弁しました。

質問者
熊木惠子 議員
答弁者
教育長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 熊木

続いて、中学生国際留学プログラム事業の見直しについて、小笠原教育長に伺います。国際社会で活躍できる人材を育成するために、外国の現地学校で短期留学及びホームステイにおける生活体験を通して、生きた英語力を身につけるため、本町では国際留学が行われています。対象は町内の中学生で、英語検定3級もしくはTOEICスコア400点以上を取得した生徒となっています。毎年、国際留学で学んだ生徒が参加した報告集会が開かれ、不安を乗り越えてさまざまな経験をし、現地で学んだ様子などが語られ大きく成長した姿を見ると、将来の確かな人材育成につながると確信します。現在の本町の英検3級取得率は20%程度との報告ですが、国では50%を目標にしています。こうした状況を見据えると、本事業は内容を検討する時期にきているのではないでしょうか。本年3月の予算委員会でも派遣先を含め意見が出されました。そこで、次の3点について伺います。1、今後、英検3級取得者がふえた場合も、希望する生徒は全員参加できるのか。2、英語学習の場は広がってきているが、新たな留学先の選定の考えは。3、英検3級取得に向け努力する生徒への支援は理解するが、英語以外で努力している生徒への配慮や公平感はどのように考えているか。

答弁 教育長

中学生国際留学プログラム事業の見直しについての御質問にお答えします。本事業は、国際社会で活躍できる人材を育成することを目的に、外国の現地学校での短期留学やホームステイにおける生活体験を通じて、生きた英語力を身につけるため、平成26年度よりカナダのバンクーバーへ派遣しており、本年度まで35名が参加し、英語への学習意欲の向上が図られています。1点目と2点目の御質問については、国及び北海道教育委員会では、平成34年度までに中学卒業段階で英語検定3級以上の取得率の目標を50%としていることや、新学習指導要領において、平成32年度から小学校3・4年生で外国語活動、5・6年生で外国語が本格実施されることにより、今後、英語検定3級以上の取得者がふえることが予想されるため、日程や派遣先、参加要件を含め検討してまいります。3点目の御質問については、留学中はホ-ムステイでの生活に対応できるよう、英語の習熟が必要なことから、参加要件を英語検定3級以上としています。そのことから、本事業においては英語以外の条件設定は考えていません。

再質問 熊木

教育長に再質問させていただきます。今の御答弁の中で、日程や派遣先、参加要件を含め検討していくっていうことでした。先ほどの議会でもありましたし、先日の報告の中でもあったように、今現在の南幌中学生の取得率が20%、それで平成34年まで国の方針としては50%を、というふうになっています。この英語検定を受ける、それで努力をしていろいろこう受けているんですけれども、なかなか学校の英語教育の中で、本当にこうその3級を目指すってことは、なかなか困難なことも予想されるんではないかと思います。やっぱり塾に通うだとかいろいろそういうことをして取得に至っているってことが多いんじゃないかと思うんですけれども、そうなってくるとやっぱり塾に行ける御家庭とかで、そういう子供の環境とかを考えたら、なかなかそこでも公平感が保たれないなと思うんですよね。努力することと、それがイコールになかなかならないっていうことで、どの子供たちもやっぱりいろんな目標に向かって努力をされている。そのことをやっぱり、もっともっと見てあげる必要っていうか、そういう必要があるんではないかなと思います。確かに、この事業は国際留学で要件も3級取得ということになっているんですけれども、そういう意味でやっぱりこう検討する時期に来ているんではないかなと私は思います。3級取得が50%以上っていう、そのことだけではなくて、その辺をどのようにお考えか、再度伺いたいと思います。またこの事業が始まる時に、候補地の選定があった中でカナダのバンクーバーが一番安全だっていうか、そういうことでなっていると思うんですけども、この事業が26年から始まって、ことし4年ですね、その中で、ほかにもこういう候補地があるとかね、そういうようなことが実際に検討とか、今までされてきているのか。候補地を広げるっていう意味で、そういうこともされてきているのかどうかちょっと伺います。あと英語を話す国っていうのは、本当にほとんどが英語が主っていうか、そういうふうになっていると思うんですけれども、いろいろこう安全面とか、やっぱり治安とかいろいろ考えた時に、どうしてもそこだけになっちゃうのかなと思うんですけれども、やはり費用の面だとか、3級取得者がたくさんふえた時に、全員を行かせるとなった時に、やはり町の支出財源とかもふえていくっていうところで、そういうところもやっぱりこう検討して、幾つか候補地を絞っていくってことが必要ではないかなと思いますので、そこちょっとくどくなったんですけども伺います。あと、以前私たちも視察した町では、海外留学も含めて希望する生徒にいろんな研修を取り入れていました。そこは埼玉県だったんですけれども、例えばその要件を英語何級以上とかということではなくて、希望する生徒に、例えば北海道での研修でいろんなことを学ぶとかね、そういう何か三つぐらい何か候補があって、そこに希望する生徒を人数がどうなっているかはあれだけど、個人負担もあるけれども、そういうことを取り組んでいたんですよね。そしてその全校で、その発表っていうかそれをしながら、参加しなかった子供たちもそれを聞くことによって、次へのチャレンジ精神を培ったり、いろいろ知識を広げるっていうような取り組みをされていて、やっぱりそういうような形ってすごく望ましいなっていうふうに感じたんですけれども、何かそういうようなことを考えるっていうような余地はあるのかどうか、それも伺いたいと思います。あと要件にはないんですけれども、本町はスポーツ少年団とかもすごく盛んで、各種競技で活躍して全道大会とかに参加しています。また、文化面でも吹奏楽部など、日ごろの練習が本当に功をなしてすばらしい演奏で、学校の中だとかその町内でも、いろいろこう町民を楽しませてくれる。やっぱりこういうことがやっぱりこれからの未来を背負っていく生徒に、本当に大きな期待を私は寄せています。そういう意味からも、やはりもう少しその国際留学プログラムだけではなくて、いろいろこういう事業が、少しふやせるような内容をぜひ検討していただきたいと思うんですけれども、答弁お願いしたいと思います。

答弁 教育長

熊木議員の再質問にお答えを申し上げます。国際社会でも活躍できる人というのは、多くの親御さんが願っていることだと思います。それで、この制度を導入した目的は、あくまでも生きた英語力を身につけると。そして現地の生活を自分の目で見て感じていただくと。グローバル化社会の中でも、頑張っていける子供になってほしいという願いでこの制度をしたわけでございます。そういったことを考えますと、少なくとも今の国際留学制度では、現地にホームステイをしておりますので、やはり基礎的な英語ができていないと、ホストファミリーとのコミュニケーションもなかなかとれないのではないかなというふうに思います。そういったことからですね、一つには英語検定を条件とさせていただいてございますけれども、英語検定の3級っていうのは、中学校卒業程度のレベルというふうにされております。身近な英語を理解し、また使用することができるという、うたわれ方をしておりまして、本町の先ほど言いましたおおむね20%の取得率、これを平成34年度までに50%にしていくという国あるいは北海道の計画の中で、本町としては確かに先ほど言われたように、塾に行ってるお子さんは確かに英語科等でそれなりに3級取得に向けての勉強もしているというのは聞いております。したがいまして、塾に行っていない子供さんとの差をどう減らすかということも、教育委員会としてはやはり考えていかなければならないと思っております。今現在、本町の公設学習塾については、数学をことしから取り入れております。それで、ALTも今1名、小学校のほうへも学校の中に入って来て一緒に英語の授業、小学校の先生と一緒に入って生の英語を身につけていただく方法をとっておりますけれども、次年度、公設学習塾の数学のほかに、英語も取り入れることができないのか、今後教育委員会の中で検討していきたいと思います。それがかなえばですね、また違った形で子供さんたちも英語に親しむ機会がふえるし、また英語検定に向けてそれなりの努力をしていくことも可能かなというふうに思っております。それから、海外の関係ですけれども、まだ具体的に候補地の検討はしておりません。ただ、やはり今の子供たちの取得率がどんどん上がって50%に近づくという数字になってきますと、やはり30人前後の子供たちになってこようかと思います。そうすると、やはり中学校の現在の全道大会の部活動の日程もございますし、いろいろと期間の限定がされてくることも事実でございますので、近い国、東南アジア近辺も想定に入れながらですね、英語を母国語としているアジア圏の国々の派遣についても、日程を含め検討させていただきたいというふうに考えてございます。以上です。

再質問 熊木

ありがとうございました。今教育長から、いろいろ質問したことについて、答弁いただきました。候補地の検討も、いろいろ進めていくっていうことで伺って、まずよかったなと思います。あと子供たちが、私たちは報告書っていうのをいただいていますよね。中学校の学年の中で、全校の中でこういうような集会で子供たちが学んだことを発表する場っていうのは、当然やられてると思うんですけども、そういう中で子供たち同士がやっぱり啓蒙し合って、本当にこうその英語を身近なものにしてくっていう形になる、すごくいい機会だと思うんですけども、そういう中で教育現場では、そこがどのように評価されてるっていうか、そういうのがもしわかればそれちょっと伺いたいと思います。それから、さっきALTの話もありましたけれども、小学校でも外国語活動が入れられるっていうことで、先日もニュースとかで教員の英語に対する指導について、不安を持っているっていう教員がすごく多いってことがパーセンテージも示されて、新聞等とかにも出ているんですけども、本町の場合は特にその英語教育について、教員への指導っていうか啓蒙っていうか、その辺はどういう形になっているのか。もし取り組んでいることがあれば、それを伺いたいと思います。もう1点なんですけれども、南幌町には外国人の居住者が結構な人数いらっしゃると思うんです。それで、そういう方たちにやはり何かの事業として参加していただいて、町民が中学生の国際留学をきっかけに、町民も町の中で生きた英語を身につけるような、何かそういうような取り組みっていうのを、生涯学習とかそういう場の中でできないものかと思うんですけれども、そういうところを検討されたことがあるのか、伺います。

答弁 教育長

熊木議員の再々質問にお答えいたします。1点目の関係でございますけれども、参加された子供たちにつきましては、当然学校の中でも報告会をしていただいてですね。在校生の子供たち、要は下級生の子供たちもそうなんですけれども、やはりその報告の内容に夢を膨らませて、ぜひともという子供さんたちは確かに多くございます。やはり行かれた経験というのは、その学校のみならず社会教育と教育委員との合同懇話会の中でも、あるいはその中の全体の育成会の会議の中でも、その辺の発表をしていただきながら、少しでも多くの方に参加の実体験、感想等を述べていただく機会を設けさせていただいているところでございます。それから、小学校教員の英語の関係ですけれども、やはりその英語を専門に、今の先生方が大学、この教員資格を取るためにやってきたことではないことでございますから、やはり不安はないといったら嘘になると思います。そういったことから、道教育委員会のほうで、ことし全道の各先生方のいろんな研修会の中において、この英語の部分について、外国語教育ということで、研修会を数多く開いております。本町の先生方につきましても、多くの研修に参加していただき、子供たちのこの英語にかかわる教育に不安のないように、進めていただいているところでございます。あわせまして、今現在、本町のALTのほうも学校の現場の先生方のそれぞれのアドバイス的に、いろいろ授業の仕方についても御指導をいただいておるところでございます。3点目の、町内在住の外国の方々のいろんなことへの参加ということでございますけれども、私のほうもやはり数名、町内で英語等堪能な方というのを承知しております。生涯学習サポーターとして今後、例えば放課後子ども教室とかいろんな事業にですね、参加していただけるように、事業参加等、積極的に啓蒙していきたいというふうに考えているところでございます。以上です。

出典:南幌町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月7日 議事録 PDF(20ページ) 間違いを知らせる