南幌町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月12日
南幌高校の存続とまちづくりについて
2017年12月12日、南幌町議会の一般質問で、志賀浦学議員が「南幌高校の存続とまちづくりについて」質問し、町長が答弁しました。
- 質問者
- 志賀浦学 議員
- 答弁者
- 町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 志賀浦
去る10月30日に総務委員会を開催しました。その中で南幌高校について、総務委員会を代表して聞いてほしいということで本日の質問に当たりますので、総務委員会の総意だと思って受けていただければと思います。南幌高校の存続とまちづくりについてということで、町長にお伺いいたします。11月24日北海道教育庁並びに空知教育局より、これからの高校づくりに関する指針(素案)についての説明会がありました。全国的に少子化が進み人口減少がみられる中、南幌高校もここ数年間定員割れが続いており、南幌高校支援施策の効果が出ていないように思われます。まちづくりで「子育てのまち南幌」と打ち出していくためには、住民の移住・定住及び出生率の増加が不可欠であり、そのための環境として小学校、中学校、高等学校の教育環境の充実が必要な要素の一つであると考えます。そこで、町長は住民の定住を確かなものにするため、また子育てのまちのために南幌高校の存続をどのような施策をもって支えていくのか伺います。
答弁 町長
南幌高校の存続とまちづくりについての御質問にお答えします。先般、これからの高校づくりに関する指針の素案が示されたことから、関係者への説明会を開催させていただきました。この素案と現在の南幌高校の現状を照らし合わせてみると大変厳しい内容であると捉えています。南幌高校に対する支援につきましては、これまでも歴代の学校長、あるいは教職員の中で魅力ある高校づくりをどのようにしていくかの議論をいただいて、それをもとに議会とも協議した中で、進学入学金補助、資格取得補助の拡大などに加え、本年度からは南幌中学校からの入学者に対しての入学祝い金の補助、通学費の補助を行い、子育ての町としての支援に取り組んでいるところです。また、経済的な支援だけではなく、南幌高校が取り組んでいる魅力ある高校づくりをできるだけ多くの方に知っていただくため、町広報等を通じて情報発信を行っています。さらに先般、学校長と懇談を行った際には、学校祭の大学との連携や交通安全、共同募金など地域との連携を広げていきたいとの要望もありましたので、町としてもでき得る協力をしていきたいと考えます。本町には、保育園、幼稚園、小・中学校、高等学校、養護学校がそれぞれあり、まちづくりを進めていく上で、南幌高校の存続はきわめて重要であることから、今後も議会とも十分協議を行い、これまでの経済的支援、情報発信、地域との連携を継続して取り組んでまいります。
再質問 志賀浦
再質問させていただきます。本年3月にも同僚議員から質問があったかと思うんですけども、答えも3月と12月ということで変わることなく、ほとんど同じかなというふうに思っております。高校支援については、議会のほうも教育委員会と意見交換させていただきまして、その中で総務委員会で8項目の要望を出しました。その中で雇用を抜いたほか、3項目ほど昨年とことしということで実施されております。その点に関しましては、町長にも深くお礼を申し上げたいと思います。ただいかんせん、ちょっと実施時期がいいのか内容はどうだったのか。成果が得られてないのが現状かなというふうに考えてます。施策としては町長にもお骨折りいただいたので、その他また拡充していただければいいのかなと思ってますけども、その辺をよろしくお願いいたします。ただ、その中でですね、平成25年ですか、南幌高校振興協議会の中で、道教委に対して2間口維持の要望書を出しました。26年には1間口に決定がされましたけども、その後、その振興協議会を中心とする検討会的なものは開かれてないのが現状です。ぜひそういうものを継続していただければ、もうちょっと違った形で南幌高校をPRできるチャンスがあったのかなというふうに思ってます。今月の広報紙で特集を組んでました。取り組み内容は本当に、私たちは途中経過で知っていましたけども、頑張っているのかなっていうふうに思っています。ぜひ特集を早くやっていただければよかったのかなというふうに考えてます。これはきっともって入学志願を出すタイミングに合わせて出したのかなというふうに思ってるんですけども、年に2回ずつぐらいあってもよかったのかなというふうに私は考えています。その辺もし町長の考えがあるならお伺いいたします。あと今現状、先ほど言ったように大変厳しいです。平成27年20名、南幌中学から7名と。28年には19名、南幌中学からは4名。29年には12名、南幌中学校からは4名ということで、これはどこに起因してるのかなと思います。それはやっぱり魅力的な高校づくりというところに力を入れてなかったんではないかというふうに考えます。それは高校生自身、南幌高校自身、また地域住民、みんなが取り組んで巻き込んでやっていかなければいけなかったのではないかなと思ってます。議会は議会なりに支援はお願いしましたけども、ちょっと力不足だったのかなと思ってます。その中で魅力的な高校づくりで入学者をふやしていくためには、町長としてはどこに原因があるのか、もし考えがあればお伺いいたします。あと先ほど言ったように、南幌高校振興協議会、ここを通じてPTAや地域住民を巻き込んで、これから働きかけを拡充していくのかどうか。その辺もし考えがあれば、お伺いいたします。
答弁 町長
志賀浦議員の再質問にお答えをいたします。まず南幌高校、今いる先生方、それから子供さん、高校生、非常にいろんなとこで頑張っていただいております。議員も見られたと思いますけども、キャベッジマラソン、実は高校から大変負担になるというお話をいただいております。しかし、我が町としては南幌高校がやるキャベッジマラソン、南幌高校が主体にあると。そのことで、町民を巻き込んだ形で私はやれると思っています。町も応援をしますから継続して、人数は少なくなってもやりましょうということで、現在も継続させていただいております。そのほか、町内でいろんなイベントがございます。高校生に来ていただいています。非常に町民からも、南幌高校生が来ていただいてるということで、理解をいただくと同時に、励ましの言葉もいただいております。こういう環境をもうちょっと早く、先ほど議員から言われたように、早くつくれなかったのかなと。努力をしながらいるわけでありますけれども、やはり時の指導者等々、うまくマッチングしないと、なかなか町だけ一方的にやってもなかなかできないというのは現状であります。しかしながら、それに手をこまねいているわけにいきませんので、私どもからいろいろお話もさせていただいて、また議会の皆さんから議論いただいた部分を含めて、どうあるべきかということで、させていただいているところであります。魅力ある高校づくりをやっていて、どこか原因があるのではないかという分野であります。子供さんたちにとっては、南幌高校と言わず全部の高校を含めていくと、どこにも自分の能力を高めやすい、そういう環境にある、臨みたい。自分の思い描いたものに臨みたい。そういうところにトライできる環境にやるのも一つだと思っております。また、南幌高校もあるのは十分、これは中学生の皆さんもわかっていて、そこと今の高校とどう結びつけるかということになると、これはなかなか難しい問題で、高校ともいろいろ議論をさせていただいて、行きやすい環境、それから出やすい環境をいろいろ整備をさせていただいてるのですが、なかなかマッチングしてないというのは本当に申しわけないなと思いますが、町としてできる限りのことは、今やっているつもりでありますが、まだまだそれがちょっと足りないのかなというふうに思っているところでございます。また、いろんなことで、いろんな皆さんの御意見も当然いただかなければならない分野がありますけれども、それよりはまず子供たちがどういうものを望んでるのかっていうのが、一番私は大事なのかなというふうに思っております。今いろんなところにうちの中学校出身の子供さんたちが、いろんな分野でいろんなところで活躍しているのも事実であります。だから、両方これをうまくやるっていうのはなかなか難しいんですけども、やはり高校も先ほど申し上げたように、まちづくりにとっては大事、先ほど言ったイベント等や行事にとっても高校生が手伝ってくれるということで、非常にいい効果も出ているということでございますので、私はそんなことをもう少し探りながら、高校あるいは中学校と連携を図りながら進めていきたいなというふうに思っております。また、今後拡大してどうなのかということでありますが、高校の振興協議会、これを中心にしながら、いろんな御意見をまたいただければと思っております。何より、できれば中学校の父兄と何とか話ができる機会があるとどうなのかなっていうのも、感触をつかみたいというのもあるんですが、やはりそこはそれぞれの立場がございますので、私のほうからどうのこうのとはなりませんが、振興協議会の中でいろんな方々がおりますので、その方々とお話をしていきながら、策をもう少し拡充できるのかどうか。それによってふえるのかどうかっていうことも検討はしていかなければならないなと。広報を今回、ちょうど志願の出すちょっと前です。アピールの機会にも当然なるという部分もあります。ただ、議員言われたように本当に1回でいいのかと言われると、これは検討の余地はあるなと。ただし、南幌高校だより、これは各世帯に行ってますので、そこにある程度目は父兄の方、町民の方見ていただいているというのもありますので、それらとどういいのか、違うのか。それらがある程度行き渡っていれば、それも活用しながら、そしてそういうタイミングを見て今回みたいに出すのがいいのかっていうことは、これから検討するのが一番いいのかなというふうに思っておりますので、どちらにしても最初に申し上げたように、高校があるということだけで、まちづくりというのは非常に変わっていくというふうに私は思ってますので、これから道教委含めて北海道の姿勢も問われると思いますので、何でも少なくなったらやめていいのかっていう問題と、南幌高校だから行ける子供さんたちをどういうふうに育てていくのか。そして、今回も本当に南幌中学校から高校へ行った子供さんたち、ものすごい成長してますね。高校3年生の方々が。そのことを見ていくと、やはりきちっと指導者に恵まれるといい大人に育っていくと、そういうのも見ましたので、できるだけ多くの方が来ていただけるようにいろんな声も出していきたいし、支援ができるものがあれば、また考えていきたいなというふうに思っております。
再々質問 志賀浦
再々質問をさせていただきます。今答弁いただきまして、十分理解しています、中身は。魅力づくりをどう発信するかっていうのは本当に難しい問題があると私自身も思っています。先週の土曜日ですか、なんぽろキャンプの報告会をやりました。その時に南幌高校の卒業生が1人駆けつけてくれていました。ボランティアで3年間キャンプに携わっていただいて、昨年卒業して、ことし専門学校に行ってる子です。3年・4年と見ているだけですごく成長していく過程が見えて、うれしく思ってます。ただ、僕らもそこをうまく発信してやれないのは、ちょっと歯がゆさがあるのかなっていうふうに思ってます。南幌高校、本当にいい子がいるのかなと。この間の学校説明の時にいた生徒もしっかりしていたなと思っています。もっとぜひこういう環境を残しながら、学校を存続させていただければと思ってます。話が変わりますけども、先月私は長野県の白馬村に公設塾をちょっと見学するために、白馬高校に行ってきました。その中でやっぱり何年もかけて検討協議会みたいなものをつくって、その中に分科会をつくってという状況で、住民を巻き込んで公設塾をつくってます。クラウドファンディングでお金を集めて運営してます。その中で講師はどこで出すんですかっていう話をしたら、応援大使、その辺を4名充てて年間1,600万円ぐらいで賄ってますということです。いろんな方法があるんだなっていうふうに私は思ってます。先ほど同僚議員も言ってましたけども、平成30年に小・中の公設塾ができる予定となっています。ぜひその中に高校生も交えてやれるような仕組みはできないものか。なんとか南幌高校、今在学している人は少ないですから、対象がそんなに大勢いるわけではないので、その中でうまくいい大学へ目指していけるような、そういうシステムをつくれないのかなと常々思ってます。その辺を30年、もしくは翌年に合わせてでも何とか検討していただけるのかどうか。その辺ちょっともし考えがあったら教えていただきたいと思います。まだ施策がどのように膨らんでいくかはわかりませんけども、次の3月の定例会には町長執行方針があると思いますので、その中で教育長の執行方針もあわせてですけども、何とか南幌高校に一触りできるような、いい執行方針ができ上がることを期待しますので、よろしくお願いします。質問は1問です。
答弁 町長
志賀浦議員の再々質問にお答えをいたします。公設塾に高校生もどうかというお話であろうかと思います。今大学の関係の連携もさせていただいております。以前、そんな関係で高校にも話はしたんですけど、なかなかうまくいかなかったっていうのも現実にあります。そのことも含めていろんなやり方があるので、一部だけにこだわらず、もう一度そういうものもクリアができるかどうかを考えながら、していきたいなというふうに思っております。今、30年から始まるのは、小学生・中学生を重点的にしていこうというふうに思っておりますので、その中に高校生がどういうふうに生かされることができるかどうか。今、頼んでいる講師の方々も含めていくと、高校生まで教えるのがちょっと難しい分野もありますので。そうなると先ほど言った江別市の4大学との連携、今江別市を中心にやっていますので、そんな中でできる機会がもしあればいいのかなと、一番早いのかなと私の今の頭の中ではそのぐらいしかないんですが、いろいろ今度検討する余地が今後出てくるだろうと思いますが、即できるって言ったら、今言ったようなことなのかなと。それもまだ何にも言ってませんから、できるかどうかっていうのはわかりませんが、どちらにしても南幌高校のために何かできることがあれば、率先してやっていきたいなというふうに考えております。