みんなの議会

南幌町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月9日

合計特殊出生率を上げる施策は

2017年3月9日、南幌町議会の一般質問で、菅原文子議員が「合計特殊出生率を上げる施策は」について質問し、町長が答弁しました。

質問者
菅原文子 議員
答弁者
町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 菅原

合計特殊出生率を上げる施策についてお伺いいたします。本年度、南幌町人口ビジョン、南幌町まち・ひと・しごと創生総合戦略が策定され、さらに平成29年度は第6期総合計画も始まります。また、本年1月には三好町長が4期目を迎えた重要な年であると考えます。数多い施策の中でも人口減少問題は喫緊の課題であり、中長期的な視野にたった問題でもあります。中でも重要なのは本町の合計特殊出生率の低下です。2000年では1.22、2005年では1.16、2010年では1.15となっており、全国の1.39、北海道の1.26を大きく下回っています。これは全国の1,741市区町村の中、1,679番目です。町では将来目標として、3年後の2020年は1.25、最終目標は2060年1.80となっています。団地・宅地造成により急激に人口が増加しましたが、2005年から進学や就職のために本町を転出する若い層が多くなりました。そのため近年では出生数が約40人ほどで横ばい状態が続いています。子供が少なくなると、少年団活動や中学校のクラブ活動など子供たちにかかわる環境に支障を来してきます。本町では第6期総合計画の中でも緑豊かな田園文化のまち、とうたっているとおり、空気も澄み子供を育てる環境はとてもいいと感じています。子育て支援にも力を入れています。しかしながら、小学生・中学生を対象とした本年度の全国学力学習状況調査の結果、本町の現状として基礎的学習内容が身についていないなどの課題が明らかになっています。これから子供を産み育てる若い方々にとって、教育環境が重要だという声も多く聞こえてきます。そこで町長に2点伺います。1、出生率を上げるための具体的な新たな施策には何があるのか。また、どのように周知を図っていくのか。2、子供を安心して産み、育てる施策として、町長の公約の中にある子供たちの教育環境の改善をどのように推進していくのか。

答弁 町長

合計特殊出生率を上げる施策は、との御質問にお答えします。本町では、昨年度にまち・ひと・しごと創生総合戦略の一環として、人口ビジョンを策定しています。この中で、短期的には移住・定住施策を重要課題として推進し、中長期的には子供の出生数をふやすこと、合計特殊出生率を上げていくことを方針として掲げています。一般的には合計特殊出生率が2.07で推移しないと人口減少が拡大するとされており、本町では大きく下回っているのが現状です。目指すべき将来の方向性として、親の夢や希望と子供たちが元気で活気あふれるまちにするための施策を推進し、将来のまちづくりを担う若い世代の結婚・出産・子育てをまちぐるみでサポートする取り組みを進めます。1点目の御質問については、合計特殊出生率を上げるための施策としては、町政執行方針でも述べさせていただいたように、安心して子供を産み育てることができるよう、保育所利用者負担額の見直しによる経済的負担の軽減や小学生以下の子供の医療費の無料化など、子育て世代への支援を行ってまいります。なお、周知方法としては、ホームページのほか、子育てガイドブックや移住パンフレットなどを活用し、札幌圏や道外でのイベントなどにおいても随時配布してまいります。2点目の御質問については、一人一人の多様な個性が発揮され、生き生きと学び育つことができ、全ての子供たちの持つ力を引き出す教育を実現するためのよりよい教育環境づくりとして、小学校における南幌町立小学校適正規模・適正配置基本方針に基づく、適正規模を維持するための町独自による教員を配置する少人数学級の導入をはじめ、中学校における外国の現地学校で短期留学を行う、中学生国際留学プログラム事業の継続実施、さらには、小・中学生の家庭学習と学習習慣の定着のための新たな取り組みである公設学習塾の開設など、子供たちの教育環境の充実を図ってまいります。なお、議員御指摘のとおり、合計特殊出生率を直ちに上げることは容易ではありません。私は、福祉や教育の分野だけでなく、第6期総合計画に基づく子育てに関する施策や事業を着実に推進するとともに、安心して暮らせる生活環境や産業振興、公共交通など、多岐にわたる分野についても引き続き検討を重ね、次世代につながる夢のあるふるさとづくりの実現を目指してまいります。

質問 菅原

本年1月23日に三好町長の第4期目就任後の今回の力強い御答弁をいただきました。2つ目の教育環境のほうから、御質問させていただきます。私はこの教育問題としまして、町長の公約の中にある子供たちの教育環境の改善ということで質問させていただきました。この町長からいただきましたパンフレット(子育てガイドブックを提示)の中に書いてるんですけれども、私は先ほども言いましたように、移住定住に絡めまして、子供さんたちの出生率を上げるためには、教育というものがものすごく大きいと私は感じています。国による政策はもちろん大事になってきますけれども、高等学校に上がる教育費はものすごく高い、それからいろんなことの子供さんたちにお金がかかるからということが出生率低下につながっている現状ではないかと私は思っております。その中で教育ということで今町長からも思いを伺いましたので、これは質問はいたしません。1つ目の本町の人口出生率のことなんですけども、平成27年4月1日には8,051人の人口がいました。平成29年、ことし3月1日は7,762人、これは6期総合計画の中の平成34年7,788人、平成35年7,700人に、この人口推計の数字に5年後ですね、これにもう既に近づいてきているということでお聞きをしているわけです。私は今まで平成24年から平成28年第2回まで何度か、数えて6回、このような御質問をさせていただいております。平成27年からは、御答弁の中でまちづくり戦略チーム、それから第6期総合計画の中で検討いたしますという御答弁をいただきましたので、今回その集大成として御質問をさせていただきたいと思っております。一つはですね、爆発的に南幌に移住してきた要素は何だったのか。お伺いいたします。平成ですね、私もIターンの1人なんですけれども、私が移り住んでから下降気味になってきたのでちょっと残念な思いでいるんですけれども、その前はとてもたくさんの人たちが入ってきました。その爆発的な要素は何だったのか。町長として、お伺いいたします。それから2番目ですけれども、他町では国の地方創生を活用した若者定住のための公営住宅を建設しているところがあります。例としましては、町の公営住宅建設予定地に年次計画でハイグレードの三、四棟建て、2階建ての賃貸アパートを建てて、40歳ぐらいまで居住し、あとは家を建てるとか中古住宅を買うようなどして住み続けてもらう、これは子育て住宅として子供がいる人が限定と、例えばこういうことも考えられるんではないかなと思います。今町の政策としまして一戸建て住宅を建てています。これも大変好評で次々に埋まっているということで御報告はいただいておりますけれども、こういうことも一つの案ではないのかなと思います。うちは過疎債がないのでちょっと難しいという御答弁になるのかなという思いではおりますが、これも一つではないかなと。それから雇用施策としましては、例えば南幌版のCCRC、これをつくりまして若い女性の雇用を生み出すシステムづくり、これも若い女性がたくさん働くことにより、出生率が伸びる要素ではないのかなと私は考えております。これも雇用とそれから出生率に大変関係のあるCCRCだと思います。それから移住定住コーディネーター、これは以前私、質問をさせていただいた時に、6期総合計画の中で検討という御答弁でしたので、今までどのように御検討されてきたのか。それからその第6期総合計画の中でこのコーディネーターがなかったかと私は思っておりましたけれども、移住してきた方々が、町の財産とその時は御答弁いただきました。私を含めまして他市町から移り住んできた人たち、この人たちの考えなどを活用し、それから広く意見やアイデアをいただき、反映していくというお答えをいただいておりますけれども、これもどのように反映していかれるのか。どのような、広く意見やアイデアをいただきどのように反映されていくのか。それをお聞きしたいと思います。特に若い方々に出生率についての御意見やアイデアなどを伺う機会をどのようにしてつくっていかれるのか。町長はお一人で聞いて歩くのは本当に大変だと思いますので、横の連携として町を挙げてどのように体制づくりをされていくのか。それがもし検討されているのであればお伺いしたいと思います。あの町長の公約である夢のあるふるさとづくり、そのとおり私はまだまだ夢も魅力もつくる土台がたくさんあると私は思っております。その中で、今の4点について御質問させていただきたいと思います。

答弁 町長

菅原議員の御質問にお答えをいたします。それぞれいろんな取り組みをしているところでありますけれども、前、同僚議員から1個でいいからパンチ力があるものをやれって言うことと、それから広く長くっていう方々と皆さんいろいろあったんであります。今第6期総合計画がようやくできました。これに基づきながら町の指針ができましたので、私どもは当然進めていきたいというふうに思ってますし、当然、菅原議員はこれを一読して全部言っていただけると思うんですが、ここまでやってるところってのはあんまりないんですよね。ただこれを見て、浅く広くっていう方もいます。一生懸命やっていただいてるっていう方もいます。これはそれぞれの見方がありますから、私と菅原さんとは違う部分もあります。だから、そういう部分では仕方ないんですが、うちでやれる政策については今、私はかなりの部分でやっていただいているなというふうに思っております。それから今冒頭の一般行政報告で申し上げましたけども、新しく来ていただく方に移住定住で住んでいただいた方が来ていただいています。そういう方々が徐々に入って来るわけであります。ですから、私はうちの町に何も、あまり縁も何もない人に頼んでも意味がないっていうふうに思っております。それなら自分たちで、自分の町は自分たちで一番知っているわけでありますから、いいものも悪いものも。だからその中でやっていけばいいし、今回たまたまそうやって体験した方が来ていただけるようです。ですからまたその人たちの御意見を聞いて、こういうものに反映するか、また町の政策をどうして行くかというふうに思っております。特にうちは新たな職場がなかなかないんでありますが、今回ツルハさんの関係もありますし、またいろいろ今いろんな問い合わせもあります。そんなことで少しずつではありますけれども、パートさんも含めて、職域の場も広がっているところでありますが、なかなか目に見えて1,000人雇うとか、500人雇うっていうのはなかなかそれはないんですが、そういう地道な活動をしながら、まだ工業団地もたくさん空いてますんで、少しでも町民が使っていただけるような雇用の場を広げるために、やっていかなければならない。いろんなことを今私も、今の人生生きた中でいろんなこと考えてきました。何が一番今いいんだろう。よその町のいいのも確かにわかります。それはそこそこの町のつくりですから、私はそこはどうこう言えませんけども、なかなかこれは難しい。うちの町一つで解決できるものではない。北海道だとか国がある程度主導を持ってやらないと合計特殊出生率というのは、私はそんなにうちの町がやったから莫大に数字が上がるという問題ではないと。基本は、私は昔の体系ではないかなというふうに自分は思ってます。ただ、現実合うかどうかっていうのは、これはまた別問題であります。昔の家庭を、うちに入ってきていただいた団地の家庭の様子を見ていただければ、そういう体制が本当は今も構築できれば、何も減らないんじゃないかなというふうに思ってますが、これは我が町だけの政策でできるものではありませんので、道やら国にもお願いしながら、少しでも新しく入っていただく、うちにはそういう来ていただける財産がありますんで。これは、汗かいて頑張らないと皆さんに負担をかけるだけでありますんで、私はそういう意味でうちにあるものを生かしながらやっていこうということで、人材を含めてできるだけ町民からのアイデアやら発想やら御意見をいただいて、やっていくのが私の思いとしてはそっちが一番いいんではないかなと。確かに大学の先生だとかいろんな企業から来ていただければ、すばらしい案はできるかもしれませんけども、大学の先生はいかんせん、案はいいんですが責任はとれませんよね。だから、私はそういう意味でできるだけ町内の方々の御意見を広く聞いて、まちづくりは進めていきたいと。みんなでつくる協働のまちづくり、これが夢のあるふるさとづくりにつながっていけばいいのではないかなというふうに思っておりますので、そんなことを含めながら少しでも上がれるように、下がらないように努力をしたいなというふうに思っております。

質問 菅原

今御答弁いただきましたけれども、私もそのIターンのうちの1人です。私もよそからっていうか、入ってきて、南幌町のすばらしいところたくさん知っています。ですから私は今も住み続けているわけですけれども、やはりその出生率に関しましては、女性の考えというものがものすごく大きいのかなと私は思ってます。もちろんその家庭その家庭によりましていろんなこう事情もありますし、いろんなことで願いがかなわないということも多々あります。ですけれども、その出生率に関しましてはやはり女性、それから若い方、それから先輩方の御意見がたくさん必要なのではないかなと思うんですよね。それを1番目の質問の町民のニーズというところにもかかわってきますけれども、いかにその声を大きく吸い上げる、そしてそれをまた町政に反映していくか、それが私は大事なことなのではないかなと思います。その中でも、やはり今この議場に入っていられる方は男性がほとんどですよね。その男性の方々の御意見も確かに必要ですけれども、私はその女性が生み育てるための不安要素は何か、それからこの南幌町で育てていくために何が必要かということの御意見を吸い上げるのは、私はとても重要なことではないかなと思います。男性にお聞きするのもいいのですけれども、やはり気持ちがなかなかわからないのかなと。その中で、本町ではたくさんの私たち議員も含めまして、たくさんの女性の方々がいらっしゃいますから、その方々を通じてアイディアをたくさんいただく、その方法は何があるかと、私たち議員ももちろん考えます。またそれから町のほうでもまた考えていただいて、それが一つになれば、また一つで考えていくでしょうけれども、その女性を吸い上げる、女性の考えを吸い上げるその方策を、私はこの6期総合計画の中でお聞きできればよかったのかなという思いでおります。と言いますのも、平成28年第2回の時に、私がお聞きしました時に、第6期総合計画の中で皆さんの御意見を聞き、それから懇談もしていきますと、そういうお答えをいただいておりますので、私はあえてもう一度質問させていただいているわけで、そこのところについてどのように女性の声を聞き、それからどのように反映をさせていくのか、それを1点。それから先ほど雇用でツルハさんが来ていただくと、これはもう本当にすばらしいことで、町長以下皆さんの努力の賜物ではないかなと私は思ってます。そのツルハさんもそうなんですが雇用っていうですね、雇用も本町に連れてくるには本当に大変なことだと思います。ですけれどもうちのほうでは、本町では、この近隣市町にたくさん働くところがあります。そこのところに行く手だても私は考えていかれるのが私は一番の得策、今現状においては得策ではないのかなと私はそのように思ってますが、そのことについて町長のお考えをお聞きしたいと思います。それと先ほどですね、移住定住コーディネーターの話でしたけれども、例えばですね、私のように移住定住してきた方、その方にしていただくのも私はいいのではないかなと思うんですよね。皆さんにお聞きするというのもいいんですけれども、やはりその専従で置くというところが私は一番いいのではないかなと思います。で、その方に何か子供を育てるため、それから不安な要素、何かあったときにお聞きするということは私は一番大事なことではないかなと思います。私も実際に子供を連れてきました時には、いろんなことがわからず、誰に聞いていいのかもわからず大変苦慮したこともあります。ですから私は、移住定住に限ってしまいましたけれども、その産み育てることにも関しまして、私は出生率を上げるためにはこの移住定住コーディネーター、先ほど町長は外から連れてくるのはどうかなという御意見がありましたけれども、その中で私は、移住してきた私たちのようにここに移り住んでる人たち、いいところも悪いところも不安なところもたくさん知っている私たちのような移住してきた人たちに、誰か専従になっていただくのはどうかと私はその思いで、先ほどお聞きをしたんですけれども、その点について町長はどのようにお考えなのか、お伺いいたします。

答弁 町長

菅原議員の再々質問にお答えをいたします。本町での女性の声を聞けと、幸い議会に4名もおりますので率的には非常に高いと思います。当然、女性の代弁をしていると、私はそういう理解をしております。ですから、それから何も聞いてない、各審議会にちゃんと女性入れております。これがゼロだったら何も聞いてないという話になりますけれども、それぞれ私どもは代表として入れさせていただいて御理解いただいて御発言をいただいております。その方が7,762名の全部の意見を聞いてるわけでない、女性の立場としての発言もありますし、全町的な立場の発言もあります。常にそういう感覚を持って、私はやってるつもりであります。聞いてないということではないと思います。ですから手法として、菅原議員と私は違うだけだと思います。私は聞いてるつもりです。それから、いろんなお母さん方のお話も聞いたりいろいろしてます。だから議員が言ってることとお母さんが言ってることと違うから私が混線してるということです。こうやって言ってくれるけど、お母さん方が言ったときは違う。だから、その辺がどんだけ足を運んでいただいているかどうか。その辺も十分精査をしながら私はやらなければならないなということであります。それから、よそから来ていただく足の確保の問題、仕事に行く場合の足の確保、これもなかなか難しい、時間体もそれぞれ違いますし、今ある公共交通は利用していただく部分ではいいんでしょうけども、町が独自にやるとすると、なかなかこれはそんな簡単な問題ではないというふうに、一部、会社で迎えに来ていただいている企業もありますから、これは一概に、町がやるとかやらないとかっていう問題ではないかなというふうに思ってます。それとコーディネーター、専従ね。私はまだそこではないなというふうに思っています。そこまで来ていただく要素も人数がいるかどうか。私は専従を置いたからってそんなに爆発的にうちの町がふえるとかっていう問題ではないと思います。私はまちづくりをする上で、やはり町民の方々も含めて、そうやってやっていくほうが今は私はいいんではないかなというふうに思ってますが、世の中の動きがどこでどう変わるかわかりません。そうすると、例えば専従が必要な場合も出てくるか知りませんが、現時点では私はまだそこまでにいってないというのが私の思いであります。

出典:南幌町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月9日 議事録 PDF(50ページ) 間違いを知らせる