みんなの議会

七飯町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月7日

児童生徒の熱中症対策について

2023年9月7日、七飯町議会の一般質問で、川村主税議員が「児童生徒の熱中症対策について」質問し、学校教育課長 柴田憲、教育総務課長 俉楼司が答弁しました。

質問者
川村主税 議員
答弁者
学校教育課長 柴田憲、教育総務課長 俉楼司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 13番 川村主税

児童生徒の熱中症対策について。令和5年8月22日、北海道伊達市の伊達小学校で痛ましい出来事が発生しました。午前中の体育の授業終了後、小学2年生の女の子が突然意識を失い倒れ、その後病院搬送で死亡が確認されました。伊達市の気象データを見ると、驚くべき数字が浮かび上がる。このときの伊達市での最高気温は33.5度、これは統計以来の最高記録となっている。このような悲しい出来事が今後出てこないためにも、学校全体の熱中症対策や授業計画、さらには保護者との連携などについて、どのような対策を強化すべきかについてお聞きしたい。1点目、児童生徒に対しての熱中症対策はどのように行っているのか。(文科省等の指針等についても)2点目、各教室などの冷房設備の状況について。3点目、今後、長寿命化改修事業を予定している七飯、大中山中学校の熱中症対策も踏まえた空調設備等について。3点、お願いいたします。

答弁 学校教育課長 柴田憲

私からは1点目と2点目についてお答えしてまいります。1点目でございますが、文部科学省からは熱中症の危機管理マニュアルの例が示されておりますので、環境省及び気象庁から発表される熱中症警戒アラートなどを活用いたしまして、運動についての実施判断などの予防措置や、万が一熱中症を疑う症状が発生した場合の救急処置などを各町立学校において実施しているところでございます。日常的な学校活動における具体的な対策につきましては、各教室や廊下などに扇風機を設置し、送風、換気を行っております。また、小中学校ともに児童生徒には水やお茶が入った水筒を持参させており、休み時間だけではなく、授業中についても自己の判断で水分補給を可能としているほか、行事などでは必ず途中で水分補給する時間を設けております。特に体育の授業では、天気や授業内容にもよりますが、10分から20分置きに小まめに休憩や水分補給を行うようにしておりますが、授業科目や活動内容にかかわらず日頃より児童生徒に対して、決して無理をしないよう、体調が悪くなったときはすぐに申し出るように指導をしているところでございます。そのほか、保護者の方に対しましても、注意喚起のほか、学校における対策状況や熱中症対策用品の取扱い、家庭に対するお願いなどを主に安心メールを利用して各学校よりお知らせしております。今年の夏は記録的な暑さが続きましたが、今後も状況に応じて午前授業など授業時間の繰上げや臨時休業などの対応を行い、子供たちの命を守るための手だてを講じていきたいと考えております。2点目でございますが、北海道の所有施設を利 用 し て い る 大 沼 岳 陽 学 校 鈴 蘭 谷 分 校 を 除 いて、各町立学校には保健室に冷房設備が設置されているほか、七飯小学校では特別支援教室1室、藤城小学校ではパソコン教室1室にも設置されてございます。以上でございます。

答弁 教育総務課長 俉楼司(教育総務課長は2024年3月まで)

3点目は私からお答えしてまいります。学校の長寿命化改修工事につきましては、建設後46年が経過している七飯中学校を躯体の老朽化などの状況により改修の必要があることから、今年度建物の耐力度調査、またその調査結果を基に改修内容を確定し、工事基本設計、実施設計を策定すべく進めているところでございます。御質問にあります熱中症対策も踏まえた空調設備等の整備につきまして、令和4年9月1日現在の文部科学省の調査では、全国の小中学校の普通教室での空調設備設置率は95.7%ですが、北海道においては16.5%、渡島管内は3.0%の整備率で、北海道また近隣の市町においても設置が進んでいないのが現状でございます。しかしながら、昨今の温暖化の影響は学校現場においても非常に大きく、児童生徒にとって健康的で快適な学習環境となるよう取り組まなければならない喫緊の課題として認識をしております。これを進めるに当たっては、町の他の公共施設での整備等、また今後の施設整備の在り方などを関係部局で十分に検討してまいります。以上でございます。

再質問 13番 川村主税

それでは、何点か再質問のほうをさせていただきます。まず、判断基準ですよね。基になるというのが多分熱中症アラートの部分になるのだと思うのですけれども、その部分に関して今学校側のほうで、例えば気温が三十何度だからというのではなくて、多分計測計から指数みたいのを出して、それによっていろいろな、ここはもう活動しては駄目だとか、ここまではいいよと、そういう何か基準があると思うのですけれども、そ の 辺 の 判 断 基 準 に つ い て も し 分 か っ て い れば、1点。あと、例えばたしか今回夏休み終わって、登校 し て 次 の 日 が た し か 臨 時 休 校 で す ね 、 小 学校、中学校なったかと思うのですけれども、そういった判断を行う場合は、学校側で決定したものを教育委員会にまた報告するものなのか。学校と教育委員会のほうで話をして決定するものなのか、ちょっとその辺を教えてください。あと、今現行で行っている対策の中で、生徒さん、児童さんが水筒を持っていったり、休憩時間設けているということなのですけれども、実際よく本州の働いている大人の現場だと、そういう例えばクールダウンをさせるような場所とかも確保している民間企業さんもありますけれども、現実的に今保健室しかクーラーがないと。一部どこかあるということですけれども、クールダウンをさせるような場所が現時点であるものなのか。ちょっとそこの確認を1点。あと、熱中症指数を測る何か器械があるらしいのですけれども、実際は5,000円から1万円 ぐ ら い で 1 台 買 え る み た い な の で す け れ ども、現行として今そういうものが学校のほうに備付けがあるのかないのか。もしないのであれば当然そういうものが必要になってくると思うのですけれども、その点についてどのように考えているのか、1点。あ と 、 一 番 い い 考 え と い う の は や は り ク ーラーがついていれば一番いいのだと思いますけれ ど も 、 当 然 予 算 的 な 部 分 も あ る で し ょ う から、その辺について今後設置するお考えがあるかどうか、その1点。あと、注意喚起ですね。熱中症対策の注意喚起の例えば今YouTubeなどみたいなのでこういった部分で熱中症対策やっているというのを、やはり大人は、親御さん、また学校の先生は分かるのですけれども、実際子供さんがどこまで理解しているのかというのが分からないですから、そういったメディアを使った、今後熱中症対策に向けて活動ができるものなのか、その点についてお願いいたします。

答弁 学校教育課長 柴田憲

それでは、再質問にお答えしてまいります。まず、学校の熱中症アラート等の判断基準でございますけれども、まず熱中症アラートにつきましては、令和3年4月から本格的に活用されたもので、環境省及び気象庁から発出されているものでございます。こちらのほうで、暑さ指数いわゆる温度や気温、あと輻射ですね、日の当たりですとか、そういったものからの暑さ指数で33以上になった場合、気象庁の予報の区 域 で 発 表 さ れ る と い う こ と で な っ て お り ます。この基準でございますけれども、前回8月の始 業 式 の 日 、 あ と そ の 次 の 日 な の で す け れ ども 、 こ の 日 熱 中 症 ア ラ ー ト 発 令 さ れ て お り ます。この場合の基準なのですけれども、まず熱中症警戒アラートが出た場合、その時点で暑さ指数が33となっておりますので、こちらは環境省等が発出する熱中症の予防運動指針からすれば31以上で運動は原則中止となっておりますので、その場合、原則運動中止となりますので、七飯町の場合も当然中止しております。考え方なのですけれども、暑さ指数28から31、こちら気温で言えば参考で31度から35度まで、31度以上になりますけれども、この場合熱中症の危険が高く激しい運動や持久走など体温の上昇しやすい運動は避けるとされておりますので、このあたりから運動とか部活の中止の判断が出てくるところでございます。ただし、通常より低い指数、暑さ指数で25から28、気温で言えば28度から31度、気温で28度以上からでも熱中症の危険が増すとされておりますので、このあたりから部活動では短縮ですとか、屋外活動の中止を検討したり、体育などには授業内容の検討を行うこととなってくるところでございます。次に、休校の判断の順番ということですけれども、まず令和5年8月24日木曜日、この日始業式の日だったのですけれども、熱中症警戒アラートが発令されまして、この日は大沼岳陽学校を除いて午前授業の措置を取らせていただきました。その次の日令和5年8月25日金曜日ですけれども、この日も熱中症警戒アラート発令されまして、その発令されるという予測がございましたので、こちらのほうは全校臨時休業という形になりました。ただし、七飯中学校の3年生のみ次週の修学旅行準備がございましたので、3教時まで登校いたしましたが、一番気温が低い教室を使って活動しております。こちらの判断ですけれども、基本的には各学校長が休校もしくは午前授業の判断をしております。以前コロナ禍等でコロナの関係で七飯町と校長会のほうで協議して一斉に臨時休校等の措置を取ったこともございますけれども、熱中症 に 関 し ま し て は 、 地 理 的 要 因 等 も ご ざ い ます。気温ですとか湿度とかの要因もありますけれども、そういったことで各学校、状態がそれぞれ違うこともございますので、基本的には各学校、その学校を一番分かっている学校長の判断によって休校等の判断を今回行ったというところでございます。次に、クールダウンの場所ですけれども、先ほど答弁いたしましたとおり、各町立学校、保健室のほうに冷房設備が設置されてございますの で 、 例 え ば 体 調 が 悪 く な っ た お 子 さ ん が いらっしゃったり、そういった場合には保健室を利用して体調を整える、そういった形を取ってるところでございます。あと指針、暑さ指数を計測する器械でございますけれども、こちらのほうがいわゆる気温そして湿度、あと日射という日の当たりからの暑さ指数という熱中症に対応する指数を測定する装置でございます。こちらにつきましては、七飯町の場合、部活動を行っている中学校3校につきましては、暑さ指数を計測する器械は設置されております。ただ、小学校については、そういう計測できる装置はございません。ちょっといきなり急遽このような形で記録的な暑さが続いたということもあり、私どものほうで配置し て お り ま せ ん で し た 。 こ の 件 に つ き ま し ては、今各学校と購入に向けて調整しているということで、順次購入していきたいと考えておりますけれども、今こういう状況ですので、品薄等も考えられますけれども、七飯町といたしましては購入するということで調整しているということで御理解いただきたいと思います。あと最後に、注意喚起の活動に関してですけれども、こちらにつきましては各学校ごとに熱中症対策の対応というのが規模によって異なる部分が多くございます。例えば帽子をかぶったり、ネッククーラーを使ったりとか、あと水筒の中に入れるものの判断ですとか、そういった細かいこともありますので、現在各学校で安心メールを活用して、注意喚起を各学校に行っているところでございまして、常日頃より教員のほうからも子供たちについては、熱中症対策についての措置や気分が悪くなった場合の申出とかをお話ししているところでございます。現在のところ、一番早くスムーズに各家庭及び子供たちに伝わるのが学校及び安心メールと考えておりますので、一応そのようなことで御理解をいただきたいと思います。私は以上です。

答弁 教育総務課長 俉楼司(教育総務課長は2024年3月まで)

それでは、私のほうからはクーラーの整備という御質問でございますので、そちらについてお答えしてまいります。まず、先ほど質問に1点目お答えしてまいりましたが、なかなか北海道ではクーラー、冷房機の整備が進んでいないというのが現状でございます。これは今まで北海道が冷涼な気候だと言われていたところでございますけれども、今今年もそうですけれども、今後温暖化が進むだろうなという想定の中では、冷房は学校段階においても必要になってくるというようなものは教育委員会でも考えております。優先順位が高いのではないかということで捉えております。ただ、学校全部を冷房するというのは相当な事業費が必要になるということでございます。進めるに当たっても、小学校の低学年だとかで体温調整というか自分の意思をしっかり伝えられない子供たちのほうからするだとか、その学校の中でも、先ほど議員おっしゃっていた逃げ場所ということで、そこら辺を重点的にやって い く と い う よ う な 考 え も あ る と 思 い ま す ので、そこら辺教育委員会としての考え方も整理させていただいて、町としてはそのほかの公共施設の整備との兼ね合いもあるでしょうから、そこら辺をしっかり関係部局で整理をして検討し て ま い り た い と い う ふ う に 考 え て ご ざ い ます。以上でございます。

再質問 13番 川村主税

あと何点かなのですけれども、先ほど学校長の判断でということだったと思うのですが、例えば今説明していただいた熱中症アラートの関係で、ある程度28度から30度などが4項目ぐらいあったかと思うのですけれども、やはりこれも一般的な部分と児童生徒さんの体調とかそういった部分で、本来だと30度ぐらいでないとあれかもしれないけれども、その子によっては二十何度でも熱中症になる子はやはりなると思うのですね。その判断非常に難しいと思うのですけれども、やはり日頃からそういった、注意喚起もそうなのですけれども、配慮というのですかね、やはり子供さ ん の 状 況 を な る べ く 見 る よ う な 形 で 最 悪 のケースをならないためにも日頃からのそういった対応のほうをまずお願いしたいなというのが1点。あと、先ほどクーラーの部分、クーラーがあると多少違うのですけれども、建物内の部分に関してはクーラーでもいいと思うのですけれども、外で部活なりまた体育の授業となるとやはりそれなりの体感温度、例えば函館市内とかそういった部分で何度あっても、七飯町で若干高さが違うというケース多々あるかと思いますので、逆に函館市内で出てないから七飯町もいいのだではなくて、やはり七飯町は七飯町の部分できちんとそういった、先ほどの計測計の部分も き ち ん と 用 意 し な が ら 、 使 い な が ら 、 そ ういった部分考えての取組について、もう1点。2点、お願いいたします。

答弁 学校教育課長 柴田憲

学校長判断及び日頃からの対応ということでございますけれども、今年の夏8月につきましては、いわゆる真夏日、30度以上の真夏日が今年から過去5年で見ますと、令和元年から4年までは1日から6日程度ということでございました。令和5年今年につきましては、30度を超える真夏日が21日に達するという非常に記録ずくめの猛暑だったと考えております。ただ、これは今後も続くことを踏まえて、これは今後も続くことを考えながら私ども教育委員会、あと各学校で連携を取りまして、子供たちの体調管理、そして子供たちの安全を守るための措置を取っていきたいと思います。このたび、暑さによる休校等は初めての措置になりましたけれども、今後はそういうことも十分考えられるということで、ためらいなく危険が感じられる場合はこのような措置を取っていきたいというふうに考えているところでございます。計測器につきましても、そういったことで、中学校のみの現在配置となっておりましたけれども、速やかに小学校のほうにも配置していくと い う こ と で 、 今 学 校 と 調 整 し て お り ま す ので、御理解いただきたいと思います。以上です。

出典:七飯町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月7日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる