七飯町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月7日
公の施設に対する指定管理者制度の運用状況について
2022年9月7日、七飯町議会の一般質問で、若山雅行議員が「公の施設に対する指定管理者制度の運用状況について」質問し、政策推進課長 花巻亘、商工労働観光課長 磯場嘉和が答弁しました。
- 質問者
- 若山雅行 議員
- 答弁者
- 政策推進課長 花巻亘、商工労働観光課長 磯場嘉和
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 15番 若山雅行
次に入ります。最後、五つ目です。公の施設に対する指定管理者制度の運用状況について。地方公共団体が公の施設の設置の目的を効果的に達成するため、指定手続、管理基準等を規定した条例により期間を定め、かつ議会の議決を経て指定した法人、その他の団体に公の施設の管理を行わせるための指定管理者制度が、2003年の地方自治法の一部改正によって導入された。これは、多様化する住民ニーズにより、効果的・効率的に対応するため、公の施設の管理に民間の能力を活用しつつ、住民サービスの向上を図るとともに、経費の節減等を図ることがその目的とされている。当町も施設ごとの設置条例の中で、指定管理者による管理の規定を置き、指定管理者制度が活用されている。ついては、指定管理者制度の運用状況等について伺いたい。1、当町の公の施設で、指定管理者の管理としている施設の数は幾つか。また、それらの公の施設の指定管理料は、年間でトータル幾らか。2点目、上記の公の施設のうち、直近の指定に当たって、公募に対し複数の応募があった施設の数は幾つか。公募に対して1社のみの応募だったのは幾つか。また、公募によらず指定管理者の候補者の選定をなされた施設は幾つか。当町の指定管理者の指定に当たって、競争原理は働いていると考えているか。最後、3点目、指定管理者制度の例として、道の駅なないろ・ななえについて、住民サービスの向上や経費の節減等について、指定管理者制度の目的等は十分に達成されていると考えているか。以上です。
答弁 政策推進課長 花巻亘(政策推進課長は2024年3月まで)
1点目の御質問にお答えしてまいります。現在、七飯町の公の施設で、指定管理者の管理としている施設の数は九つでございます。また、これら指定管理料の年間合計額は、令和3年度の決算額で1億2,676万4,000円、令和4年度の予算ベースで1億2,693万1,000円となっております。2点目の質問にお答えをしてまいります。指定管理者の管理としている九つの施設のうち、直近の指定に当たって複数の応募があった施設はございません。ですので、公募に対して1社のみの応募であった施設は九つでございます。また、公募によらず指定管理者の候補者の選定がなされた施設はございません。なお、直近の指定に当たっては、全て1社のみの応募でありましたが、公募前の説明会の段階では、2社の参加があった施設が一つございます。また、現在、指定更新手続を行っている施設の中にも、公募説明会に2社の参加があった施設が一つございます。先ほどもお答えしたとおり、七飯町においては、指定管理者の選定に当たっては、全て公募によっており、その要件に該当する指定管理業務を担える能力を持った事業者のみが応募している状況にあることから、競争原理は働いていると考えております。3点目についてお答えしてまいります。道の駅なないろ・ななえに限らず、現在、指定管理制度を導入している施設におきましては、各施設所管課が算定した指定管理料の範囲内で施設の管理が行われており、毎年度、各施設所管課により業務状況評価も実施され、公表もされてございます。制度所管課としては、住民サービスの向上、経費の節減について、指定管理者制度の目的は十分に達成されていると考えてございます。以上でございます。
答弁 商工労働観光課長 磯場嘉和(商工労働観光課長は2024年3月まで)
それでは、3点目について、例として道の駅なないろ・ななえについてということですので、私のほうから答弁してまいります。指定管理者制度の目的等は十分に達成されていると考えているのかということですが、それについては、指定管理者制度導入に係る業務状況評価に関する実施要領に基づき評価しております。町ホームページでも公表しておりますが、直近の令和3年度の業務評価でも四つの項目全てで、仕様書及び事業計画の内容や目標を上回る成果があり、優れた管理運営が行われていることから、A評価としており、達成されていると考えます。以上でございます。
質問 15番 若山雅行
最初、指定管理者制度を使っている施設は九つということなのですけれども、これについては、ゲートボール場だとかパークゴルフ場というのは何か所かあるのだけれども、それは一つとして数えているということでいいのかどうか、そこのところを一つお願いしたいと思います。それと、もう一度、公募に対して1社しか応募がないのだけれども、それで果たして指定管理者制度として、実質同じ方がずっと継続するようなこと、もちろん公募して、ほかの人も参入する機会は与えられているし、議会の承認を得た上で行われているので、形式的には問題ないと思うのですけれども、果たして、1社しか応募しないという状況の中で、指定管理者制度がきちんと機能しているのかどうかということをもう一度確認したいと思います。それと、公の施設についても、パークゴルフ場だとか七飯町集出荷予冷施設だとか、なないろ・ななえだとかいろいろあるのですけれども、それぞれ性格がいろいろ異なって、例えばなないろ・ななえの場合だと、明らかに商業施設と呼んでもいいのではないかと思うわけです。なぜかというと、指定管理者は決算をきちんと公表しているので、立派な会社だと思うのですけれども、利益が出ているわけです。なないろ・ななえの施設を使って業務をして、非常に七飯町の宣伝としても、道の駅としても評価の高いところなので、立派な運営をされていると思うのですけれども、決算において利益が出ているわけです。指定管理料を払っていながら、利益を出しているわけです。それに対してどのように考えるものかどうか、指定管理料を減らすとか、そういうようなことがないのかどうか。いっとき、納付金というか、そういうような形での対応も検討しているようなのですけれども、そこのところで、ほかの施設となないろ・ななえとはちょっと違うのかなという感じがするのです。なないろ・ななえの中で場所をもらって商売されている方については使用料を払っているわけです。だけれども、トータルで運営しているところには使用料を一切払わずに営業して利益を上げているわけです。それはいいことだと思うのですけれども、商売しているわけですから。それと、七飯町の指定管理というのと、そういう指定管理の仕組みを続けていいのかどうか、そこのところでもう一度答弁をお願いしたいと思います。それと、今回また新しく指定管理者公募要項で幾つかあれしているのですけれども、なないろ・ななえの場合については、納付金という、管理運営に係る経費等についてということで、納付金という項目があって、それに、相談という内容になっているのですけれども、これについては、今回と前回と若干変えるようなことがあったのかどうか、そこのところを教えてください。以上です。
答弁 政策推進課長 花巻亘(政策推進課長は2024年3月まで)
それでは、再質問にお答えしてまいります。1点目ですが、施設の数についての御質問であったかと思います。施設の数、九つとお答えいたしましたが、内容につきましては、議員お見込みのとおりでございまして、七飯町屋内ゲートボール場を1か所として、すずらんコート、ひまわりコート合わせて1か所というふうに数えてございます。七飯町パークゴルフ場につきましても、七飯コース、大中山コース合わせて1か所と数えてございます。以上でございます。次に、2点目でございます。1社しか応募がない状況ですが、これについて、競争原理は機能していないのではないかという御趣旨の御質問であったかと思います。お答えをしてまいります。1社しか応募ございませんけれども、我々は、指定管理者を公募するに当たって、あくまで公募した上で、指定を受けている1社に直接声をかけたりしているのではなく、あくまで公募をして、説明会を開催した上で、応募事業者を募って。手を挙げた事業者を選定委員会で選定をして、最終的に指定管理者としてございますので。もう一度お答えいたしますが、競争原理は働いているというふうに考えてございますので、御理解をいただけますようよろしくお願いいたします。
答弁 商工労働観光課長 磯場嘉和(商工労働観光課長は2024年3月まで)
それでは、私のほうから指定管理の利益についてですが、道の駅に限らず、全ての施設で指定管理料の対象となる管理業務のほかに自主事業を行い、自主財源を得ることができる仕組みとなっております。当課で所管しております大沼国際交流プラザでも物販などの自主事業を行い、利用者の向上に努めておりますので、御理解願います。また、納付金についてですが、令和2年12月9日、第4回七飯町議会定例会における若山議員からの一般質問の中で、「2期にわたり指定管理者から寄附金を受けているが、指定管理者との協定で、収益の一定割合等を町に寄附すると定めることをすべきではないのか」との御質問がありまして、そのときの答弁として、「次回募集時には、あらかじめ募集要項に規定するなど、指定管理者制度のよりよい活用のため、参考とさせていただきたい」とお答えしております。今回の納付金は、このようなことを踏まえての内容となりますので、御理解いただければと思います。以上でございます。
質問 15番 若山雅行
残り時間も余りないので、同じ質問になってしまうかもしれないのですけれども、道の駅なないろ・ななえについてですけれども、先ほど例を出した大沼国際交流プラザとか、商業施設と付属的に物品を販売するのとは全然考え方が違うのではないかと思うわけです。もともと道の駅なないろ・ななえは、物品を販売する、直近の令和4年3月の決算でいくと、売上高3億2,700万円上がっています。そのほかにテナント収入200万円、出店手数料1,100万円とかが上がっています。もちろんこういう収益が上がる前提でやっているわけです。その中で、令和4年3月では、税引き後115万円の当期純利益額となっています。併せて、繰越利益として2,800万円蓄積されています。こういう中で毎年二千何百万円かの指定管理料を払って、それで、その利益を出すものでいいのかどうか、そういうことに対して、いいのかどうかという考え方を捉えると、新しい公募要項の中では、指定管理料の縮減という項目で、「町と指定管理者は経費削減に努め、前年度の指定管理に係る収支が黒字となった場合は、翌年度の指定管理料を見直すなど、指定管理期間中においても、日々縮減することを目指します」とあるのだけれども、これについて、指定管理料が減額になった例というのは、毎年同じ、3年間契約したら、3年間同じ金額でずっと来ているのではないかというようなことで、そこのところを、そういうことが今まであったのか、今回だけあれなのかどうか。それと、今回、納付金の項目で、「指定管理者は、会計年度ごとの経営状況により利益が生じた場合、当該利益の一定額または一定の割合を乗じた額を町に納付することとします。なお、納付する額については、指定管理者が応募の際に提案し、毎年度納付することとします」となっていて、前回の応募要領とは若干違う表現になっているのですけれども、これについて考え方が変わったのかどうか、そこのところを質問します。
答弁 商工労働観光課長 磯場嘉和(商工労働観光課長は2024年3月まで)
それでは、お答えしてまいりたいと思います。建物の管理について、光熱水費ですとか、そういうものについて、公のところについては町のほうで負担しておりまして、要は営利に係る部分については、自主財源を基にその経費も出してくださいということですので、利益を出してくださいというのが趣旨ですので、指定管理料は、トイレですとか、そういう管理部門について指定管理料を出しているということで御理解いただければと思います。それから、今回の納付金の文言が変わったというところですけれども、そこについては、先ほど答弁しましたように、議員から質問がありまして、うちのほうでも、よりよい活用のために参考とさせていただいたというところで、少し改善させていただいたところでございます。また、指定管理料、3年間で固定でという、縮減するというところですけれども、電気料等について、節電するとか、いろいろございますけれども、あと、人件費についても、なるべく時間外はしないとか、そういう形でなるべく経費をかけないで営業していただくということで、御理解いただきたいと思います。以上でございます。
質問 15番 若山雅行
利益が出た場合の取扱いについて、幾ら納付すると正式に決める必要があるのではないかと僕は思います。昨日も議論になりましたけれども、行財政改革大綱でいろいろ経費削減しているときに、これだけ収益上げているのに、建物を提供して、火災保険まで町の負担でやっているわけです。その中で、利益出たときに町に一銭も入ってこないというのは、何か問題があるのではないかと思うので、そこについても、最後、答弁お願いいたします。
答弁 商工労働観光課長 磯場嘉和(商工労働観光課長は2024年3月まで)
事業の中でも、コロナであったりですとか、いろいろ様々な要因がございますので、その都度対応していきたいと思いますけれども、固定するという考えではなくて、あくまでも向こうから提案をいただいて、応募の際の選定のときの評価手法とさせていただきたいと考えております。以上でございます。