みんなの議会

中頓別町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月11日

中頓別学園構想の本質の問題を問う町民への向き合い方について

2024年12月11日、中頓別町議会の一般質問で、蓮尾純一議員が「中頓別学園構想の本質の問題を問う町民への向き合い方について」質問し、教育長 大島朗、町長 小林生吉が答弁しました。

質問者
蓮尾純一 議員
答弁者
教育長 大島朗、町長 小林生吉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 蓮尾純一

受付番号4番、議席番号1番、蓮尾です。本日は3件質問をさせていただきたいと思います。まず、1つ目、中頓別学園構想の本質の問題を問う町民への向き合い方についてということでお伺いします。建設の話が先行している学園構想ですが、前回も質問させていただきましたが、内容が依然として周知されません。前回答弁では11月中には内容を町民に説明できるとしておりましたが、率直な進捗状況をお伺いします。建設に合わせて内容を決めることはせず、理念やその共感を優先にした後に建設をして決めていくことが当然だと考えますが、いかがお考えでしょうか。このことは、教育委員会や学校が主体となり、保護者と共に考え、進める必要があると考えますが、現状教育理念などの詳細についていまだ説明がないとなると、最も重要なことが置き去りになっているとは考えられないでしょうか。何のために学園構想があるのか、それに通うことになる子供たちにとってどんな学校生活を送れる場所になるのか、普通の学校とは何が違うのか、いまだ明確になっていません。このような状況であるならば本当に学園構想は必要なのか、構想自体ただの学校の建て替えでしかないのではないのでしょうか。また、一般町民も利用ができる生涯学習施設とする旨何度も答弁いただいておりますが、既にモトマツダにて同様の取組はされております。空きスペースもある中、改めて建設が必要な意義を説明をお願いいたします。今回の入札に関する辞退があったことも含め、いま一度この構想の原点に立ち返る必要があると考えます。子供を持つ保護者の大半は、勉強ができる環境があり、冬場に暖かく、勉強する上で問題なく過ごせる環境があればそれで構わないという意見が大半です。建設に対する負担が増加するのであれば、増額し建設する必要はないという意見についてどう考えるかお伺いします。

答弁 教育長 大島朗

よろしくお願いします。ただいまの蓮尾議員によります中頓別学園構想の本質の問題を問う町民への向き合い方についてのご質問にお答えしたいと思います。中頓別学園の構想や教育理念については、7月30日、昼、夜2部で行った保護者説明会でもご説明し、その後質問、意見に対する解説を配布したところです。ただし、11月30日に予定していました第2回の説明会は、仮校舎生活の内容が多かったことから、入札中止に伴って延期とさせていただきました。ほかに8月1日にはこども園、小学校、中学校合同学校運営協議会で説明を行いました。また、新しい施設の大事な要素である図書室の活用促進に向けて、11月12日、13日に地域に図書室が出向く「図書室がおじゃまします!」において学園構想について説明を行いました。2日間で40名の皆様にご参加をいただきました。教職員とは2か月に1回の割合で教育課程に関わる研修や協議を行い、教育課程の具体的な内容について確認を進めています。子供たちとはこれまで小学校、中学校それぞれ5回ずつ学校づくり授業を行い、新しい学校を子供たちと一緒につくりあげています。今年度最後の授業は、12月11日、本日ですけれども、中学校で、12月20日に小学校で行われます。内容は、「地域の皆様と新しい施設、中頓別学園、中頓別の未来」と題して話し合う予定です。町民の方にもご案内していますので、多くの皆様にご参加いただければと願っています。これらの学園構想の具体的な内容や取組の状況については、毎月の広報と一緒に配布しています中頓別学園開校準備だよりで随時発信をしています。これらを通して進めてきた教育理念、教育課程の柱について保護者や町民の皆様に説明している内容については以下のとおりです。基本理念は、対話を通して多様な価値観の中で学ぶ共生、わくわくすることを大切にする好奇心、一緒にやってみる共創を柱に地域の資源である環境、自然を活用し、対話、協働をベースとした新しい時代の学びを進めるということです。具体的には、(1)、幼児教育積み上げ型の教育、これまで積み上げてきたこども園の自然体験や環境保育を土台に取り組みます。また、表現の豊かさとグローバル化を見据えた英語活動の充実を図ります。これらは、こども園から小中学校一貫した教育として取り組みます。(2)、UDL、ユニバーサルデザイン・フォー・ラーニング教育、子供たちの実態を踏まえ、学習者主体の学び、学習の多様性を優先する未来思考の教育を進めます。文科省からは、令和の日本型学校教育で個別最適な学び、協働的な学びと提示されています。これらは、全ての子供たちの可能性を引き出すという理念に基づいています。(3)、教育と支援の融合、全ての子供たちが必要な支援としなやかさを身につけるために、これまで取り組んできたなかとんネウボラ、若者ケア会議、子ども支援ネットワーク、教育支援センター、なかとんフリースクールを充実、発展さ、せて子供たちへの予防的支援を進めます。(4)、教育委員会と学校が同じ施設、全国でも教育委員会と学校が同じ施設というのは初めてになるそうです。これは単に同居ということではなく、地域の中の学校、地域が学校ということを体現できる施設、子供たちにとっては様々な人や社会の課題と向き合う外との学びを推進できる施設です。町の人と共につくる学校として、地域の方がいつも学校にいる日常を通して子供と町民の皆様の斜めの関係から互いに学び高まっていく、多様な知が集積し、新しい価値を生み出す施設になることを目指しています。人生100年学びの拠点基本計画にも明示されていますが、学校は子供たちの学習の場であるのみならず地域コミュニティー形成の核となるなどの多様な役割を担っていることを踏まえ、学校と地域社会や関係機関等の連携、協働を推進していくことが求められており、子供たちが町民の皆様と、町民の皆様が子供たちと日常的に交流できるコミュニティースペースの活用を進めることが大切です。子供たちにとって居場所だらけの学園、また施設全体を学びと捉え、あしたもまた行きたくなる学校となる魅力ある学びを創造することは、子供たちの学びの環境をよりよくしていくことであり、大人の責任であると考えます。急激に変化する時代の中で、一人一人の子供たちが自分のよさや可能性を認識するとともに、あらゆる他者の価値のある存在として尊重し、多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え、豊かな人生を切り開き、持続可能な社会のつくり手となることができるよう、その資質、能力を育成することが求められ、持続的で魅力ある学校教育の実現が必要です。以上を踏まえ、学園構想については、今後も町民の皆様のご意見を受け止めつつ、よりよいものになるよう協議を進めてまいります。また、引き続き情報発信を行い、町民の皆様と共によりよい未来につながる人生100年学びの拠点づくりを今後も進めていきたいと考えています。ご理解、ご協力を賜りますようお願いいたします。

再質問 1番 蓮尾純一

再質問させていただきます。1回生議員がちょっと生意気な口の聞き方になる再質問になるのをご了承いただきたいと思います。まず、私がさきに質問したことに対して真っすぐにご答弁いただいておりません。真っすぐに質問に対して答えてください。まず、何をいつ説明したのかは今私の質問では聞いておりません。時間の無駄です。一方的に行政側が町民に対し説明をしたという既成事実を述べているにすぎません。捉え方によっては、説明しているのだから、聞いていないほうが悪いと捉えかねられない今の答弁です。何をどこで説明したという事実ではなく、説明した内容の理解が町民から得られていないですよということを今述べています。今そこで歩いている町民の方に学園構想とは何ですかと聞いてください。役場の職員にも聞いてください。誰も答えられません。学校の建て替え事業だと答えます。この事業について内容を理解できていない町民が多くいることをまず真摯に受け止めてください。そういう気持ちを持ってください。学園構想の本質は、学校の建て替えではないはずです。当町で学ぶ子供たちがほかの市町村で学ぶこととでは何が違うのか、どのようなスキルを身につけられ、それが当町の未来にとってどんな意味があるのかの説明がなされていない現状の中、本事業から始まる町の将来、未来を見いだすことができません。幼小中教育へのどのような投資を行うのか、それが当町の持続的発展にどのような意義をなすのか、全く理解が進んでいません。だから、建設費の議論が先に立ってしまうのです。未来を語る上でこの構想が町にとってどんな意味を持つのか、それを商業的な言い回しをすると投資に値する事業なのかが議論されていないことを危惧しています。今の答弁に対し多くの具体性がないので、疑問点もたくさんありますが、かいつまんで何点かお伺いしたいと思います。教育課程とはまず何なのか。これは、単なる教科書や勉強内容の指導計画だと捉えてはなりません。ここから巣立つ子供たちにこの町に誇りを持ってもらい、この町や日本、世界でどんな未来を過ごしてもらうのかを考えるような教育課程でなければならないというふうに思っています。今国が出している教育課程はそのための内容であると、ここで説明できるでしょうか。国が出している指針を当町に丸のまま当てはめ、軸にするのは、それは正しいことでしょうか。軸にするのは危険だと思います。地域の皆様と新しい施設、中頓別学園、中頓別の未来に対して話し合ったとありますが、一般の方が医者の治療方法や薬の出し方のエビデンスを知らないように教育についても同じことが言えます。医療には様々な治療方法があると同様に、教育にも様々な方法や考えがあります。教育について様々な専門家の知見を聞き、それをエビデンスとして様々な考えを学び、議論し、話し合うことがあったでしょうか。あまりにも多くの時間を学校の構造や利活用をどうするということに時間が割かれていたように感じます。基本理念についてですが、対話を通して多様な価値観の中で学ぶ共生とあります。対話と会話はどう違うのか。ただしゃべる機会を増やせばいいというものではありません。価値観の変容が生まれるような対話をする機会は本当につくれるのでしょうか。また、どうつくるのでしょうか。わくわくすることを大切にする好奇心とあります。子供とその事物の接点はどのようにつくられるのでしょうか。好奇心とは、気づく力を源泉として生まれます。関心、意欲というのは、学力の一丁目一番地であります。学習内容の具体性を欠いた今の答弁では、それが可能でしょうか。一緒にやってみる共創を柱にとあります。集団的な人格に視点を当てなければ共創は達成されません。人口減少により生徒が減少する中、その土台や覚悟が今の現状で行政側にありますでしょうか。地域資源である環境、自然を活用しとありますが、活用と利用は違います。現状活用はできていないと考えます。今あるスキームを持ち込むつもりでしたら、ほかのまちでも掲げられる事柄です。利用をしている現状の教育であれば、保護者にとってはほかのまちでも教育の場の選択肢として広がりが上がってきます。今挙げただけでも看板として当町のほかの市町村でも掲げられることはできる上、具体性が欠き、実現に向けた心積もりができていることなのかと疑ってしまうようなことが答弁されています。また、大人の責任であると考えとあります。これまで責任を持って教育に取り組んできたと言えるでしょうか。この町の多くの卒業生に話を伺うと、大半はそうは答えません。かなり多くの方にお伺いをしています。未来や将来の見える教育という概念に対して不満が多い現状において具体的内容に欠くご答弁をいただいた今、今の構想で大人が責任を持つことなど可能なのでしょうか。言い方はよくないかもしれませんが、口先だけの理想を掲げているにすぎないように聞こえます。モトマツダについてここで述べられた答弁によると、子供はモトマツダを使うことは想定されていないのでしょうか。同様の空間がモトマツダにおいてもつくることは可能です。もう少し踏み込んだモトマツダではなく学園構想において必要な意義を答弁してください。勉強ができる環境があればいい、増額してまで建設する必要がないという多くの方の意見について今ご答弁はいただけませんだした。ご答弁をしっかりまともにしてください。この事業は、町の未来への投資であり、将来子供たちが町外から中頓別町に戻ってきて、起業をするなどして町を持続的に発展するために寄与してくれる、一旦外に出てもこの町で自分の子供を育てたいと思える教育方針をしっかり提示するなど、町の持続的発展を見据えた未来のビジョンを構想に持たせ、町民の共感を得ることが優先だと考えます。もちろんそれについては、共感を得られれば町民全体がそういう方向性に自然となっていかなければならないものだと思います。その関わりの中で生涯教育もとても重要だと考えます。これらの投資への理解が深まることで、それにより初めて本構想への理解が深まり、町民は建設費についても同意を唱えるのではないでしょうか。学校建設が先立った現状、今のままではとても同意を得られる状況にありません。優先事項が置き去りにされてしまった結果が今の建設費増大の疑念を持つきっかけとなっています。いま一度しっかり仕切り直しをして、構想について町民理解を得る必要があるのではないでしょうか。今後開催されるであろう付け焼き刃の建設費増加に伴う説明会だけでは済ませられないものだと考えられます。無関心ではなく、関心を持ってもらう、この構想は町に必要な事業だと認識してもらうことが建設費増加への了承を得られる唯一の道だと考えられますが、いかがでしょうか。できないのであれば、建設費増加に対して住民へ私もその必要性を説明することはできません、今の現状では。そのためには、開校を遅らせてでもその期間を設ける必要があると思います。以上、再質問とさせていただきます。

答弁 教育長 大島朗

ただいまの再質問にお答えしたいと思います。ポイントになるところをお答えさせていただきたいなというふうに思います。まず、学園構想については、建て替えだけではないということについてはもちろんそのとおりだと、議員のおっしゃるとおりだと思います。それで、内容について理解がされていないのではないかということについては、そういう状況であるということは承知した上で様々な手だてを取っているということはぜひご理解をいただきたいなと思っていますが、まだまだ足りないというところはご指摘のとおりかなというふうに思っております。教育課程のお話もありましたので、教育課程については簡単に言うと目標、内容、時数ということになっていますので、その目標についてどういうふうにしたらいいかということについて先ほど述べさせていただきました。学習指導要領ということがありますので、そこについて準じるということは当然でありますけれども、中頓別町にとって地域の実情や子供たちの実態に合わせて今後何が必要なのかということについて今大枠で進めているところがあります。これまで積み上げてきた教育のよさと、それから今後求められることについて具体化をしているということで、先ほど申し上げたとおり、協議を今進めていますので、それらについて少しずつ保護者や町民の方にお伝えをしているという状況だということはご理解をいただきたいと思っています。ほかの町村とということで比較をされていましたけれども、実は今まだ建っていないのですけれども、道内の町村のほうから視察をいただきました。道内でも多くの町村で、また管内でも多くの町村で今義務教育学校化をしようということで進めているということで、先ほど申し上げたとおり、視察に対して対応をさせていただきました。まだ建物は建っていないのですけれども、今のこの取組についてぜひ聞かせてほしいということで、不十分ではありますが、お答えをさせていただいたということで、私たちはそこからも学ばせていただいたり、視察をして先行しているところからも学びながら今進めている最中ですので、不十分だと言われればそのとおりですけれども、そういう構想を積み上げながら、皆様に提示できるように整理をしている段階です。今日もそうですけれども、子供たちと一緒に積み上げるだとか、それから町民の方とは1月7日にも予定をしていますので、ぜひそういうところでご意見も賜りながら進めていきたいというふうに思っています。そのことが関心を持っていただくということになるかなと思っていますし、既成事実云々ということでおっしゃっていただきましたけれども、実際のところ「町長がおじゃまします」でのご意見をいただいたり、それから期待をいただく声もありましたので、そこでも説明をさせていただきましたし、夏に行った「図書室がおじゃまします!」、今回秋に行った中でも、先ほど数字も挙げましたけれども、そんな形で少しずつ、議員のご指摘によりますとまだまだ理解されていないということもありますが、地道に少しずつ説明をしているという状況になっています。それで、たくさんの方を対象にしたということについては、なかなかできていないということはありますので、そこについてもこの後計画もしているところでありますので、そんなことでもぜひ皆さんと一緒につくるということでは私たちのほうでも提示をしながら進めていきたいと思っています。それから、保護者の方からの指摘のところであった保護者の大半は勉強ができる環境があり、冬場に暖かく、勉強する上で問題がなく過ごせる環境があれば構わないというふうに考えるということであります。もちろんそれは最低限度の状況かなというふうに思っていますけれども、よりよい環境を提供するということで考えることが教育の本質かなというふうに思っていますので、そこはもちろんそのように考えながら、今これから進まなければならない状況だとか外部の情報なんかもきちんと受け止めながら、中頓別町らしさというのは何なのかということも整理をしながら、先ほど申し上げたとおり、教育課程をつくっているということであります。完成品ということではもちろんない段階での先ほどの説明というふうになっておりますので、まだまだ足りないところについては、ご指摘のいただいたとおり、この後も積み上げるということで進めてまいりたいと思っております。以上です。(「モトマツダ」と呼ぶ者あり)

答弁 教育長 大島朗

モトマツダのところについては、子供が使ってはいけないということではありませんので、いろんな可能性があるということでは学園の離れ的な状況だとか、今子供たちが外に出て学ぶということをすごく社会と開かれた教育課程ということで言われていますので、その一環の中で活用するということについては必要かなと思っていますし、この後建設がもし始まったとしたら、仮校舎というふうになったときに様々な可能性も追求もできるかなと思っていますし、それをきっかけにしながら学園だけではなく、先ほど申し上げたとおり、学校から外に出て学ぶ、町全体が学びの場所となるような、そんな教育課程というふうに進めているところもありますので、モトマツダについても、どこまで使えるかということは別ですけれども、そんな中で町民の方との学びの場というふうにできるのではないかなというふうに考えています。具体的なところについてはまだ、今後検討させていただくということで、教育課程の中で進めることができるかなというふうに思っています。以上です。

再質問 1番 蓮尾純一

ちょっと私のもともとの質問、再質問に対してもなかなかずれながら答弁いただいているのかなと思うのですけれども、言わんとしていることはこの事業に対して詳細な部分が見えてこないということで、この事業をやることで町にとってどんな意義があるのか、将来持続可能な町をつくっていく過程においてこの学校がどういう立ち位置にあるのか、その説明ができない。だから、先ほど申したとおり、商業的な言い方をすると投資、この投資をしたときに将来持続可能な中頓別町を築いていくためにどういう位置づけになるのか。なぜこれをやらなければ将来の中頓別町にとってはなくてはならないものになるのかという部分が全く見えないのです。これは、根本として具体性を欠いているからだと私は思って、今までずっと何度も一般質問の中で質問させていただいていますが、全部ふわふわしているのです、内容が。このふわふわしたやつを町民が提示されたところで、具体的には何なのかが見えてこないから、ここに並べられているのは全部口先だけの決められた決まり事でしょうというふうに捉えられるのです。もうこの構想できて何年たちますか。何年もたちますよね。それなのに、いまだに具体性を欠いて、大枠での理念であったり、構想の部分をずっと言い続けているのです。いいかげん専門家とかを入れて、しっかり内容を精査していって、これが将来中頓別町に帰ってくる子供たちが帰ってきやすい、帰ってくるためのきっかけになることに対して必要な事業なのだ、学園構想なのだということをしっかり伝えないと、今の答弁のまま町民に対して説明をしても全く理解は得られないです、全く。今までやっていることで理解を得られていないのですから、それを何度も繰り返して、具体性を欠いたまんま同じことを繰り返しても、回数をこなすだけでは理解は得られません。内容をしっかりしたものにして、それを町民の方に対して説明するということを責任を持ってやってくれないと、事業は前に進まないと思います。これに対して内容が分からないまま私らも町民に対して聞かれたときに、説明を聞かれたときには学校の建て替えをする金額以外何も見えないのです。今一番最初の答弁で言っていただいた1、2、3、4の説明をしたところで、具体的な部分って何も見えないのです、町民からすると。これで納得をさせようなんていう金額ではないと思います。金額を考えてももう少し内容をしっかり考えておかなければいけないと思います。それについてお答えをお願いします。

答弁 教育長 大島朗

将来持続可能な社会ということでおっしゃっていただきましたので、具体的なところというところも含めて少しだけ補足説明をさせていただきたいと思います。先ほど再質問の中では触れることができなくて申し訳なかったのですけれども、人生100年学びの拠点ということで大枠でお伝えしているとおりですけれども、学校からの側面としてみると地域コミュニティーの核としての学校における強化ということが必要だと思っています。ですので、簡単に言うと地域の大人から学ぶことを本気で楽しむ環境を子供たちに提供する場というふうに具体化していきたいと思っています、学び続けられる。それから、地域からの側面からって考えてみると、大人になってからも自ら学び続けられるとか時代の変化に対応しながら生き方を実践できるということで、先ほどのご質問、細谷議員の中にもありましたけれども、大人もそこに行って、学ぶというと勉強するという感覚になるかもしれませんが、大人もそこで自分なりの生き方を実践できる場というふうに考えています。その一つとして図書館を学びの中核として、単なる本を置く場所ではなくて学びや交流が創造できる拠点とすると、町の人と共につくるそんな広場にするということで、事業としてみると大きなコンセプトを持っているということは補足をさせていただきたいと思います。それが具体的にまだまだ何をするのかということが見えないというふうなこともご指摘いただいていますけれども、そこについて具体的に何をするかということについてもう少し見えるように、この後は紙なり、言葉で説明できるようなということについては進める予定でいますので、順次ご説明申し上げたいというふうに思っています。

答弁 町長 小林生吉

私から少し答弁をさせていただきたいと思います。まず、今建てようとしている施設について大変大きな事業費ということで、この建設事業に対して町民の方が不安になったり、本当にこんなにお金をかける必要があるのかというふうに思われている実情というのは理解をしているつもりであります。ただ、これは説明がまだ足りていないところがあるのかもしれませんけれども、今建てようとしている施設は本当に義務教育学校として必要な面積相当に僅かに足したぐらいの施設だというふうに思います。ほぼ最小限度の施設の規模というふうに考えていて、その中に給食センターも、それから教育委員会の事務局も入って、社会教育も担うと。活用を多様にできるという中で、本当にコンパクトに収めた施設になっているということであります。これ以上小さな施設ということも考えにくいし、あるいは小中分けて整備するというようなことになったとしても今以上の大きな負担が生じるという、そういう状況だというところはまず申し上げておきたいというふうに思います。そんな中で、施設の整備が先行しているという印象が強くあるというところは率直に反省しなければならないところかもしれませんけれども、今考えている施設を有効に活用しながら、新しい教育の形を教育委員会、学校、地域、保護者の皆さん、一体となってつくっていく、そういう過程をこれからつくり上げていかなければならないのではないかというふうに思っています。先ほど本町の持続可能な地域づくりにおけるこの学校の位置づけという話がありましたけれども、私はやっぱりこの町が子供、そしてその子供を育てている保護者の皆さんのことを大切に思い、幼児教育から義務教育の過程、ここを地域全体として支えていく、町としてこの町で子供たちを産み育て、学ばせていきたいと思ってもらえるような、まずそういう環境をつくっていくということが必要不可欠ではないかというふうに考えているところであります。まだまだ説明として必要なところは改めて感じているところでありますけれども、そういう学校を核とした地域づくりをこれから進めていくというところをぜひご理解をいただきたいというふうに思います。

再質問 1番 蓮尾純一

答弁はいただかなくて結構ですけれども、再度私が言いたいところをもう一度伝えておきます。学園構想の本質は、学校の建て替えではないはずです。当町で学ぶ子供たちがほかの市町村で学ぶこととは何が違うのか。どのようなスキルを身につけられ、それが当町の未来にとってどんな意味があるのか。それが未来への投資であり、将来子供たちが町外から中頓別町に戻ってきて、どのような町の持続的発展に寄与してくれるのか。一旦外に出てもこの町で自分も子供を育てたいと思えるようなものにしっかりしてほしいというふうに切実に思っています。その理解ができていないから建設費の話が出てきて、内容が分からないものに対しての60億円、70億円という話は、はというふうになっているということを真摯に受け止めて、スピード感を上げて対応していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

出典:中頓別町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月11日 議事録 PDF(19ページ) 間違いを知らせる