中頓別町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月9日
町民の生活満足度について
2024年9月9日、中頓別町議会の一般質問で、蓮尾純一議員が「町民の生活満足度について」質問し、町長 小林生吉、建設課長 北村正樹、政策経営課まちづくり担当課長 野田繁実が答弁しました。
- 質問者
- 蓮尾純一 議員
- 答弁者
- 町長 小林生吉、建設課長 北村正樹、政策経営課まちづくり担当課長 野田繁実
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 蓮尾純一
それでは、2つ目の質問について移らせていただきます。町民の生活満足度についてというところでご質問させていただきます。行政サービスを提供する上で非常に重要となる生活満足度ですが、当町は残念ながら総じて高いものであるとは言えない状況であると考えております。満足度は、まず住んでいてお金がかかり、生活を圧迫しないかという部分も大きな指標になると考えております。前回の一般質問でも取り上げましたが、公営住宅は所得に応じ高額となるため、幾ら給料が上がっても生活は今のところ豊かになっておりません。所得と連動しない公営住宅は狭小であり、家庭を持った方にとっては使い勝手の悪い住宅です。民間アパートは比較的高額になってしまうため、選択肢として難しいことは少なくありません。上下水道は、決して安価ではありません。医療について恵まれた環境ではありません。日々の消費も町内では完結しません。医療や消費、遊ぶ場について不足を補うために、ほかの市町村に移動するために多くお金がかかります。これらは、満足度を下げる大きな要因です。そのような中、この町の仕事を選択していただいた方や自然や風土などを好み、町に住んでいただいている住民を大切にしなければなりません。現在進行している教育環境の充実はとても大切なことだと考えますが、まずこれら直近の課題にも真摯に向き合う姿勢が必要なのではないでしょうか。家賃の引下げが難しいようであれば子育て世帯への住宅補助を検討する。戸建てを促進したいのであれば速やかに助成額を変更する。町内で生活が完結しないのであれば交通移動に関する補助を検討する。子供の遊ぶ場所がないのであれば全天候型の公園を設置するなど当町独自の支援を行い、当町に在住する上で満足度を上げる必要があると考えますが、いかがでしょうか。
答弁 町長 小林生吉
蓮尾議員の町民の生活満足度についてのご質問にお答えしたいと思います。まちづくりの指針となる総合計画の策定においては、高校生以上の全町民を対象としてアンケート調査を実施しており、第6期総合計画策定作業、平成13年5月では町の仕事に対する重要度について聞き取りを行い、第7期総合計画からは満足度を新たに加えて実施、また第8期総合計画策定時、令和2年7月にはさらにパネル形式による幸福度アンケート調査も行ってきています。直近で実施した第8期アンケート調査結果では、保健、医療、自然環境保全に関する取組に対し満足度が高く、公共交通、町民生活、町民活動の取組において満足度が低い結果となっています。その上で生活満足度を上げるための居住環境に対する支援についてですが、公営住宅については現在長寿命化計画の更新作業を行っており、公営住宅などの現状把握、未来に向けての対応を検討しているところです。住宅補助に関しては、本計画の作成と併せて検討、総合的に判断していきたいというふうに考えています。個人住宅については、条例改正を行い、助成金を引き上げる対応をしていますが、昨今の建築費高騰により利用者が多くないのが現状です。今後の医療状況を注視し、さらなる引上げの是非も検討していきたいというふうに考えています。個人住宅のリフォームに対する助成金は、現行制度を利用しやすいようにという趣旨で改正に向けた作業を進めており、新年度から実施するよう、今内部的な準備を行っているところであります。町外への移動に対する支援については、消費流出が促進されるような交通費助成の創設は難しいと考えますが、町外の医療機関の受診に向けて、またはその仕組みづくりついて検討してきたいというふうに思います。また、全天候型の公園設置に関しては、教育委員会において新しい学校が完成した後に現在の郷土資料館の利活用の議題の一つとして検討していくということであります。町が取り組む各種施策に関しては、町民アンケート調査や事務事業評価などを踏まえ、随時見直しを行いながら、この町に住み続けられる環境を整え、生活満足度を向上させていくことができるよう努めていきたいというふうに考えています。
再質問 1番 蓮尾純一
今のご答弁をいただいて再質問させていただきます。まず、公営住宅のことの部分についてもう少しお話をさせていただきたいと思うのですけれども、非常に公営住宅に入っている方から不満が上がっております。寒いだとか、古い割には高いだとか、一般、普通の住民になりますので、築30年、20年の物件は普通の感覚でいうと、アパートの感覚でいうと普通価格は下がっていったりするものなのですが、隙間風が吹いたりカビが生えたりする物件にもかかわらず高いというような話もいただいております。視点が行政側とずれている部分があるのかなと思うので、ちょっとお話しさせていただくと、今ご答弁いただいた中では長寿命化計画の更新作業を行っているのですよね。長寿命化は、町の財産なので、その財産の延命措置をするのはすごくいいことだと思うのですけれども、実際にそれは住んでいる人のことは考えられていないと思うのです。例えば今壁を公営住宅で貼り直しましたと、でも壁を貼り直して暖かいかっていったら、そうではないのです。普通の家だとサッシも入れ替えるのですよね、断熱をするために。そういった視点が抜けているので、こういうことが言われることになっているのかなというふうに思います。なので、計画策定を行政主体で今行っていると思うのですけれども、ぜひ住んでいる公営住宅に入っている方々のご不満であったりご指摘であったりを聞くような機会を設けた上で計画の策定を行っていただいてほしいというふうに思っています。その上で総合的に判断をしていくというような形がいいのではないかなというふうに思っております。あと、リフォームについて需要も高まると思いますので、現行制度を改正するというのは非常にいいことかなと思うのですけれども、これについても同様でありまして、さきに私が言いました公営住宅の件と同じでして、本当にやりたいリフォームに対して対応できる内容であるのかどうかというのをどこまで把握してこの助成金を創設するのかというところが問題になると思いますので、どれぐらい意見を酌み取った反映されたものになっているのか、国の指針とか前例とか、ほかの町村でやっているものをまねしたようなものになっていないかどうかというところについてもお伺いしたいというふうに思います。
答弁 建設課長 北村正樹
今の蓮尾議員の質問にお答えします。公営住宅の長寿化計画を今年度更新作業を行っているのですが、おっしゃるとおり今までどおり外壁の改修をやってきたのですけれども、内装だとか断熱だとかというのは手をつけていない状況でありました。その辺を考慮しながら、今の長寿化計画という更新もその内容も組み込めるので、その辺も総合的に判断していきたいと考えております。公営住宅の検討委員会につきましても、今までは役場内部の組織で検討していたところがあるのですけれども、今年度これからなのですけれども、いつも一般質問に公営住宅を質問していただく蓮尾議員だとか宮崎議員とかもお声かけしていただいて検討委員会に入っていただくというのも1つ考えられるところなのかなと思っております。リフォームにつきましても、来年度をめどに今条例改正の手続を進めているのですけれども、単純リフォームではなくて、今考えていたのが、リフォームなので機能アップはするのですけれども、断熱改修だとか、あと脱炭素系ですよね、その辺にやっていただけるとつきやすいような条例というような内容を考えておりますけれども、その内容についても今言ったとおり公営住宅長寿化の検討委員会でも議題にしながら進めていけたらいいなと考えております。
再質問 1番 蓮尾純一
検討いただけるということで、先ほどの細谷議員の件にもありましたが、検討をぜひしていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。この中で、あとこういうふうに行政と町民の間で問題として一つの課題に対して乖離が起きてきてしまう要因の一つとして、この答弁の最後のほうにもありますが、事務事業評価の件です。少し前の議会でも私はお話しさせていただきましたが、事務事業評価に対して、町民の考え方というか、意見というか、評価がなかなか反映されていないのかなというふうに思うのです。行政の人は行政の中で事務事業評価しても、やはり本質、町民が抱えている、私は行政というのはサービス業だと思っているので、行政サービスと言うぐらいなので、サービスを受託する側の意見を吸い上げるシステムの一つとして事務事業評価などがあると思いますので、その場に、それこそ先日いただいた検討しますの回答に対する中にも事務事業評価のことは触れてありますが、行政の中だけで事務事業評価をしていくのではなくて、またそれを評価したものを公開するのではなくて、事務事業自体を評価する場に町民も入れることもぜひ検討を本当にしてほしいなと思います。今のシステム上、仕組み上なかなか難しいのかもしれませんが、逆にそれぐらいやらないと町民に対して真のサービスをすることができないというふうに捉えてほしいというふうに思います。真のサービスを捉えないと結局文句を言われるだけで働き損になってしまいますので、そういった事態にはならないほうがいいと思うのです。やっぱり職員も働いていて文句を言われるよりもやってくれてありがとうって言われた仕事をやったほうがいいと思いますので、前向きにそこの部分も検討していただきたいなと思います。
答弁 政策経営課まちづくり担当課長 野田繁実
事務事業評価の件についてのお話がありましたので、私のほうから一言申し上げたいと思います。従前から総合開発委員会という体制で総合計画のほうの進行管理をしていただいた目線もございまして、各課の重点事業となっているところに町民の方を代表して10名の方に対応していただいている外部評価委員会は従前からお話ししてきているので、そこは必ず引き続き実施をしていただきながらとは考えております。今お話のありました町民の方を加えてというところをいろいろと町長とも相談しながら、どう体制を整えられるか、ここでまた検討という言葉は使いたくないのですが、また違った目線での関係性でつくっていきたいなと思っております。
再質問 1番 蓮尾純一
検討してください。