みんなの議会

中頓別町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月17日

住民生活に必要不可欠な商店の早期開業をについて

2024年6月17日、中頓別町議会の一般質問で、細谷久雄議員が「住民生活に必要不可欠な商店の早期開業をについて」質問し、町長 小林生吉、産業課商工労働・観光まちづくり担当課長 矢部智彦が答弁しました。

質問者
細谷久雄 議員
答弁者
町長 小林生吉、産業課商工労働・観光まちづくり担当課長 矢部智彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 細谷久雄

皆さん、おはようございます。受付番号1番、議席番号6番、細谷です。それでは、議長のお許しをいただきましたので、通告に従い1点、住民生活に必要不可欠な商店の早期開業をについて質問させていただきます。中頓別町に不足している商店は、理髪店、クリーニング店、7月で店を閉める菓子店だと思います。理髪店は、男女を問わず髪を整えることは誰もが生活する上で必要になることであります。ましてや女性にとっては特に髪へのこだわりが一番強いのではないかと思います。我が町においては、4軒あった理髪店は1軒足らずとなりましたが、5月30日には1軒開業と大変喜ばしい出来事もありました。しかし、現状はまだまだ地域住民が不便を感じていると思います。私は、理髪店は住民生活には必要不可欠なものであり、地域づくりには欠かせないものであり、クリーニング店及び菓子店も同様に考えています。クリーニング店がなくなったことにより困っている住民は少なくないと思いますし、菓子店もなくなることによって不便を感じる住民も多くいると思います。行政が行う事業と民間が行う事業はそれぞれ違うと思いますが、本町で暮らす住民が満足できる住民サービスを受けられるように住民生活に必要不可欠な商店の早期開業は検討すべき課題だと思いますが、町長の見解をお伺いいたします。

答弁 町長 小林生吉

細谷議員の住民生活に必要不可欠な商店の早期開業をとの質問にご答弁申し上げたいと思います。本町におきましては、人口減少やコロナ禍等の影響で厳しい環境にあるにもかかわらず、商工業者によるたゆまぬ営業努力や確固たる技術に基づいた商品の提供により多くの商工事業が営まれています。そのどれもが町民の生活を支え、生活満足度の維持向上に大きく寄与していると考えているところであり、町としても商工会のまごころ商品券事業への補助等を通じ、町民の生活の質的向上及び町内商工業の振興を支援しているところであります。こうした支援を実施しながらも、全国の多くの自治体と同様に、残念ですが、当町における商工事業者の閉店、廃業が近年顕著になってきており、令和元年度以降の集計では事業者の閉店、廃業が11件ありました。その多くが事業主の高齢化や事業継承の機会逸失などによるものと推察されているところであり、当町の事業者の状況を拝察しますと今後も一定の頻度で閉店、廃業があるのではないかと危惧をしています。一方で、同時期に6事業者の開店、開業があり、特に飲食業の事業者の場合は近隣市町村からの来客もあるなど、新たな動きとして町の活性化に影響していることは大変喜ばしいと感じております。当町のような小規模自治体ほど一事業者が及ぼす住民への影響は大きいと認識しています。これまでも商工会や金融機関と様々な協議を重ねているところですが、令和6年4月に改正、施行した中頓別町商工業振興支援条例では、閉店、廃業を可能な限り最小限にするとともに、新規開店、開業や既存事業者の事業拡大を後押しする支援内容となっているところであります。引き続き町内商工業の振興を推進すべく、商工会や金融機関と緊密に連携しながら取り組んでいく所存であります。

再質問 6番 細谷久雄

それでは、ただいまのご答弁を伺いまして再質問させていただきます。まごころ商品券事業への補助などを通じ町民の生活の質向上を支援していることや令和6年4月に改正、施行した中頓別町商工業振興支援条例など、私は大変喜ばしいことだと思います。そこで、まず理髪店ですが、5月30日に歌登から来られた方が美容院を開業したことは大変喜ばしい出来事であり、今まで美容院が閉店し、近隣町村などに行っていた女性の方々は、町の声を聞くと大変喜んでいるのが現状です。しかしながら、男性が通う理髪店は1軒足らずとなり、私も3月いっぱいで閉店した理髪店に小さい頃から通っていたため、今から別の理髪店に行くのは若干の抵抗を感じ、土曜、日曜など地方に買物へ行ったときに理髪店に寄れば、都会の理髪店ってそうですけれども、うちは予約制ですからと散髪が行えなかったのが現状です。行政が行う事業ではないかと思いますが、住民が満足できる住民サービスを受けられるよう何とか中頓別町においても早期にもう一軒ぐらい開業していただき、住民生活に不便を感じさせない体制づくりをつくっていただきたい。次に、クリーニング店については、私は土木関係の職業柄あまりスーツやワイシャツなどを着るときは少ないのですが、冬に着たものなどを整理したときなどはクリーニング店は他町村のクリーニング店であり、中頓別町にないのが大変不便を感じているのが現状であります。今後この問題についても商工会や金融機関と連携しながら早急にクリーニング店の開業を行うべきではないかと私は思います。そして最後に、これ一番大きいのは、私はこれを言いたいのですが、お菓子屋の問題です。中野商店が7月中旬をもってお菓子屋を閉店いたします。これに伴い、中頓別町にお菓子屋が一軒もなくなってしまうのが現状です。中頓別町に約75年にわたってあった老舗菓子店を事業継続して、中野君、私はよく頑張ってやってきたなと思います。しかしながら、とらや菓子店から受け継いだ天北原野、鍾乳洞もなか、なかとんべつ砂金物語、砂金羊羹など、宗谷管内で一番人口が少なく、1,500人に切った小さな町ですが、中頓別町の名産がなくなるのは大変寂しい感じがします。私は、中頓別町の名産がなくなることにより町自体が何か衰退していくような感じも考えられます。この3点について、まず商工労働・観光まちづくりグループ、矢部課長の考え方と、小林町長にも考え方をお聞きしたいと思います。

答弁 産業課商工労働・観光まちづくり担当課長 矢部智彦

今細谷議員からご質問いただいたことについて私の考えといいますか、ちょっと述べさせていただきたいなと思います。まず、3点ご質問があったというふうに理解しております。理髪店の開業をしてほしいということですが、町として町営のそういった事業を行うということは少し難しいかなというふうに現在考えているところでありますし、細谷議員のおっしゃるとおり町民の方々の住民サービスがなかなか受けられない、思うような形で受けられないというところも非常に危惧しているところではありますので、町としましては商工会及び稚内信金中頓別支店の支店長をはじめとする関係各社の方と連絡、協議を重ねまして、例えば事業者を誘致するような活動に町としても参加できないかとか、そういうようなところで今後もいろいろな住民サービスの質の低下を防ぐような対策を検討していきたいなというふうに考えているところであります。個別の商店を町が誘致するとか開業するとかというところまでがもし必要であれば、そこはまた改めて議会の皆さんともご相談を申し上げたいなと思いますけれども、あくまでも民間の民業でございますので、町として既存の事業者がいる中でそこに開業するとかタッチするというところはまだまだ難しいかなと思いますので、条例、施行規則等々でいろいろな応援ができればなというふうに考えているところであります。クリーニング店につきましては、商工会のほうともいろいろとご相談をしておりますけれども、現状はなかなか難しいというところであります。こういったところも理髪店と同様になります。菓子店につきましては、おっしゃるとおり中野さんがその時期に閉店を考えているところでありますが、現状すずや菓子舗もございまして、すずやのほうでは町の特産として菓子の製造は行っていない、販売のみに今は特化しているというふうに理解しておりますけれども、中野さんも閉店の事情、ご本人の修行とかもありまして、いろいろとお考えがあってのことですから、残念ではございますが、そういった道をご本人選択されていらっしゃるので、そこは町としても応援できるところは応援したいというふうに考えているところであります。閉店してずっと戻ってこないというような選択ではないというふうに現状理解しておりまして、今後この先どうなるかというのは分かりませんけれども、例えば現在は中野さん以外でも、道の駅、なかとんべつ観光まちづくりビューローのほうでも特産となるべくお菓子の製造やパンの製造なども行っておりますので、そういった形でいろいろと町の特産品が今後もなくならないように商工業の振興支援をしていきたいというふうに考えているところです。以上です。

答弁 町長 小林生吉

基本的に今矢部担当課長が述べたとおりでありますけれども、担当課長のほうでもあったように、商工会や信金なんかとも昨年度からいろいろ協議を重ねてきています。こうした中で必要な対応を考えていくというのが町としての基本というふうにご理解をいただければというふうに思います。建設業なんかに関して申し上げてきたことでありますけれども、やはり災害等があったときに必要不可欠な事業者というのはあるというふうに思っています。言われているのはガソリンスタンドであったりとかというところもあると思いますし、今残念ながらうちの町にはないですけれども、ホームセンターみたいなところと市町村が提携して災害時に必要なものとかを速やかに地域の住民の方が確保できるような、そういったような視点に立って必要な商店等の確保をしていくという考え方は行政としても強く意識していくところだというふうには認識をしております。なかなか簡単に答えの出るところではありませんけれども、引き続き担当課において商工会、金融機関等との情報共有を進めながら、また一方で町民の皆さんが困っていること、ご不便を感じていることについても丁寧にリサーチをしながら対応を図るように努めていきたいというふうに思います。

再質問 6番 細谷久雄

やっぱり私が心配なのは昔からあった天北原野だとか、そういうとらや菓子店のお菓子、これもやっぱり私も自民党の会議か何かで稚内市へ行ったりしたら、各町村からお菓子を持ってきてくれと言われて、私はやっぱり天北原野だとか砂金羊羹をいつも5つか6つ持っていって、他町村との何かをやったときに持っていくのですけれども、やっぱりなくしてほしくないものだなと私は思います。そこで、私は町のホームページや広報などを通じて開店、開業をPRしているかどうか分からないのですけれども、その辺をPRするのはどうなのかなと考えますが、町の考え方を伺います。

答弁 産業課商工労働・観光まちづくり担当課長 矢部智彦

今のご質問にお答えしたいと思います。町としましては、今事業承継ですとか開業、副業なんかもいろいろと皆さんの後押しをできればというふうに考えているところでありまして、まず情報発信ということでホームページ、あとはSNSなんかを通じていろいろな情報を発信しているところでありますけれども、今細谷議員のほうでおっしゃられたような内容につきましても町のホームページや、あとは移住定住なんかの対象者に向けた外部向けのインスタグラム、そういったところでも発信していきたいなというふうに考えているところであります。

再質問 6番 細谷久雄

それでは、これで内容は分かりましたので、私の質問は終わらせていただきます。

出典:中頓別町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月17日 議事録 PDF(24ページ) 間違いを知らせる