中頓別町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月22日
5類引下げ後の状況はと題して5類感染症移行後の状況等について
2023年6月22日、中頓別町議会の一般質問で、宮崎泰宗議員が「5類引下げ後の状況はと題して5類感染症移行後の状況等について」質問し、町長 小林生吉、保健福祉課主幹 西巻俊英、教育長 相座豊が答弁しました。
- 質問者
- 宮崎泰宗 議員
- 答弁者
- 町長 小林生吉、保健福祉課主幹 西巻俊英、教育長 相座豊
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 宮崎泰宗
受付番号6番、議席番号5番、宮崎です。本日一般質問もいつもより長くなっておりますが、この私の質問で今回は終わりとなりますので、最後までお付き合いいただけたら幸いです。よろしくお願いいたします。事前に2問通告させていただきました。1問目は、新型コロナ対策、5類引下げ後の状況はと題して5類感染症移行後の状況等について伺います。新型コロナウイルス感染症が日本でも確認されるようになってからここまで3年半にも及ぶ期間の中で、国内ではこれまで8回もの大きな感染拡大に見舞われましたが、今でも終息には至っておらず、再び感染者数が微増していることから第9波の可能性も懸念されております。ただ、8波以降はそれまでのような感染の急拡大とまではならず、長く一定的となってきたことなどから、5月8日をもって感染症の分類としてはこれまでの2類相当という扱いから明確に5類と位置づけられたことになると思いますが、観光客も多く訪れる制限解除の影響を受けやすい北海道では増加傾向となり、中頓別町でも感染者の確認が続いていたと聞いています。特に学校での感染が多くなっていたようですが、現在の町内の状況についてはいかがでしょうか。施設内で感染が広がっている場合にはどのような対応が取られているのか。また、国や道からのお知らせに加え、「新型コロナ対策の取組について」という町としての取組の変化等についても配布されましたが、無理に廃止する必要がないものもあるように思います。例えば役場関連施設でのアルコール消毒液の設置は継続するが、検温モニターは廃止し、パーティションなどもふだんは外すというような意味合いとなっており、実際になくなっているように思いますが、撤去する必要はあるのでしょうか。確かに急になくなったと感じた方は多く、他の用途があるわけでないなら設置しておくにこしたことはないという声も実際にあると思いますが、これについてはいかがか。マスクについては、今でも着用している方が多いように思いますが、町として基本的に着用するというスタイルではなく、職員についても個人の自由としている中で継続している方が多いということなのか。加えて、防災無線を活用した注意喚起等については、今後もクラスターに該当するような事案が学校や福祉施設、病院、役場などで発生し、感染の拡大が予想される状況になっても住民がそれを知らずに施設を利用することになるのか、これについても改めて伺います。
答弁 町長 小林生吉
宮崎議員の新型コロナ対策に関するご質問にお答えしたいと思います。5月8日、5類に移行後の当町での新型コロナウイルス感染症感染状況は、6月8日までに22名が確認されています。小中学校で感染が確認されましたが、学校の指導の下、受診や休みを取るなどの対応が行われ、集団感染の状況には至っておりません。施設職員の感染も確認されましたが、適切な対応により施設内に蔓延することはありませんでした。施設内での集団感染が起こった場合には、当面従来どおり施設、保健所、町での対策会議を行い、具体的な対策や物資の支援などを行っていくこととなっております。5類移行は新型コロナウイルス感染症の療養期間や予防対策については国の推奨が示されておりますが、基本的には個人もしくは事業者に任されることとなりました。当町の職員においては、新型コロナウイルスに感染した際には療養期間は5日間、24時間症状がないことを条件に6日目から職場復帰をすることとし、国の推奨に準拠する形を取っております。予防対策についても同様で、国が対策として有効としている換気、手洗い、アルコールでの手指消毒を当面の間実施していくこととし、マスクの着用に関しては3月13日以降個人の判断に任されるということもあり、場面に合わせた着用を推奨しているところであります。パーティションにつきましては、国としては効果等を判断し、事業者が設置を判断するという表現にとどまっており、今までは飛沫感染対策でパーティションが適切に設置された場合には有効であったと考えられていましたが、現在は飛沫よりさらに微細なエアロゾルのような粒子には不十分であり、エアロゾル対策として換気の徹底が重要とされております。当町では当面の間、食事の場面や飛沫が飛びやすいと考えられる場所に設置し、今後の状況に応じて段階的に撤去することとしています。防災無線を活用した注意喚起等については、病院等の公共施設において集団感染が発生した場合など、町民の皆様に感染の危険性が高いと判断した場合には防災無線での注意喚起をさせていただくことというふうに考えております。
質問 5番 宮崎泰宗
新型コロナウイルスに関する一般質問については私はずっと続けてきて、恐らくほぼほぼ3年間、これについてはずっとお伺いをしてきたようなところがあるので、現在の感染の状況であるとか、また扱いの変更、2類から5類に変わったことなどを考えると、もしかしたらこれが最後かなと、今後お伺いすることはもうなくなってしまうのかなというところで変な寂しさを覚えたりもするところではありますけれども、今回内容としては5月8日以降の基本的な取組であるとか感染状況、その対応等を大体お答えいただいているのかなというふうに思うところですが、予防対策の備品の関係、アルコール、マスク、パーティションについてはご答弁のほうでもお答えいただいているのですけれども、聞きたかった体温モニターについてのお答えはないように思います。役場の正面入り口に以前は2台ありましたけれども、どちらも今は撤去された状態になるかと思います。この点についてであるとか、今も継続されている方は多いと思いますが、先ほども申し上げましたマスクの、マスクは個人の判断でアルコールの消毒は当面実施、感染した場合は最低5日間の休養。パーティションでいうと、今もレイアウトが変わったりしてパーティション自体はあるのですけれども、感染対策としてのパーティションというのはなくなったりしているようなところもあるのではないかなとは思いますけれども、こういったものを段階的に撤去ということで、これ最終的には全部やめるなり撤去するというようなことになるのでしょうか。例えば自分の勤めている会社のほうでも入り口の消毒液だったり、接客するところの飛沫防止のシートであったり、空気清浄機など設置させてもらって活用させていただいていますけれども、あとマスクの着用なども含めて恐らく完全にどこかの時点でやめるとか撤去するというものは一つもないのではないかなと、これからも継続していく方針ということになるかと思いますが、その理由としては今までどおりにそこにあっても特段の支障があるわけでもないし、この先ももしかしたら新たな感染症等によるパンデミックという、また同じようなことが起こる可能性であるとか、現状の様々なウイルスに対する備えとしても、ないよりもあるにこしたことはないということからだというふうに思います。この点パーティションであるとか検温モニター、感染予防備品として購入をしてこれまで活用されてきたものというのがまた何か事が起きるまで使わずに眠らせておくということになるのか、そういった備品の今後の利用についてはどのように考えておられるのか。役場だけではなくて、検温モニターとかでいうと病院だったり町民センターにも設置されましたけれども、それぞれどういった対応になっているのか。また、撤去された、先ほど申し上げましたけれども、その後のことであるとか備品類のその後の活用について再度伺います。それと、5月8日から6月6日までの約1か月間ですけれども、5類に移行してからの1か月です。この間の感染状況ということで学校や施設を含め22名、中頓別町でも感染されたと。この間そういった形で一時的に感染者が多くなっていたということになりますが、これそれぞれに施設だったり学校だったり対応が取られて集団感染という状況には至らなかったということになるかと思います。これまでも例えば小学校だったり子どもプランだったりこども園だったり、それぞれに感染者が多く確認されたりというところがあって、今回中学校のほうが多かったというようなことで学級閉鎖のような対応にもなったのではないかということも聞いたのですが、そのような状況だったのか。学校なんかではふだん、役場とかでは職員の皆さんもされている方がすごく多いように思うのですけれども、学校だとふだんはマスクをできるだけしないようにしているというようなことも聞いたのですが、学校のほうではそういった対応になっているのか。あと、後段の防災無線の活用についてです。注意喚起ということで感染者の確認が続いているという状況を知らせてほしいという声は以前からもありますし、そのように対応されていた時期もあったように思うのですけれども、今後の対応としては今回のような状況であれば今後も特に注意喚起などは行わず、逆に防災無線が活用されるときというのは日常での感染リスクが高まっているときだと判断する、そういった心構えでいたらいいのか。新型コロナウイルスだけでなくて、5類になりますと、同じ5類でいうとインフルエンザであるとか、ノロウイルスであるとか、こういったものも5類に該当していると思うのですが、こういったほかのウイルスの流行などにも活用できると思いますので、注意喚起の点も含めて再度伺いたいと思います。
答弁 町長 小林生吉
総括的に私のほうで答えさせていただいて、その後各担当のほうから説明をさせてもらえればと思います。5類に移行になってどういうふうに対策を緩めていくのかというところに関してでありますけれども、基本的な考え方として行政、役場としては住民の皆さんの多数がまだ心配してマスクをしたり、そういうことを徹底されているのに先行してもういいのではないかみたいにしていくということではなくて、大多数の町民の皆さんがもう安心できるかなというふうに感じていただいたところから移行していくというのが基本の考え方になるのではないかなというふうに思います。パーティションも基本ほぼ残っていて、私の応接室のところだけ今取らせてもらいましたけれども、その分在庁時間は全部ずっと換気をするとか、そういったような形でいます。職員も基本的にマスクを着用しています。私なんかは人と話をしないときは、苦しいので、そばに人がいないときは外している時間もありますけれども、誰かと打合せしたりとかというときにはするような形で対応しているところです。いずれにいたしましても、町民に行政が先行してやることで不安を与えるというようなことは避けたいというのを基本の考え方にしながら、状況を見ながら逐次その対応の見直しを図っていきたいというふうに考えているところです。あと、詳細については……。
答弁 保健福祉課主幹 西巻俊英
宮崎議員の再質問がたくさんありましたので、答弁漏れがありましたらご指摘いただきたいと思います。まず、防災無線についてなのですが、基本的に町長の答弁では新型コロナウイルスがかなり危機的な状況になった場合に防災無線を活用するというような内容だったかと思うのですが、同様に5類にノロやインフルといった、そのほかにも同じようなかなり危険な感染症についてもあるというご指摘だったと思うのですが、確かに同様に危機的な、かなり感染が広がって皆様にお知らせしなければならないといったときには防災無線などを使ってお知らせしたいというふうに思っています。あと、備品関係なのですが、パーティションにつきましては答弁にもありましたとおり、国としては効果等を判断して事業者が設置を判断するというふうなところでとどまっております。さらには、パーティションにおいては微細な粒子、エアロゾル対策として不十分というふうな答えだったかなと思うのですが、むしろ換気が今非常に重要であって、適切な置き方をしなかった場合には換気を妨げてしまう場合もあるといったこともあるので、そういったことにも注意しながら配置をしているというところであります。あと、パーティションを一気にばっと、取ったところもあるのですが、取らなかったというのは、5月8日から5類になったということで、ゴールデンウイークを挟んで撤去していくというような形になっていったわけですが、町の感染対策の会議の中で恐らくそういった対応をしていった場合に感染が増えていくのではないかといったことが話し合われて、様子を見ながら、全国的な、あるいは北海道内の感染状況を見ながら段階的に外していきましょう、マスクについても同様といったことで話し合われました。さらには、目安なのですが、目安としては、今はワクチンなのですが、現在春開始接種という、主に65歳以上の高齢者対象のワクチンが進んでいるのですが、実は高齢者、65歳以上、あるいは基礎疾患を持った方、あとは医療従事者、介護従事者の方たちは秋にも接種がもう一回受けられます。その接種が終わる頃、年内を大体目安として段階的に少し緩和していこうというような話になっていました。それを基に状況を見ながらという、ちょっと中途半端な表現なのですが、そういったような対策にしているところであります。体温モニターについては、国からの通達でも同様に事業者に任せるといったことになっているもので、それを話し合ったときに、実際モニターを設置していて体温が高いというふうにアラートが鳴ったということがなくて、それで受診になったとか、そういったケースがなかったものですから、置いておいてもいいと言えばいいのかもしれませんが、撤去しましょうかというようなことになりました。あまり効果がなかったというか、そういったこともあったということで撤去することにいたしました。私からは以上です。
答弁 教育長 相座豊(教育長は2024年6月まで)
学校の対応について答弁申し上げます。文科省のほうからは3月の時点で4月になったらマスクを取りましょうということで通知がありました。正確に言うと全員取れではなくて、取ってもいいですよというニュアンスになったのですけれども、それで4月以降日常の授業についてはマスクなしで子供たちも先生たちも生活していいですよというふうになっています。ただ、中学校の場合は、先ほどございましたとおり、やや感染がありましたので、先日の運動会のときも屋外で行ったのですけれども、生徒はみんなマスクをしてやっていました。そういう意味で実際のところ段差があるというのと、子供たちも結構マスクをしているなというのが今の実態です。ただ、こども園の場合は今の3歳児は先生の顔を丸ごと見たことがないという実態なのです。それで、特に小さい子は口の動きを見て言語の獲得をしていくという側面がありますので、そういう意味でもぜひ外しましょうということで園内では対応しています。個別に直接近くで何かするときはその場に応じてということなのですけれども、熱中症予防の観点からも、こども園は特にマスクは極力外しましょうという対応になっています。それで、これまで給食も同一方向を向いておしゃべりしないで食べるというのが3年間続きました。それで、そういう意味でも子供同士のコミュニケーションが非常に阻害されているという実態がありますので、そこはぜひ改善していかなければならないなというふうに思っているところです。実際上、高校の入学式、卒業式も出ましたけれども、それもマスクを外していいですという話だったのですけれども、高校生は全員マスクをしていました。それで、感染予防というよりも顔が見られることが恥ずかしいという、そういう捉え方になってきているのです。そのこと自体が私はちょっと問題だなというふうに思うので、ぜひ以前のような形で口元も見て、表情も口で表情が分かるという部分は大きいので、その辺りも徐々に元へ戻していければなというふうに思っているところです。以上です。
質問 5番 宮崎泰宗
町長、教育長、保健福祉課のほうからも詳しくお答えをいただきまして、かなり詳しく分かったかなと思います。検温モニターの関係なのですけれども、多分おっしゃるような状況だったかと思います。私も警告が出ているのとかは見たことがないですし、ただあったりすると、今裏口のほうに設置されている簡易的なというか、小さいモニター、あんなものでもあったりすると、私なんかはあったら測りたくなってしまうタイプなので、1つぐらいずっとあってもいいような気もするのですけれども、1点、役場のほうはそういう状況ですけれども、病院と町民センターのほうの検温モニターも役場と同じように撤去されているような状況なのでしょうか。これだけ再度伺いたいと思います。
答弁 町長 小林生吉
すみません。今確認しましたけれども、病院はいまだに検温をやっています。町民センター、役場、保健センターは撤去した状態になっています。改めて検討させていただきたいと思います。
質問 5番 宮崎泰宗
再度詳しくお答えをいただきまして、コロナウイルスに関しては、そんなに今までのようにお伺いをしていくことはもうないと思いますし、今のコロナの感染状況としても、北海道でいうと再度少し減少に転じたような状況かと思いますが、減少しても全国平均よりは北海道は高い位置にあったり、全国的にもほかの都府県等増加をしていて、夏に向けて感染が増えるというような見通しもあります。中頓別町でもコロナ禍、後半の感染拡大には影響を受けてきたようなところがあると思いますので、扱い等については変わりましたけれども、同じ5類の感染症であるとか、ほかの感染症への対応も含めて、これからもできることは続けていっていただけたらというふうに思います。この質問については以上とさせていただきます。これで最後になりますが、2点目として中頓別学園事業について単独での町民アンケート実施をということで伺いたいと思います。町民の皆さんが今最も注目しているのはこの学校建設の行く末であると感じますが、その予算額などの現実的な面に関しては、いまだに多くの町民の方々にとって行政の情報発信からでは知り得ない状態にあると思われます。その点も含めたお話を広くさせていただいている身として、建物の規模に対し賛成の意見をお持ちになる方は少なく、町全体としては反対的な意見のほうが多いのではないかという印象を受けております。この点、これまでも一般質問や常任委員会調査の中で提案させていただいた町民アンケートを実施する考えはないのでしょうか。工事費で35億円という額もさることながら、基本設計と実施設計を合わせた設計費だけで約2億円、先日の全員協議会では実際に建設された場合の税込みの総工費としては40億円を優に超え、20億円という起債の額も32億円とする新たな想定も示されたところでありますが、中頓別町にとっては前段階で既に住民投票を求められてもおかしくないほどの規模であり、総合計画という町の10年間の計画に町民アンケートを用いているのに、今後100年の学びやを構築することに対してアンケートを実施しない選択肢もないように思いますが、この点いかがか。最近では廃校を利用し、約5億円で整備された道内の大規模なレジャー施設が話題となっているところですが、多くの町民を置き去りにしない今後の見直しの可能性によってはそういったことも考えられるのではないでしょうか。加えて、前回伺った町民負担の関係についても学園事業に連動した新たな基金を短期間で積み立てることの不公平感は町長も認めておられましたが、現世代だけで負担するような形を取るとの考えに変わりはないのか。また、実際にこれほどの規模になった場合、町内の事業者が関わるハードルも高くなり、町としての経済効果も薄くなるという見方もあるようですので、この点も含めて伺います。
答弁 教育長 相座豊(教育長は2024年6月まで)
ただいまの宮崎議員の中頓別学園事業に単独での町民アンケート実施をということに関してご答弁申し上げます。これまでも様々な機会を通して学びの拠点、学校建設についてお知らせしてきたところであり、議会に対しても適時説明をさせていただき、ご理解を求めてきたところです。中学校の建て替えはタイムリミットが迫っており、仮に中学校単独校舎の建て替えを想定したとしても、近隣市町村の事例を見ると26億円から27億円規模になります。その後は町民センター建て替え、小学校建て替えと施設の更新が続いていくことになるため、かえって財政負担が大きくなり、町民間コミュニケーション創出をより促進するためにこの建設計画を進めています。また、本町ではこども園から中学校までみんな同じ学校で生活していることを積極的に捉え、中頓別町ならではの一貫教育をこの中頓別学園で実現しようとしているところです。アンケートを実施すべきというご提案については、これまでワークショップを含め様々な方法を重ねてより幅広く町民のご意見を聞かせていただいてきたと認識していますが、最終的にまとまった案についてこれまでの経過や財源、将来的な見通しを含めて説明させていただく機会を設けていきたいと考えています。より広くご意見をいただき、ご理解を得るため最善の方法を検討していきたいと思います。最終的には議会で十分に審議をしていただき、事業を進めていきたいと考えています。事業費については、最大限補助金の活用や卒業生等に寄附をお願いすることも含め起債額を抑える努力をしつつ、その償還については今後予定される事業を含めた中長期的な視点に立って計画を立てていきたいと考えています。建設工事や物品の調達については町内事業者にも努力していただきつつ、町内での経済効果を高められるよう町としてもできることに努めていきたいと考えております。以上でございます。
質問 5番 宮崎泰宗
この質問については、先ほど町長からも触れていただきましたけれども、先ほどの蓮尾議員の中頓別学園の一般質問の中のアンケートという部分に丸かぶりしているところでありまして、内容的に似通ったりするところもあるかもしれませんけれども、ぜひお付き合い、お答えをいただけたらなというふうに思います。まず、今のいただいたご答弁に関してで言うと、正直非常にシンプルというか、簡単にというか、大まかな感じで質問全体に対してお答えをいただいているのだろうなとは思うところなのですけれども、前回もそうでしたけれども、これもずっと言っていますけれども、かかるお金のことなどに関する具体的なところというのは、それこそ大まかにでもいいと思うのですけれども、町側のほうからはなかなか示していただけない。前回もそうですし、今回の内容でも質問のほうでは分かりやすく私自身は投げかけさせていただいているつもりなのですけれども、今回でいえばあるとしたら中学校だけを建て替えなりする場合ということで、これ多分資料で頂いた新聞記事のことだったりすると思うのです、26億円、27億円。近隣で実例としてこういった例があるというのは分かるのですけれども、例えば中頓別中学校であればこの2つと比較すると必要ないと思われる体育館の新築だったりグラウンドの整備なんかも新聞記事のほうの例には含まれているように思いますし、校舎もそれなりの規模になっているのではないかなと思いますけれども、これ中学校だけの話でいった場合ですけれども、例えば極端な話平家であるとかコンパクトな2階建てならどうなのだというように、近隣の工事費と一概に同じになるものではないように思います。さらに、26億円のほうの例というのは、たしか稚内中学校だったかなと思います。これはまさに義務教育学校として小学校と連結させるという内容になっていると思うのですが、それで26億円なら安いというのも変だと思うのですけれども、中頓別町のほうが小さな町民センター機能を含めるとしても35億円にとどまらず、40億円になるとしたら高上がりに思うのは私だけではないのではないかなというふうに思ったりもします。この義務教育学校、道内でも既に26校あるとされていて、さらに増える予定もあるほどもう目新しいものではなくなってきていると思うのですが、町としてはそういった他の事例と比較しても、町が言いたいニュアンスとしては中頓別学園が有するとされる機能で例えば工事費が40億円となっても財政的にはお得であるというようなことを考えておられるのか。私は今まさに40億円という額について、これについては今回初めて申し上げることになっていると思います。なぜかというと、前回までは35億円という想定でお答えいただいておりまして、町長もその辺りを限度とするようなお考えを示されていたように思います。35億円に対して過疎債20億円、町の実質的な負担としては10億円というような想定。この点、設計もプロポーザルの段階など当初の案と比較すると大分変わってきているようにも思うのですけれども、最新というか、新しい状況としてはこれが新たな設計案と共に税込みの総工費としては40億円を超えるようなお話、それに対する過疎債も20億円ではなくて32億円まで想定するというような状況、こういったご説明を先日全員協議会でいただいたというところになるかと思います。32億円、16億円で2年で32億円というような想定だったと思いますけれども、これ過疎債の負担分だけで10億円近くなると思うのですけれども、完全にこれでいくと前回までに町長や教育長と議論させていただく中での限度というのは超えてしまうことにならないでしょうか。なるように思うのですけれども。また、前回お答えいただいた基金の積立ての考え方なども含めて町民負担というのはどうなるのか、例えばこの額に変わるとしたら。再度この点についても伺いたいと思います。それと、ちょっと内容が前後するのですけれども、経済効果の関係です。これも私は大規模事業を行うという上ではより重要なことではないかなというふうに思っているのですけれども、町でこういった事業が実際本当に行われた場合、これによる経済効果、この試算というのはどこかされているような、データなんかの状況についても伺いたいと思います。何か試算されたものがあるか、試算することが可能なのか。また、ご答弁の中に少しありますけれども、町内の事業者の皆さん私はそれぞれに努力はされておられるというふうに思います。しかし、実際に今想定されているような規模の建設事業となった場合、金額的な部分であるとか設計の内容、こういったものによっては中小企業の努力に関係なく物理的に関わるのは難しいだろうというような見方もあるようですし、建設のほうだけではなくて土木だけではなくて物品等についても、例えば町内の事業者では対応できないような特殊なものなどが多く扱われるであるとか、こういったことも考えられなくはないかもしれませんし、宿泊であるとか飲食などの外への流出、こういったものも町の状況としては懸念されるところはあると思いますので、この点についてもどのようにお考えになっておられるか伺いたいと思います。そして、先ほど少し申し上げましたアンケートという部分で、私今回アンケートということを主題にしておりますので、ここはまるっと重なる部分ではあるのですけれども、ちょっと違う観点で再度、もし可能であればお答えいただければなと思いますけれども、それは町民アンケートをやるのに学校とかそういうのを関係なく、アンケートそのものはそんなにハードルが高いですかねという観点なのです。正直高くはないのではないかなと思うのです、アンケートをやること自体は。正直中頓別町で35億円や40億円の建物を提案していることのほうがよっぽどハードルが高いというふうに私は思うのですけれども、アンケートというものはそんなに別にお金がかかるわけでもないし、労力もかからないと思います。例えば総合計画のときみたく手渡しぐらいの感じでお届けをして直接回収をすると、回収率を上げるといった、ここまでしろというふうに言っているわけでもありませんし、それは郵送なりでやり取りできる形でいいと思うのです。ただ、内容としては、先ほど蓮尾議員もおっしゃっていましたけれども、行政からこれまではあまり発信されていない、これからさらに煮詰まっていく部分もあると思いますけれども、予算的なことも含めてそれでも必要だと思いますか。どれだけの方が造ってほしいと思ってくれているか。これはより気兼ねなくご意見を頂戴できることまでやった上で進めていく必要があるというふうに、町民の方々とふだんもそうですし、例えば選挙のお話なんかも出ていました。4月の今回の選挙の中でも街頭演説だったり町を回らせていただいたという中で、恐らく私一人でも町の団体ヒアリングの人数よりははるかに多くのご意見をいただいているのではないかなというふうに思いますが、そういう中でも正直反対的な意見がやっぱり意見としては多いです。そんなに正直偏っている人たちに聞いているわけでもないというふうに思います。私なんかはそういう印象を受けるところなので、改めてこの点いかがか。アンケートをやるということが、教育長がさっきおっしゃっていましたけれども、学校の建設であまりアンケートというのはやらない。それももちろん分かるのです。おっしゃるとおりなのかなと、常識的なことでいえば。ただ、今中頓別町は、正直今までの中頓別町の常識にはなかったようなことをやろうとしているというのもこれまた事実なので、これが非常識であってもやってみるのも悪くはないのではないかなというふうに思います。別な話になりますけれども、西浦議員の一般質問に対しても町長はアンケートなんかもやってお話を伺ってと、お墓のこと一つでもアンケートをやったりもされていますので、学校についてもぜひお願いしたいというのと、アンケート自体はハードルは高くないのではないですかねというところで再度これについてもお伺いできればなというふうに思います。
答弁 町長 小林生吉
私のほうでご答弁を申し上げたいと思います。お金に関わる部分については、まず前に35億円ぐらいと言ったときに、決して根拠を持たずにそういう数字を出して言ったものではないというふうには思っていますが、一般的に道内の学校建設でやってこられた単価とかを掛けたり、改修部分は大体これぐらいの割合ではないかというようなことを含めてやっていたのですけれども、それ以上にまず資材の高騰を含めて工賃が想像を超えて高いと。さらに、特に道北地域の建築における状況というふうに考えるとさらに高いというようなこともあって、想定をかなり大きく超えるような状況になっています。ただ、これらに関する情報については今積み上げ中で、最終的にさらに将来的なランニングコストというか、ライフサイクルコストみたいな、そういったようなことを十分に精査等をした上でしっかりお示しをしていきたいというふうに考えています。その前に、経済効果に関してですけれども、今までの大型事業でも町内の事業者が主となる請負業者の方とJVを組んでというようなことがなされてきています。そういう中で少しでも多く役割を担えるようなJVになって、ぜひ落札できるように努力をしていただければなというふうに考えています。また、発注なんかの中で地元の工事や購入ができる部分は切り分けて発注することができないかというようなことも十分に検討していきたいというふうに思います。これらの経済効果に関する試算ということはやっていませんけれども、どれだけ地元発注や地元調達ができるかとかということを中心に、その事業者が宿泊や建築中のいろんなものの購入等を町内に落としていただけるような、そういったようなことも発注者に要請するというようなことをして、最大限そこが効果が出るようにできたらというふうに思います。それと、あとアンケートということで、宮崎議員への先ほどの答弁の中でより広くご意見を聞いて、ご理解を得るため最善の方法を検討していきたいという、ちょっと抽象的な表現ですけれども、お答えをさせていただいています。賛否を問うというか、先ほども蓮尾議員の質問の中にもお答えしたとおり、これまでそこはその状況というか、それぞれの段階で説明をして、議会にもご理解をいただいて進めてきているので、これまでは建設を前提としてやってきたというふうな認識を持っています。ただ、ここで答えている趣旨の中で、蓮尾議員の表現の中でもパブリックコメントという言葉がありましたけれども、そういったことも含め適切にこの事業の概要を紙ベースで皆さんにお伝えするほか、説明会とかも開催をしてより詳しく事業の内容説明をさせていただきつつ、その場に来られない方を含めて全ての町民が意見を述べていただける機会をしっかり確保した方法を教育委員会のほうと検討していきたいというふうに思います。決して今アンケートを排除するということではなくて、この事業を進めていく上でより多くの町民の皆さんの意見を頂戴して、よりよい事業を進める方法としてどういう方法が適しているのかというようなことをしっかり考えていきたいというふうに思います。進んだ事業だから一切止まらないというふうには、先ほども言いましたけれども、考えているわけではありませんので、町民の皆さんの最大の合意形成が得られるところを目指していきたいというふうに思います。私としては、これまで参加していただいたり意見を寄せていただいたそれが少数の限られた人という認識ではありません。広く門戸を開いてやってきたということでもあって、それらの人たちがここまで積み上げていただいた努力ということも大切にしなければならないというふうに思っていますし、一方で、繰り返しになりますけれども、これまで意見を述べる機会のなかった方々に対しても適切に情報提供してご意見を聞くということを真摯に取り組んで、また議会とも相談をさせていただきたいというふうな考え方で挑みたいというふうに思います。
質問 5番 宮崎泰宗
町長のほうから町としての考え方等についてお答えをいただきました。金額的なところ、予算的な部分、これは教育長も一般質問に対するご答弁の中でも前回だったりこれまでもお答えをいただいているように、今町長からもありました。金額、増えていっているのが心配なところだったりはするのですけれども、なかなか現時点でこうだと、これだけあれば十分だというようなことだったり、これだけで済むというような固められた金額を示すのは行政としてはしづらいところがあるというような印象も受けます、総工費だったり予算の部分については。ですから、またこれからどんどん煮詰まっていくところはあると思いますので、もう少しはっきりした段階でも少しそういったこともまた再度お考えいただきたいなと思うところなのですけれども、町長、1点、これ前回もお伺いした基金の積立ての関係です。町民の皆さんがどういうふうに負担をしていくのかというところで、前回町長からご答弁をいただいたときには償還が始まるとされる令和10年までに短期間で基金を積み立てるというようなお話だったかなと思います。それは考え直すことはできませんかというようなやり取りだったと思うのですけれども、前回教育委員会のほうからだったり、ご説明いただいた全員協議会の中で政策経営室のほうからも財政的なことのお話がありまして、そのときに私は町長からいただいたご答弁の内容と違うような感じがしたのです。これに対して短期間で学校建設のためだけの基金を積み立てない場合の額だったり、過疎債については32億円ということになっていましたけれども、その点現段階では前回の質問のときからお考えが変わったり中身が変わったりしたのかというのを再度1点お伺いしたいと思います。
答弁 町長 小林生吉
まず、前回議会の全員協議会に説明をさせていただいたときは、1つはこれまで将来学校とか病院とか大きな公共施設を建て替えていくような事業が想定されるので、これまでの間というのは起債を借り入れたときの交付税で措置されない分をその年に積むという形をこの8年間やってきましたと。その結果として今起債残高は52億円ぐらいに令和4年度末でなりますけれども、そのうち今後の償還として一般財源ベースで負担としては1億円ちょっとぐらいしか実はないと、まずこの状況を1つつくっているということと、それで仮に、最大にしたいと思っていますけれども、32億円の起債を借り入れたときの償還をその年度ごとに、今回でいう積み立てずにこの部分を当該年度の歳入から一般財源を充てていった場合どうなるかということをお示しをさせていただいていて、この結果として最大であっても実質公債費比率は3.8%ぐらい、私としてはどんな状況でも実質公債費比率5%以下を維持していくのが望ましいかなというふうに思っていますけれども、そこに達しないだけの償還の負担で推移しますということをお示ししました。あとは、ではそこまで償還の基金を積むか積まないか、その辺りはまた今後の予定されている、この後病院の移転、改築とか、これも場合によっては介護施設と一体での移転ということになると、かなり大きな事業規模になる可能性があります。その辺りの計画をできるだけ早くめどを立てて、中長期的にどんなふうにこの事業を乗り越えて、その償還負担が町民へのサービスとか財政の不安を生まないようにコントロールしていくのが適切なのかというところをしっかり見極めたいというふうに思っています。なかなか今の状況で、今ある基金を動かしてということは可能ですけれども、新たにさらに基金を造成するというところはそんなに簡単ではない状況になっていますので、その辺りを適切に判断をしていきたいと思います。その辺りも、将来の負担に関する説明を最終的に金額が固まった状況の中で併せてやっていきたいというふうに思います。そのほか新しい学校ができたときに子供たちの使う備品であったりとかそういったものも、ぜいたくとかそういうことではなくて、子供たちのためによりいいものをそろえてあげたいという、ICT環境も含めて、そのための財源ということも考えていかなければなりませんので、卒業生や昔中頓別町にいらした方を中心とする寄附とか、そういうものも呼びかけていければというふうに考えています。
答弁 教育長 相座豊(教育長は2024年6月まで)
すみません。町長の答弁と別なお話なのですけれども、35億円から40億円になったことに対する懸念が出されていましたけれども、現時点で35億円で、それにほぼ近い形で建設はできるということなのです。ただし、セキュリティーシステムは入れません、今使っているトイレはそのまま使います、便器も入れ換えませんというような形で節約して、それなら35億円でできますということなのですけれども、それならトイレ、今使っているところは使わなくなるだろうなとか、そんなこともあって、安心して学べるようにということを考えるとそうなってしまったということなので、経過だけお知らせしたいと思います。あと、もう一点、ご質問の中に廃校を利用して道内の大規模レジャー施設というご提案もあったのですけれども、実は鉄筋コンクリートは60年間、耐用年数を迎えないと補助金を返還しなければならないということがあります。中頓別中学校、もう少しで60年なので、それで補助金の返還はなくなるかもしれませんけれども、その後買い取る人がいるかどうかということに今度はなってくるかなというふうに思います。なので、今の時点で仮に別な施設にというふうになると、公共性がないと駄目ですよとか、そういう条件もいろいろあるので、考えてはみたのですけれども、なかなかハードルが高いなというふうに思っているところです。以上です。
質問 5番 宮崎泰宗
再度町長、教育長からお答えをいただきまして、基金の関係でいうと、前回質問させていただいたときには短期間でというお話でしたけれども、それをしない形でというのもご検討いただいて、全員協議会の中で少しご説明いただいたということになるかと思います。教育長からも加えて最初の質問の内容だったり、さっきの蓮尾議員の質問とかの中でも柔剣道場のことだったりとかというのがあって、私も例えば中学校の今の校舎、機能が失われるものについて、設計費なんかも高額ですから、ついでにそういうものも考えてもらえないかなとかと、そんなことも思ったりするので、そういったちょっと古くなっている建物なんかの利活用についても今後も考えていただきたいなというふうに思うのですけれども、今回の全町民にとっての学びの拠点づくりという事業、今お話しさせていただいたように、ここまでの規模が現時点で想定されている以上、なかなかもろ手を挙げて賛成というふうにはなりづらいところがあるというふうに思います。いろんな意見、町の中でもたくさんあるでしょうし、そういった中でも進めていくためには落としどころだったり歩み寄ったりということが必要だと思うのですけれども、蓮尾議員も粘っておられました。私もそういう落としどころだったり歩み寄りも必要だと思うのですけれども、建設前の段階で全町民の皆さんの意見を最も聞ける取組がアンケートだというふうに思っていますので、そういう中でもここについては正直私個人的にも譲れないところだなとは思っていますので、今後についてもこれについては議論を、もっともっとほかの点についても議論をしていくことになると思いますので、ぜひさらに加えてお願いしますということを申し上げて、長くなりましたが、私の一般質問を終わらせていただきたいと思います。