中頓別町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月13日
「受付番号5番、議席番号2番、長谷川です」
2022年9月13日、中頓別町議会の一般質問で、長谷川克弘議員が質問し、町長 小林生吉、総務課参事 市本功一が答弁しました。
- 質問者
- 長谷川克弘 議員
- 答弁者
- 町長 小林生吉、総務課参事 市本功一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 長谷川克弘
受付番号5番、議席番号2番、長谷川です。私からは1点、多重災害に備えた体制の確立についてと題して質問させていただきます。今年度も全国各地で豪雨災害や地震、竜巻等による突風などの報道等を毎日のように目にしておりますが、我が町でも8月8日の大雨、そして8月11日未明の地震など、自然の猛威はとどまるどころか、その危険度はどんどん大きくなっていると認識しています。隣町である上川管内中川町では、震度5強を観測するなど、道路の隆起や陥没、水道の漏水等、住民生活に多大な影響を与えており、さらなる防災対策と体制の強化を講じる必要があると考えるが、町長の所見をお伺いいたします。
答弁 町長 小林生吉
長谷川議員の多重災害に備えた体制の確立についてのご質問にお答えをしたいと思います。防災対策は、実際に発生した災害の状況及び対応について検証を行い、そこから得られる教訓を踏まえて必要な見直しを行うとの不断の努力の上に成り立つものであると考えています。防災は、人命第一、多重防御が基本となり、限られた人員、資機材、施設を利用し、優先順位をつけ、先人が残した教訓を生かし、実行することが使命であると考えています。中頓別町は、いまだ大きな災害の経験がない町であります。しかし、近年北海道内でも災害が増え、胆振東部地震に代表される大災害が発生しております。中頓別町におきましても災害とはなりませんでしたが、先月地震統計史上初となる震度3の地震が発生し、8月8日には12時間で92.5ミリの雨量が観測されるなど、災害につながるような自然現象が見られました。当町の防災対策は、平成30年度より防災担当を置き、情報手段の改善、地域防災計画の見直し、新想定ハザードマップの作成、備蓄計画の実施等を進めてきております。現在国は、おおむね5年間で災害時要支援者の個別避難計画を作成するようにとの通達があり、前年度よりこのことに取組を開始しています。当町は、これに併せ、全町民に対する個別避難計画も作成できるよう体制を整えているところです。また、道路、橋梁、上下水道、公共施設などの強靱化を図り、対策を進めていく考えであります。しかし、今まで災害のなかった町での防災対策は課題が多く、避難場所、資機材、人材、教育ともに基本的な対策が必要と考えています。本年度策定する防災センター基本構想では、中長期的なまちづくりの視点を持って避難所、備蓄庫、第2庁舎等のハード対策だけでなく、これらの対策についても検討していく考えであります。防災対策は、建物、資機材、時間、人材と大きなお金が伴い、また災害がなければ使用期限が過ぎてしまうようなものが多くありますが、町民が安心して住み続けられるよう強い決意を持って計画的に進めていきたいと考えています。
質問 2番 長谷川克弘
大変的を射た丁寧なお答え、ありがとうございます。そこで、何点か再質問させていただきます。9月1日、防災の日であります。この日を迎え、やはり防災に対する再認識すべきいい時期ではないかと思います。そこで、今年度避難訓練や防災訓練の予定はいかがとなっておりますか。それと、防災の観点から、正確な情報が生命線であると考えます。防災無線が整備され、情報伝達について格段に向上したと考えておりますが、住民への周知については伝達方法の一部でしかなく、住民は様々な方法で情報を収集していると思います。6月定例会で細谷議員が情報格差について質問されたと思いますが、防災に関しては格差があってはいけないものと私は考えております。中頓別町のホームページでは、住民に配布された新しいハザードマップがPDF形式でいつでも閲覧できます。また、ウェブ版のハザードマップが閲覧でき、水害、土砂災害、山地災害等が確認できます。しかしながら、令和4年4月現在北海道土木局河川砂防課では宗谷管内の土砂災害警戒区域の指定状況が確認できますが、この情報は4月現在となっておりますが、北海道で公開されたのは5月30日となっております。そこには、我が町では土砂災害警戒区域が14か所、特別警戒区域が3か所指定されております。この情報が我が町のウェブ版ハザードマップに更新されているのかどうか、私は確認できなかったので、お尋ねしたいと思います。中頓別町版のウェブハザードマップでは、土砂災害ではなく土石流と載っておりますが、これは同じ意味なのかどうかについてもお伺いいたします。先ほど町長がおっしゃられました災害のなかった町、大きな災害を今まで経験したことのない町という意味でしょう。だからこそ日頃の備えや最新の情報を末端の住民まで把握しておかなければ、年々想定を超える事象に対処できなくなるのではないかと考えております。こんな中、やっぱりコロナ禍であるとか、なかなか人を集めた訓練というのは難しいかと思いますが、今後の進捗というか、進展についてお伺いします。以上です。
答弁 総務課参事 市本功一(総務課参事は2023年6月まで)
ただいまの長谷川議員の質問に対してお答えしたいと思います。抜けていましたら、ご指摘ください。まず、防災訓練に関してですが、ここ数年やっぱりコロナの影響でできていなかったというところがあって、何とか今年やりたいなと考えているのですが、またコロナがかなり激しくなってきているというのもありますし、もうちょっと先に、実を言うと冬期間使える資機材も購入したものですから、それに向けて冬期間というか、11月とか寒い時期にやってみたいなという話を今進ませているところです。ちなみに、9月27日には小学校で防災教室を開催します。防災訓練に関しては以上となります。次です。生命線である情報周知の伝達方法というところですが、現在整備しているのは防災無線、防災メールとなりますが、基本的には人の足を使って情報伝達するということで、胆振東部地震のときうちは何も情報手段を持っていなかったのですが、その中でも人力で全ての住民に対して情報を与えるということをやってきていますので、そこがやっぱり大きな基本となっていますので、その際も情報伝達できていない人は誰なのだとか、そういう細かい作業をやってきている実績もありますので、基本的には人間の足を使って、それの補助として防災無線、防災メールということを考えているというふうに思っていただければ幸いです。そこで、ホームページで見れる情報の特にウェブ版ハザードマップに関しては、かなり細かな情報も載っているものですから、ぜひ見てもらいたいのですが、やはり高齢の方はパソコンを持っていなかったりだとか、スマートフォンがないだとかということがあるので、その辺は今後中頓別町で進めていくデジタルディバイドの構想の中からそこも含めて検討していかなければ駄目だろうなというふうには考えております。あと、危険地区は、多分変わっていないのではないかなとは思っていて、公表されたものも全て連絡が来ていて、変更は多分今ハザードマップに載っているものと変わっていない認識ですが、変わっていましたか。変わっていないですね。ごめんなさい。その認識がなく、公表は多分毎年公表されるのですが、変更なく、変更があるのであれば、それはそれで国なり道から連絡が来るはずなので、その情報がないので、現状のもので合致しているかなというふうに考えております。(「土石流と土砂災害」と呼ぶ者あり)
答弁 総務課参事 市本功一(総務課参事は2023年6月まで)
土石流と土砂災害は、同じ認識でございます。以上でございます。
質問 2番 長谷川克弘
ありがとうございます。私も見つけ切れていない可能性があるので、何とも言えないのですけれども、特別警戒区域3か所がどこかなというのを探し切れていませんので、もし分かれば教えていただければなと思います。これは、質問ではないので、後でいいです。私の質問は以上なのですが、特に自然災害というのはいつやってくるか分からないし、先人の教訓から得た情報を忘れてはいけないのだろうなということがまずあって、秋田地区で今現場をやっていて8月8日の水の恐ろしさを目の当たりに感じておりますので、やっぱりそんな中で助けてくれる人のありがたさというものをひしひしと感じております。防災は、まさに共助だと思います。今年度からコモンズ形成事業も始まっております。そういう事業が動き出していることから、さらなる人と人との結びつきについてもお願いし、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。