中頓別町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月10日
消防支署職員の任命について
2020年6月10日、中頓別町議会の一般質問で、東海林繁幸議員が「消防支署職員の任命について」質問し、町長 小林生吉が答弁しました。
- 質問者
- 東海林繁幸 議員
- 答弁者
- 町長 小林生吉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 東海林繁幸
2問目の消防支署職員の任命について伺います。消防支署は一部事務組合の組織の下にありますけれども、職員の任命状況が一定を欠いております。それは一部事務組合職員と中頓別町職員に分かれているということです。これは3町で構成している一部事務組合としては中頓別町だけです。一体なぜこのようなことになったのか。これは誠に状況としてはよろしくない状況が出ておりますので、これを改正するお考えはありますか、伺います。
答弁 町長 小林生吉
消防支署職員の任命についてのご質問にお答えしたいと思います。消防支署職員の採用に関しましては、町で採用する場合と南宗谷消防組合で採用する場合の2通りの方法で採用が行われてきました。職員に不足が生じた場合に、例年南宗谷消防組合と協議を行い、どちらかの方法で採用を行っていくこととしております。近年中頓別支署では町で採用を行い南宗谷消防組合職員とする場合が多く、全職員13名中2名が南宗谷消防組合での採用、11名が町の採用によるものです。町採用の場合には、一般職と同様に宗谷町村会の統一試験と採用を希望する町村での面接で採用を決定しております。南宗谷消防組合の採用試験も宗谷町村会で統一試験と同じ日に同じ試験を行っており、その後の面接は町採用と同様の取扱いとなっています。南宗谷消防組合での採用の場合は町への人事異動には課題がありますが、町採用分の場合には問題なく人事異動が可能となっています。それ以外の身分に違いはないものと認識しております。枝幸消防本部、枝幸署、浜頓別支署では南宗谷消防組合での採用がほとんどであると伺っておりますが、中頓別支署では健康面等で問題が生じた場合に町との人事異動がスムーズに行うことができるということで宗谷町村会の統一試験による採用方法を取ることが多くなっています。昨年度の消防職員の採用に関しては、中頓別町のほか、近隣では豊富町、猿払村が宗谷町村会の統一試験により採用を行っているところです。この採用方法は南宗谷消防組合設立時からであると伺っており、構成3町で消防組合を支援するに当たり、職員確保についても支えていくという考え方に立ったものと考えられます。しかし、時代も変わり、この採用方法については消防組合構成3町で検討してまいりたいというふうに考えています。
質問 5番 東海林繁幸
3町で検討してまいりますが終わりなのだけれども、3町で検討することではない、中頓別町で検討すればいいことなので。町長も当然分かっていると思うけれども、一部事務組合というのは地方自治法第284条に、第285条、第286条にもあるのだけれども、特定の事務を関係市町村で共同処理する場合に組合を設立する。組合が設立したときには、その特定事務の権限は一切市町村からなくなる。そういう法律になっています。しかも一部事務組合という言い方をすると何か農業組合や森林組合と同じような感じに見えるのだけれども、これは法律的に言うと特定地方公共団体というのです。特定地方公共団体というのは市町村と同じことで全ての権限を有しているわけです。そこの傘下の職員の身分が、一部事務組合であれば当然一部事務組合の採用によるのが当然であります。これは設立のときからそういうことであったはずですけれども、ただ給与面で設立当時から、本来であれば一部事務組合が給与表やいろんな待遇面で統一したものでやらなければならないことなのだけれども、それぞれの町村の事情があるから、取りあえずはそれぞれの町村の給与条例を適用しようということでしてしまったのが本来の間違いのもとなのです。ですから、同じ仕事、同じことをやりながら給与も手当も旅費もみんな違うのです。それが一つの特定地方公共団体と言われる一部事務組合の実態なのです。これを変だと思わない理事者は逆に変だと思うのです。だから、それは今一切直せとは言わないにしても、少なくても職員は、これ私消防議会から組合の監査を承っていて、監査でいろいろ指摘している事項があります。去年も支署がそれぞれ書類の書式が違うとか、そんな実態がどんどん出てきている。そんなことってあり得ないだろうと。これは本部が統括して同じ書類でやりなさい、考え方も同じ考え方で処理しなさいというように言っておりますし、特に人事交流、一部事務組合の職員であれば中頓別町に勤務しようが浜頓別町に勤務しようが、はたまた枝幸町へ行こうが歌登支署に行こうが、それは当然それぞれの地域性を感じながら、住民の意識を感じながら、交流をすることによって職員の資質も高まるだろう、そういう思いで人事交流をすべきだということも言っております。管理者、副管理者のいろんな配慮で今年は浜頓別支署と本部の交流ができました。しかし、私たちが言っているのは支署と本署、または支署同士の交流、こういったことをどんどんやるべきだと言っているのです。ところが、浜頓別町は可能でも中頓別町は可能ではないのです、中頓別町の職員なので。そんなことってあり得ないでしょう。町長、これ町の都合で健康面が悪いときには町の職員として出すだけではなくて、能力のある消防職員を見つけたらヘッドハンターをしてでも町の職員になってくれないか、こういうことは今までもあったと思う。市本主幹についてもそうだろうと思う。でも、それは町の職員でなくても、消防職員であっても、それは一部事務組合、いわゆる消防長との話合いで幾らでもできることではないですか。例えば一部事務組合の職員を当町の職員として招聘したいということであれば当町からまた誰かを回してもいいでしょうし、それから新たに採用してもらうということだって可能なわけです。だから、これを何年間ももう続けてきたのだけれども、もうそろそろ新しい小林町長になったら、こんな今までのやり方変ですよ、これ。同じ支署の職員がそれぞれ町職員であったり組合職員であったりするような身分になっているなんていうのはどうしてもおかしい。まして人事交流の弊害にもなるということであれば、これは一遍に直せとも言えませんけれども、町長、どんどんこれ変えていかないと、時代の要求だけではないのです。職員の立場だって変になっている。そのことによって士気が低下するとかというふうには思いたくないけれども、同じ一部事務組合の職員であれば同じ身分であるという形のものにしてやるのは理事者として筋でないかと私は思うのですが、構成3町で検討してまいりたいというのだけれども、その辺どうですか、町長は積極的に、当町の問題ですから、考えてみませんか。
答弁 町長 小林生吉
私も実は枝幸町、浜頓別町が消防組合の採用で職員がほとんどいるという認識は正直なかったです。どこも町村で採用しているというふうな実は認識を持っていました。これ確認したらちゃんと職員の採用のところのときにそういうふうになっているので、ちょっと私が気づかなかったというところなのですけれども、本町において消防組合が設立された当時は南宗谷消防組合の採用という形でスタートしているというふうに認識しています。ただ、それ以前にいた幹部クラスは、もともと町のほうの消防係とかにいた人については町職員としてということだと思いますけれども、組合が設立された当初採用された方々については消防組合の職員であったと。その後、若干行き違いがあるのですけれども、本人は町職員として採用されたと思っていたけれども、履歴を確認したら消防だったというケースも実はあるのです。でも、このケースは本当に私が職員になる前の採用のケースでもあります。町職員で採用して消防に出向するという形の採用が数名続いて、その後に1回だけ南宗谷消防組合の組合採用の職員がおりました。当時私は総務係長で、そういう採用だったということの状況については承知しておりますけれども、その際に今後については町で採用するというふうな方針が確認されて、それ以降ずっと町で職員を採用して派遣するという形になっていて、そこから一貫してそれを踏襲してきていると。先ほど申し上げたとおり、枝幸町も浜頓別町も同じようにしているとばかり思っていました。実は違ったということなので、同じ組合の中で違うというのはいいのかというのはおっしゃるとおりだというふうに、ただ現状このことが支障になっているということはほぼないかなというふうには思います。東海林議員おっしゃったように、消防職員がどの支署にいるかによって給料が違ったりとか、そういう実態がずっと続いていることも、将来ともこれでいいのかということについては見直すべきではないかということについても真摯に受け止めたいというふうに思っています。町の採用の考え方は町としてしっかり考えていきたいと思いますけれども、一つの特別地方公共団体として、一部事務組合としてどうあるべきかということに、将来的な方向についてはやっぱり浜頓別町、枝幸町とも確認をした上で共に考えていくのが望ましいのかなと。今回人事交流が初めて行われましたけれども、今後は中頓別町からも、本部とのやり取りになるかとは思いますけれども、人事交流が想定されています。そういったことなども含めてよりこの一部事務組合が一体感のあるものになっていく、そのために必要な制度や仕組みの見直しについて積極的に関わっていきたいというふうに思います。
質問 5番 東海林繁幸
町長の素直な気持ちを聞いて安心したのだけれども、基本的には今まで歴代の消防長は枝幸町からしか出ていない。これも変な話なの、組合の中で。中頓別町の支署長が場合によっては消防長になったっておかしくない。浜頓別町がなってもおかしくない。そういうことの一部事務組合として当然考えるべきことが、こういう中頓別町のような形態を取るところが一か所でもあればなかなか取りにくい、そういう実態もあるわけです。ですから、町長はいつからやるとはなかなか言えないでしょうけれども、こういう実態は本当におかしな、これ町長は今支障ないだろうと思っているだろうけれども、これは支障はあるのです。なかなか本署として、本部としての人事はできないでいる。それは遠慮ですよ、やっぱり中頓別町に対して。だから、消防組合の本部が全体の人事もできないでいるなんていうこと自体は全くおかしな話で、先ほど言ったように一部事務組合といえば組合かと思うけれども、特定地方公共団体という法的な名前があるわけですから、これはやっぱりその認識を改めて、給与面まで一緒にしなさいとはなかなか言いづらいけれども、少なくても身分的なものでは統一してやるという、これを急いで、なるべく早くやりたいという考えをもう一回確認したいのですが、いかがですか。
答弁 町長 小林生吉
既に採用している職員に関して変更するというのはなかなか難しいところがあるのではないかと思います。今後において採用する職員についてどうするかということと、あと人事交流や組織内の人事の在り方等について、今東海林議員が懸念されるように町採用と組合採用で不都合がないと、そういうような確認をしっかり取るというようなことも含めて対応をすることが必要なのかなというふうに思っています。いずれにしても災害も含めて消防組合、各支署の連携で協力し合う関係というものがとりわけ必要な状況になっているというふうにも認識しておりますので、消防組合が一つの自治体として機能できる、その環境づくりという意味で、先ほど申し上げましたけれども、積極的に関わっていくような対応を取りたいというふうに思います。
再々質問 5番 東海林繁幸
再々質問が終わりましたから終わりますけれども、町長、これはこれからの人たちを正常に戻すという考えがおありだったら今いる人たちを変えることは一向に簡単にできます。検討してください。