中頓別町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月9日
町長はそう思っているけれども、私たちはこういう感じでいきたいのですよ
2019年3月9日、中頓別町議会の一般質問で、星川三喜男議員が「町長はそう思っているけれども、私たちはこういう感じでいきたいのですよ」について質問し、町長 小林生吉、総務課長 小林嘉仁が答弁しました。
- 質問者
- 星川三喜男 議員
- 答弁者
- 町長 小林生吉、総務課長 小林嘉仁
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 星川三喜男
それでは、受け付け番号5番、議席番号7番、星川です。私が一般質問するとき皆さん議場の時計を見ていましたので、なるべく早い時間帯に終わらせていきたいと思います。小林町政の1期4年間最後の質問となります。今まで4年間いろいろと私どもが一般質問させてもらいましたのは、町民からの意見で、町長に対して町長はそう思っているけれども、私たちはこういう感じでいきたいのですよということで町長に対して質問させてもらいました。そんな中で町民からは、あなたの質問はちょっと町長に対して失礼でないのかなと、そういう声も多々多々ありますけれども、これはお互いに町をよくするためどのように考えていくのが最適なのかなということで、確かに言葉も悪かったかもしれませんけれども、いろいろと質問させてもらいました。それで、今回最後の質問ということで、2点ほど質問させてもらいます。これもまたしつこいような問題ですけれども、質問させてもらいます。まず、1点目といたしまして、特別職、議員報酬引き上げに対するこれは町民からの声です。先般の臨時議会で特別職や議員等の報酬を大幅に引き上げる条例が可決されましたが、このことに対して町民から批判の声が上がっております。その声といたしまして、職員数も増加し、地方交付税の減少、それと人口の減少の中、財政は決して好転などしていないのに報酬等を引き上げる根拠はないという声があります。私は、本当に今議員も町長も町民を置き去りにしているように見えます。確かに議案を可決した議会議員の各人も説明責任も大ですが、提案者である町長にも町民に対してわかりやすい説明をする必要があると思いますが、町長にお伺いいたします。
答弁 町長 小林生吉
冒頭星川議員の質問を失礼というふうに思ったり、感じたことは一切ありませんので。ご答弁申し上げます。特別職の報酬改定につきましては、審議会の答申に基づき行われたものであり、町の財政状況や他自治体との比較など、総合的に検討した上で決められたものと理解しています。批判的なご意見があることもわかりますが、議会でも議決いただいたように基本的には多くの町民にご理解をいただいているというふうに理解をしています。報酬や給与は過大でも過少でもなく、その職務に見合う適正な対価として決められることが望ましいと考えています。今回の改定については、一定の行財政改革、財政健全化を果たし、かつ住民サービスの回復を優先してこの間実施し、さまざまな見直しを行った上でのことになるというふうに考えています。審議会の答申に沿い、適切な範囲にあると判断しています。ご批判に対しては、今後も説明を尽くしていかなければならないと思います。今後もさらに厳しい認識の中で行財政運営を進めていきたいと考えています。
再質問 7番 星川三喜男
それでは、一、二点再質問させてもらいたいと思います。私の質問の中で、町民の声からもありますように決して今財政が好転しているというわけでも、私もそうだと思っています。というのは、本来今まで取り組まなければならなかった老朽化しているインフラの再整備が今後これに財政のお金がかかっていくのは当然だと思いますので、それがある以上公債費が下がったから財政が好転したなどとはとても私はそういう報酬を引き上げる根拠にはならないと思いますが、いかがでしょうか。それと、これは平成18年でしたか、中長期財政運営計画を町民参加の形で作成しました。そのとき町長は行政側の中心メンバーだったと私は記憶していますが、あのとき議員報酬を初め職員の給与、職員数も減らすことを町民に約束した上で公共料金を引き上げたのです。このような経過を経てやってきたように、今回も引き上げる前に町民に説明して納得してもらう、そういう手順が私は先でなかったのかなと。確かに報酬等審議会から答申が出された結果を持って臨時会を経て、こういう引き上げといいますか、町長は引き上げではない、もとに戻したと言いますけれども、私は引き上げだと思っています。今まで管内議員誰もが中頓別町の議員は一生懸命やっていると、少ない報酬の中で定例会を見ればほとんど一般質問しているではないかと。管内見ても二、三名しか、各町はそのぐらいの議員しか質問していないのです。この中頓別町は、どういうわけか全員がするような、昔からですよね。私が議員に当選させてもらってから5期、毎回のように皆さんが中頓別町、自分の町をよくするがために一般質問を町長に問いかけているという私は誇りある町だと思っております。そのような中で、先ほど宮崎議員からも言われましたけれども、今までは本当に財政の苦しい中で確かにやってこられて、報酬も最低とは言いませんけれども、全道一低い報酬で議員活動をしてきました。今回のこの引き上げで、町村の人口対比でいえば全道で一番高くなったのではないかなと。ややそれに近いのです、町村では。今まで最少の給料で皆さんが頑張ってきたのが一気に逆転してしまったような感じがいたします。そこで最後に、この引き上げで各種委員会も含めて町民がわかるべき姿でどのぐらい引き上げ金額でなったのかお伺いしたいと思います。
答弁 町長 小林生吉
財政上の問題ということであります。財政運営に関して早期健全化団体に指定されて大変厳しい時代を経て、それ以前から給料の削減と。いろんな行財政改革に取り組むということで、経費もそれなりに削減しましたけれども、なおやはり大きく目標額に達することができなかったというふうに思っています。公共サービスも全てを削るということにはならないので、それゆえに特別職を初め職員の給与の引き下げ、職員数の削減ということで賄ってきたと、賄おうということで中長期の行財政運営計画があるというふうに思います。中長期行財政運営計画そのものは、昭和の時代ぐらいまで地方財政が厳しくなるという合併時に示された見通しというか、そういう合併の議論があったときに示されたような、そこを一定の目標に掲げて、それでも町がやっていけるということを基準にしてやりました。ただ、実際にはそんなふうには悪くならず、徐々に好転していきました。ただ、その10年間というのは、当初の目標を変えずに削減を続けた10年と。結果職員数も少ないままでしたし、給料も低いままということに、私はそこが一番大きなところだったというふうに思いますけれども、財政調整基金や減債基金、その他の多くの基金を積んで、財政規模からすると全道的にも相当に大きな基金を持つことができる町になったというふうに思っていますし、基本的には私になって4年間もそのベースは崩さずにきているというふうな考え方であります。ただ、いつまでもそれだけではやっていけないと。その10年は、私は本当に大変な10年だったと思いますけれども、そこから後は町民の方たちがここに住み続けて、本当に幸せに生活してもらえる、安心して生活してもらえる、そういう行政サービスの復元をしていかなければならないし、その行政サービスをしていくべく職員もしっかり配置をし、給料も、あくまでもこれは国家公務員を基準にそこに準拠した給与というその範囲の中でありますけれども、そこの給与の保障をして、みんなが前向きな気持ちで仕事ができるような環境にしていくということが必要だというふうに思っています。今後も入ってくる収入に見合う仕事をするというその考え方を基本にしながら、入るをはかって出るを制すというその基本に沿って進めていきたいというふうに思っています。インフラの関係でも公共施設の整備基金などもしっかり積んでいますし、地方創生絡みで新たに付加している多くのサービスも基金を持って長期的に継続できるような仕組みにしているということで、まずそれを一定やったということを前提に給与の引き上げや特別職の報酬の改定ということに至っているというそのところを町民を置き去りにしてやったということでは決してないと。まず、そこを基本にやってきて、これからもやっていけると、やっていくという大前提のもとで上げたものであるということをご理解をいただきたいと思いますし、ぜひ町民の皆さんにもそういうふうにわかってもらえるようなことをしていかなければならないというふうに思います。ちょっと長くなって申しわけありませんけれども、今回の一連の手続の中で答申から議案の提案に至るまでのところでもう一段階町民への説明というところが必要だったのではないかというご指摘だったというふうに思います。その辺については、今後しばらくこういう機会はないかなというふうには思いますけれども、ある際にはそういう手順も踏むということもしっかり検討していくようにしたいと、すべきだというふうに思います。あと、もう一点、議会の関係、これは議員の報酬に関しては議員の皆さんの中で議論をいただくべきところでもあるかなというふうには思いますけれども、今議員のなかなかなり手がいないというような、先般全国紙のどこかだったと思いますけれども、議員の報酬によって定数を超える立候補者がいて、選挙になる、ならないみたいな、低いところはなっていないとかというような結果もありました。だから、ここは少なくとも議員の報酬は、いろんな人が議員のなり手になり得るその水準にあるべきではないかというふうに思いますし、それに沿った、十分とは言えないかもしれませんけれども、近づいた改正なのかなというふうな理解をしております。あと、報酬改定等に伴う費用の部分については、総務課長のほうから説明をさせてもらいます。
答弁 総務課長 小林嘉仁(総務課長は2022年3月まで)
それでは、ご答弁をさせていただきます。議会のほうには既にご説明している資料の中に入っていると思いますが、基本的には全部を改正いたしますと年間2,600万円程度の上昇になろうかと思います。ただし、皆さんご存じであろうとは思いますけれども、特別職の報酬に関しましては段階式となってございまして、今年度につきましては約2,000万円ほどであろうというふうに考えております。それから、もう一点、先ほど報酬等が、議員の報酬になるのかな、結構高く北海道1位になるのではないかというふうなお話もございましたけれども、これは審議会のほうで審議委員たちが非常に苦労しながら検討していただいたということで、宗谷管内の大体中間程度というふうになってございます。人口割という部分に関しては、基本的には中身までは考えていませんで、基本的な部分としましてはこの職についてはこのぐらいの金額が妥当であろうというふうな判断で審議会のほうでは整理をかけていただいているということございますので、ご承知おきいただければというふうに思います。
再質問 7番 星川三喜男
総務課長の答弁の中で中間、要するにそれは町村の平均値、人口割ではないのです。人口割でいけば上位なのです。町民にすれば、1人に対して議員の手当というのがやっぱりこれが人口割で考えているのです、皆さんは。そうであればやはり高いのかなということを言いたいわけなのです。この答申は、臨時会で採決されて可決されました。というのは、臨時会でしたから、これは町民に対してなかなか声が響いていない。そういうこともあって、今回私は引き上げ額もあわせてこれは町民が知るべき権利だと思いまして、この質問をさせてもらいました。