中頓別町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月12日
2番目の森林、林業、木材産業の施策の充実について
2018年12月12日、中頓別町議会の一般質問で、東海林繁幸議員が「2番目の森林、林業、木材産業の施策の充実について」質問し、町長 小林生吉が答弁しました。
- 質問者
- 東海林繁幸 議員
- 答弁者
- 町長 小林生吉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 東海林繁幸
では次に、2番目の森林、林業、木材産業の施策の充実についてというところで、門外漢である私が申し上げますのも、私は林活議連の当町の会長としてやっておりますし、道北の幹事としてもやっておりますので、非常に私も興味を持って当たっている問題であります。今年度税制大綱では、森林環境税、森林環境譲与税、これは仮名ですけれども、創設が決定されました。また、新たな森林管理システムにかかわる森林経営管理法が成立したことにより、森林整備などを促進する市町村段階での体制強化が重要な課題となります。環境税の徴収は2024年からですが、事業は来年度から予算を配分されます。町として現在どのような対応をしていますか。私は、来年度は環境税を徴収しないけれども、国が特別に支出するという国の力強い積極的なやり方なのですが、それだけに規制が大変強くなると思って心配しておりました。以上でお願いします。
答弁 町長 小林生吉
森林、林業、木材産業の施策の充実についてというご質問にお答えをしたいと思います。まず、森林環境税が創設されましたことは、農山村の自治体における悲願であって、大変喜ばしいことであるというふうに思っております。平成31年度から施行される森林経営管理法では、経営管理が適切に行われていない森林について市町村が仲介役となり、森林所有者と意欲、能力のある森林経営者をつなぐことにより、林業経営の効率化や森林の管理の適正化の促進を図ることとされております。このため、市町村の役割がより重要となりますが、現状では森林行政に精通している職員は限られており、町としての推進体制を充実させていくことは重要な課題と認識をしております。このことから、道に対しても派遣による森林行政に精通している職員を要請している段階でありまして、新年度からの派遣が可能となった際には、派遣職員を中心に既存職員のスキルアップや若手職員の育成を進めてまいりたいと考えております。なお、森林環境譲与税につきましては、道の試算によると本町の平成31年度の交付額はおよそ500万円程度と見込まれており、段階的に交付額の配分は増額される見込みであります。具体的な使途につきましては現在検討中の段階ではありますが、既存の事業や補助金への充当は認められていないことから、関係者や振興局とも十分に協議検討した中で、本町の林業の活性化のために効果的な活用を進めていきたいと考えております。
再質問 6番 東海林繁幸
再質問させていただきます。まず、1点目なのですが、町長が対応しようとしているところでちょっと心配なのは、当町の職員の中に少なくとも高等学校の林科を出ているとか、大学のそういった科目を出た人はいないのです。そのことから、しかし素人であっても一生懸命やってくるとそれはそれなりに経験者と認められる場合もあります。ただ、私が心配しているのは、いいかげんな対応では許してくれないと思うのです。相当きつい要求がたったの500万円の補助であっても来るのではないか。これは継続して来ることですから。そこで、道庁あたりに派遣を期待している。それは期待はいいでしょうけれども、そんなことでいいのか。派遣してくれなかったらどうなるのだろう。今までもそうなのだけれども、森林の問題では当町の中頓別・浜頓別町森林組合が非常に組織としてもいい経営をしている。指導もいい指導をしているということで、どっちかというと丸投げしていろんな町の森林関係のことを森林組合にお願いする部分が随分今まで例が多かったです。今回のこの制度についてもそれは考えられるのだけれども、それは許されないのです。ここにも書いてありますように、既存の事業及び補助金への充当は認められないのです。ということは、新たな森林管理の現実的な対応を迫られるわけです。例えば期待されているのは人材の育成です。そういったことに対してちょっと心配なのは、道からうまく派遣してくれればいいけれども、派遣してくれなかったらどんな対応ができるのですか、それが1点。それと、具体的にこの事業でどんなことをしようとしているのか、それも1つ伺いたいと思います。
答弁 町長 小林生吉
まず、職員の派遣についてですけれども、派遣が実現するかどうかというのは、おっしゃるとおり先方の事情もあるので、確定した話ではありません。ただ、その成否にかかわらず、今後町における林業政策のかなめとなる人材をしっかり配置をして育てていくという体制をとっていきたいというふうに考えています。これまで林務を経験してきた職員もいないわけではありませんけれども、それぞれ立場も変わったりとかしていく中で引き継がれていない現状がありますので、そこをしっかりつなげていくためにも、あるいは新しい事業に取り組むためにもそういう人材の配置、育成ということに取り組んでいくと。その上で道からの資本による派遣の人材が得られるとさらにその対応が加速できるかなということで、今お願いをしているというふうにご理解を賜りたいというふうに思います。それと、この森林環境税を生かしてどういう事業に充てていくかというようなところについては、大変申しわけありませんけれども、現段階で私のところで協議するところまで至っていないのが現状です。まず、この制度を活用してできる事業等に関しての情報の収集、整理、今担当課のほうで進めてくれているところでありますけれども、新年度の予算編成のまだ取りまとめ過程にもありますので、これからそれらの対応についての具体的な詰めを進めていかなければならないというふうに考えているところでありますので、ご理解を賜りたいなというふうに思います。
再々質問 6番 東海林繁幸
再々質問ではないのですが、町長の立場でいうと非常に職員配置やそういった専門家の確保というのは難しいと思うのです。しかし、これは待ったなしですから、あと3カ月しかないわけです。その間に相当な事務作業があると思いますし、技術的なことがかかわってくると、中途採用でもいいからきちっとした、町有林も大分多くなってきましたから、そういった専門職員を採用する必要があると思うので、その辺を検討いただければと思います。