みんなの議会

中頓別町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月5日

中頓別版DMOの設立について

2018年9月5日、中頓別町議会の一般質問で、宮崎泰宗議員が「中頓別版DMOの設立について」質問し、町長 小林生吉、産業課参事 永田剛、産業課長 平中敏志が答弁しました。

質問者
宮崎泰宗 議員
答弁者
町長 小林生吉、産業課参事 永田剛、産業課長 平中敏志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 宮崎泰宗

受け付け番号3番、議席番号4番、宮崎です。中頓別版DMOの設立について伺います。DMOとは、自然、物件、食文化など、地域にある観光資源に精通し、地域と協働して観光地域づくりを行う法人として欧米などで広がっており、国内でも日本版DMOの登録が相次いでいます。本町でも10月に一般社団法人を設立する予定とのことでありますが、本町の観光振興を担う中頓別版DMO関連の詳細について伺います。1、敏音知地区を中心とした観光振興が想定されていると思われるが、法人の名称、社員や理事、従業員や資金等体制は整っているのか。2、本町の観光振興における具体的な目標と目標が達成できない場合の責任所在、また新法人に何かあった場合の責任の所在は明確になっているか。3、ピンネシリ温泉や道の駅等の収益事業の運営について、現在の指定管理者である中頓別観光開発株式会社や中頓別町観光協会との折り合いはついているのか。4、中頓別観光開発株式会社は消滅することが濃厚と思われるが、それに伴う資本金の精算等は行われるのか。5、中頓別町観光協会の存続と観光協会主体のイベントは今後どうなのるかお答え願います。

答弁 町長 小林生吉

中頓別版DMOの設立についての質問について5点お答えを申し上げたいと思います。まず、1点目でありますけれども、観光地域づくりを進める新たな法人の設立準備の状況ですが、法人の名称や定款を初め、組織体制の事業計画等について現在検討を進めている段階であります。新たな組織の中心的な存在となる専務理事が着任が6月となり、その後地域の状況や各施設の運営状況等の把握に時間を要したことから、設立に向けた作業がおくれている状況にあります。設立の準備作業につきましては、早急に取りまとめ、町民の皆様にお知らせをしていきたいというふうに考えております。議会後、具体的にご相談をさせていただきたいというふうに考えています。2点目は、新たに策定した観光振興計画におきまして、本町は大型バス単位の観光客を誘致することが難しいことから、家族や少人数のグループの方たちに本町の自然や体験等を通じて魅力を感じていただき、本町のファンをふやして交流人口や関係人口をふやすことを目的としております。現在検討している新組織の事業計画で目的を達成していくための数値的な目標も検討しているところであり、計画概要がおおむね策定された段階で町民の皆様に周知をしてまいりたいと考えております。また、現時点では新法人に何かあった場合という想定はしておりませんが、一般社団法人では社員総会が理事の任命や議決権を持つ意思決定の機関となるという規定があり、2名以上必要となる社員のうち1名は町が担うことを想定をして、責任体制を明確にしていければというふうに考えています。3点目ですが、中頓別観光開発株式会社はピンネシリ温泉の管理運営を行うために設立された第三セクターの法人であり、町からの指定管理解除については本年5月に開催された第31期定期株主総会で提案され、株主からの承認を受けていることから、今後は運営の移行をスムーズに進めていくための調整をしていくこととしています。中頓別町観光協会につきましては、道の駅等山村交流施設の管理運営に係る指定管理の解除について役員会等で説明し、確認されているところでありますが、同協会が独自に実施している事業につきましては同協会の今後の運営方針が検討中の段階であることから、今後関係者と調整が必要と考えております。4点目であります。中頓別観光開発株式会社は、新法人へ温泉の運営が移行された後、会社を清算することで本年度の定期株主総会での承認を受けております。株主総会の中でも議論されておりますが、観光開発株式会社として運営を行っている期間内でこれまでの損失分を清算することを前提に現在経営努力を行っているところであります。5点目であります。本年4月に開催された町観光協会の総会において観光協会を存続するという方針が承認されております。現在は、協会運営方針や事業内容について検討、協議されている状況となっており、町といたしましては観光協会の方針を尊重し、それに沿ってできるだけの支援や協力をしていく考え方をしているところであります。

質問 4番 宮崎泰宗

まず、1点目については、新法人というものを来月設立する予定だと思うのですけれども、現実的にそれが本当に可能かどうか、正直お答えどおりの状況だとしたらちょっと難しいのではないかなと思いますので、来月設立できる可能性について伺いたいと思います。また、ちょっと全体的に不確かなことが多くて、本当に来月設立できるのかなと思うのです。例えば名称の具体案であるとか、どういう候補があるのかとか、そういうこともあればお答えいただきたいと思います。それもないのに設立する期限だけは決まっているのかなとちょっと不思議に思うのですけれども、そんなに焦らずにやっていただきたいなと思います。それと、1点目のほうの答弁で専務理事というふうにあるのですけれども、これは会社もまだできていないわけですから、まだ専務理事になったわけではないですね。候補ということだと思うのですけれども、これもちょっと確認させていただきたいと思います。もうご答弁にもあるようにおくれているわけですから、もっとじっくりお考えになったらいかがかではないかなと思うのですけれども、1点目、またさらに準備ができたら町民の皆様にお知らせしていきたいということなのですけれども、これは一体何を周知するのですか。例えばこういう会社をつくりました、協力してください、よろしくお願いしますというような事後報告をするのでしょうか。だとしたら、既に蚊帳の外にいる多くの町民からの協力というのは私は得られないというふうに思いますので、1点目についてはこれらの点いかがでしょうか。それと、2点目については、大型バス単位の観光客を誘致することが難しいというふうに諦めておられるのですけれども、そもそもそのような挑戦をしたことはあるのでしょうか。道の駅の形態からしても大量の大型バスを想定した施設とは到底思えませんので、この点チャレンジもしていないのに諦めるのですか。今も大型バスは少ないかもしれないけれども、寄ってはくれていますので、何か観光振興計画が結局言いわけの計画になっているような気がします。ですから、今よりも大型バスを一台でも多く寄ってもらえるようにしようとか、正直そんな気概もないのだったら観光というものには手を出さないほうが賢明ではないかなと私は思っています。中頓別町は、前々から言われていますけれども、非通過型、非観光地でありますから、ですから専門家を投入して既存の法人、例えば観光開発株式会社とか、こういったものをDMOとして生かすということであれば、今回補正予算にも出ていますけれども、設立の費用すらかからないわけですから、産業が衰退して大型バスも呼べない、観光地ではない中頓別町で新法人を設立するのに無駄遣いをする必要がどこにあるのかなというふうに思いますので、この点もお考えを伺いたいと思います。2点目、さらに新法人に何かあった場合という想定はしておられないということなのですけれども、いまだにそんなことを言っているようではちょっとまずいのではないかなと思います。では、例えば観光開発株式会社を設立した当初であるとか、ピンネシリ温泉が建設された当初、最初はすごくいい状況があったので、正直今みたいな状況になるなんて誰も想像しなかったのではないですか。でも、私はこういうやり方をしていたら、結局過去と同じようなやり方をしていたら近い将来必ず同じ末路をたどることになると思います、この新法人も。ですから、そのときの責任のとり方を明確にしていただきたいというふうに申し上げています。結局観光開発だって温泉だって誰も責任はとっていないですよね。これからも補助金、税金を当てにし続けるのか。また、2点目、社員のうち1名は責任の関係で町のほうで担うことを想定しているとありますが、これは町職員の誰かが職員になるということなのでしょうか、それとも町長であるとか、町行政そのものが社員というものになるのか。また、例えばもう一名はどういう方が担うことを想定しておられるのか。2点目については、これらの点を伺いたいと思います。それと、3点目です。観光開発株式会社、観光協会、そして町、この2者との折り合いはついているのかということについては、指定管理の解除云々ではなくて、そんなことは正直こちらのさじかげん一つですから、従うしかないところがあると思うのです。では、例えば今の従業員の方々はどうなるのか。1人や2人で会社を始めたところで温泉の経営なんてできないですから、従業員が必要なわけですから。また、そういった実働部隊のいない会社に指定管理なんていうのは認められないと私は思っておりますので、3点目、まずこの点を伺いたいと思います。それと、観光協会が独自に実施している事業というのは何を指しているのかなと。ちょっと私はわからなかったのです。私から見れば全て町のためにやっていることだというふうに思うのですけれども、行事、イベント、そういったものなのか、施設の管理運営なのか、この点についてもちょっと確認をさせていただきたいと思います。また、道の駅であるとかコテージであるとか、こういったメジャーな施設の管理というのは新法人に移行したいところだと思うのですけれども、例えば大畑山の管理というのも観光協会が町から委託を受けて行っている形になるかなと思うのですけれども、こういったものも観光協会ではやれないとかというふうになった場合、新法人で受けるのか。3点目、これについても伺いたいと思います。それと、4点目、観光開発株式会社では、新法人へ温泉の運営が移行された後会社を清算するということで承認をされている。それで、それまでに損失分を補填するということなのですけれども、それは一体いつになるのか。見通しはあるのか。これまででいくと、過去に指定管理料を増額して、前々年度でしたか、一時的に黒字に回復したかなと思うのですけれども、前年度決算では再び150万円の赤字に転落をしています。ですから、今年度の運営状況を踏まえ、本当に株主資本1,000万円まで戻せる見通しがあるのか伺いたいと思います。正直税金で税金の穴埋めをしているのですけれども、それって全く意味のないことですから、そもそも株式会社には出資金を返す義務はたしかなかったかなと思うのです。ですから、例えば1,000万円に戻さなくても清算することは可能だと思うのです。その点、私は前に課長のほうにもお伺いして、株の売買であるとか、手続の関係はどうなっていますかといったときに、今株主の方々に連絡をして準備をしていますということでしたので、その後何か進展が、例えば株券の売買に応じられるようになったのだとか、そういったこともお答えいただけたらなと思います。それと、5点目、観光協会では存続するという方針が承認されたというふうに答弁をされておられるのですけれども、はっきり申し上げてまだ何も決まっていないと思うのです。確かに本年4月、観光協会の総会の中で会長は存続させたいという意向をお話しされましたけれども、これは別に全会員に周知したわけでもありませんし、理事会の中でも意見が分かれているところなのです、いまだに。ですから、私も観光協会の理事で総会に出席していますけれども、こういったことは議案として承認されたという事実はありませんので、確認していただきたいなと思うのですが、ここで私が聞いているのは、観光協会が消滅した場合のことです。観光協会が主体的に運営してきた行事であるとかイベント、こういったものもなくなってしまうのですかということを聞いているわけで、これは観光協会の出方次第とかではなくて、その場合行政はどう対応するのかというのを再度お答えいただきたいと思います。例えば観光協会の消滅とともに、鍾乳洞祭りであるとか、先ほど細谷議員とか教育長もおっしゃっていた貴重なイベントという夏祭りだとか、しばれまつり、こういった多くの町民の方々が楽しみにしているイベントもなくなってしまうのですか。これを例えば新法人であるとか、行政であるとか、こういったところが引き継ぐというような考えはないのか、なくなってもしようがないと考えておられるのか、たくさんありますけれども、再度5点伺いたいと思います。

答弁 産業課参事 永田剛(産業課参事は2022年6月まで)

私のほうから答えられるところをちょっと分けながらご回答をしたいと思います。まず、法人の設立の現実的に可能かというところでございますけれども、確かに時間のない中、10月1日の設立に向けて今整理をしているところでございます。名称については、まだ確定はしてございません。役員の候補につきましては、現在打診をしているところでございまして、打診している方につきましては組織の方ということもありまして、そちらの協議ということもあると思いますので、まだ今の段階ではこの場ではご説明はちょっと差し控えたいと思いますが、今打診をしているところでございます。専務理事の名称、今の本宮さんの件だと思われますけれども、確かにまだ組織はできてはいませんので、専務理事候補という段階でございます。議員おっしゃるとおりでございます。準備ができたらお知らせをするということでございますけれども、ちょっとどういう形でお知らせができるかというところはまだ決めておりませんけれども、これからその点については考えていきたいということでございます。次、大型バス単位の観光受け入れは難しいということで答弁にちょっと書かせていただいた部分でございますけれども、これまでの観光振興計画の議論の中でもいろいろさせていただきましたけれども、ここで申し上げていたのはまず一度にたくさんの、いわゆる40人単位の宿泊が一回に受け入れができるかだとか、食事ができる場所があるかだとか、そういったことを踏まえて、バス単位の予約の受け入れみたいなのはなかなかちょっと難しいところがあるかなというところの説明でございます。難しいということでございまして、やらないと決めたわけではないのですけれども、現時点でなかなか難しいのかなということでございます。宿泊場所がふえたり、食事のできる場所ができてくればそういったことも可能かなとは思いますし、これからになりますけれども、もし中頓別町だけではなくて近隣も含めてということになれば、やり方を考えれば可能性はあるのかなとは思います。次、責任のとり方についてです。この点に関してはちょっと飛ばさせていただきまして、次、4番目の社員になるのが町なのか、個人なのかということですけれども、今町ということで考えております。あと、1人ではなく最低2名以上ということになっておりますので、まず1者としては町が町として入ると。そのほかに今想定しているのは2者程度、3者程度でまず設立時社員ということで考えております。次、折り合いがついているのかというところのお話でございますけれども、現場の従業員に関しては基本的には雇用を守るという観点も含めまして、今時点の基本的なスタンスとしては今いるスタッフにそのまま引き続いて残っていただきたいということで説明はしてきております。意思確認は、これから事業を継承して、指定管理を切りかえる際には絶対整えておかなければいけないので、それまでの間には現在の従業員にはぜひ残っていただきたいということであわせてお願いをしながら意思確認をしていくというところでございます。観光協会の独自事業のことについてということなのですけれども、夏祭り、冬祭りとか、そういったようなイベントのほか、あとは地域間交流とかの受託ですとか、ふるさと会の事業ですとか、いろいろあると思いますけれども、そういったような観光協会がもともと取り組んでこられたような事業ということで考えておりました。道の駅の管理の指定管理以外の委託しているところ、大畑山の管理とかの個別の委託の部分に関してですけれども、この辺も観光協会の今後の事業をどういった形で計画していくかというところも踏まえて、そこはちょっと相談をしながらということになると思いますけれども、新法人で受けていきたいというところと、調整は必要かなと思いますけれども、観光協会の意向もある程度尊重しながら、その辺は協議をして決定をしていきたいと考えております。温泉の清算につきましては、答弁のほうに書いてあるとおりでございますけれども、現在資本金の回復に向けて、総会の中でも反省をした中で回復をした上で清算をしたいということで会社のほうでは考えております。この点につきましては、ちょっとまた別途答弁があるかと思います。観光協会の存続に関してということで、もし消滅した場合はイベントがどうなるのかということでございますけれども、夏祭り、冬祭り等々のイベントにつきましては観光協会の事業で取り組んでこられたということで、まず観光協会のほうでこれからどうしていくのがいいのかというところを一回ご検討いただいた中で協議をする必要はあるのかなとは思います。新しい組織のほうでは、イベントに関しては現在想定はしていないというところでございまして、まずは法人のほうの目的としましては観光振興計画そのものが観光でたくさん稼ぐというよりかは移住、定住だとか、交流人口をふやしていこうだとか、人口減少問題に絡めて町を存続していこうだとか、振興させていこうだとかというところに主眼を置いておりまして、そういうところも踏まえて、まず稼ぐというところをメーンに立ち上げていくというところでございますので、繰り返しになりますけれども、観光協会の中の協議を踏まえて、また改めてこの辺は協議なのかなということで考えております。

答弁 町長 小林生吉

何点か補足をさせていただきたいと思います。まず、1点目の今段階の法人の設立準備の状況についてでありますけれども、ある程度考え方は整理をしてきている経緯があって、議会が終わった後できるだけ速やかに議会のほうにも状況の説明をさせていただいた上で、改めてご意見を受けてその後の展開をつくっていきたいというふうに考えています。10月1日という期限にこだわっているわけではありませんけれども、ずるずるおくらせるということにはならないという認識を持っているので、議論を加速して、できるだけ早く法人の設立を図るようにしてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいというふうに思います。それと、2点目でありますけれども、法人に何かあった場合を想定していないという、表現がちょっと不適切だったかなというふうには思います。当然危機管理的な考え方をしっかり持って対処していくという上において、やはりここは先ほど申し上げましたように社員の中に中頓別町がしっかり入って、特に設立という段階においては私自身が先頭に立って運営の立ち上げを図っていかなければならないかなというふうに、そういう不断の決意をもって前に進めたいというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいというふうに思います。それと、3点目、5点目にかかわると思いますけれども、この体制に移行した後の観光協会のその後ということになると思いますが、先日も会長とちょっとお話をさせていただいた折に、基本的にはこのDMOの設立がきっかけとか、これが原因となってこれまでやってきたイベントとか、そういうものがなくなるということにはしたくないと。ですから、観光協会が残られるにしろ、新しい体制に移行されるにしろ、どんな形であっても町としてもこれまでやってきたイベントを基本的に継続するという考え方に向かうべきではないかというふうに私は思っております。そのためにできる最大限の協力をしていくと。その後においていろんな見直しをしていくことはあると思いますし、これ以外の原因でイベントを見直すとかということはまた別の問題だとは思いますけれども、あくまでもこれが原因となって今までやってきたことの取り組みが後退するというようなことにはさせないというふうに町としては考えて対処していきたいというふうに思います。以上です。

答弁 産業課長 平中敏志

済みません。1点、温泉の出資金の関係が抜けていたかと思いますが、今現在先週取締役会がありまして、7月までの決算状況が出されてきています。その中では、今ちょっと手元に資料を持ってこなかったのですが、出資金を、今時点では資本金を戻せるだけの余裕ができてきているというところにあります。プラス余剰金として出てきていると。今年度につきましては、昨年度と比較しても宿泊者数が伸びております。公共工事の関係が多くて、やっぱりどうしても工事関係者の利用に依存しているという状況ではありますが、現時点では出資金を戻せる見込みの状況になっているということで、このままで維持していただいて、基本的には12月までの中で清算できるような体制を進めていきたいというふうに考えております。

質問 4番 宮崎泰宗

それでは、再度伺いたいと思うのですけれども、今お伺いしたたくさんの質問にほぼほぼお答えをいただきまして、今の点について再度確認をさせていただきたいのですけれども、最後の特に温泉のほうの経営状況のほうで、たしか資産が前年度終了時点でもともと1,000万円のが700万円ぐらいになっていたかなと思うのですけれども、今のお話でいくと差額の300万円、これを今の状況なら戻せそうだという感じなのですね。前年度150万円赤字だったので、すごく心配になったので、もう一回新たに確認をさせていただきたいと思います。基本的には、町長からもお答えがありましたけれども、参事からもお答えがありましたけれども、法人のほうではイベントというものは想定はしていないのだけれども、どういった形でもこれを原因にイベントがなくなるということは避けていきたいというお答えがいただけたかなというふうに思います。1点1点またちょっと伺いたいのですけれども、1点目、2点目あたりはまざるかもしれないですけれども、例えば今つくろうとしているのは一般社団法人ですよね。ですから、ちょっと株式会社とは違うとは思うのですけれども、株式会社だったら出資というか、株を買ってとかということになりますけれども、一般社団法人でもたしか出資というかどうかわからないですけれども、お金を出すことはできると思うのです。例えば出資であるとか、社員であるとか、さっきの周知の話なのですけれども、町民の皆さんへの。出資、社員、例えば理事、今想定している以外で従業員のなり手、これは今のスタッフによって続けてもらいたいということですけれども、また募集の必要があれば、何かそういったことをどの道周知するのだったら、事後報告をするのではなくて、やっぱり一緒につくっていかなければいけないと思うのです、町民の皆さんと。結局これは何でもできてしまって、よろしくお願いしますだったら、誰も協力してくれないと思うので、そういったところもそういった部分で協力してくれませんかということをできる前に周知をするべきではないかなと私は思うのです。ですから、この点についてもちょっと内容はまだ決まっていないということでしたけれども、そういったことをしてみてはどうかなという提案ですけれども、お答えいただけたらなと思います。今回一般会計補正予算で、いわゆる設立準備金というものが計上されていますけれども、これはまだ会社が基本的にはできていない。そのための費用だと思うので、支出する相手方というか、これはどこになるのかなとちょっと疑問だったのです。町が町に例えば支出するのか、ちょっとわからなかったので、これもどんな形になるのか伺いたいと思います。これは設立準備金なのですけれども、では会社ができてからの当面の運営費であるとか、こういったものはどうやって捻出するのかというところも再度伺いたいと思います。出資等々になるのか。1点目、2点目がまざっていますけれども、やっぱり社員であるとか理事というのは出資をして、私は正直自腹を傷めなければ責任感というのが持てないのではないかなと思っています。新しくできる法人、3点目ということになるかわからないですけれども、これは観光開発株式会社だったら第三セクターというふうに位置づけられていますけれども、第一、第二、第三とかとあるのですけれども、この新法人はどういったものに位置づけられるのか。第一だったら完全な公営企業、第二だったら私の企業です。民間の企業ということになるのです。それがあわさって第三セクターとかなのだけれども、どういったところに位置づけられるのか。町が社員になるということは、これは一般社団法人でいうところの社員というのは株式会社でいうところの株主に恐らく当たると思うので、出資をするであるとか、町がやっぱり株主になるような形になるわけですから、どういった法人として町として位置づけられるのか、これについてもおわかりになればお答えいただきたいなと思うのです。それと、4点目になるかなと思うのですけれども、先ほど温泉の話でもそうですけれども、12月までにめどをつけたいとかということがあったので、ただ設立は10月1日とは限らず10月とかということだと思うので、その時点ではまだ例えば温泉の経営を引き継ぐことができないですよね、恐らく。ですから、最初の時点でやれるのは町が直営でやっている自然学校とか、「もうもう」とか、そういうことになるのかわからないですけれども、そういった観光協会が今指定管理を受けているところも恐らく12月をめどとかという、そういう話があったので、こういったものは受けられるところから段階的に受けていく、一遍に受けるのではなくて。設立した後の動きというのも伺いたいなと思います。5点目は、先ほど町長からもお考えいただいたので、1、2、3、4について再度今の点を伺いたいなと思います。

答弁 産業課参事 永田剛(産業課参事は2022年6月まで)

お答え申し上げます。一般社団法人の定義というところになると思いますけれども、一般社団法人のそのものは出資金がなくても設立はできるというところでございますけれども、出資を募るということもできるのです。それは、その会費という形で集めるというパターンもありますし、そうではないやり方もあるということで、現時点でちょっと想定しておりますのは、やはり運転資金になるものが必要になるということで、一般社団法人でいう出資金と言われるものは基金という扱いになるのです。それは、株主、株式会社の株の考え方とちょっと違うところがありまして、一般社団法人は必要以上のお金は抱えていられないというか、基金としてずっと持っているということではなくて、必要以上の資金、要するに利益が上がってお金がたまったということであれば、基金がふえるということはないのです。ふえた分はお返しをしなければいけないということにたしかなっているはずですので、今想定しているのは基金をまず取り入れて、それはちょっとまたご相談なのですけれども、町のほうから基金を預からせていただければ、それを積んで随時売り上げの中からできれば早目に返していきたいということで、出資に関してはそういうことで今考えております。設立準備資金というのは、そういったことでご回答よろしいですか。今回補正予算で計上しようとしているところでございますけれども、まず10月に設立をしようということで今準備をしておりますけれども、そこに係るいろいろ、後でまた予算のときにもご説明しますけれども、登記の費用とか、行政書士とかにお願いをするところの費用ですとか、あと3月までの諸費用です。事務費でしたり、旅費でしたり、車両のリース料だとかというところを考えておりまして、そのあたりはちょっと今回補正のほうでご相談をさせていただきたいというところです。補正で計上する分の支出先ですけれども、まず準備団体をちょっと置きまして、その中でそこにお金を町から支出をして、それで設立をしようということでございます。先ほど出資しないと責任感が持てないのではないかというところでございましたけれども、それは先ほどちょっとご説明したとおりということでございます。一般社団法人がそしてどういうような形態の組織かというところでございますけれども、第三セクターでもなく、いわゆる一般社団法人、一般の法人ということでございます。そして、最後スケジュールですけれども、どのように事業を受けていくのかということでございますけれども、まだ細かいところに関しては整っていないところもありますけれども、基本的には10月に法人組織を設立をしまして、12月いっぱいで今の指定管理の部分を解除をして新組織のほうに移行していこうというところで、これから準備を整えるところでございますが、直営でやっているそうや自然学校と、あと「もうもう」の部分に関してもそれをできれば同じように整理できればなということで今ちょっと考えております。最終的にそこはどういうふうに調整になるかというのはまたちょっと出てくるかと思いますけれども、現時点で一応そういうことで考えております。

答弁 産業課長 平中敏志

観光開発株式会社の件ですけれども、先ほどの話もありましたが、出資金につきましては確かに100%にして戻さなければならないということでは決してないのですが、会社の方針としてはやはり出資していただいた皆さんにきちんとお返ししたいという考え方を持っておりまして、何とか戻せるようにということで今努力をしているということでございまして、7月末現在の出資状況でいきますと出資金を全額戻した形でできる見込みとなっているということで、ただ、今後それに向けてもちろん収支バランスですとか、経費の圧縮も含めて努力をしながら、12月をめどに戻せるような形にしていくようにということで今努力をしているというところであります。

答弁 町長 小林生吉

1点だけ補足をしたいと思います。法人の形態、第三セクターかどうかという点ですけれども、的なところは当然あると思います、町が社員となり、かつ町の代表である町長が何らかの役を担えば。ただ、毎年町が一定の出資をしている法人等についてはその決算等の報告義務がある。それに該当するかどうかというところはちょっとすぐ確認できないのですけれども、ただ考え方としてはそこに該当するか否かにかかわらず、きちんとした決算などを議会に何らかの形で報告、説明をしたり、指定管理者として利用料金を取り扱う法人ということになりますので、その辺の責任ある対処をしっかりとっていくように取り扱いをしていきたいというふうに考えています。

答弁 産業課参事 永田剛(産業課参事は2022年6月まで)

準備団体は、早々に立ち上げるということで、申しわけありません。

質問 4番 宮崎泰宗

再度多岐にわたりお答えをいただきまして、さっきの位置づけの話、町長からもお答えいただきましたけれども、もともと第三セクターとかというものというのは明確な法的位置づけというのがないので、それをそう呼ぶかどうかというぐらいのところなので、ただこれまでちょっと決まっていないところが多いので、何とも言えない状況ではありますけれども、成り立ちからいくと観光開発株式会社なり振興公社なりという町で言われている第三セクターと似た形にはなるのかなと思います。ですから、相当な努力をしていかないと、観光においてはこれまでと同じような結果になってしまうと思います。それと、ちょっと質問するわけではないのですけれども、先ほど永田参事がおっしゃっていましたけれども、一般社団法人のほうの利益のところで、私が調べた中では株式会社とかだったら株主配当ということができるのですけれども、一般社団法人はそれに準ずるような行為ができない。逆に出資金について、出資金というかわからないですけれども、株式会社とかだったら例えば倒産したらそのお金を返済する義務はなくなるのですけれども、一般社団法人だったら配当は出せないけれども、出資したお金に関しては清算するときには絶対に返さなければいけない、同額をという。私が調べた中では何かそういうところがあったので、ちょっといろいろ確認というか、お互いにまだまだいろんなことを勉強していって、町民の皆さんというか、町全体の合意形成を築いていかないと、これはうまくいかないというふうに思いますので、よろしくお願いしますというか、お互いにまだまだたくさんのことを勉強していけたらなというふうに思います。私の一般質問については以上です。

出典:中頓別町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月5日 議事録 PDF(18ページ) 間違いを知らせる