中頓別町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月13日
ついてお聞きします。断水危機への備え
2017年12月13日、中頓別町議会の一般質問で、星川三喜男議員が「ついてお聞きします。断水危機への備え」について質問し、町長 小林生吉、建設課長 山内功が答弁しました。
- 質問者
- 星川三喜男 議員
- 答弁者
- 町長 小林生吉、建設課長 山内功
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 星川三喜男
それでは、2点目についてお聞きします。断水危機への備えということで質問させてもらいます。去る9月24日日曜日早朝に豊平地区にある配水池付近で水道管が破損し、豊平地区から秋田地区にまたがる広範囲の地域が断水する事故がありました。これにより酪農にも大きな実害が発生した。突然の断水事故に対し、町の対応が万全とは言えず、搾乳等々に支障を来したことを事業者である町は深刻に受けとめるべきではないでしょうか。また、断水事故時の復旧工事と臨時給水体制はどうなっているのか。また、旭台の水源地からの単一送水ルートでは再び断水危機が起こる可能性が高い。例えばです。私の案です。神崎地区のある家庭まで来ています。そこから上頓別地区につながる別ルートの送水管を布設するなど、根本的な対策がとれないか伺います。
答弁 町長 小林生吉
断水危機への備えについてご答弁申し上げます。突然の断水事故について、豊平、上頓別、小頓別地区の皆さんには多大なるご迷惑をおかけしたことを改めておわびを申し上げたいと思います。当日の状況については、午前5時半ごろに敏音知配水室で異常を知らせる警報が入り、直ちに町担当者と水道施設管理業者が現地に赴き、送水管の漏水箇所を発見し、管路復旧のため、施工業者への協力依頼と部品調達を行いました。その後配水池の中が空となることが判明したため、消防署にタンク車両(10トン)の出動要請を行い、21時ごろまで150トンの給水作業を行いました。断水地域の対応は、職員を招集し、断水地区の広報活動とあわせて非常用の飲料水パックを各家庭に配給する作業を行いました。その後14時ころには漏水管の復旧が終了し、配水池の水がたまってきたことにより送水を開始しましたが、多くの地域において水の濁りが発生したことにより、復旧後数日間濁りのとれない状況が続き、豊平、上頓別、小頓別各地区の皆様にご迷惑をかけることとなりました。断水時の臨時給水体制としては、断水初期には関係職員による給水パックを各家庭に配給しています。さらに長期間の断水等が考えられる場合には、消防及び開発局に給水車の応援要請をすることで考えています。また、大規模で長期間にわたる断水の場合は、自衛隊に対しての応援要請も考えてきたということであります。今後につきましては、水道施設の長寿命化を含めた更新計画を策定することとしており、ご提案のありました別ルートのことも含めて、施設及び管渠の更新に向け、断水危機への対応ということも念頭に、公有施設及び管渠の更新に向けて取り組んでいきたいというふうに考えております。
質問 7番 星川三喜男
答弁書の最後の別ルートということは、私の言った管のことですね、わかりました。今回の漏水原因は何かお伺いいたします。管の老朽化なのか、施設及び管渠の更新に取り組むとあるが、原則は現行施設の長寿命化であって、送水別の新設はできないということなのかお聞きいたします。それと、私の言っているルートです。新設するとなれば、これは技術的なこともありますし、これは補助事業でなければなかなか実現できないものであるのでなかろうかなと思いますけれども、そういったような補助等もあるのか、ちょっとお伺いします。この断水について私なりに考えたのですけれども、断水したのは、これはどうしようもなく、管のこれは誰しもわからない突発的なことなのですけれども、断水した時点で広報車、これは早朝ですよね、朝に広報車が地域住民のところに回ってきましたか。広報車がなぜ回ってこないのか、何で地域住民にお知らせしに来ないのかなと、そう思いました。というのは、私の携帯に住民から7時ぐらいまでで四、五件、電話が鳴りっ放しでした。というのは、私の家は秋田の入り口にため池がありますから、順調に水は流れているのです。来ています。何で断水なのと、私個人的にはわかりませんでした。現に牛舎で仕事をしているときも異常はなかったですから、何を言っているのということで、そしたら1人、2人、3人、4人と電話が鳴り続けて、役場に電話しても日曜日だからどうしようもないのだと。そして、某課長に私は電話を入れました。7時半前だったのかな、そしたら某課長も、えっ、断水なのですかと。課長すらもわからない。役場の課長ですよ。緊急、こういうときに対応としての連絡はどんなふうになっているのか。建設課だけで対応できないのであれば、課長職全員にこういう緊急の連絡をとって、こういうことだから広報車を回してください、地域住民にお知らせをしてくださいと、そういった連係プレーはとれていないのでしょうか、お伺いいたします。
答弁 建設課長 山内功(建設課長は2018年3月まで)
お答えします。断水した配水管なのですけれども、配水管は平成12年に設置しております。設置後17年ぐらいたっています。水道管の寿命というのは大体40年くらいと考えていますので、壊れるにはちょっと早いという形なのですけれども、山の裾野という斜面の関係で圧送して送っているということで、大分圧がかかっているという形で亀裂が入ったという状況になったということで考えております。それと、別ルートでどうなのかという形なのですけれども、ここにあるように神崎ルートの関係は考えられないのかという形なのですけれども、たしか津川さんのところまでは古い管が行っております。ただ、この水道管を埋設した時期でへい獣処理のところまでは新しい管が行っていて、それから先は古い管なので、やるとすればへい獣処理から国道までの区間で大体5.5キロぐらいの区間が対象になるかと思われます。事業費に関しましては、概算ですけれども、大体2億円ぐらいはかかるのかなと。ただ、あそこは峠が1つありますので、途中にポンプ室だとかを設置するという考えも出てくると思いますので、その辺は実際にやる場合には設計だとか調査をしてみないと、どのぐらいかかるかということの事業費はまだ出ていません。それで、補助事業ができないのかということなのですけれども、そういう形で事業を行う場合には多分補助事業の対象になってくるとは思われます。それと、当時の断水について広報車での回りはなぜできなかったのかというと、私は当日は外勤でいなくて、すぐ担当から連絡が来て、すぐ復旧に当たってくれと、関係で出てこれる建設課職員については出てもらって対応してもらうという形で、産業課のほうの職員と建設課の職員のほうで早急に、どのぐらい水が必要かはわからないですけれども、2班に分かれて給水パックを50個ほど持って各家庭を回って、こういう状態で今断水していますというような形で広報したというか、そういう形で行っていました。ただ、町の広報車を使うということは、そこまでは指示していませんでしたので、今後できるような形でやっていくように考えたいと思います。それと、秋田地区はなぜ大丈夫かということだったのですけれども、秋田地区のほうに関しましては、秋田地区にポンプ小屋があるので、そこはある程度水が入っているので、星川議員など奥の3件のほうには時間的にまだ行く余裕の水があったので、そちらのほうは給水されていたと。ただ、時間の経過とともに水がなくなって、断水をしたという形になっております。以上でよろしいでしょうか。
答弁 町長 小林生吉
若干の補足をさせていただきたいと思います。今後の整備に当たって長寿命化の事業等について有効な財源、補助等が活用できるのかどうか、そういうことを含めて検討していきたいというふうに思っています。管渠の古いものについては当然更新ということなのですけれども、今回の管についても先ほどちょっと話があったように圧送をかけていくときに、真っすぐな管、それらを強い力で送水したときに振動というか、いろんなことがあって、それらを受けとめられずに外れてしまうという、今回そういうことだったのだろうと、時間の経過の中で起こったのだろうと思います。そうならないような管、こういう主要な大事なところについてはそういうところも入れかえるというようなことも1つ対策としては必要なのではないかというふうに思っています。今回の断水対応については、副町長も出て陣頭指揮に当たっていただいていますし、私も逐一報告を受けていました。断水の広報の関係、最初は水のパックを詰めて、それを急いで住民に配る、それを通して住民にもしっかり伝えていくということで対応を考えたようでありますけれども、それが思いのほか時間を要したということだったのかなというふうに、一時的にまず断水になったということについてお知らせに走るという対応も後になれば必要だったのかなというふうに思いますけれども、当初はそういうことで早急に水を詰めて、1戸1戸配って説明するという対応をしようとしたというところもご理解をいただければというふうに思います。いずれにしても、今回いろいろこれだけの影響のある断水というのもしばらくなかったのかなというふうに思いますし、改めて農家の使う水量に対して、貯水槽が空になったりすると大変な事態になるということも学習いたしましたので、貯水槽も空にならないような対応というか、対策なんかもしっかり考えていかなければいけないと思うのですけれども、余りにも短時間で大きな貯水槽が空になってしまったというようなことから、大変な事態になってしまったのですけれども、それらの対策も含めてしっかり検証してまいりたいというふうに思います。
質問 7番 星川三喜男
わかりました。この質問をした趣旨は、私たちの職業である酪農なのですけれども、これは町の人たちもそうなのですけれども、強いて言えば酪農に対しては、昔はそれなりの規模で相当数飼っていましたから、朝から夜までは外に放牧をしていた農家が軒並みだったのですけれども、ここ数年ごろから、牛は一年中舎飼いなのです。外に出て伸び伸びと草を食っている農家というのは、今はこの地域では何件もないわけなのです。そこでこのように断水をすれば、牛にも悪影響、ストレスがたまり、水が飲めなければ、水を飲む器具というのですか、ウオーターカップを鼻でつついて壊してしまうと、そういったこともありまして、ちょうど朝の搾乳時でありましたから、そのときはいいのですが、その後洗浄もできなければ、牛乳を吸った後のバルククーラーの洗浄もできない。そうなれば雑菌がふえて、今度搬出するときに乳質が悪くなり、農家自体がペナルティーをとられるというような例も、これは多々あります。そういうことから、このような水道、突発的な事故なのですけれども、補助事業がつけば、確かに今の管はそれはそれでいいのですけれども、私の言っている神崎経由の逆送水できるようなことを考えてもらいたいなと、これは常日ごろ思っていたところですので、できるのであればもう一度現地で調査をしながら対応策を考えてもらいたいと思います。そこにはピンネシリ温泉という観光施設もありまして、水が来なければ、温泉には影響はないとはいえども、食事とかそういうことにも全面的に全町に被害が起きますので、そのような最悪の事態を考えつつ、もう一度管の埋設について考えていってもらいたいと思います。よろしくお願いいたします。