みんなの議会

中頓別町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月6日

「交付税の算定ミスは深刻と題して伺いたいと思います」

2017年9月6日、中頓別町議会の一般質問で、宮崎泰宗議員が質問し、町長 小林生吉、総務課参事 長尾享が答弁しました。

質問者
宮崎泰宗 議員
答弁者
町長 小林生吉、総務課参事 長尾享

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 宮崎泰宗

それでは、3問目は、交付税の算定ミスは深刻と題して伺いたいと思います。普通交付税の今年度交付額が確定し、中頓別町は法人税割の把握ミスで交付額が大きく減額されることになり、不名誉な話題として取り沙汰されています。議員への説明、新聞報道、行政報告、広報での謝罪というような流れでありましたけれども、知らない、理解できないという声が多いです。2億円を超えるこの大きなミスは、地方交付税法で想定する錯誤、思い違いのレベルを逸脱しているというふうに思います。今回の誤りはどのようにして起こったのか、町民がわかるように説明していただきたいと思います。また、再発防止のため厳然たる処分、大規模な人事異動も必要ではないでしょうか。

答弁 町長 小林生吉

交付税の算定ミスにかかわる質問についてご答弁を申し上げます。普通交付税の算定方法は、基準財政需要額から基準財政収入額を差し引いて、財源不足額により交付されるものです。基準財政収入額とは、その年に町の収入として納入される見込み額として町民税、固定資産税、軽自動車税等の税金や地方譲与税、地方消費税交付金等の国から配分される交付金等により算出されます。今回のケースは、この基準財政収入額の算定において町民税の中の法人税割額の算定に誤りが生じたもので、本来町民税収入として見込めない額を含めて報告したことによるものです。法人税割額は、法人税申告書から転記して積算しますが、その折納税義務者、会社のうち中頓別町に所在する事業所の標準税額分とするところを全社分の数値を用いて算出したことにより、町の収入額が本来よりも過大となってしまい、財源不足額が少なくなったことによるもので、担当部署で決裁しておりますが、誤りに気づかず、報告してしまったものです。今後再発防止のため町独自の昨年度数値を確認できる比較表を作成するとともに、財政担当部署の合議を受けて、チェック体制をより厳重に行うこととしています。職員の処分については、中頓別町職員懲戒処分等の基準要綱に基づき、当事者と監督者に対して訓告処分を行い、また全ての職員に対して各業務におけるミス防止に向けたチェックのあり方を改めて検討、確認するよう申し伝えてきたところであります。本件を捉えての人事異動を行う考えは、現段階ではないということであります。

質問 4番 宮崎泰宗

結構ご答弁いただいた中でボリュームがあるので、ちょっと分けてお伺いしたいなと思うのですけれども、まずこちらというよりも、星川議員もこの後同じ趣旨の質問をされると思うのですけれども、そちらのほうは私のほうで詳しくはお伺いしませんけれども、まず1点確認をさせていただきたいのは、星川議員の質問と答弁にある基金の取り崩し、当初の説明では今回の交付税の減額によって予算総額から約2億2,000万円が足りなくなるということだったので、私はその分を取り崩すということをおっしゃっているのかなと思っていたのですけれども、星川議員の質問への答弁からは法人税割だけでの減額額2億5,700万円を取り崩すと読み取れるので、臨時会で町長はできる限り予算であるとか基金の取り崩し、こういったものについても減額をしていきたいというふうにおっしゃっていたのに、結局そのような対応しかとれないということになったのか、この点も確認させていただきたいと思います。それと、これも臨時会のときのお話なのですけれども、町長のご答弁に関連して、私は滝川市の例を挙げて、基金の取り崩しではなく減給であるとか行政全体で責任をとるべきではないかとお伺いをしたのですけれども、町長は旭川市の例を挙げて、本町と同じようなことが過去に起きているけれども、処分がなかったようなところもあるというようなことをおっしゃっていたと思います。皆さんにもいらっしゃると思いますけれども、私も他の自治体の職員に知り合いがいまして、旭川市にも何人かいるので、聞いてみたり、自分でも調べてみたりしたのですけれども、町長のご答弁と同じ内容かはわからないのですけれども、平成27年度に交付税申請の際の記入漏れというものがあって、約6億円減額されたということがあったようで、ただこのとき市長は報酬を減額されたようです。これは定かではないですけれども、担当職員については退職をされたのではないかということも聞きました。また、これは平成27年度に起きたことなのですけれども、その約6億円の返還というのは平成30年度になるということが平成27年度時点で既に決まっているような感じだったのです。なぜか本町では来年度には返ってくるとおっしゃる町民の方が何かすごくふえているような感じがして、広報を見てなのかわかりませんけれども、決してそういう書き方はしていなかったと思うのだけれども、これは消滅はしないということですけれども、交付の時期も決定したのか確認したいと思います。それと、この点は私が知り得たのとは違う事案のことをおっしゃっていたということであれば、それはいつどのような内容だったのか。同じであれば、なぜ認識の違いがあるのかについても確認をさせていただきたいと思います。そして、やっと私の質問への答弁に対する再質問なのですけれども、まずは今回は全社分の数値を用いて積算したことによるという答弁なのですけれども、これも説明を受けた当社は本社分ということでした。これは同じことなのか。本社だけと全社というのとでは私は何か違うような気がしたので、この点も確認をさせていただきたいと思います。ですから、これはちょっと本社分なのか、全社分なのかわからないですけれども、根本的になぜその数値を用いて積算するという過ちが起きたのか。中頓別町に所在する支所等の分を割り出すために本社分、または全社分の数値が必ず必要になるということなのか、この点についても伺います。そしてまた、その結果一体幾らと報告してしまったのか。発覚直後の臨時会で伺ったときには、法人税割分では約800万円、これは前年度に得た実績ということになると思うのですけれども、そのようなお答えだったと思います。その後、私自分でも調べてみたのですけれども、何か簡単に誰でもわかるようで、前年度以前の実績というものが出てきました。それで、前年度、平成28年度の基準財政収入額を見たところ、中頓別町の法人税割は270万円ぐらいだったかなというふうに思います。ちょっと数字は正確かわかりませんけれども。交付額が約800万円ということだったので、需要額は約1,000万円から1,100万円くらいということになるのでしょうか。これが正確かどうかはわかりませんけれども、このような具体的な説明は一切ないので、平成29年度、今年度の決定額についても確認をさせていただきました。平成28年度を見てからだったので、ちょっと見間違いかなとは思ったのですけれども、私の見間違いでなければ2億六千数百万円という感じになっていると思います。ですので、需要額が約1,000万円ぐらいであるとしたら、800万円のプラスどころか2億5,000万円のマイナス、減額になるというのも納得せざるを得ないところかなとは思うのですけれども、この点一体どのような法人の本社、または全社というものを含めるとこのような大きな金額になるのか、これについても答えていただきたいと思います。また、今私が申し上げたような内容で正しいのかどうかについてもお答えいただかないとちょっと話が進まないので、まずこれらの点を再度伺います。

答弁 町長 小林生吉

数値的な部分は、後で政策経営室のほうから補足をしていただきたいというふうに思いますが、まず基金の取り崩し額のご質問については、今回の純粋に報告の誤りに基づいた不足分は2億5,700万円で、前回2億2,000万円と言ったのは、交付税として現在予算計上している分に対して実際に入ってくる交付税がそれぐらい減るというところでの数字の違いというふうにご理解をいただければというふうに思います。星川議員のほうの答弁になってしまうのですけれども、2億5,700万円を取り崩すというふうにちょっと誤解されかねないのですけれども、決してその金額を崩すということではなくて、ゼロとはいかない可能性は高いのですけれども、本当にできるだけ取り崩し額を少なくしたいと。せいぜい数千万円程度の取り崩しの範囲でできないだろうかと。これは、ただ今後特別会計の動向とか、そういうところを見ていかなければ、ほかの要因で繰り出しが多くなったりとかということもあり得るので、今の収入の見込みでいくとその程度の範囲でできるのではないだろうかというような認識を持っております。それと、処分の関係については、私も直接確認したわけではなく、又聞きの範囲だったので、申しわけないのですけれども、ちょっとそういう認識はなく、直接調べたりというようなこともなかったので、もし発言に誤りがあったのであれば陳謝したいなというふうに思います。あと、交付の時期でありますけれども、地方交付税の検査に関しては3年に1度検査があるということで、錯誤等の取り扱いについては基本的にはその3年に1度の交付税検査のときに処理されるということで、旭川市が平成30年度に交付だとしたら、多分平成27年度の交付分を平成29年度にその交付税の検査を受けて、平成30年度に交付になったというようなことではないかと推測されますが、うちの場合も実はことし交付税検査の年に当たりまして、今度は平成32年に交付税検査があって、そして平成32年のときにやったら返ってくるのは平成33年になってしまう可能性もあるのです。ただ、町にとっては非常に影響が大きいので、今は今年度これから行われる交付税検査のときに今回の錯誤分を特例として取り上げてもらって、そうすることによって何とか来年度に収入が確保されるようにできないだろうかというようなことを先般道を通じてお願いをしているところでありまして、そうなれば来年度の収入確保ということにつながるかなということであります。これは、10月までには少なくてもわかるとは思うのですけれども、そのような取り扱いがどうなるかということであります。あと、前回の説明で本社分というふうになっていましたけれども、これはそれが誤りで、あくまでも全社分の数字を入れてしまったということであります。というのは、例えば100人の会社があれば、100人のうちその事業所に何人の職員がいるかによって法人税割を案分することになるのです。だから、通常本社といえば本社にいる人間だけで計算する数字になりますけれども、そうではなくて案分する前の数字を報告していたということなので、正確には全社分ということでした。前回の誤りについては、訂正をさせていただきたいということです。そういう中で、今回誤りのあった分というのは3社……多分間違いなく3社分ということであります。あと、詳細については、政策経営室のほうからまた数字のほうは説明させていただきます。

答弁 総務課参事 長尾享(総務課参事は2018年3月まで)

基準財政収入額の詳細についてご説明いたします。先ほど話がありました基準財政収入額、均等割の法人分なのですが、ちなみに平成28年度実績でいきますと、平成28年度の算定額です。これが444万8,000円という数字が正式なものです。ですので、多分とられた数字の違いはあるのかもしれません。そこはちょっとうちのほうでこれは正式な数字ということで押さえていただければと思います。今年度の部分ですと、正規でいきますと867万8,000円の法人税割を本来ですと算定として出てくる数字というふうに押さえています。それが先ほど町長から説明があったとおり、数値の報告誤りによって2億6,608万8,000円という数字を上げることになったと。その誤差が約2億5,600万円というふうにうちのほうでは捉えているということであります。それで、交付税検査なのですが、補足ですが、10月下旬に開催する予定で今進んでおりまして、日程のほうはほぼ固まりつつあるのですが、今そこで通常当該年度では取り扱わないと言われるいわゆる平成29年度の交付税算定検査においては平成29年度の交付税算定額というのは通常取り扱わないのですが、今回特例としてこの件だけを上げてもらうように理由書を上げて、今道のほうに申請している最中であります。その結果というのは、先ほども町長がお話ししましたが、もう間もなく取り上げていただける方向になるということで結果が出ると思われます。そういうことで取り上げていただけるとなった場合、10月に行われる交付税検査においてその額を錯誤として認められるという形で、認められた場合来年度の普通交付税の算定にその分が錯誤分としてのっかっていくという予定になっております。

質問 4番 宮崎泰宗

前年度の数字は大分私間違っていたなと思うので、その点は申しわけなかったですけれども、今年度出ていたのは大体見たので合っていたのかなと思います。約2億6,000万円、収入額の法人税割で2億6,000万円というのが間違った数字なわけですけれども、これは私が見た中ではこの金額だとしたら例えば江別市とか岩見沢市などの大きな都市よりも多い金額であって、道内では多分石狩市に継ぐ経済規模になるような数字の間違いになったということです。先ほど本社ではなくて全社分ということで、全社分が入るとそんな大きな金額になるのかと先ほどの質問になるわけですけれども、今説明を聞くと心配はないかなと思うのですけれども、ちょっと一部気になる声があって、本社分とか全社分ではなくて、実は単純に計算を間違っただけなのではないかという声が町内ではあったりしまして、いつもの数字の100倍したぐらいの額かなと思ったのだけれども、さっき数字が違ったので、これは心配ないかなと思いますけれども、この点についても間違いないか教えていただきたいので、できることなら証拠といいますか、例えばその算定の流れがわかる記録であるとか文書等、今すぐではなくてもいいので、もし可能であれば出せるものは出していただきたいなというふうに思います。最初のご答弁の内容が大分はっきりしましたので、最初のご答弁の後段のほうについてもお伺いさせていただきたいと思います。本件を捉えての人事異動を行う考えはないということですけれども、正直なぜというふうに思います。はっきり言われないところがたくさんあるので、答弁のほうでいうと今回の担当部署というのは、はっきりどこなのですか。今後合議を受けるようにするとしている財政担当部署というのはどこなのか。当事者と監督者とは誰なのか。別に断定するわけではなくて、その役職であるとか部署の名称ぐらいはお答えいただいてもいいのではないかなというふうに思いますので、可能であればこの点も確認をさせてください。それと、今回の訓告という処分は、訓告というのはそれだけでは私は非常に軽い処分なのではないかなというふうに思います。ここ最近は訓告以下の処分が、処分と言えばいいのかわからないですけれども、ふえているように感じます。国保税の問題なんかでも厳重注意であったりとか、例えば免職であるとか停職であるとか減給、戒告、いわゆる4懲戒と言われる懲戒処分、こういったものにはできる限り該当しないように指導ということであれば、私は軽目の処分の場合こそかえって異動はしてもらったほうがいいのではないかなというふうに思います。視点を変えるために一度異動して、外からもとの部署を見たり、携わったりすることも必要なのではないかと。町長、そういうことを職員に指導できないのだったら、私はこの職場に指導力はないし、だとしたら職員を育てることもできないというふうに思います。また何かそういうことを言えないおかしなパワーバランスがこの役場にあるのか伺っていきたいと思いますけれども、また当事者とか関係者だけを何かあったときに異動させてしまったら目立ってしまうということなら、本当にガラガラポンするぐらいのことが必要なのではないかと。こういうことが起こるということは、適材適所というのもなかなかおわかりになっていないのではないかなというふうに思いますけれども、いかがか。大きなミスを犯したりしたら、処分がされて異動させられるということと、同じ部署に同じ職員を長く置かないということも民間では当たり前のようにやっていることなのです。長く同じ部署にいると、ひどい内容ですけれども、横領であるとかそういった不正がしやすくなる。不正とかはなくても、怠慢が起こる可能性が高くなるというふうに思います。気の緩みとかを防ぐためには、新鮮な場所に身を置いてもらうしかないというふうに私は思います。これまで副町長を設置しても、課の再編を行っても、ベテランの職員がいても、ご答弁からすると誰も確認せずに決裁を通してしまったということになると思います。公文書等の間違いも減らない。これは、本当に町民の皆さんおっしゃっています。正直よくなるどころか悪くなっている。それなら今までどおりのほうが、変わらず何もしないでいるほうがまだましだったのかなと私は思ったりもします。また、こういう不祥事が起こるたびに、どこでも言うことなのでしょうけれども、チェック機能を高めると言っておきながら、今回の件というのはとうとう中頓別町行政の歴史上最大の汚点とも言える出来事になってしまったのではないかと、ほかにもあるかもしれないですけれども。ということは、チェック機能を高めるとおっしゃるけれども、チェック機能そのものが本当に存在しているのかな、存在すらしていないのではないかなと思うところなので、この点についても確認をさせていただきたい。どの職員が例えば今どういう仕事をしている、チェック機能だけではなく、こういうチェック機能もどういう仕事をしているか把握できているでしょうか。そんなシステムないのではないかなと思うのですけれども。これも何回もお伺いして申しわけないですけれども、グループ制って本当に何のためにあるのだろうと。私は、文書の間違いを何回も言ってきたのですけれども、やっぱりこういうことをしっかり直していかないと大きな問題につながるということではないかなというふうに思いますので、大きな改革が必要なのではないかなと思うのですけれども、町長、この辺いかがでしょうか。

答弁 町長 小林生吉

まず、一番最初の間違いの関係なのですけれども、法人町民税の申告書を見ますと、一番上にその法人が納めた、全体です、国の法人税額を納めた税額が入るのです。いろいろ引いたり、足したりする項目があって、最終的にはその法人の町民税の課税標準となる額が出てくる。これは、法人が全市町村に合計で納めるわけです。その額に対して、それぞれ市町村の税率を掛ける前に全社の従業員数とこの町にいる従業員の数を案分するのです。細かい数字はないですけれども、例えば全社で100人いて、中頓別町に3人しかいないとすれば100分の3と。掛けるその標準税率を掛けて、その町の町民税額、町の法人税割、法人町民税の額があるのですけれども、その人数が案分を掛ける前の数字を拾ったことによる間違いです。だから、最終的に集計する表に転記する際に、本町分ではなくて全社分の数字を入れたことによって集計額を間違えたというものであって、そういう転記のミスというのがベースにあったということです。これは、今回道のほうにもいろいろ行った際に、幾段階かで町が報告した後にもチェックが働き得るチャンスがあったかもしれないのですけれども、結果としてはそういう形にもならなかったというところであります。もちろん第1次的にというか、全ての責任は町の責任ということであるので、そこは理由になりませんけれども、改めてミスの防止はみずからの町がしっかりやる体制を持っていなければ防止できないものだというふうな認識に立っていくことは必要かなというふうに思います。それと、今回の担当部署は、報告に当たったのは税を担当する総務課住民グループでありまして、当該職員については担当したのはその担当をしている主事、それと監督者というのはその部署の主幹ということであります。最終的に交付税そのものは、今でいえば総務課政策経営室の担当になるので、住民グループだけの決裁ではなくて、政策経営室のほうにも合議を回すことによって二重のチェックをできるようにしていきたいということであります。それと、職員の処分に関してでありますけれども、これは処分に関する町の基準がございまして、それについては職員の中で審査委員会が庁内で設けられていて、その基準に照らして委員会の報告に基づいて私どものほうで処分を決定しているというものであります。これらの基準が甘いのではないかというご指摘かと思いますけれども、改めて今後の綱紀を粛正していく上でも現制度でいいのかということについては、その審査委員会なども通して検討してもらうようにしたいなというふうに思います。あと、これらを今後防止していくための対策としての人事異動というようなお話でありますけれども、後からおっしゃっていたように長く同一の職員がその部署にいるということは、多くの弊害も生むということはあるというふうに思います。ただ、今私が思っているのは、直接担当する職員、それは当然初めて担当するという業務になるので、チェックする側にはその業務を既に経験したその部署におけるキャリアの長い職員がいて、そういう流れでチェックが二重化するというような形をとりつつ、さらにそういうきちんとしたチェック機能が働いているかというところを管理監督していく課長なり、主幹なりがいてというような組織になっていくことが一方で必要だというふうな思いもあります。グループ制っていろんな意味を持って始まったものでありますけれども、一つの背景としては、全体として行政の職員数を削減していかざるを得ないと。一方で業務はふえると。これをどう解決するかという中で、従前のような1人1係、かつては1人が3係の係長兼務とかそういったようなことをやって、縦割りでやっていくには無理だという中で、一定の業務を1つのグループにまとめて、その中で先ほど言ったように職員の経験をつないでいって、全体として仕事をこなしていけるような組織にするというような趣旨目的でありますので、今急激に職員が退職し、新しい職員が入ってきたという中で、その体制をつくり上げる過渡期にあるというふうにご理解いただきたいなというふうに思っています。十数年前から町が本当に財政が厳しい時代の中で、職員の採用を抑えるということをずっとやってきたという中で、ある意味財政的には非常に大きな貢献をして、今の多くの基金を積むという形で残してきましたけれども、職員の立場で見ると給与は削減をされ、かつ職員数も減って、かつ仕事がふえるという中でやってこざるを得ないそういう中で、ただその時点では多くが経験のあるベテランの職員でやってきたので、大きな事故等もなく何とかこなせてきたのかなというふうに思いますけれども、余りにもそのブランクが大きくて、今新しく入った職員のみんなも非常に頑張ってくれているというふうに思いますけれども、まだ追いつかないところがあるというのが現状なのかなというふうにも思っています。もちろんこれはミスはあってはならないという大前提でありますけれども、そうならない体制をしっかりつくっていくために、さらに組織のマネジメントをしっかりやって、先ほど申し上げたような体制になるようにつくっていく努力をしていきたいというふうに思いますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。そもそもチェック機能がないのではないかというような厳しいご指摘もありましたけれども、時間、仕事の流れ、そういう合理的、効率的な業務体制を何とか再構築して、今の行政ニーズに対応できる役場にしていきたいというふうに考えておりますので、ぜひご理解を賜りたいというふうに思います。

質問 4番 宮崎泰宗

チェック体制ということで今町長おっしゃった新人と経験者、これを1組、ツーマンセルのような形でやっていくというのはいいことだと思います。ただ、採用停止のブランクがあって、なかなか年の差もありますから、その点やはり行政の本分は税の賦課徴収であって、それがあってこそいろんな事業に取り組めると。ですから、説明なんかは歳出からされていますけれども、一番大事のは歳入、ですから入るをはかりて出るを制すということを合い言葉に今後お仕事に励んでいただきたいと思います。以上で私の一般質問を終わります。

出典:中頓別町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月6日 議事録 PDF(27ページ) 間違いを知らせる