みんなの議会

中頓別町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月6日

普通交付税算定の国への報告ミスについて

2017年9月6日、中頓別町議会の一般質問で、星川三喜男議員が「普通交付税算定の国への報告ミスについて」質問し、町長 小林生吉、総務課参事 長尾享、副町長 遠藤義一が答弁しました。

質問者
星川三喜男 議員
答弁者
町長 小林生吉、総務課参事 長尾享、副町長 遠藤義一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 星川三喜男

受け付け番号4番、議席番号7番、星川です。私の質問なのですけれども、午前中に宮崎議員が私の内容まで入っていきまして、再質問というところまではちょっと今手間取っているわけなのですけれども、何とか時間内で質問させてもらいたいと思います。5分で質問は終わりますので、皆さんおなかいっぱいのところ眠いかもしれませんけれども、5分だけ時間をかしてください。それでは、私の質問をさせてもらいます。普通交付税算定の国への報告ミスについてでございます。このことは、先ほど宮崎議員からの質問もありましたけれども、臨時議会を設けまして報告されましたけれども、その中身で多々多々疑問な点が私には浮かんできましたので、それについて質問させてもらいます。行政内部、特に総務課内で大きなミスが頻発している原因は何かです。新聞報道で皆さんも見たかと思いますけれども、総務課長を兼ねる副町長が再発防止のためにチェック体制を強化したいと答えておりましたが、具体的にどのような方策をとるかお伺いいたします。それとあわせて普通交付税の算定を誤って報告したため、今年度2億5,700万円が交付されないこととなりました。その穴埋めに財政調整基金を取り崩して対応する予定としておりますが、この基金の1年間の2億5,700万円の利息は幾らになるのでしょうか。また、誰がその利息を補填するのかお伺いいたします。

答弁 町長 小林生吉

ご答弁申し上げます。まず、冒頭、先ほど宮崎議員からもご質問をいただいた件で、この普通交付税の算定誤りという事態を起こしたことについて改めて深く陳謝を申し上げたいという思いです。普通交付税基礎数値報告に係る再発防止策として、基準財政収入額及び需要額とも基礎数値の報告に際して前年度数値、今年度報告数値、増減額、率、増減率が大きい場合のその理由を記述するチェックシートを作成し、必ず決裁に添付し、複数職員で記載の数値の確認を徹底してまいりたいと考えております。また、収入額については、財政担当部署の合議を受けることとしております。誤って報告したことによる不足額2億5,700万円については、財政調整基金を取り崩して対応する予定としており、取り崩し額に係る利息額を算出しますと、現在の利率では年利額は約3万9,000円となるところです。今後この補填ということでありますけれども、内部管理経費の節減を徹底して歳出の抑制に努め、財政調整基金の取り崩し額の縮減に努めてまいりたいというふうに考えております。

再質問 7番 星川三喜男

それでは、再質問させてもらいます。ただいま町長が答弁いたしましたが、このチェック体制強化を述べられましたが、私はこれが当たり前のことだと思います。隣にいる元職員に聞いたら、こんなの一目で発見できるよと言う元職員がおります。それでもチェック体制ができなかったのは何なのか。今までどのような手順で決裁を行っていたのか再度お伺いいたします。それと、先ほど来宮崎議員の質問の答弁にもありましたけれども、確かにミスをしたのは町です。でも、その上には宗谷総合振興局、そして道があります。これもまたここで言ったら申しわけないのですけれども、チェック体制がなっていないと。これは、本当に地方公務員の今の悪いところです。マンネリ化。忙しいのか、町長は業務が忙しいから、なかなかチェック体制までいかなかったというような趣旨で発言したと思いますけれども、今回は町民の財布です。肝心かなめな財布がなくなっていくのです。基金があるから、それを取り崩せばいいというものではないと思います。そして、来年度には2億5,700万円、これは道のチェックミスもあるからこそですよね。特例で何とか来年度にはこんな小さいような町村に、特例の特例ですよね、これは。多分そうでは、私の感ずるところです、そのような特例を出してまで追加交付してくれるのではないかなと。これも10月いっぱいにならなければわからないということですので、来年度追加交付になれば、これも道の配慮ですよね。それも本当に町、振興局、道のチェック体制の甘さは、これは本当にもっともっと今後、この小さな町、交付税で生きている町です。法人税もあるわけでも、誤ってこれは大変な金額になったから、あるとは思うのですけれども、それと町税だってずば抜けている町ではない。本当に町税もない小さな町、交付税で生きる町の職員が大ミスです、これは。前代未聞です。それを町長はその職員に対して人事異動もしない。今後もっと強化をして、今の体制で頑張っていくと申しましたけれども、これはやっぱり町民に対しても示しです、1つは。職員に対しても示しだと思うのです。やっぱりミスをしたらミスをしたなりの罰を与えるのが本来ではないのですか。民間企業なら本当に首です、これは。そういったところをもっともっと先頭たる町長は、町民のことを町民の目線で物事を考えてもらいたいと思います。それと、財政基金、今回こんな年利、0.015%、年間にすれば約4万円ですか。でも、これにしてもされど4万円です。たかが4万円かもしれないけれども、されど4万円です。これは、町に損失を与えたと町長は考えていないのですか。それも答弁をお願いしたいと思います。それと、財政基金なのですけれども、平成28年度現在残高で8億7,800万円だったかな、多分あると思います。取り崩せば6億2,000万円ぐらいなのですけれども、これに対して1年物、2年物、3年物と預貯金があるかもしれませんけれども、この年利、金利、利息0.015%でずっとみんな同じ金利なのか。私もこれはちょっと聞きたいところでありまして、それもひとつご報告願いたいと思います。

答弁 町長 小林生吉

チェック体制がなっていなかったという点については、本当にご指摘のとおりということでお答えする以外にないかなというふうに思っています。当たり前のことを当たり前にできる組織として、ミスを生まないそういう組織にしていきたいというところをこれからしっかり取り組んでまいりたいと思いますので、その点については重ねて重ねておわびを申し上げ、ぜひ今後に向けてご理解を賜りたいというふうに思います。道のお話もありましたけれども、これは道の責に期すべきものでないというふうに思っております。かつていえば昔は道の地方課という、そこには非常に市町村行政に精通したプロパーの職員がいて、市町村の職員もそういうベテランの職員にいろいろ教えていただいたりとか指導していただいたりしていく中で、こういった事務が流れていたということです。検収調書とかそういったものもいろいろありまして、こういうことがその段階でミスとして発見しやすい、発見できるような体制になっていたのは確かです。ただ、地方分権改革以降市町村自体の自立ということが一方で言われ、道のほうの体制も変わっていく中で、今はもう本当に町がしっかりこういったことを起こさないという考え方に立っていかなければならないものだというふうに思っております。そういう面で、だから道の責任もあるから特例的にということではなく、本当にこういう小さな財政力のない町の窮状を救うというその1点で配慮していただいたもの、これは最終的には総務省の判断になりますので、どうなるかというのはわかりませんけれども、そういうことで今お力添えをいただいているということでありますので、そういうふうにご理解をいただければというふうに思います。それと、私は、この金利、今は確かに低金利で、金額にすると本当に4万円足らずの金額となっていて、だからよかったとか、これを損失でないというふうに捉えている思いは全くありません。一円たりともこういったミスによる欠損と申しましょうか、減収が、負担がということでしょうか、新たに生じるということについてはあってはならないというふうに思います。ただ、この補填ということにつきましては、今後どういうことでやっていくかというのはありますけれども、庁舎の執務室の温度を少し寒くても我慢してもらうとか、そういうようなことを積み上げながらやっていきたいというふうに思っています。言いわけということではありませんけれども、職員の給与については、いまだにいわゆる国公基準、本則よりも一部減額をして、まだ完全に回復していない状況で今の財政の健全化の中に職員もそういうところで我慢をしてもらって、そういう基金を積み上げてきているというような経緯もあります。だからという話でもありませんけれども、これは単年度で終わるのか、あるいはもう少し何年かおくれての交付になればこれが何年か分ということになる可能性もありますけれども、この金額以上にしっかり今の歳出を洗い出して、削減できるものを削減していくという中でいきたいというふうに考えています。職員、人事異動もなくという話がありましたけれども、先ほどちょっと言葉足らずだったかもしれませんけれども、職員は本当に今回の件では猛省をしてもらっているというふうに思っていますし、私もこの問題があって、全職員を集めて、全ての職員、全員集まれなかったということもあったので、2回に分けて全ての職員に対してこの問題の重大性、今後の再発防止に向けた取り組みの重要性ということを話をさせてもらっています。そういう中で、今後職員を大切に育てながら、そういうミスのない組織に変えていきたいというふうに取り組んでまいりますので、そういうところでご理解を賜ればというふうに思います。

答弁 総務課参事 長尾享(総務課参事は2018年3月まで)

私のほうからご質問にありました財政調整基金の状況についてご説明したいと思います。先ほど星川議員が言われたとおり、現在8億7,800万円という中で4本に分割して証書を保管しております。その4本それぞれに満期日がございまして、全て1年物の定期ということで、1年定期での設定しております。ですから、利率はその定期の満期が来たときの利率が適用されて、1年間でその利息がつくと。今の金利が0.015%でありますから、満期がもう既に来ているものを含めて、その利率で新たに書きかえされているという状況になっております。以上です。

答弁 副町長 遠藤義一

今回の部分に関しましては、先ほどの質問にあったとおり、総務課住民グループで決裁を行っているということでありますので、担当者から含めて全部で5名の決裁を受けていますけれども、ただ直接的には関係する部分の方については、その要素としてわかるところはあるかもしれませんが、正直言ってそれ以外の者に関してはその数字について得ることはなかなか難しい。ましてや今回の部分については、前年度の比較する数字がない中での決裁ということでありますので、見た者に関してはそこに記載されている部分以外に情報を知るという機会がない中での決裁であったということでありますので、そこを今回答弁させていただいているとおり、そういうことがわかるようなシステムに切りかえて対応をやることによって、そういった単純なミスをなくしていくということにつなげていきたいということでありますので、ご理解をいただければというふうに思います。

再々質問 7番 星川三喜男

それでは、こういうことを再々質問で言っていいのか、悪いのかちょっと私も戸惑うわけなのですけれども、そこで副町長にお聞きします。副町長は、今まで経験豊富ですよね。それで、何でこういう失態を犯したのか。仕事が忙しいのはわかります。でも、本当に前代未聞です。あってはならないこと。やっぱりもっと謙虚に、これは副町長もうちょっと謙虚に私が悪かったとかそういうぐらいで、私もだから何だということは言いません。でも、今回と国保税の件もつながって、今行政内には何ら本当に、先ほど来宮崎議員も言いましたけれども、グループ制、要するに住民グループ、それから財政担当課とあって、そして何で、ここに今長尾参事がいますけれども、そういうところにまで目をいかせないのか。一番大事なところだと思うのです。それをやっていれば、こんな本当に大きなミスです。私も臨時会のとき言いましたけれども、昨年度のと決算書を比べて何でやらないのだというところです。一番大事な台所の金を相も簡単に、悪いけれども、新人職員がやって、流れ、流れ、流れ、決裁ですよね。そんなこと本当にあってはならないことを行政はやっているのです、今。それに対して町長は、私はこれは町長もうちょっと反省して、損失を与えているのですから、私が辞職ではないけれども、定年退職ではないけれども、やめたときにはこの分を補填しますというような意気込みも私はあっていいのかなと。今任期中にこういうことをやったらば、補填すればそれはひっかかりますからだめです。その後のことです。そのぐらいの覚悟で、職員の失態を私が面倒見ると。そのぐらいの覚悟がなければ、町長、行政を仕切っていく町長の立場としてちょっと欠けているのでないのかなと。こういう失態は私が面倒見るから、あなたたち一生懸命やりなさいというぐらいは職員に対して私は言ってもらいたいし、町長自身行動をとってもらいたいと思っております。再度その件について答弁願いたいと思います。

答弁 副町長 遠藤義一

ご指摘のとおり、私も今回のことに関しては深く反省をしておりますし、当然今後の決裁規定等に関しても十分その辺を認識した上で対応はしていきたいと思います。なお、私自身の責任の問題については、前回の臨時会の中で一応提出をして、議会の皆さんにもご了承をいただいて対応させていただいたというふうに考えておりますので、改めてまたここでそれをやれということかどうかわかりませんけれども、一応そこではそういうけじめをつけさせていただいたということでありますので、ご理解をいただきたいと思います。

答弁 町長 小林生吉

残念ながら私は本当に深く広く反省をし、職員ともどもこの問題の再発防止、組織の立て直しに取り組んでいくという強い強い思いを持ち、その旨をご説明をさせていただいてきたつもりでありますけれども、なお不十分だというようなお話なのかなというふうに思います。お金に関して、議員おっしゃるように、これは私が自腹を切って出すとかやめた後に出すとか、いずれにしても今言えば十分違反行為になるのではないかなというふうに思います。そういう解決も一つあるのかもしれませんけれども、私はそういうことではなく、先ほど申し上げましたように全ての職員の問題、もちろんその一番大きな責任は私にあるというふうに思いますけれども、全ての職員の問題、責任として捉えて、組織一丸となってこの問題を今後起こさないという体制づくり、そしてこの損失を生じてしまったことに対する補填、こういったことに対して取り組んでいくと、そういう思いを強く職員と共有していく道をもって組織の立て直し、再生に当たりたいという考えでありますので、ご理解を賜りたいというふうに思います。

再々質問 7番 星川三喜男

それでは、今副町長、町長と答弁もらいました。今後あってはならないこと、いつどうなるかわかりません、これも。そのときにはやはりチェック体制、要するに何でもそうだと思う。私たち個人的にもそうなのですけれども、やはり前年度の対比、これは一番のやらなければならないことです。それで気づくことなのです、何でも。それを気をつけて、もうこれ以上は言いません、今後取り組んでもらいたいと思います。終わります。

出典:中頓別町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月6日 議事録 PDF(35ページ) 間違いを知らせる