中頓別町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月11日
社会福祉法人南宗谷福祉会からの経営問題に係る改善と要望について
2016年12月11日、中頓別町議会の一般質問で、星川三喜男議員が「社会福祉法人南宗谷福祉会からの経営問題に係る改善と要望について」質問し、町長 小林生吉が答弁しました。
- 質問者
- 星川三喜男 議員
- 答弁者
- 町長 小林生吉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 星川三喜男
それでは、2点目、社会福祉法人南宗谷福祉会からの経営問題に係る改善と要望についてでございます。きょうもさきに傍聴人として施設長、それとロビーに理事長方が見えられております。またここで私も悪者になるのかなと思いつつ、これはやはりどのように改善していくか、私も長寿園はなくてはならない施設だと昔から思っていますけれども、中身について質問させてもらいたいと思います。10月4日付で南宗谷福祉会理事長から法人事業所の経営問題に係る改善と要望が提出されましたが、そこで平成28年度長寿園予算3,750万円の赤字見込みについて、これは法人内、天北厚生園から一定額を長寿園に繰り入れし、それでも不足の場合、町に補助を求めるとありました。これに対して町長はどのように考えているのかお伺いいたします。
答弁 町長 小林生吉
社会福祉法人南宗谷福祉会からの経営問題に係る改善と要望についてのご質問に対してお答えします。社会福祉法人に対し赤字補填として補助することは、基本的に望ましくないというふうに考えており、その旨を理事長を初め法人の役員の方に伝えています。特別養護老人ホーム及び養護老人ホームの経営改善に向けては、宗谷総合振興局の協力も得ながら、町としてできる限りの協力を行っていきたいと考えているところで、赤字の要因になっているところを分析して、対応していきたいというふうに考えております。
質問 7番 星川三喜男
町長のご意見はよくわかりました。この配付されました改善要望書を見る限りでは、私は何か知らないけれども、頑張っています。頑張っているのはわかりますけれども、例えば今年度はいいでしょう、平成28年度。法人内で運用する、回せばこれはことし済みますけれども、来年度また天北厚生園にお願いするのかと。そこまではいかないでしょう。私も厚生園のほうの監査委員ということもやっておりまして、内容等もわかっております。この中には、厚生園も我々家族会という会がありまして、その家族会で一定額を積んでおります。これまで手をつけられたら大変なことなのです。そういうことを長寿園側の施設長、また全体の理事長が把握しているはずなのです。その中で私は言いたいのは、理事長を初めとする理事、この方は自分たちの一つの会社として運営していくのであれば出資をしてもらいたい、すべきだと私は思います。それで一定の額を積んで、それを担保に回転資金をつくるという方策もあると思います。足りなくなったから町にお願いしますでは、ちょっとこれは虫がよ過ぎるのではないかなと。それでなくても今増改築している金額を全部町が持って頑張ってやっているのです。これは町民皆さんのお金です。それとあわせて、聞きづらいかもしれないけれども、施設長並びに管理職のそこら辺は給料等の、自分の会社が苦しくなればそういう方々の給料削減です。そういった方向を考えてもらいたいと私は思っております。これは、町長に言っても答弁は多分出てこないだろうと思いますので、これは私は個人的にいきいきふるさと常任委員会の委員長にお願いしたいのですけれども、このことについて所管事務調査を開催してもらいたいなと思っております。それと、財務の指導は道の専権事項なのか。町が財務指導もできずに法人から支援だけを求められることなら、経営改善に努めるよう町は指導力を今後発揮すべきではないのか。そういったことも踏まえて、最後に町長、またありきたりの答弁になるかとは思いますけれども、何とかして町長から長寿園側に人件費、経常経費の削減などをして、もうちょっと考えて頑張ってくれということしか多分言えないのでなかろうかなと思います。また、私もいろんな職員からも聞いたら、利用者にも親戚のおばさん方、いとこ方もいます。そんな中で利用者が楽しみにしていた行事などがここ数年半減したり、取りやめになったりしているのです。利用者は、それを楽しみに待っていると思います。そういった経費削減をしているのですけれども、果たしてそれが利用者に対していいのかなと。そこら辺ももうちょっと考えてやってもらえればなと思いますが、町長のご意見をお伺いいたします。
答弁 町長 小林生吉
まず、ありきたりな答弁と言われてちょっと苦しいですが、基本的にこの問題は中頓別町における南宗谷福祉会だけの問題ではなくて、管内の町村においても法人から大変経営が苦しいという中で支援も求められて苦慮しているまちもあります。また、町立で特別養護老人ホームを運営している町においても大きな赤字があって、それは町会計になるので、町の一般会計から繰り出しをして運営しているというような実態もあって、決して今この特別養護老人ホーム等を運営していく環境が運営しやすい環境にはないという大前提はぜひご理解をいただきたいと思いますし、これは私は今回北海道町村会の政策研究会の中でも実情を申し上げ、道にも調べていただき、やはり定員が80を超える施設とそうではない施設の運営においては大変厳しい差があるというような実態も明らかにしていただいて、この改善に向かって北海道町村会としても来年度の介護報酬改定に向かって努力をしていこうというような確認をしているというような状況下にあるということをご理解をいただきたいというふうに思います。その中で、私も本当に南宗谷福祉会、特別養護老人ホームも養護老人ホームも非常に頑張っていただいているという基本的な、職員の皆さんですね、そういう今の状況が職員のやる気をそいだり、あるいは入所されようとしている方、入所者の家族の方に不安を与えたり、一番懸念するのは入らないというか、よそのほうがいいのではないかみたいな形になっていくような、そういうことを一番懸念をしているところであります。ちょっと前段長くなりましたけれども、この問題はしっかりこの町における特別養護老人ホーム長寿園が永続的に、持続的に運営をしていけるというような体制をしっかり構築することが何より重要だという認識を持って、働いている職員の方にも、それからこれから入所を考えている家族や入所者の方にも不安を与えないようにぜひしなければならないというふうに私は思っています。その中で、どうしても経験的な力がないところもあって、宗谷総合振興局の協力もいただかなければならないところありますけれども、議員おっしゃったように町としてもしっかり指導力を持って、この改善に向かっては一緒に努力をしたいという強い思いを持っておりますので、ぜひご理解をいただきたいというふうに思います。個々の対策についても私ども踏み込まなければならないというふうに思っています。そんな中で、どういうところが削減できるのかというようなことをしっかり一緒に考えていきたいというふうに思っているところでありますので、ご理解をいただきたいと思います。先ほど楽しみにしている行事などの中止というような話がありましたけれども、たまたま雨天と、雨のためとかそういうことで、お客さんはそういうことで呼ばれていないけれども、入所者の方は中でやられたと、夏祭りとかやったりとかして、必ずしも決してそういうふうに利用者のサービスを減らしているということではないというふうに私は認識をしております。今後も町にとって大切な施設だという考え方に立って、一緒に改善に取り組んでいきたいというふうに考えておりますので、ご理解とご支援を賜りたいというふうに思います。
質問 7番 星川三喜男
わかりました。町長の答弁で私も納得いたしました。先ほど言ったようになくてはならない長寿園ですので、いつ私たちがお世話になるかわからない場所ですので、私みたいなのは引き受けてはくれないとは思いますけれども、本当にこれはどうしても改善して改善して努力した結果こうだよというのなら、私は話は話だと思いますので、職員の皆様方、それと理事者の皆様方の努力をお願いして、この質問は終わらせてもらいます。