中頓別町議会 平成28年第2回定例会 2016年6月7日
非常勤特別職の設置について
2016年6月7日、中頓別町議会の一般質問で、宮崎泰宗議員が「非常勤特別職の設置について」質問し、町長 小林生吉が答弁しました。
- 質問者
- 宮崎泰宗 議員
- 答弁者
- 町長 小林生吉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 宮崎泰宗
それでは、2問目は非常勤特別職の設置について伺います。3月28日に開かれた第2回臨時会で、中頓別町非常勤特別職設置条例が賛成多数で可決されました。本特別職は、4月中旬をめどに南宗谷福祉会が立ち上げる長寿園経営プロジェクト委員会の委員長として提案されていました。法人からは議会にも委員派遣の依頼があったため、議会では早々に2名の委員を推薦したにもかかわらず、その後何の音沙汰もなく現在に至っています。この現状をご説明願います。
答弁 町長 小林生吉
ご答弁申し上げます。南宗谷福祉会が立ち上げる長寿園経営プロジェクト委員会につきましては、町側から職員3名を選出し、そのうち1名を非常勤特別職の職員として推薦する予定でありました。この間宗谷総合振興局等に対して福祉分野に精通した方の紹介が可能かどうか打診するなど、人選を検討してまいりましたが、結論を得るには至りませんでした。こうした状況から、南宗谷福祉会におきましても先日開催されました理事会での協議の結果、法人がより主体的に取り組んでいかなければならないことを改めて確認し、法人として事務局体制を整え、改革案を取りまとめていくことが確認されたところであります。町としては、改めて町職員3名を推薦し、長寿園経営プロジェクト委員会に参加していくという予定であります。
質問 4番 宮崎泰宗
この質問については、先ほど星川議員のほうからもあったので、できるだけ重複しないようにお伺いをさせていただきたいなと思います。今のご答弁のほうからまずお伺いをしますけれども、理事会を開催してこういうふうになることが決まったというようなお答えになるのですけれども、非常勤特別職なしで取り組んでいくことを決めたとあります。これは先ほど町長もお答えになっていたと思うのですけれども、理事会を開催したというのはいつごろの話なのでしょうか。私は、連絡が来たのがこの後の話なのですけれども、連絡がありまして、6月22日に第1回の委員会を開催するという連絡はあったのですけれども、それは一般質問を通告した後だったのです。ですから、もしかしたら一般質問が通告されたのを聞いて慌てて開いたのではないかなと私は感じたので、その点確認をさせていただきたいなと思います。それと、この法人が委員会を立ち上げるということに私は非常勤特別職の当てがあるか、ないかというのは関係ないのではないかなと思ったのです。もし選ばれないのだったらそれはそれで、これは4月中旬というふうに一応決まっているというか、私はそういうふうに聞いていたので、正直約束を守ったのは議会だけだったのかなというふうに思うのです。ただ、これも例えばの話ですけれども、派遣される委員に不満があったということはないか、これもちょっと思ったのです。なぜかといったら、派遣される、先ほど星川議員もご自身がと言われていましたけれども、星川議員と私ということだったのですけれども、この3月臨時会等々で関連する議案に賛成をしなかった2名ということですから、この点おわかりになるかどうかわからないですけれども、もしおわかりになれば確認をさせていただきたいなと思います。それと、その上で町職員3名を改めて参加させていくというのはどういうことなのかなというふうに思うのです。この3名は、役職というか、どなたになるのか、非常勤特別職なしということでさっきお答えがあったのですけれども、今後どうするのか、非常勤特別職をこの委員会のほうに探し続けるのか、その点もお伺いしたいと思います。非常勤特別職の人選に関して振興局等に紹介を求めたけれども、結論には至らなかったというご答弁をいただいているのですけれども、地方分権の名のもとに権限移譲を推し進めている道振興局が譲り渡した権限への対応に協力する義理があるのか。これは、先ほど星川議員も同じようなことをおっしゃったとは思うのですけれども、改善の勧告のときもそうだと思うのですけれども、道の助けを求めたら、それは権限を持っていないのと同じだというふうに私も思うのです。中頓別町には荷が重い権限だとお互いに認めることになるのでないかと。だから、道も返還というのは、私は前に一般質問をしましたけれども、これは認めないでしょうし、正直協力するというようなお答えはあったのですけれども、協力もそう考えるとしにくいのではないかなというふうに思ったりもします。また、町が職員の養成費用を負担しなければならないとか、非常勤特別職なる者を設置しなければならないとか、そんな条件で権限を受けたわけでありませんし、今でも道に権限があったとしても、今町がやろうとしている同じ対応がとられたとは考えられない。つまり道と町の対応は、私は同じではないと思う。同じというようなお答えが前にありましたけれども、結局はそうなのではないか。特に非常勤特別職の設置には無理があったと、これは先ほどの一般質問でもこれまでの経緯がそれを証明しているというふうに私は思います。ですから、私も本定例会の会期中、また条例提案されたときと同じように、法人の委員会が開催される6月22日だったと思うのですけれども、それまでに定例会でなければ臨時会を開いて廃止条例を提案していただきたいとお伺いをしようと思ったのです。ただ、これは取り下げることはされないという先ほどの星川議員に対するお答えでした。ただ、たとえ廃止条例を提案されても、結果はどうなるかわからないと思うのです。さすがに3月と同じ結果にはならないとは思うのですけれども、もしそうしていただけたらですよ。ある意味ではもしかしたら同じ結果になるかもしれないですけれども、今の状況で廃止条例が出されるということになったら、私は大義は賛成側にあるというふうに思っていますから、また私は単純に条例ではなくて廃止でもいいと思っています。最低限廃止条例を提案していただけるなら、私は今の状況でもこの委員会に出席をして法人の自力での立て直しに協力できたらというふうには思っています。ただ、その中で議会の議案になるようなことは、私はもとから協力できないと思っているというか、できません。常勤職員の方が3名例えば行かれて、アドバイスをしていくというのは権限が今町行政にある以上、これは当たり前のことと言ってもいいのではないかなと思うのですけれども、先日の臨時会で議会を二分させてまで、私は取り下げてはいかがですかとあのときも申し上げましたけれども、提案を町長は貫かれた。そして、非常勤特別職が結局今現在も選ばれずにいると。それで、非常勤特別職、私は議会もその一種かなと思っているのです。議会議員としての立場でこの委員会に行ってしまったら、これは私は癒着の構造を強めてしまうだけだと思っています。だから、議会の議案になるようなことを話すのだったら、私はそれだけでも行きたくないと思っているのです。このまま非常勤特別職設置条例を先ほど町長がお答えになったように放置するということであれば、ここまで3カ月もの空白期間を実際つくってしまっている。私は、正直この委員会に行かせる、または非常勤特別職の設置そのものにもう信用はないというふうに思っています。ですから、その点から見て、この非常勤特別職の設置条例をこのまま放置されるのであれば、私は長寿園経営プロジェクト委員会の委員を辞退したいというふうに思っています。先ほど星川議員ももしかしたら言われたかもしれないですけれども。私ごときが辞退したところで何ら支障はないと思うのですけれども、そういう考えを持っている人間がいると私は今お伝えしましたけれども、その点を聞いて、もし何かお答えいただけることがあれば、再度確認をさせていただきたいというふうに思います。再度伺います。
答弁 町長 小林生吉
まず、1点目でありますけれども、理事会の開催は5月23日であったということで、この前の週に私どもと南宗谷福祉会の常務理事等での相談をさせていただいておりまして、決して一般質問の通告ということの後の対応ではないということでご理解をいただきたいと思います。2点目も同様なのですけれども、選出された委員がどうかというようなことは一切問題とはなっていないというふうに認識をしています。職員3名につきましては、予定していた非常勤の職員にかわって総務課長、あと総務課参事の政策経営室長、それと保健福祉課長というようなメンバーで、町としては最大限の体制でというようなことを考えております。そういった経緯から、非常勤特別職に関してこの案件で配置するという考えは持たずにいきたいということであります。それとあと、条例の廃止という問題について、私としては長寿園の問題は本当に大きな、町の将来にとっても非常に大きな問題だというふうに思っています。都会で一つの福祉施設の運営が成り立たなくなるのであれば、ほかにかわる施設が周りに幾らでもあるのかもしれませんけれども、本町のような地域の中では町に1つしかない特別養護老人ホームという形、あるいは養護老人ホームということになって、これから高齢者の皆さんが安心、安全にこの地域で生活していくためにはなくてはならない施設であり、これを将来に持続できるようなことを今しっかり考えなければならない、そういう大変重要な問題だという認識に立っているところでありまして、星川議員につきましても宮崎議員につきましても、この問題はぜひ一緒に検討に加わっていただくことを強く望みたいなというふうに思っているところであります。この条例の廃止が条件というようなお話でありまして、正直大変悩ましいところであります。先ほども星川議員への答弁でも申し上げましたとおり、非常勤特別職の条例そのものの目的はただ1つ長寿園問題ではなく、将来にも考え得る非常勤特別職という形での配置が可能になるように、その設置根拠となる条例を定めておきたいという趣旨で考えていたところなのです。そういう意味では、今後も必要な条例の一つであるという認識は持っているところであります。先ほど言った廃止ということが条件という話、このあたりは非常に悩ましいところでありまして、この一般質問の中でどこまでやりとりできるかわかりませんけれども、ぜひこの件に関しては深く議論させていただきたいというふうに思いますし、その上で他議員のご意見も含めて本件に対する対応については考えさせていただけないかなというふうに思います。
質問 4番 宮崎泰宗
改めてお答えいただきまして、おっしゃることは理解できるというふうに私は思いましたけれども、星川議員のときにお答えいただいたこととほとんど同じことだと思うのです。ただ、町長がおっしゃることも理解はできるのだけれども、もうちょっと突っ込んでお伺いしたいなと思うのですけれども、もともとこれは法人側が設立する委員会であるということは、特別職の提案をされたときも今も変わらないと思うのです。より主体的にというお答えではあるのだけれども、ただ町の非常勤特別職ありきだったことは事実だと思います。これは、先ほど星川議員も言われたと思うのですけれども、非常勤特別職というのはもっと広い意味なのだけれども、これを町長が提案されたときには、今回予算計上するのはこの委員会のほうに行く方のことなのですと、そういうふうになるとやっぱりそこへの印象が強くなってしまうと思うので、その点は議員の皆さんも難しい選択を迫られたのではないかなというふうに思います。そして、今現在その特別職が選ばれていない状況で、町職員の常勤の3名の方、総務課長と政策経営室長と保健福祉課長という3名の方の派遣というのは、これは変わらず行うのかなというのは再度疑問なのですけれども、非常勤特別職1名とあとお二人だったということで、町の常勤職というのはこの特別職のサポート役という位置づけだというふうに私は思っていたのですけれども、また常勤職で事足りる、常勤職で戦えるという、戦力になると私は思っていますので、やはり特別職の設置条例に関しては維持する理由はないのではないかなと思ってしまうのです。ですから、そういう経緯も含めて私は私の考えで動かせていただきたいなというふうに思うところなのです。それが先ほど申し上げた議員として派遣されることを辞退するというのは、これは非常勤特別職の設置条例もそうだし、選ばれていないというのと開催が今になったみたいな、約束が違うということだけではないです。これを少しお伺いというか、お互いに考えたほうがいいのではないかなと思うのですけれども、私は必ず議会の議案に関連する場になってしまうと思うのですね、行った場合に。そういう場に、例えば行政委員会などとかもそうですけれども、そこに議会に関係する人間、議員がいてはいけないというふうにまず思っているのです。行くと決めたのは先ほどの理由なのだけれども、私自身はこの委員会だけではなくて、ほかの行政に関する委員会などで既にそのような状況に自分自身もあると思っていますし、これは私も知らないぐらいの前の話なのだけれども、以前にそのことが議会で問題になって、好ましくない組織委員会などからほとんどの議員が抜けたということがあったというふうに聞いています。また、これは私は正直前々から思っていたことであるのですけれども、議員だけの問題ではないというふうに思っています。今回言っている特別職もそうだし、町長、教育長、もともとの町の常勤の特別職もやっぱり気をつけなければいけない部分があるのではないかなと。例えばの話なのですけれども、町長、教育長はロータリークラブの会員になっていますよね。昼とか夜とか、会合等に出席されておられると思うのですけれども、また南宗谷福祉会のほうの代表者の方も所属したりなんかあると思うのです。ほかに議員含めて民間業者が所属されているということ。ただ、中頓別町ロータリークラブそのものについては、ここまでずっと地元に貢献をしていただいているというふうに思っています。だから、ロータリークラブは絶対に必要な存在なのだけれども、もしこの中に入っている方が関連した公共事業の入札等において問題が起きたら、真っ先に疑われるのは町特別職で入っている方、町長、教育長ということになってしまうと、町長、教育長が入っているというだけで、癒着があるのではないか、談合の構図になってしまうのではないかということになると思うのです。私はそう思ってしまう。長寿園プロジェクト委員会もつまり例外ではないということを私は言いたいのです。委員会の中で行政の要望が話し合われて、それが議会で通ってしまったら、非常勤特別職は行かないということになったけれども、もし行ったとしたらこの特別職も議員もそのために行っているのかと見られてしまうというふうに思うのです。だから、もともと無理があることをしようとしているのではないか、そういうふうに思うところがあって、法人がより主体的にというふうにおっしゃっていますけれども、紛れもなく法人が立ち上げるものですから、先ほども申し上げましたけれども、これは常勤職の力の見せどころだというふうに私は思いますので、町特別職であるとか、これは行かないということなのだけれども、議員を関与させることは癒着の構造を強めるイメージの回復にはつながらないのではないか、逆効果なのではないかと私は思うところがあったのです、もともと。ただ、特別職も行く、先ほどの理由で本当は行くのはまずいけれども、副議長からお話をいただいたときに、どうしても行ってほしいということだったらちゃんと言える人が行かなければだめだというふうには申し上げて、本来は行けないということは私は申し上げていたのですけれども、これを町長はどう思われるか、最後にお伺いをさせていただきたいなというふうに思います。
答弁 町長 小林生吉
今議員がおっしゃることについては、確かに過去の経緯を含めて議員の方がいろんな委員会とかに入ることをしなくなったというような経過があったというふうに、これは行政の各種諮問委員会とか審議会等の中だというふうに思います。確かに長寿園の問題というのは将来的に、経営の厳しさから今求められているのは将来の支援というようなことがありますから、そういった予算の審議がもしかしたら将来伴う可能性がないとは言えないというふうに思います。そういう中で、今議員がおっしゃるように、そこにかかわること自体のよしあし、そういったことは検討の余地は確かにあるというふうには思います。私は今結論的にはちょっと申し上げにくいですけれども、先ほど申し上げましたように、南宗谷福祉会が今抱えている問題は本当に町全体にとって将来にかかわる非常に重要な問題だという認識を持っていて、それを検討していくために最善な組織とそれに伴う議論ができていくことが重要なのではないかというふうに思っています。そのあり方として、議会の代表がそこに参加していくというやり方もあるし、そこから外れて、そこで決まって、将来町の議案にかかわるところに至ったときにそこで深く議論するということもあり得るとうふうに思います。結論的には申し上げにくいですけれども、今後の対応について、先ほどの話もありましたので、議会が終了した後で法人、また議会ともしっかり相談をさせてもらって対応を考えていきたいというふうに思います。
質問 4番 宮崎泰宗
町長もおっしゃるように、大変難しい問題というか、考え方でありまして、改めていろいろ考えてみると、議会議員としては議会以外の場で議会の議案が話し合われるような場に行きたくないなと思うところはあります。ただ、自分自身、宮崎泰宗個人だったら、正直幾らでも言えることがあったり、力になれたりするのではないかなと思ったりもするので、行政の町特別職も議会議員もその辺今後の立場を考えて今後に反映をしていくように、そのことをもうちょっと考えたほうがいいのではないかなというふうに思います。この質問については、以上とさせていただきます。