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中頓別町議会 平成28年第2回定例会 2016年6月7日

非常勤特別職について

2016年6月7日、中頓別町議会の一般質問で、星川三喜男議員が「非常勤特別職について」質問し、町長 小林生吉が答弁しました。

質問者
星川三喜男 議員
答弁者
町長 小林生吉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 星川三喜男

受け付け番号2番、議席番号7番、星川です。先ほど来から重複していると言われておりますが、重複しているということは問題、課題があるから議員がそれぞれ出されるということを町長はよく覚えておいてもらいたいと思います。それでは、質問させてもらいます。非常勤特別職についてでございます。第2回臨時会で非常勤特別職設置条例を可決しましたが、いまだに採用されていないのはなぜなのか。その臨時会のときに重要課題を解決するために参与、顧問を設置することを提案され、そのとき今回は長寿園の経営改善に当たらせるとのことであったが、提案された時点で人材確保のめどがあったのか。なかったとすれば、それは余りにも議会を軽視し、町政を私物化していないかお伺いいたします。

答弁 町長 小林生吉

ご答弁申し上げます。この間宗谷総合振興局等に対し、福祉分野に精通した方の紹介が可能かどうか打診をするなど、人選を検討してまいりましたけれども、大変申しわけありませんけれども、結論を得るには至らなかったということであります。条例提案時には具体的に引き受けてもらえるところまでのめどを持ってということではありませんでした。ただ、大変重要かつ困難な課題であることから、是が非でも福祉分野に精通した方を配置したいと、そういう強い思いがあったということでありまして、議会を軽視とか私物化とかということではないというところでご理解を賜ればというふうに思います。

再質問 7番 星川三喜男

それでは、再質問させてもらいます。具体的な引き受けのないまま、めどもなく条例を提案したということに対して、私は信じがたいです。提案時に、もし条例が可決されたらとの条件つきでそういう人材を内定させておくのが常識的な対応ではないのか。条例成立後に道の福祉の精通者を考えたとか、誰か意中の方がいたのか、いたとしたらいつ声がけをしたのか。それと、これまでの経緯をプライバシーに触れない程度でお聞きしたいと思います。

答弁 町長 小林生吉

議員がおっしゃるように、議会で提案をして、予算も組ませていただいたということからすると、これをしっかり執行できるような担保を持ってすべきだったということについては、私としても真摯に反省をしたいというふうに思います。私としては、この間長寿園の経営の問題については長くかかわってきたところでありますけれども、昨年度後半にあった園内での問題などもあって、こういった対応をとるべきではないかというふうに考えたのはかなりぎりぎりになっていたという、少なくとも定例会の時点ではそこを考えていなかったものを3月末の臨時会という中で提案をさせていただくというような対応になって、短い時間の中での判断、それが大変甘いものになってしまったという結果、これについておわびを申し上げたいというふうに思います。私としては、この問題に関して決定に至らなかったのはひとえに私自身がこの問題に関して非常に悩んだということであります。1つは、3月に条例を提案したときに、議員の皆さんからも設置条例そのものに対しての厳しいご意見があり、反対者もあったということ。これは、引き受けていただくについても大変重たい責任を課してしまうことになるかなというような思いがありました。こういったことから、端的に申し上げれば4月中1カ月非常に悩むことになり、その間具体的な行動をとっていません。5月以降、連休のあたりからいろいろな動きをとったということでありますけれども、議員がおっしゃるようにどういう方に当たって相談したとかということについては差し控えさせていただきたいというふうに思いますけれども、引き受けていただけないかというような打診、それと先ほど申し上げましたような振興局、そういった可能性が難しいかなということになりましたので、振興局のほうへの打診というようなことをしたということであります。振興局のほうでも大変この問題については重要な難しい課題だというふうに認識をしていただきまして、振興局のほうとしても全面的な協力体制をとっていただけるというような話に至っていますけれども、求めたような参与ということについては難しさもあるということでありました。そういう中で長寿園側とも協議した結果、長寿園のほうでも長寿園が主体的になって町や振興局等と協力し合いながら、この課題に取り組んでいこうというような方向性について話し合いができたということから、大変不手際ではありますけれども、参与の任用を見送って、長寿園が主体に立ちつつ、町と、振興局にも積極的にかかわっていただきながら乗り越えていくというような体制にしたいというふうに考えたということであります。重ねてのおわびになりますけれども、私として当初の判断が甘かったことについては率直におわびを申し上げたいというふうに思います。

再質問 7番 星川三喜男

ただいまの町長の答弁の中で、それではその条例が私は何か思いつきで出されたのでないかなと今思っております。臨時会に提案されて、議員の中で賛成、反対も経て賛成多数で可決された条例、賛成された議員はそういう候補が多分いるのであろうということで賛成したと思います。また、賛成された議員も、まだ人材がいないのかと不思議に思わないのが私は不思議です。それで、再々質問させてもらいますけれども、そういった中でこれは行政のトップに立つ者として私は失格でないのかと。そもそも分権で道から老人ホームの設置、監督の権限移譲を受けているのですよね、町は。その道に対し、福祉の精通者の派遣を求めるのはいかがなものなのか。権限移譲後は、保健福祉課の職員が老人福祉の専門家でなければならないと私は思います。課長を初め職員はこのことについてどう感じているのか、また課長にも伺いたいと思います。道から福祉の精通者が派遣されたとしたら、非常勤特別職設置条例は適用されないと思います。これれは、道のアドバイザーなら費用弁償で済むのでないのかと思っています。既に、先ほど町長も言われましたように、経営プロジェクト委員会も長寿園から出されてきて、スタートしております。私もそのプロジェクトチームの一員でございますが、私もプロジェクトチームに参加させてもらった意味は、これは私は町長にずっと長寿園に職員を出向させなさいと言っている手前、町長が参与を出して、それを中心に検討委員会を立ち上げるのだという答弁でしたから、私みずから議長に、私がこのプロジェクトチームの一員としていきたいですと私は議長に申し出しました。でも、今のこの現状では、長寿園主体のプロジェクトチームであれば、何ら今までと変わらないと思いますので、私は個人的に議長に申し入れて、この一員を、また長寿園側に迷惑をかけると思いますが、検討してもらうよう私は議長に申し入れるところでございます。それで、現状で本条例は必要ではないと私は思います。議会が決めた条例を執行するのが行政であり、現状では条例違反ではないでしょうか。先ほど言ったように、討論まで行い、反対者を出してまで可決された条例の意義を考えてほしい。賛成された議員にも失礼ではないでしょうか。議員提案もできますが、会期中に提案者である町長みずから廃止条例を提案し、議会に陳謝すべきであると私は思います。それが筋だと私は考えますが、いかがでしょうか。参与を長寿園に送るということで可決された条例です。それをもう一度考えて、町長、答弁願いたいと思います。

答弁 町長 小林生吉

先ほども申し上げましたけれども、この事態について私としては本当に大変申しわけなかったという思いを持っているということについては、ご理解をいただきたいというふうに思います。分権ということで、本町が長寿園の介護保険の施設の関係の事務について移譲を受けているという中で、その事務に対して道への依存というか、そういったような対応はどうなのかというようなお話をいただきましたけれども、最初からとにかく道にすがって頼るというような考え方であったというわけではなく、その他の方法がなかなか難しいかなというふうに判断をしたので、道にも、現職員を派遣ということではなくて、基本的には、退職者等の中にはより老人ホーム等の運営に関して指導してきた、そういった経験のある職員もおられますので、そういう退職者の方を町の参与にするというような方法が可能かどうかというようなことについて打診をするところまでいったというようなのが現状であります。申し上げたとおり、最初から道頼みでやったということではありません。その辺についてはご理解を賜ればというふうに思います。職員については、決して行政の専門性を欠いているというふうに判断しているわけではなく、施設の中の運営というようなことでありますので、そこまでふだんの仕事の中でなかなか立ち入る機会もありませんので、そこまで求めるのはなかなか難しいのではないかなというふうに考えていたということです。もちろん財政面、それから福祉の運営面の中でしっかりかかわっていく体制をとりたいというふうには考えていたということであります。それと、条例の必要性がないというお話でありますけれども、臨時会で提案するような案件だったかというふうに言われれば、確かにそうかもしれませんけれども、今回の非常勤特別職の条例については、今後例えば今の地方創生に関して顧問なり参与なり置くことも想定されるのではないかということで、条例自体は前々から検討して準備をしていたものでありました。それを今回福祉施設に関連する参与を置こうという中で急遽提案をしたというような形になっていますけれども、必ずしもこの職に関して限定的に設置した条例ではないという中身についてご理解を賜ればというふうに思います。これは、今後どういう形になるかわかりませんけれども、人口減少対策等々の課題に取り組んでいくときに、また設置をする可能性のある根拠条例になるものでありますので、条例の継続ということについてご理解をいただきたいなというふうに思います。

再々質問 7番 星川三喜男

再々質問も終わってしまったのですけれども、町長、ちょっと答弁がおかしいのではないですか。第2回の臨時会のときに、多分宮崎議員からその質問について問われたと思います。特別職、今回は長寿園に出向させるがためにつくったと、提案したと、そう言ったと私は思っておりますが、町長の今の答弁ではちょっと食い違いがあるのではないかなと。これ以上質問することはできませんが、その点は私の後に質問される宮崎議員に突っ込んで聞いてもらいたいと思います。それで、引っ込める気もないということですので、それはそれで、私はそのようなことでいいのかなと思いまして、もう一度町長にも考え直してもらいたいと思って質問を終わらせてもらいます。

出典:中頓別町議会 平成28年第2回定例会 2016年6月7日 議事録 PDF(25ページ) 間違いを知らせる