みんなの議会

中頓別町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月6日

自然環境を活用した新エネルギー取り組みに関して

2016年3月6日、中頓別町議会の一般質問で、長谷川克弘議員が「自然環境を活用した新エネルギー取り組みに関して」質問し、町長 小林生吉、産業建設課参事 平中敏志、総務課参事 長尾享が答弁しました。

質問者
長谷川克弘 議員
答弁者
町長 小林生吉、産業建設課参事 平中敏志、総務課参事 長尾享

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 長谷川克弘

受け付け番号6番、議席番号2番、長谷川でございます。私からは、新エネルギー導入について1点質問させていただきます。平成28年度町政執行方針、環境の保全と創造の中で、自然環境を活用した新エネルギー取り組みに関して、林業施業の残材を活用する取り組みとあわせ、木質バイオマスを中心とした具体的な取り組みの検討を述べられております。また、産業振興、地域経済の活性化と社会資本の整備の中でも木質系資材を活用した事業導入の検討が述べられており、その検討について我が町においては林業施業の残材量、これは資源量に置きかえられると思います、の把握がなされているのか。また、森林整備のため切り倒される間伐材は全国的に見てもほぼ放置されている状況でありますが、その理由として採算性が合わないのが主な原因と考えるが、新たな産業と雇用の創出という面では当町の希望の一つになり得る事業でもあり、町として新年度どのような検討に予算を使うおつもりなのかお伺いいたします。

答弁 町長 小林生吉

ご答弁申し上げます。町で把握できる民有林の施業をもとに推計すると、平成27年度では約1,400立米の林地残材があることが見込まれます。実際にはさらに材積量があると思われますが、国有林については把握できておりません。こうした木質バイオマスの活用については、これまでのエネルギーに絞って活用の検討をしてきており、新年度でも継続して検討してまいります。具体的には、林地残材の搬出方法やそのコスト、まき、チップ、ペレットそれぞれの場合における初期投資やランニングコストなどに関する調査を行ってまいります。また、既に取り組みを推進している方などをアドバイザーとして依頼するなど、今後の方向性を探っていきたいと考えております。さらに、町内での木質バイオマスの流通システム構築の可能性や公共施設へのまきストーブ等の設置についても検討を進めてまいりたいということであります。

再質問 2番 長谷川克弘

それでは、再質問させていただきます。平成27年度ベースで1400立米、この数字は重さに換算すると比重なので、約700トンから800トンという数字になるかと思います。この数字が毎年計画的に発生する見込みなのか、まず1点お伺いしたいと思います。また、ランニングコスト、初期投資というキーワードが出てきましたが、調査の範囲が実証実験までやる調査なのか、机上でただ計算する調査なのかお伺いします。

答弁 産業建設課参事 平中敏志(産業建設課参事は2016年3月まで)

今間伐の事業の関係ですけれども、間伐事業については例年大体同じような面積を予定しておりまして、それに対して材積量だとかというところはあくまでも推計で見ることしかできませんので、間伐でも搬出間伐と切り捨て間伐とそれぞれ実際はやっておりまして、27年度ベースでは搬出間伐が約66%程度ということで、そこからの搬出量から残った切り捨て間伐の量でおおむねの推計をしているということですので、このぐらいのベースが必ず毎年出るかというと一概には言いかねるところはありますが、おおむねの目安としての量として参考までに見ていただければなというふうに思っています。

答弁 総務課参事 長尾享(総務課参事は2018年3月まで)

初期投資、ランニングコストの件ですが、これから具体的な方向を探っていくということで、数年前に調査した結果はあるのですが、最近の情報等がありませんので、その辺ここにも書かれて、先ほどお話ししていますが、アドバイザー等の意見等を聞きながら、さらにはコスト精査して、場合によっては実証実験もやっていくかどうか、その辺も含めて総合的に検討してまいりたいというふうに考えております。

再質問 2番 長谷川克弘

内容はほぼわかりました。それで、行政として最少の経費で最大の効果というのは全ての事業で求められていくと思われますが、先進地ではやっぱり産業が次の産業を生んでいくような構造ができていると。結局木質バイオマスで熱をとった後には、その温水でシイタケの栽培が行われていたり、いろんな産業が産業を生む構造ができています。それからいくと、我が町はどんどんおくれをとっていっているのではないかと思います。結局来年度の予算の中でも、予算規模が著しく少なく、本当に真剣に取り組もうと思っているのかどうかすら私は思えないです。平成28年度に向け検討する内容をさらに実行するべく加速していただきたいと切に思います。当町における地産地消の取り組み、地域における循環型社会の実現、木質バイオマスのカーボンニュートラルという性質を最大限に生かした地球規模の温暖化対策の一助となるような建設的で斬新なアイデアを具現化して、できることを期待して私の質問を終わります。

出典:中頓別町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月6日 議事録 PDF(68ページ) 間違いを知らせる