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中頓別町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月13日

木質バイオマスの取り組みについて

2015年12月13日、中頓別町議会の一般質問で、星川三喜男議員が「木質バイオマスの取り組みについて」質問し、町長 小林生吉が答弁しました。

質問者
星川三喜男 議員
答弁者
町長 小林生吉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 星川三喜男

それでは、2問目に入らせてもらいます。木質バイオマスの取り組みについてでございます。このことは、町長が課長職時代から私と結構やりとりをした問題であると思います。それでは、質問します。町有林の原木、間伐材や廃屋の解体材を活用した木質ペレット工場の新設に取り組み、公共施設の暖房、道の駅やピンネシリ温泉等を活用する考えはないかお伺いいたします。

答弁 町長 小林生吉

木質バイオマスの取り組みについてのご質問にご答弁を申し上げたいと思います。現在策定中の中頓別町総合戦略の中で、まき等の林地残材の利用促進や公共施設への木質バイオマスエネルギーの導入を重点施策に位置づけて、取り組みを進めていく方向で検討しております。また、総合戦略の先行型の取り組みとして新エネルギー導入事業を予算計上しており、今年度は新エネルギー導入検討会の設置、新エネルギーに関する講演会の開催を予定しているところであります。検討会については現時点では未設置でありますけれども、早急にこれを立ち上げて、今後の方向性等の検討を重ねていきたいというふうに考えております。

再質問 7番 星川三喜男

それでは、再質問させてもらいます。個人的でございますが、私は3年も前から、下川町、それと帯広の本別町にペレット工場があるのです。本別町の生産組合のところに私ども2回ほど……(「足寄」と呼ぶ者あり)

再質問 7番 星川三喜男

足寄町か、もとは割り箸工場をやっていた方なのですけれども、その方がそこで工場長をやっておられまして、その方がやっているところも2回ほど見させてもらいました。その町は、鉄工所でペレットストーブをつくっているのです。それも町が助成して、各家庭で使うときにはそれも助成するというような試行錯誤をして、公共施設はもちろんですが、町内にも今相当普及しているということなのです。そして、足寄町ですか、そこで木材会社とタイアップし、そしてできたペレットを輸送するにはそこの運送会社がまた協力するという、町ぐるみで取り組んでいるわけなのです。そこで、本町でもできないのかなと思いながら、私も小頓別木材の社長、会長とも今まで数回話し合いをしてきたところでございますし、今は確かに燃料も灯油もちょっと安くなってきて、これはデメリットかなとは思いつつも、私有地を見れば強風で原木が結構倒れているのです。それと鹿、これで原木が、私たちの地域から中頓別まで来る間をそれなりに見てきたら結構な材積、一番もったいない。確かに売れば価値のある原木ですけれども、今は原木も安いということもありまして、それを利活用する方法の一つではないのかなと思いますし、廃屋もペレット工場、ただ金をかけて投げるのではなくて、ただでそこに持ってこれると。そしたら建設業者も楽でないのかなと、一石二鳥ではないかなと思いまして、早急に立ち上げなさいではないけれども、協議会を立ち上げて本当にいいか悪いかを検証すべきときに来ているのでなかろうかと思います。ペレット工場も、個人的に言えば小頓別の廃校、これも活用できるのです。あの体育館がちょうどいい工場地なのです。というのは、そこにはグラウンドもあり、そこは要するに材料置き場です。あの廃校の跡を活用できる一つの機会でなかろうかなと、個人的には小頓別地域をよくするがための質問でございますけれども、これは町にとっても一つの前向きな考え、総合戦略中頓別町版ではないけれども、魅力ある働く場があるまちづくり、そして安心して暮らせる町をつくるという基本目標は4点、すごくいいものがあります。でも、この中身がまだいまいちなのですけれども、そういった一つ一つを積み重ねていくのが今の新町長の仕事ではなかろうかと思いますので、答弁願います。

答弁 町長 小林生吉

星川議員におっしゃっていただいたように、この問題については職員のときも何度も議員と意見を交わさせていただいたというふうに思っています。足寄町の施設は私も直接見にいったことがございますし、あそこを見たときに真っ先に浮かんだのは、議員がおっしゃるように小頓別の廃校の跡の建物、大きさといい、何かぴったりそのままみたいなところがありまして、そういうイメージを持ったのを覚えております。前に新エネルギーの調査を行って、木質バイオマスの事業化ということができないかと考えたときに、最後に隘路になったのは原材料の確保というところだったかなと。足寄町のペレット工場でありますとたしか年間700トンぐらいの生産をする能力が、800トンかな、あって、700トンぐらいの生産をできれば当時の価格であれば十分採算がとれるだろうというようなお話を聞いていました。あそこは、おっしゃったように公共施設でその量の半分、役場とか保育所でしたか、そういうところで利用するということが整っているので、残りの半分を民間の需要で使ってもらえるようにペレットの普及をするというような、そういう取り組みだったと思います。一番大きかったのは、原木をあの工場のところまで運ぶ仕組みでありまして、そこは森林組合であったり、国有林の事業の中でそこにコストがかからないような仕組みになっているというところが非常に大きかったというふうに思います。その辺本町の場合、その規模のペレット工場をという話にもしなった場合は、稚内市とか、それも山の中から捨てられた材を持ってくるとかというぐらいの広さでないとなかなか確保が難しい。であれば、その規模の採算というのはなかなか難しいというようなところで話が一旦進まなかったという経緯があるかなというふうに思います。では、できない、やらないということで終わるのかということなのですけれども、私としてはまずしっかり可能性を考えたいなというふうに思っています。一定量の公共施設がこれからも継続していく公共施設で、例えばどの施設でどれぐらいの燃料をたいていて、それをペレットに置きかえる場合にはどれぐらいの原材料と組み合わせればできるのかというようなところから、実現可能な流れというか、そのあたりを見定めた上で、これは考えても採算という話にはなかなかならないのではないかというふうには思いますけれども、採算がとれるというところとあわせて、例えば地元の燃料関係の取り扱いをされているところの消費が置きかわってしまうというようなことも起こり得ますので、流通の中にそういう燃料店関係も一緒に入って地域を循環する経済として、そうすれば燃料店が外部から仕入れてきたものに支払う分を地域の中から買うなりとかということでのお金の流れが生まれたりもするのではないかというようなことも含めて、単純に採算性だけではなくて、地域における雇用の効果、それとあわせて木質エネルギーを使うことによって今言われている地球温暖化に対する町としてのCO2の削減であるとか、そういったような効果なども含めた可能性を先ほど答弁申し上げました検討会の中でも十分もんでいただいて、実現できる方向に向かって検討していきたいというふうに思います。

再質問 7番 星川三喜男

わかりました。町内にある石油を取り扱っている業者さんには大変ご迷惑かと思いますけれども、そこはそこでそれなりのことを考えて共存共栄していく。そこには、できればペレットを配送してもらうような仕事もスタンドにもやってもらうようなことも考えつつ、町内一丸となってこういうことを考えていくのも手でなかろうかと思います。よろしくお願いいたします。これで一応終わります。

出典:中頓別町議会 平成27年第4回定例会 2015年12月13日 議事録 PDF(38ページ) 間違いを知らせる