みんなの議会

中頓別町議会 平成27年第1回定例会 2015年3月8日

順に町政一般について

2015年3月8日、中頓別町議会の一般質問で、細谷久雄議員が「順に町政一般について」質問し、教育長 柴田弘が答弁しました。

質問者
細谷久雄 議員
答弁者
教育長 柴田弘

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 細谷久雄

皆さん、おはようございます。受け付け番号1番、議席番号2番、細谷でございます。それでは、議長のお許しをいただきましたので、通告に従い、順に町政一般について質問させていただきます。私からは、きょうは学力向上対策についてと高齢者福祉政策について、2点ほど質問させていただきます。議員1年生、4年間の最後の一般質問ですので、行政側の誠意あるご答弁と町民目線での真摯な議論を求めていきたいと思います。それでは、1点目の質問の学力向上対策についてお伺いをいたします。全国学力・学習状況調査の結果の公表と学力向上に向けた今後の対策について伺う。1つ、調査の結果からうかがえる本町の学力の状況と、2014年度から市町村教育委員会の判断で成績を公表できるようになったが、どのような審議がなされたか。2つ、審査結果を今後の教育の充実のためにどのように教育現場に生かしていくのか、また本町の学力向上対策として具体的にどのように取り組んでいくのか。

答弁 教育長 柴田弘(教育長は2015年6月まで)

私からご答弁申し上げます。平成26年度の全国学力・学習状況調査は、小学校第6学年と中学校第3学年を対象に4月22日に実施いたしました。教科に関する調査として、小学校は国語、算数、中学校は国語、数学のそれぞれ、主として知識に関する問題、A問題と主として活用に関する問題、B問題と質問紙調査、学校に対する質問紙調査が行われています。調査の結果からうかがえる本町の学力の現状ですが、教科に関する調査から明らかになった課題として、小学校においては国語B問題の平均正答率で全国、全道平均に届かず、中学校においても国語B問題、数学B問題の平均正答率が全国、全道平均に届かず、学習習慣などの弱さや二極化による下位層の引き上げなどが課題となっております。公表につきましては、平成26年度から、市町村教育委員会においてそれぞれの判断で実施要領に定める配慮事項に留意し、個々の学校名を明らかにした調査結果の公表を行うことが可能となりましたので、9月12日の定例教育委員会で審議し、各学校の公表の結果をもって教育委員会の公表とすることといたしました。また、調査で明らかになった課題は学校における教育指導の改善等に役立てるなど、適切な対応を各学校に周知したところであります。学校現場においては、全国学力・学習状況調査で明らかになった課題を学力向上プランに位置づけ、平成27年度の重点課題の一つとして取り組みを強化してまいります。本町の学力向上対策としましては、全国学力・学習状況調査や学力テストなどの結果において明らかになった課題を解決するため、各学校で学力向上プランを作成し、学習意欲を高める授業の工夫を初め、学習習慣、生活習慣の確立など、子供一人一人の学力の向上に努めるとともに、全教員の共通理解と授業改善を目指す校内研究の充実に取り組んでまいります。

再質問 2番 細谷久雄

それでは、再質問させていただきます。全国学力・学習状況調査は、国の責務として果たすべき義務教育の機会均等や一定以上の教育水準が確保されているかを把握し、教育の成果と課題などを検証することを目的とするとされています。そのため、全ての児童生徒の学習到達度を把握するために全国的な学習調査を実施し、各地域の教育水準の達成状況をきめ細かく適切に把握するとのことだそうです。そこで、再質問の1点目は、昨年度実施された調査項目の内容でこの調査の狙いを達成できているものであったのかどうか。また、教科に関する調査だけでなく、各学校に対する質問紙調査や児童生徒に対する質問紙調査についてどうお感じになっているかについても率直な教育長の感想を伺います。再質問の2点目は、文部科学省は今回の調査はあくまでも多面的な学力の一部をはかるものであるとしています。だとするならば、今回の調査結果だけで、つまり多面的な学力の一部だけの調査結果から各学校や児童生徒の学習面の特徴や課題といったものが把握できるのかどうか、私は大いに疑問が残ります。とりわけ児童生徒の学習環境あるいは家庭における生活状況と結びつけて学力について分析するには、今回把握できた一部の学力調査だけではかなり無理があるのではないかと考えますが、教育長はどのように捉えておられるのか伺います。

答弁 教育長 柴田弘(教育長は2015年6月まで)

1点目の今回の調査で達成できたかどうかという教育長の考えということですが、北海道教育委員会におきましては全国を上回ることを目標としてそれぞれ各学校で取り組んでおりますけれども、1つにはそういった目標を持って取り組んできている状況であります。先ほども私申し上げたとおり、全道、全国に届かない科目、また超えている科目もありますけれども、そういった状況ですので、達成できているとは感じておりません。一部の学力ではありますけれども、まだまだこれからやらなければならないことが多くあると感じております。それから、生徒に対する質問紙等の中ですが、どういうように捉えているかということであります。特に大きく報道されているのは、テレビとかゲームとかインターネットの時間がどうなのかという、学習とかなり絡んできますので、そういったは部分どうかという報道もなされますけれども、当町においては全国、全道とそう大差はないのですが、小学校においてはテレビ、ゲームなどの時間がある面多い状況になったりとか、また家庭学習の時間は、小学校は家庭学習プランシートを1週間の予定を組んでやっている成果もあって勉強時間も全国、全道平均より時間的には上回っている状況もあります。そういった中で、それぞれ課題としては、質問紙から見れる課題としては、ある面そういう状況の中ですが、各テストでの二極化というのですか、そういうところもちょっとありまして、そういう部分ではそういった質問紙の中からの状況がうかがわれます。また、中学校においては、特に今問題となりますインターネット関係の携帯電話については全国、全道よりも低い所持率になっていまして、そういう面では使用時間もそう多くはないのですが、一部ではかなり使われている状況もありますけれども、そういった部分ではありますが、学習習慣については全国よりも、全国でいえば3時間以上学習する割合が30%なのですけれども、逆に当町においては1時間以内の部分が30%ということで、中学校における学習習慣の定着がなされていない状況と判断しております。それから、2点目、この調査自体が細谷議員もおっしゃるとおり、学力の一部を測定するものでありまして、その子供の学力を全て判断する調査ではございません。ですから、この調査は一部を見るという意味では効果はあると思いますが、その子供の全体を見ていくという調査にはなっていかないと思いますので、学力の一部として捉えていきながら、持っている課題、それぞれの個々に持っている課題を解決できるように取り組みを行っていかなければならないと思います。よろしいでしょうか。

再々質問 2番 細谷久雄

それでは、再々質問させていただきます。私も全国、全学年の問題を全部見ました。なかなかおもしろい問題だというふうに思いました。けれども、気になったのは記述式の問題です。記述式の問題があるというのは非常に大事なことだと思うのですが、では何を正解とするのかというのは、これは大変難しい問題だと思います。こういった判断がいろいろあるような問題を統一的な全国の学力調査の中でどういうふうに採点されることになるのでしょうか。また、調査結果が各学校に戻ってきたときに、個々に現場の先生方のところで細かくチェックしていただいて、記述式の問題というのは非常に大事な問題だと思いますので、その記述式の問題に関して答えた児童生徒の気持ち、なぜこのように答えたのかという気持ちを十分くみ上げて調査していただきたい。また、教育長の最後のご答弁にもありますように、子供一人一人の学力の向上に努めるためにも私は必要なことかと思いますが、教育長はどのように考えておられるのか伺います。

答弁 教育長 柴田弘(教育長は2015年6月まで)

記述式のどういった答え方をしたかというのは、ちょっと私のほうで回答関係の掌握はしていませんが、多分国語B問題に多く出ている問題だと思いますけれども、回答関係についてはその記述式の問題については一本ではない、答えは1つではないという形の中でやられていることかなと感じますが、これは特にそういった部分では学校でその回答を個々の生徒に指導する前にそれぞれ分析をかけて、今後の学習に活用できるように行っていることだとは思いますが、こういった答えがたくさんあるような問題については、特に考え方がそれぞれ絞り込めるような形で取り組めるように、今後も学校において再度こういった部分での活用の仕方について話を聞きながら、指導できる部分については指導していかなければならないと感じております。

再々質問 2番 細谷久雄

それでは、最後に、全国学力・学習状況調査を踏まえ、学校と家庭、地域がつながり、教師が子供たちと向き合う時間を十分確保し、教師は授業で勝負するという本来の役割に力を注ぐことができる環境を実現するために、今後地域との連携について一層取り組みが必要であると私は思います。以上で1点目の質問を終わりたいと思います。

出典:中頓別町議会 平成27年第1回定例会 2015年3月8日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる