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中頓別町議会 平成26年第4回定例会 2014年12月16日

ピンネシリ温泉の経営について

2014年12月16日、中頓別町議会の一般質問で、宮崎泰宗議員が「ピンネシリ温泉の経営について」質問し、町長 野邑智雄、まちづくり推進課長 遠藤義一が答弁しました。

質問者
宮崎泰宗 議員
答弁者
町長 野邑智雄、まちづくり推進課長 遠藤義一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 宮崎泰宗

それでは、2問目、ピンネシリ温泉の経営についてです。今夏の好業績以降も資本金の元本割れを解消していける見通しは保たれているのか。温泉の今期の決算見込みを伺います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

ピンネシリ温泉の経営について、まちづくり推進課長に答弁をいたさせます。

答弁 まちづくり推進課長 遠藤義一

私のほうからご答弁をさせていただきます。ことし4月から10月までの収支は約90万円のプラスでありますけれども、今期はまだ5カ月間が残っており、例年利用者が減少するのはこれからであり、現段階で今期の決算見込みを申し上げるには余りにも不確定要素が多いため、第3・四半期の決算状況が確定するまで猶予をいただきたいというふうに思っております。ただし、指定管理者である中頓別観光開発株式会社には今できる最大限の努力をしていただき、単年度の営業利益を少しでも生むことができるよう、より一層の経営努力に努めていただけるよう指導はしてまいりたいというふうに思っております。

質問 1番 宮崎泰宗

まず、これは9月にもお伺いしたのですけれども、そのときは7月末までで約200万円の黒字ということでした。そして、今回その後8月、9月、10月の3カ月で100万円以上黒字が減ったということになると思うのですけれども、この3カ月ってまだ比較的お客さんが多いほうの時期だと思うのですけれども、ここで100万円以上の利益を失うということにまずちょっと疑問を感じます。以前は税理士とか頼んで来てもらっていたと思うのですけれども、これはちょっと私わからないですけれども、経費がかかるからということだったのか、今は自分たちでやるようになっていますよね。ただ、ここまでの赤字を考えると、会計士の経費ぐらい見ても大差ないのではないかなと思いますし、毎日日計表とか経理台帳とかをちゃんとつけて、毎月その帳簿を見てもらうということが逆に経費の節約につながるのではないですか。そういう正反対の発想も必要だと思いますし、そうすると正確な数字というのがまた違うものが出てくるのではないかなと思うのですけれども、つまり本当に7月末までの200万円黒字というのが正しかったのか、本当にこの200万円と今の90万円というのが正しいとしたら、お客さんが減ってくるこれからの5カ月では100万円では済まないと思うのです。お客さんが減る前の3カ月で100万円ですから、第4・四半期はこれが150万円や200万円くらいの赤字収支になって、結果的に単年度赤字になることも予想できると思います。この減り方から考えるとですよ。その点毎日の帳簿づけであったり、毎月の収支が本当に正しいのか、これ複式簿記だと思うのですけれども、正直私は観光開発内部で経理を行うのに無理があるのではないかなと思いますので、毎月税理士に見てもらうべきではないかということを伺いたいと思います。

答弁 まちづくり推進課長 遠藤義一

税理士の問題につきましては、前回のいきいきふるさと常任委員会のときにもちょっとお話ししましたけれども、ことしからソフトが一緒になりました。それで、データは直接会計事務所のほうに行くようになっています。よって、会計士とは縁を切っているわけではありません。2カ月に1編、現在来ていただいて、二月分の収支について確認をしていただいて整理をしていただき、その内容が私どものほうに報告されてくると、会社のほうにも報告されてくるということですので、税理士との関係については今も継続的にやっておりまして、出されている数字については2カ月ごとにその数字が精査されて提出されるということであります。先ほど出ていました7月段階で200万円程度のものがあって、それ以降100万円減っているのだけれどもということですが、これについては1つは収入高の部分で、前回もお話ししましたけれども、業者が多いので、どうしても宿泊した日に宿泊料が支払われるということではなく会計上会社から一括振り込みになってくることがあります。そういう部分でいくと、その月にではなく、その次の月に収入として入ってくるという場合もありまして、それらの関係もあって、今の段階では9月まで会計士が入ってきて整理はされております。今月18日に会計士がまた来ることになっておりまして、そこで一応整理がされるということになります。今収入高だけを見れば11月の収入高が10月に比べて非常に多い形になっていますので、結果的に全体として収入が月々の部分としてはおくれて入ってきている部分も中にはあります。ただ、これは前年比のかかわりでいくと、収入高は高いのですけれども、それに比べて正直言って光熱水費等の部分については前年を上回る形になっています。これは衛生費も同じです。これは、宿泊者が多いためにそれに係る経費が多くなっている。当然仕入れ高も、いきいきふるさと常任委員会のときにも話しましたけれども、仕入れ高も多くなっている状況があって、その辺の対比の関係からいってこういう状況になっているということです。ただ、人件費については前年に比べて今の段階で150万円ほど減になっている状況もあって、少ない人数の中で対応しながら経営の改善に会社としては努力をしているという状況はご理解いただければというふうに思います。

質問 1番 宮崎泰宗

税理士のほうには2カ月に1回は見てもらっているということで、また今回お答えいただいた10月末のプラス90万円というのも暫定の黒字であって、またおくれて売り上げがある場合もあるということだと思います。ですので、収支が正しいということであれば、これも何回もお話出ていますけれども、指定管理料と収支の関係性、例えばですけれども、ある年を基準にして、1,000万円の指定管理料で100万円の赤字でしたと、だから次の年は指定管理料を1,100万円にしたけれども、また100万円の赤字でしたと。でも、これ同じではないですよね。単年度で見れば同じ100万円の赤字だけれども、前年度と比べたら200万円の赤字ですよね。私これ前に質問したことがあるのですけれども、何かちゃんとお答えいただけなかったように記憶しています。ピンネシリ温泉は、実際ここ数年このような状態が続いているということになると思います。指定管理料を上げても資本金が減るということは、赤字がふえているということになると思うのです。光熱費が上がっているとか、先ほどお答えありました。でも、私は決して人件費や光熱費だけの問題ではないと思うのです。だって指定管理料は実際ふえているのですから、こんなことをやっていたら幾らお金があっても足りませんし、1,000万円で100万円赤字なら1,100万円までは見ましょうと、その100万円を90万円、90万円から80万円というように赤字を減らしていってくれる人や団体、企業に任せたほうがいいわけです。これもさんざん言われてきたと思いますけれども、敏音知地区の他の施設や町内の観光スポット、寿公園やスキー場、町内の飲食店、各種イベント、これは山開きとかめぐみフェアのように単発だけではなくて日々の連携を図っていかないと、お互いに単体での売り上げというのはこれからもっと減っていくわけです。でも、第三セクターにそれを求めるのは難しいと思います。これは、経営努力でどうにかなるものではないと思うのです。法人の経営能力そのものにもう限界が来ていて、温泉という営業性の高い施設を指定管理にした時点で第三セクターの役目は終えるべきではなかったのか。温泉自体は、前回町長とお話をさせていただいたように雇用の場等の役割というのがあっていいと思うのです。ただ、観光開発株式会社にとってはさらに今後も会社の財産を失う結果になってしまったら、その半分は税金ですから、これはさすがに観光開発株式会社の町民にとっての存在意義について一つの結論を出していかなければならないのではないかなと思います。この点、筆頭株主である町のお立場から町長にお答えいただけたらというふうに思います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

私からお答えをいたします。まず、ピンネシリ温泉の経営というのは大変難しいと思います。全くの素人が水商売にタッチをしてやっているわけですから、そしてなおかつ町の人口も減ってきておりますし、周りの人口も減っていると。そういう意味でピンネシリ温泉の経営を今後ともプラスで維持していくというのは私は大変難しい施設だろうと、このように思います。ただ、この施設が本当になくなっていいのかどうなのかという問題もまたなきにしもあらず。私は、少しぐらいの赤字でも、町民の人にうんと利用してもらう、健康増進だとかそういう面で利用してもらうということが必要なのかなと思うのです。ですから、今後は経営の中で、どのぐらい住民の人たちが温泉を利用していくのか、また利用していただいているのか、そういうものも一つの判断材料にして、継続をするのか、それともやめていくのかと、こういうような判断の一つの材料にしていくと、こういうようなことも必要かなと思うのです。ただ、もう一つは、観光施設、観光協会等々と連携を図りながら、一括運営をしていくということも一つの方策になろうかなと思います。そういう面で、観光開発株式会社、そして筆頭株主である町とも十分協議をしながら、連携を図りながら、今お話ししたようなことを十分内部で検討してもらって、今後の運営をどうしていくのか、どうあるべきなのか、こういう判断をしていただきたいなと、このように思います。

質問 1番 宮崎泰宗

温泉は、町内でも利用者の方は年々減ってきているとは思うのですけれども、利用する方がいなくなっているわけではないので、やっぱり誰かにとってはあるべきだと思いますし、ぜひ町長も任期中にアドバイスなりというのを、これからどうやってやっていくという道を見出してあげてほしいなというふうに思います。私の一般質問については以上です。

出典:中頓別町議会 平成26年第4回定例会 2014年12月16日 議事録 PDF(18ページ) 間違いを知らせる